babble babble


=ハボロイ  =ロイハボ
=カプ色あり  =カプなし

2022年08月06日(土)
いつか
2022年06月08日(水)
黒スグリ姫〜甘い時間
2022年05月27日(金)
初めての〜
2022年03月22日(火)
続・春爛漫
2022年03月15日(火)
春爛漫
2022年03月10日(木)
暗獣 さくらさくら
2022年02月22日(火)
20220222
2021年08月06日(金)
オランジュ
2021年06月08日(火)
ロイハボの日8
2021年05月27日(木)
始まりの日

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カプなし(303)
ハボロイ(32)
ロイハボ(101)
カプ色あり(61)
その他(16)

いつか
ハボロイ風味

「えっと、後は……」
 毎度ありがとうございますという声を背中に聞きながら古書店から出てきたロイは、この後の予定を考えながら空を仰ぐ。晴れ渡った夏の空を見れば、その空と同じ色の瞳を持つ男の事が頭に浮かんだ。
(そういえばハボックがいつも買ってくるコーヒーの店、この辺りにあるんだったな)
 毎度自分が終わりのない書類仕事に嫌気がさして全部ぶん投げて逃亡してやろうかと本気で思い始めるその矢先、まるでロイの心の動きを察しているかのようにコーヒーを差し出してくるハボック。
『そろそろ飽きた頃だと思って』
 面白がるように笑いながら出されるミルクと砂糖がたっぷりと入ったコーヒーとハボックの他愛のない軽口は、疲れたロイの心と体にじんわりと広がって気がつけばまたうんざりとするような日々の仕事に向き合う気力が戻っているのだった。そうしてそんな風に毎日を過ごしていれば、いつしかハボックという存在がロイにとって欠かすことのできない存在へとゆっくりと変化していったのも不思議はなかった。
(コーヒー、買って帰るか)
 休みの日には飲めないハボックのコーヒーが不意に飲みたくなって、ロイはずっしりと重い本が詰まった袋を揺すり上げて歩き出す。久しぶりの休みについつい買いすぎてしまった本は大きな袋二つ分にもなって、ロイは肩にかかる重みを感じながらゆっくりと歩を進めた。
(確かこの辺りだったはずだが)
 ロイはうろ覚えの記憶を頼りにコーヒーショップを探して辺りを見回す。そうすればビルの二階へ続く階段の手前に店の看板が立ててあることに気づいた。
「あそこか」
 呟いてロイは階段の入口に立つ。二階だという記憶はなくて、この荷物を抱えて階段を上がることに一瞬悩んだものの、ロイは軽く口を引き結んで段差に足をかけ階段を登り始めた。が、その途端。
「お、重い……っ」
 ズシッと肩にかけた袋の重さが増して足が階段にめり込む気がする。これが重力というものかなどとくだらない考えが頭を掠めたものの、一歩、また一歩と階段を登った。
「重……っ、だが今更降りるのも……」
 折角登った分を降りるのがなんだか悔しくて、ロイはずっしりと重い本の袋を肩に食い込ませながら階段を上る。一段上がるごとに本の重みが増しているんじゃないかと思い始めたその時。
「なにやってるんスか、アンタ」
 不意に声が聞こえたと思うと肩にかかっていた重みがなくなる。振り向けばロイが担いでいた本の袋を手にしたハボックが呆れた顔をして立っていた。
「ハボック」
「こんな重い袋抱えて階段上ることないでしょうに」
 そう言いながらハボックは袋をまとめて片手に持つとひょいと肩に担ぐ。突然のことに黒曜石の瞳を丸くして見上げるロイにハボックが言った。
「コーヒー、買うんスか?」
「あ、ああ、急に飲みたくなったんで」
 もごもごと答えるロイに頷いて、ハボックは先に立って階段を上がっていく。慌ててその後を追えばさっさと店の中に入ったハボックがロイを振り向いて言った。
「いつものやつでいいっスか?」
 そう言うのにコクコクと頷くロイに笑って、ハボックは店員に豆を注文する。金を払って豆の袋を受け取るとロイに差し出した。
「はい、豆」
「すまん、今金を────」
「いいっスよ、オレのおごり」
 ニッと笑うハボックにドキドキと心臓が鳴り出すのを押さえながらロイは袋を受け取る。「ありがとう」と呟くロイに頷いて、ハボックは扉を押して店の外へと出た。そのまま階段を降りていくハボックを急いで追ったロイは、店の看板の前で立ち止まったハボックを見上げて言った。
「助かったよ、ハボック。本の重みで階段にめり込むんじゃないかと思ったから」
「はは、なに言ってんスか」
 ロイの言葉に楽しそうに笑うハボックにドキリとしながら、ロイは手を差し出した。
「本、ありがとう」
 言って袋を受け取ろうとするロイに構わず、ハボックは片手で袋を肩にしょいながら歩き出す。
「送りますよ」
「いや、でも、なにか用事があるんじゃないのか?」
 なかなか休みがとれないのはハボックとて同じだ。貴重な休日、何かやることがあるんだろうとロイが言えば、ハボックが肩を竦めて答えた。
「まぁ今は大佐の荷物持ちっスかね」
 言ってプカリと煙を吐き出す煙草を咥えた口元を、ロイは僅かに目を見開いて見つめる。開いた瞳を嬉しそうに細めて、ロイはクスリと笑った。
「ありがとう」
 言えば優しく笑う空色に、ドキドキと高鳴る胸を隠して、ロイはハボックと並んで家への道を歩きだした。

「これで全部済んだかな」
 ハボックは今日中にすべき事を書き込んだメモに目を落として呟く。あまり上手いとは言えない自分の字を見れば、不意に流麗な上司の字が思い浮かんだ。
「あの人、書くの早いくせに字が綺麗だよな」
 そう呟けばふとロイとのやりとりが頭に蘇る。一時期、ブレダに電話のメモが読めないからもっと綺麗に、せめて丁寧に書けと言われて、自分の書いたものを人に見せるのが嫌になった事があった、そんな時。
『報告書に名前がなかったぞ、ハボック。字を見てお前だと判ったが』
 そう言ってロイが差し出した自分の報告書。慌てて受け取り名前を認めながら、字が汚くてすみませんねと半ば自嘲気味に言ったハボックにロイが目を丸くして答えた。
『汚い?確かに上手くはないが丁寧に読みやすく書いてあるじゃないか。それにお前の字は汚いんじゃなくて味があると言うんだ』
 ただの気休め、その場しのぎの言葉だろうと思いながら見上げたロイの表情から、それが本心からの言葉だと察せられてハボックは口を噤む。無言のまま差し出した書類を受け取ったロイの笑顔にドキリとしたのは押し隠して、サッと確認のサインをした書類をハボックに返して司令室を出ていくロイの背中を見送った。
「いつだってそうだよな……、あの人、否定しないんだ」
 自分ではそんなつもりはないものの、どうにも自分の緩い性格がついた上司の不興を買うのが常だった。ロイの護衛官になったもののどうせすぐ追い出されるだろうと思っていたハボックを、だがロイは決して否定しなかった。
『助かる、ハボック』
 ほんの些細なことにもそう言って返されれば、もっともっとロイの助けになりたくて。その凛とした姿を追いかける気持ちが恋へと代わっていくのに時間はかからなかった。
「今日は大佐も休日だから、家で本でも読んでるのかな」
 忙しすぎて本を読む暇がないと嘆いていたロイの言葉を思い出す。せめて少しでも疲れがとれればと、ロイにコーヒーを淹れてあげたいなどと思えば知らずコーヒーショップへと足が向いていた。
「あれ?大佐?」
 数メートル先、コーヒーショップの看板の前に立つロイの姿に気づいてハボックは足を止める。二階へと続く階段を睨むように見上げていたロイが、両肩に重そうな袋を下げたまま階段を登っていくのを見て、ハボックは慌ててロイを追った。上がり口に立ち先を行くロイを見上げる。一歩一歩階段を踏みしめるように登っていくロイの姿に、思わず吹き出しそうになるのをこらえて荷物に手を伸ばし声をかけた。
「なにやってるんスか、アンタ」
「ハボック」
 驚いたように振り向いたロイの色素の薄い唇が自分の名を形作るのを見てドキリとする。その動揺を押し隠してハボックは荷物を手にロイを追い越して店の扉を押し開いた。
「いつものやつでいいっスか?」
 という問いかけにコクコクと子供のように頷くロイに代わって豆を注文する。いつもの、と、自分が選んで淹れているコーヒーを買いにきてくれたと思えば知らず知らず顔が弛むのを押さえて、店員から豆の袋を受け取るとロイに差し出した。
「はい、豆」
「すまん、今金を────」
「いいっスよ、オレのおごり」
 いつもロイの為に心を込めて淹れている豆を選んでくれたことが嬉しくてそう言えば、ロイが礼の言葉と共に豆を受け取る。それだけのことで心が弾む自分をおかしく思いながらハボックは店を出ると階段を降りロイが来るのを待った。
「助かったよ、ハボック。本の重みで階段にめり込むんじゃないかと思ったから」
「はは、なに言ってんスか」
 科学者らしからぬ事を言うロイが可愛くて思わず笑ってしまう。「ありがとう」と本の袋を受け取ろうとする手をさりげなくかわして、ハボックは片手で本の袋をしょって歩き出した。
「送りますよ」
「いや、でも、なにか用事があるんじゃないのか?」
 送ると言えば遠慮の言葉を口にするロイにほんの少し寂しさが沸く。少しでも一緒にいたいと思うのは自分だけかもしれないと思いながらも、ことさら軽い調子で言った。
「まぁ今は大佐の荷物持ちっスかね」
 そう言ってロイの反応を伺う。これで拒絶されたらちょっぴりへこむと思いつつロイを見れば、黒曜石の瞳が軽くみひらかれ、そうして。
「ありがとう」
 嬉しそうに笑みに細められる瞳にハボックの胸がドキリと高鳴った。

 いつか。
 いつの日か。
 この想いを伝える時がくるだろうか。
 ────ハボックに。
 ────ロイに。
 いつか。
 いつかきっと。
 その時が来たら伝えるから。

「ねぇ、大佐」
「なんだ、ハボック?」

 今はまだ、並んで道を歩く小さな幸せを噛みしめながら。

「コーヒー……、淹れましょうか?」
「ッ、────ああ、頼むよ」

 交わす言葉に微笑みあって歩いていくハボックとロイだった。


いつも遊びにきてくださってありがとうございます。ボチボチ拍手も、本当にありがたいです〜、嬉しいですv

ハボロイの日ですね!なんかこう、一話にまとめようとすると説明っぽくなっちゃうなぁと思いつつ、こんな話になりました。これ、最初はフツーにただのハボロイネタにするつもりだったんですが、ハボロイの日ネタが思い浮かばなかったので流用しました(笑)いやね、買い物行ったとき、重い荷物を肩に背負って階段上ったらマジで地面にめり込むんじゃないかと思ったんですよ。重力感じるって(笑)日々、しょうもないことにネタをみつけている次第です、ふふ。

ところで、ハガモバ!ついに配信始まりましたね!早速インストールしてやってみてます。実はゲームの内容、全く見てなかったですが、これタクティクスRPGだったんですね〜。……嫌いなんだよね、タクティクスRPG(苦)いやまぁ、やるけどさ、ハガレンだし!と始めたハガモバ。同じく始めた息子にやり方聞きながらやってます(笑)チュートリアルガチャ、SRハボック確定なんだ!わーいv と喜んでいたら、息子が「なんでハボック?微妙じゃね?」とか言うので「さすがに最初から大佐出すわけにはいかないんじゃない?」と言ったら「SRなんだから大佐でもいいじゃん。まぁブレダよりましか」……って、アンタね!ハボックとブレダに謝んなさい!たく、もう!
でも、その後引いた初心者ガチャでもハボック二枚来ました。あとRのファルマンとフュリーが来た。ブレダはでなかったな〜。早くマスタン組でパーティ組めるといいなっ。そうそう、SSRはラストでした。うーん、オリビエ欲しかったっス〜。普段私も息子も無課金派ですが、リンかランファン来たら考えるわと言っていた息子、早速SSRランファン来てたので課金してました(笑)私もランファンなら欲しいかも……なんか微妙に課金しやすい金額設定なんですよね(苦笑)
まぁ、そんなこんなでハガモバ、ボチボチやってます。まじめにストーリー読んでると結構時間かかりますね、これ。まだストーリー2ー4までしかやってないよ。早く進めないと出来ないことが多すぎる。がんばろう(笑)
2022年08月06日(土)   No.530 (ハボロイ)

黒スグリ姫〜甘い時間
ロイハボ風味

「先輩のそれ、カッコいいっスよね」
「えっ?」
 パチンと懐中時計の蓋を閉めたロイは、感嘆したような声に傍らのハボックを見る。そうすればロイの手元を覗き込んでいたハボックが閉めた懐中時計の蓋を指さして言った。
「その蓋の模様もだし、そもそも懐中時計っていうのがカッコいいっス」
「そういうもんか?」
 自分ではカッコいいなどと思ったことは全くないロイとしては、そう言われてもピンとこない。ハボックに手渡せば大事そうに両手で受け取って、蓋に刻まれた火蜥蜴の紋様を指先で撫でた。
「これって……トカゲっスか?」
「火蜥蜴だな、サラマンダーだ。聞いたことないか?」
 そう聞かれてハボックは首を傾げる。
「んー、……ゲームとかでならあるかも?」 
 自信無げにそう言うのを聞いて、ロイはクスリと笑った。
「火蜥蜴は古代ギリシャや錬金術で火の象徴とされてるんだ。苦難に負けずに己の信念を貫き通す、そんな意味合いがあるんだよ」
「へぇ、そうなんスね」
 説明を聞いて、ハボックが感心したように頷く。パチンと蓋を開けて洒落た文字盤を見ながら言った。
「これ、誰かからの……プレゼント?」
 文字盤を見ていた視線をロイにチラリと向けて尋ねてくるハボックの、その空色の瞳に浮かぶ感情にロイは笑みを浮かべる。軽く肩を竦めて答えた。
「確かに貰ったものではあるが、くれたのは私の祖父だよ。学者でね、子供の頃はよく話を聞きにいってた。私が中学生の頃に亡くなってしまったが」
「えっ、じゃあ大事なものなんスね!」
 ロイの言葉にハボックが慌てて懐中時計を返してくる。ごめんなさい、ともごもごと謝罪の言葉を口にするハボックにロイは笑みを浮かべて言った。
「祖父との時間は確かに私に大きな影響を与えたし、この火蜥蜴の紋様もある意味私のしるべになっているのは確かだ。でも、所詮は時計だしな。気に入ったのならやろうか?」
 と、受け取ったばかりの懐中時計をもう一度差し出せば、ハボックが慌てた様子で両手を振った。
「そんな大事なもの貰えないっス!!それに、オレには似合わないっスもん!」
 ブンブンと首を振るハボックにロイは手にした懐中時計を見る。鎖をたぐるようにして持ち替えるロイにハボックが言った。
「やっぱり先輩が持ってた方が似合うっス」
「時計に似合うも似合わないもないだろう?」
「オレが持ったらおもちゃにしか見えないっスもん。それにおじいさんだって先輩に持ってて欲しいと思うっスよ」
 だから、先輩が持ってて、と懐中時計持った手ごと押し返されて、ロイはフムとため息を零すと時計を隠しにしまった。

 数日後。
「ハボック、これ」
「えっ?」
 と、リボンをかけた細長い箱を差し出されてハボックは目を見張る。尋ねるように見つめればロイが笑って言った。
「懐中時計は受け取れないというから」
「えっ、でも、貰う理由がないっス」
 誕生日でもクリスマスでもないこの時期にロイからプレゼントを貰う理由がない。そういって首を振るハボックにロイが苦笑して言った。
「恋人にプレゼントするのに理由がいるのか?」
「こっ、恋人ッ?!」
「違うのか?」
 仰天して声を張り上げればほんの少し寂しげな声が返ってきて、ハボックは顔を紅くして首を振る。差し出された箱をおずおずと受け取れば、ロイがホッとしたように笑った。
「開けてみてもいいっスか?」
「勿論」
 笑って頷くロイにハボックは金色がかったブラウンのリボンを解き、白い箱を開ける。そうすれば現れた腕時計に目を見張った。
「これ……」
 銀色の針が刻を刻む綺麗な空色の文字盤に白い線で火蜥蜴が描かれている。白いカーフレザーのバンドがついたボーイズサイズのそれをハボックは箱からそっと取り出した。
「前に見かけたことがあったんだが、火蜥蜴なんて珍しいと思って覚えてたんだ。形は違うが同じ火蜥蜴、ペアにならないか?」
「ペア……先輩とお揃い……」
 ロイの言葉にハボックは顔を紅くして呟く。手にした時計をそっと胸に抱き締め、ロイを見てにっこりと笑った。
「ありがとうございます!すっげぇ嬉しい……ッ」
 頬を染めて礼を言うハボックにロイはドキリとする。ハボックの手から腕時計を取り上げ左の手首に巻き付けて金具を留めた。
「わ……似合うっスか?」
 留めて貰った腕時計を翳してハボックが言う。嬉しそうに笑うハボックの腕時計を巻いた手首を掴んでそのしなやかな躯を引き寄せた。
「ああ、思った通りとても似合う……これからも一緒の時間を過ごしていこう」
「────ッ、はいッ!」
 言えば真っ赤な顔で頷くハボックを抱き締めて、ロイはその唇に深く口づけた。


遊びにきてくださった皆さまにはどうもありがとうございます!拍手ぽちぽちもとっても嬉しいですv
さて!ロイハボの日でございます。例の続きはどうしたと言われそうですが、やっぱりエロ続きで他のもの書きたいってなっちゃいました(苦笑)そんなわけでお久しぶりの姫ハボでーす!何かプレゼント……でも指輪でもネックレスでもピアスでもないよなぁってことで、こんなんになりました(笑)ちなみにロイがあげた腕時計はアニエスべーのレザールをデザインした時計です。実物は文字盤が空色というよりシルバーがかった水色なんですが、ここはほら、ハボックだから空色ってことで(笑)お値段も発売当初は30,000円位だったので、大学生のロイならプレゼントできるなぁと。厳密には火蜥蜴じゃなくてトカゲなんですが、まぁそこは妄想で修正ってことで(笑)ロイハボの日、幸せな二人でハッピー気分をお裾分けできたら嬉しいですv それにしても、また姫ハボに振り回されるロイを書きたくなってきましたよ(笑)

以下、拍手お返事です。

たねさま

いつもありがとうございますv えへへ、堪能して頂けたご様子、嬉しいですvv どちらの大佐も狡くてハボックに狂ってる……うふふ、やっぱりハボに対する大佐はそうでないとですよね!ふと気づいたのですが、自分がハボにめちゃラブだからうちの大佐どもはハボック激ラブなんだなぁと(←今更、笑)これからもうちのハボックとハボ狂いの大佐をよろしくお願いしますv
2022年06月08日(水)   No.529 (ロイハボ)

初めての〜
ハボロイ、ロイハボ、お好きなほうのカプでお楽しみくださいv

CP;ハボロイ(R18)

「さて、ハボック」
 と、ベッドに腰掛けたロイが口を開く。すらりとした脚でバスローブの裾を蹴り上げるようにして脚を組んで続けた。
「めでたく両想いになった訳だが、この先一つ問題がある」
 そう言うロイをベッドサイドに置かれた椅子にドカリと腰掛けたハボックが尋ねるように見つめる。その空色の視線を受け止めてロイが言った。
「私たちは男同士だ」
「オレが上になりたいっス」
 言えば途端に返ってくる答えにロイが黒曜石の瞳を見開く。座っていた椅子から立ち上がり、ズイとベッドに座るロイに近づいて言った。
「満足させる自信があるっス」
 ニヤリと笑うとハボックは目を見開いて見上げてくるロイの頬を大きな手で撫でる。艶やかな黒髪に手を差し入れ、顔を寄せて言った。
「それならいいっしょ?」
 そう言うハボックの空色の瞳が情欲に染まっているのを見つめたロイは、見開いていた黒曜石をスッと細めて笑った。
「いいだろう、お手並み拝見といこうじゃないか。ただし」
 と、ロイは自分にのし掛かるようにして立つハボックのバスローブを押し上げているイチモツを、組んだ脚の膝で軽くつついて言った。
「気に入らなかったら容赦なく蹴り上げるからな」
「そんな余裕なんてないと思うっスよ」
 獰猛な笑みを浮かべる男にロイはクスリと笑う。肩を竦めて黒髪をかき上げる細い手首を掴んで、ハボックが言った。
「愛してるっスよ、大佐」
「────ああ、私もだ」
 答えて囁く唇をハボックが乱暴に塞いだ。

 座っていたロイをベッドに押し倒し、バスローブから覗く脚に手を這わせる。滑らかな肌を楽しむようにゆっくりと這わせた手を内腿へと滑らせれば、ロイがピクリと震えた。
「ふふ……緊張する?」
 笑って言えば黒曜石の瞳がジロリと睨んでくる。その目元がうっすらと朱に染まっているのを見つめながらハボックは腿を何度も撫でた。
「……ッ」
 手が滑る度ピクピクと震える肌を楽しみながら、ハボックはロイの首筋に唇を寄せる。バスローブの襟元から覗く白い肌に触れた唇できつく吸い上げれば、鮮やかな朱色が肌に浮かんだ。ハボックは腿を撫でる手とは反対の手でバスローブの襟をはだけ、露わになった肌に手のひらを滑らせていく。その手を追うように這わせた唇を時々強く押し当てた。そうやって白い肌に幾つも花びらを散らしながらハボックは滑らかな感触を楽しむ。たどり着いた胸の頂を飾る薄紅色の果実に目を細めたハボックはチュッとその先端を吸った。
「ん……ッ」
 ビクンと震えたロイの唇から甘い吐息が零れる。ハボックはクチュクチュと唇で乳首を弄びながらもう一方を指先で摘まんだ。
「アッ」
 唇と指先で両方の乳首を弄ればロイがビクビクと震える。咥えた乳首にグッと歯を食い込ませた瞬間、ロイの唇から短い悲鳴が上がった。
「イ……ッ!?────ッ!!」
 キッと黒曜石の瞳が睨んできた次の瞬間、ロイが組み敷かれたままの体勢で思い切り蹴り上げてくる。すんでのところで大きな手で膝頭を押さえて股間を守ったハボックが言った。
「あっぶねぇ……、オレの大事なムスコになにしようとしてくれてんスか」
 アンタのこと悦ばせてやれなくなっちまうっしょ、とそんな事を言う男をロイは睨み上げる。
「気に入らなかったら容赦なく蹴ると言ったはずだが?」
「気に入らない?そんなわけないっしょ」
 ジロリと睨んでくる黒曜石をまるで気にした風もなく、ハボックはニヤリと笑ってロイの腿に手を這わせた。
「垂れてきたっスよ────悦かったんでショ?」
「ッッ!!」
 ハボックの言葉にカッと顔を染めたロイが蹴り上げてくる膝を、ハボックは事も無げに押さえ込む。その手を振り解いて逃れようとするロイの唇をハボックは乱暴に塞いだ。
「んんッ、ん────ッッ!!」
 首を振るロイの唇に己のそれを深くあわせながら、ハボックはロイの乳首に思い切り爪を立てる。もう一方の手でロイの楔を撫で上げ、零れてくる蜜を先端にくちゅくちゅと塗り込めた。
「ふふ……すげぇ濡れてる。大佐、痛いのも好きなんスね」
「────馬鹿ッッ!!」
 クスクスと笑えば声を張り上げてプイと横を向くロイの薄紅に染まった耳たぶにハボックは舌を這わせる。耳の中にクチュと舌先を潜り込ませながら言った。
「怒んないで、大佐……」
「ッ、お前なんてもう知らん」
 耳に囁き込まれる熱い吐息にピクピクと震えながらもつれない言葉を返してくるロイに、ハボックはため息を零す。ロイの頬を両手で挟んで自分の方を向かせて言った。
「ごめんなさい、ちょっと調子に乗っちゃったっス。嬉しくて、つい」
 見上げてくるロイを真っ直ぐに見つめて続ける。
「大好きっス、大佐……」
 想いを込めて囁けば、ロイはプイと顔を背けた。
「ズルイ奴……お前のそう言うところが嫌いだ」
「たいさぁ」
「でも」
 冷たく吐き捨てる言葉に情けない声を上げるハボックを視線を戻してロイが見上げる。
「同じくらい……好きだ」
 言えば見開く空色、をロイは笑って引き寄せると深く口づけた。

 唇を深くあわせ、舌をきつく絡めあう。くちゅくちゅと音を立てれば含みきれない唾液が唇の端から零れた。首筋を伝って零れる銀色の筋をハボックが舌先で辿る。その舌先が首筋から鎖骨を辿り胸の頂へとたどり着けばロイがハボックの金色の頭を胸にきつく抱き込んだ。
「ん……ハボック……」
 呼びかけに答えるようにハボックは胸の頂をチロチロと舐める。その刺激に堅さと色を増した果実をハボックが甘く噛んだ。
「……アッ、……ああ」
 ビクリと震えたロイのハボックの金髪に絡めた指に力がこもる。白い喉を仰け反らせ熱い吐息を零すロイの脚の間にハボックは己の体をねじ込むようにして脚を開かせた。腿に手を滑らせ、更にグイと押し開く。恥部をさらけ出されて、ロイが責めるようにハボックの金髪を引っ張った。
「全部見せて……全部オレにちょうだい」
「────ッ」
「好き……たいさ」
「ッ、だからっ、そう言うところが嫌いだって────」
「同じくらい好きって言ってくれたっしょ?」
「〜〜〜〜ッッ」
 笑って囁けば、真っ赤になったロイが睨んでくる。それでも抗う素振りを見せないのを見て、ハボックは細い脚の間に顔を寄せた。開いた脚の肌に舌を這わせていく。時折きつく吸い上げて残した薄紅の花びらを指でこすれば、ロイの唇から熱い吐息が零れるのとあわせるように花びらがその色を増した。
「あ……ハァ……」
 そそり立ったロイの楔から零れる蜜が竿を伝うのをハボックが唇で拭う。舌で楔を辿りその先端を唇に含んだ。
「アッ!や……ッ」
 じゅぶじゅぶと唇でこすられ、ロイが喉を仰け反らせて喘ぐ。髪を引っ張るロイに構わず更に深く咥え込み、すり上げ、吸い上げれば、ロイの躯が大きく震えた。
「アッ……ヤッ、もう、やめ……ッ!」
 急速に射精感が増して、ロイは激しく首を振る。何とかハボックの唇から逃れようと金色の髪を引っ張ったが、かえってきつく擦られてロイは嫌々と首を振った。
「ハボック……もう……ッッ!!」
 これ以上は我慢出来ないと、ロイが離してくれと訴える。だが、ハボックは離すどころか深く咥えた楔をきつく吸い上げた。
「────ッッ!!アアアアアッッ!!」
 きつい刺激に耐えきれず、ロイが高い嬌声と共に熱を吐き出す。口内に吐き出された蜜を一滴残らず飲み干して、ハボックはロイの股間から顔を上げた。
「ハァ……ハッ……ッ」
 射精の余韻にピクピクと躯を震わせ、息を弾ませる唇をハボックが乱暴に塞ぐ。詰るように胸を叩いてくるロイの手から力が抜ける頃になって漸く唇を離せば、ぐったりとしたロイが責めるように見上げてきた。
「好き……たいさ……」
「……ばかッ」
 顔を快感と羞恥に染めながらもまだそんな事を言う唇を、ハボックは笑って塞ぐ。軽く啄むように口づければぐったりと投げ出されていたロイの手がハボックの背に回された。
「すき……いいっスか?」
 囁きながら堅くそそり立った己でロイの蕾をつつく。ビクリと震えたロイが微かに震える声で答えた。
「嫌だって言ってもスるんだろう?」
「うん……でも、大佐にも欲しいって言ってもらいたいっス」
「な……ッ?!」
 そんな風に言われてロイはカッと頬を染める。それでも見つめてくる熱い瞳に、ロイはうろうろと視線を彷徨わせた。
「う……」
「たいさ……」
 強請るように呼ぶハボックをロイは上目遣いに見上げる。恋情と熱に染まった空色を見つめたロイは、手を伸ばしてハボックの頭を胸に抱え込んだ。
「私も……お前が、ほしい……ッ」
 赤く染まった顔を見られないようハボックの頭を抱え込んだまま囁くロイにハボックの顔に笑みが零れた。
「たいさ……」
 促すように名前を呼ぶと頭を抱え込んでいたロイの手から力が抜ける。顔を上げ見下ろせば、恥ずかしそうに視線を逸らしたロイの頬にチュッと口づけて、ハボックはロイの細い脚に手をかけた。グイと押し開き奥まった蕾に顔を寄せる。そっと口づけるとビクンと震えるロイの脚を宥めるように撫でながら舌を這わせた。
「アッ」
 指で蕾を押し開き舌を潜り込ませる。唾液を流し込むように舌を這わせ開いた蕾の縁を執拗に舐めた。
「あ……いや……ッ」
 人目に晒したことのない恥部を這い回る舌先に、ロイが羞恥に震えて首を振る。ハボックはしっとりと濡らした蕾に指を一本グイと押し込んだ。
「ヒッ?!」
 ねじ込まれる異物にロイの躯が強ばる。ハボックは唾液を流し込みながら押し込んだ指でクチュクチュと蕾をかき回した。
「ヒッ……ヤァ……ッ」
 一本、また一本と増やされる指に小さな口を強引に押し開かれ、ロイは掴んだシーツをくしゃくしゃに握り締める。ハアハアと息を弾ませ、それでもハボックのなすがままに任せていれば、不意に乱暴に指が引き抜かれた。
「アアッ!」
 その衝撃にロイの唇から短い悲鳴が上がる。グイと脚を押し上げられて、ロイはハッとして自分にのしかかるハボックを見上げた。
「愛してます、たいさ……」
 熱い囁きと共に蕾に楔が押し当てられる。堅く滾った牡がグイとロイの蕾を押し開いて中へと押し入ってきた。
「ッッ!!────ヒ……ヒィィィィッッ!!」
 狭い蕾を強引に割り開かれて、ロイの唇から悲鳴が上がる。強ばる躯を押さえ込んで、ハボックはねじ込むようにしてロイの中へと己を突き入れた。
「たいさ……ッ」
「ヒアアッ!!アアアッ!!」
 ズブズブと強引に押し入ってくる熱い塊に、ロイの躯が逃げを打つ。ハボックは細い躯を引き戻しながらその耳元に囁いた。
「たいさ……好きッ、好きっス!!」
 吹き込まれる囁きにロイが涙が滲む瞳でハボックを見上げる。ロイは初めて男を受け入れる痛みに顔を歪めながら伸ばした腕でハボックを抱き締めた。
「ハボック……ッ!」
 ギュッと抱き締め強請るように唇を寄せる。そうすればそれに答えて口づけてきたハボックの楔がググッと嵩を増した。
「アッ……苦し……ッ」
 狭い器官を押し開かれてロイが小さく呻く。謝るように口づけを降らせながらハボックが言った。
「たいさ、かわいい過ぎ……ッ」
「馬鹿、なに言って……」
「も、我慢出来ないっス……ッ」
「え────?アアッッ!!」
 言われた意味が判らず見上げたと同時にガツンと思い切り突き上げられて、ロイの唇から悲鳴が上がる。ガツガツと激しく突き上げる楔が前立腺を掠めて、上がる悲鳴が甘く濡れた。
「ヒャ……ッ!ヤッ……ヒャアアッッ!!」
 痛みにスパークしていた視界が紅く霞む。気がつけば全身を支配する快感にロイの唇から絶え間なく嬌声が上がった。
「ああんッッ……ヤァッ、ヒャウウッッ」
「ああ……ッ、たいさッ!」
 身悶えるロイの痴態にハボックの動きが激しさを増す。ハボックはグラインドさせるように激しく腰を打ち付けると、思い切りロイの最奥を突き上げた。それと同時に思いの丈をロイの中へと吐き出す。躯の奥底を焼く熱にロイの唇から一際高い嬌声が上がった。
「ひゃああああんッッ」
「たいさぁッッ!!」
 ドクドクと熱を注ぎ込みながらハボックはロイの唇を塞ぐ。甘い嬌声を飲み込みながら深く口づければ、ロイが震える腕でハボックを抱き締めた。
「好き……好きっス、たいさ……ッ」
「……私も……お前が好きだ、ハボック」
 ハアハアと熱い吐息を零す合間に囁きあい何度も口づける。そうして飽きることなく互いを求めて深くふかく交わり続けた。



CP:ロイハボ(R18)

「さて、ハボック」
 と、ベッドに腰掛けたロイが口を開く。長い脚でバスローブの裾を蹴り上げるようにして脚を組んで続けた。
「めでたく両想いになった訳だが、この先一つ問題がある」
 そう言うロイをベッドサイドに置かれた椅子に行儀よく腰掛けたハボックが尋ねるように見つめる。その空色の視線を受け止めてロイが言った。
「私たちは男同士だ」
「オレが上になりたいっス」
 言えば途端に返ってくる答えにロイが黒曜石の瞳を見開く。座っていた椅子から立ち上がり、ズイとベッドに座るロイに近づいて言った。
「絶対満足させるっスから」
 顔を赤らめながらもそう言いきって、ハボックは目を見開いて見上げてくるロイの頬をそっと撫でる。艶やかな黒髪に手を差し入れ、顔を寄せて言った。
「それならいいっしょ?」
 そう言うハボックの空色の瞳が興奮して濡れているのを見つめたロイは、見開いていた黒曜石をスッと細めて笑った。
「いいだろう、お手並み拝見といこうじゃないか。ただし」
 と、ロイは自分にのし掛かるようにして立つハボックのバスローブの後ろに手を回し、双丘の狭間へと手を滑らせる。
「気に入らなかったら即座に攻守交代だからな」
「そ、そんな事にはならないしッ!」
 絶対、と半ば己に言い聞かせるように言うハボックにロイはクスリと笑う。肩を竦めて黒髪をかき上げる手首を掴んで、ハボックが言った。
「大佐……あ、愛して、ます……ッ」
「────ああ、私もだ」
 答えて囁く唇を顔を真っ赤に染めたハボックがそっと塞いだ。

 ベッドに腰掛けるロイをハボックはゆっくりと押し倒す。見上げてくる黒曜石の強い輝きにドキドキしながらも、ロイの白い首筋に唇を押し当てた。
(ヤることは異性だろうと同性だろうと基本変わんないんだからッ)
 と、唇をきつく押し当ててみる。そうすればピクリと震える肌に気をよくして、ハボックは唇を滑らせながら時折強く吸い上げては肌に痕を刻んでいった。
(よしっ、いい感じッ)
 震える肌がロイが感じてくれていることの証だと、ハボックはほんの少しホッとする。白い胸の頂を飾る薄紅色の乳首を舌先でチロチロと舐めたハボックが上目遣いでロイを見れば、黒曜石の瞳と視線があった。
「────ッ」
(なんか見られてんだけどッ?!)
 じっと見つめられればなんだか急に恥ずかしくなってくる。なにか拙いことをしただろうかと心配になりながらもしかけているのはこちらなのだからと気を取り直して、己の唾液に濡れた乳首を口に含んで吸い上げた。
「お前は胸を弄られるのが好きなのか?」
「えっ?!」
 唐突にそう尋ねる声が頭上から降ってきて、ハボックは驚いて顔を上げる。面白そうな表情で見上げてくるロイに、ハボックは顔を赤らめてもごもごと答えた。
「えっと、オレ自身はあんま弄られたことないし、よく判んないっていうか……その……」
(お、女の子とはやっぱ違うのかな……?)
 さほど多くない経験は女性ばかりだ。しかも最近はつきあい始めても何故だがすぐにフラレてしまうばかりで、正直セックスとは遠ざかる日々が続いていた。
「よく判らないなら試してみるか?」
「────え?」
 どうだったかと記憶を頼りに考えていたハボックは、言葉と同時に不意に胸に触れてきた手にハッとしてロイを見る。ロイの形の良い指先にキュッと乳首を摘ままれて、思わず声が零れた。
「ヒャッ?!……な、なにスるんスかッ?!」
 慌てて身を捩ってロイの手から逃れて胸を手でかばいながら、ハボックは声を荒げる。紅い顔で睨めば、ロイが悪びれた様子もなく肩を竦めた。
「判らないというから試してみたんだが」
「オレがスる方なんスから大佐はじっとしててくださいッ!」
 言いながらハボックは摘ままれた胸を押さえる。何となくそこから感じるジワリとした熱からなんとか意識を逸らそうと、ハボックは大きく息を吸い込んでゆっくりと吐き出した。
(もうっ、さっさと先に進もう)
 とりあえず男として感じるところは判っているのだ。それならば前戯はさておき、まずはそこを攻めればいいだろうと、ハボックはロイのバスローブの前をはだけ、躯をずらせてロイの股間へと視線を向けた。
(デ、デカい……)
 既に隆々とそそり立っている楔は見るからに大きい。熱をため込んでいるとはいえこんなに大きくなるものなのかと、ハボックは驚きと共にゴクリと唾を飲み込んだ。
(さ、さすればいいかな……)
 ここまで大きいと流石にちょっぴり怖くもある。おずおずと伸ばした手で触れればビクリと震える牡に、ハボックは慌てて手を引っ込めた。
「どうした?しゃぶってくれるんじゃないのか?」
「えッ?!」
 デカさに怯えて思わず手を引っ込めればそう言う声が聞こえて、ハボックはギョッとしてロイを見る。そうすればロイが黒曜石の瞳を細めて言った。
「私を気持ちよくしてくれるんだろう?だったらしゃぶるのが一番だと思うが……。お前もそうだろう?」
「えっ、ええと……ッ」
(しゃぶるって……女の子とシたときだってそんなこと……)
 これまでの経験の中で相手にしゃぶってもらったことなど正直にいって────ない。そういう行為がセックスをする上であることは知っているが、相手に求めたことは勿論、相手の方からシてもらったこともなかった。
(大佐はそういうの、女の子にシてもらってたのかな……)
 なんだかとてもそんな風には思えなくて、ハボックは内心首を傾げる。そうすれば不思議そうに名を呼ぶ声が聞こえて、ハボックはハッとしてロイを見た。
「出来ないなら私がやってやろうか?」
「だ、大丈夫ッ、出来るっス!大佐はじっとしててッ、オレがヤる方なんスから!」
 身を起こして手を伸ばしてくるロイを押し返して、ハボックはロイの長い足の間に躯を入れる。改めて顔を寄せたハボックはそそり立つ逞しい楔にゴクリと唾を飲み込んだ。
(デッカい……これ、口に入んの?)
 滾る楔は血管が浮き立ち、エラが張ってまるでそれ自体がひとつの生き物のようだ。何度か唾を飲み込んで、ハボックはおずおずと顔を寄せた。
(オレが上になって大佐を満足させるって言ったんだしッ!これくらいチャチャッと出来なかったらカッコ悪いっての!)
 心の中で己にそう言い聞かせて、ハボックは口を大きく開けて目の前の楔をパクリと咥えた。
「んんッ!」
 実際口に含めば見ていたときよりもずっと大きく感じる。ハボックは口の中をいっぱいに占める楔を締め付けるようにギュッと唇をすぼめてみた。
(く、口でって……どうすれば……)
 手で擦るなら判るが口でしゃぶるというのはよく判らない。ハボックは巨大な塊に嘔吐きそうになりながら、楔を咥えた唇を締め付けたり弛めたりしてみた。
(苦し……たいさ、気持ちいいかな……?)
 息苦しさに涙が滲んでくる。それでもロイを満足させると言った手前、意地でもなんとかしなければと、ハボックは必死にロイの楔をしゃぶり続けた。

(上になりたいなんて言い出すからどうするかと思えば)
 と、肘を突いた腕に体を預けて上半身を起こしたロイは、必死の様子で楔を咥え込むハボックを見下ろして内心苦笑する。息苦しさに空色の瞳に涙を滲ませながら、なんとかロイを悦ばせようとしているハボックを見れば、ムクリと自身が膨れ上がるのを感じて笑みが零れた。
 ずっと好きだったハボックを手に入れるため、ハボックに近づく不届き者は男なら容赦なくぶっ飛ばし、女性なら相手が喜ぶような甘い言葉を囁いてさりげなく引き離してきた。そうして漸くハボックと想いが通じ合っていざセックスとなった時、当然ロイは自分がハボックを抱くつもりでいた。それを「上になりたい」とハボックの好きにさせたのは、いつでも立場を逆転させる自信があったし、ハボックがどうするのか見てみたいという興味もあったからだ。それになによりハボックが自分との関係を望んでいると確認したい気持ちもあった。
(ふふ……、ちょっと誘導したとはいえこうしてしゃぶってくれるとは)
 思った以上にハボックの気持ちを確認出来て、ロイは楽しげに笑う。
(とはいえ、口に出すよりやはりハボックの中に出したいし、そろそろ攻守交代と行くかな)
 ロイは賢明にロイのモノをしゃぶり続けるハボックの金髪に手を伸ばして優しく撫でる。そうすれば、ハボックが濡れた空色の瞳をロイへと向けた。
「ハボック……私もお前の事を気持ちよくしてやりたいんだが)
 ロイは感じきっているようにわざと声を震わせてそう囁く。ロイの言葉の意味が判らないと言いたげに見つめてくるハボックに、ロイは掠れた声で続けた。
「私にもしゃぶらせてくれないか?」
「────えっ?でもッ」
 ロイの言葉に驚いたようにハボックが唇を離して声を上げる。その金髪を宥めるように撫でながらロイが言った。
「いくらお前が上になってシてくれると言っても、私たちは愛し合っているんだ。私もお前を気持ちよくさせてやりたいんだよ」
 いいだろう?と囁かれて、ハボックはムッと口を引き結ぶ。不満そうなその顔に笑って、ロイは言った。
「なにもやめろと言ってるわけじゃない、お前が私を感じさせてくれてる間、私もお前にシてやりたいと言ってるんだ」 
 だから、ほら、とロイはハボックに下半身をこちらへ向けろと促す。
「でも、オレが上になって大佐を満足させるって言ったんだし……」
「勿論判ってるさ。でも、お前が私を愛してくれているのと同じように私もお前を愛しているんだよ」
 極上の笑みでそう囁けば、顔を赤らめたハボックが少し悩んだ末ゆっくりと躯の向きを入れ替えた。
「じゃあ……ちょっとだけ……。あ、でもッ!メインでスるのはオレっスからね!」
「判ってるよ、ハボック」
 あくまで自分が上だと主張するハボックにロイは頷く。再び股間に顔を埋めてくるハボックの熱い吐息を感じながら、ロイは目の前に晒されたハボック自身を見上げた。
(ふふ……こんなにして……)
 ロイのモノをしゃぶって、すっかり興奮しきったハボックの楔を見て、ロイは笑みを浮かべる。自分のモノよりすんなりとして色素の薄いハボックの楔を伝う蜜を舌先でペロリと舐め上げた。
「ッッ!!」
 そうすればハボックの躯がビクリと震えて、くぐもった声が聞こえてくる。ロイはハボックの脚を撫でながら目の前の楔を口に含んだ。そうしてじゅぶじゅぶと唇ですり上げればハボックが大きく躯を震わせた。
「アッ、た、たいさッ」
「続けて……気持ちよくしてくれるんだろう?」
 ロイの唇から逃れようと躯をくねらせるハボックの腰を押さえ込んでロイが言う。その言葉にハッとしたように慌ててロイの楔を咥えなおすハボックに笑みを浮かべて、ロイはもう一度ハボックのモノを咥えると唇で激しくすり上げる。それと同時に蜜をたっぷりと含んだ袋を指先で揉みしだいた。
「ヒャッ!……たいさっ、それ、ダメッ!!」
 激しい愛撫にハボックが口淫を続けられずに身悶える。やめて、と訴える声に構わず、ロイは袋を弄りながらもう一方の手で楔をしごき、唇を奥まった蕾へと近づけた。戦慄く蕾を舐めた舌先を潜り込ませるように蠢かす。その途端ハボックの躯がビクンと跳ねて、その背が大きく仰け反った。
「アアッ!!ヤァんッ!!」
 もうロイのモノを口に含むことすら出来ずに震えるハボックの楔をロイは激しく攻め立てる。楔を伝って溢れてくる蜜を、ロイは袋を弄っていた方の指で掬ってハボックの蕾へ塗り込めた。そうして蜜に濡れた指を蕾にツプリと差し込む。蜜のぬめりを借りて、そのままグーッを中へと潜り込ませた。
「ヒ……ッ?!やだッ、なんで……ッ」
 自分が上になってロイを満足させるはずだったのに、気がつけばいつの間にか立場が逆転しつつあることに今更ながら気づいて、ハボックは慌ててロイの手から逃れようとしてもがく。だが、楔を握り込まれ、後ろに指をねじ込まれた状態ではどうすることも出来ず、ハボックは息を荒げてロイの股間に顔を寄せた。
「や……やぁん……ッ」
 グチュグチュと楔をすり上げられ、ヌチヌチと蕾をかき回される。一本、また一本と気がつけばロイの長い指を三本もねじ込まれかき回されて、ハボックは快感と違和感とでぐちゃぐちゃになりながら喘いだ。
「あ、ふァ……たいさァ……ッ」
 ビクビクと震えながら股間に顔をすり付けてくるハボックの痴態にロイがクスクスと笑う。楔を扱く手の動きを速めれば、ハボックの喘ぎ声が大きくなった。
「やッ、も、もう……ッ!」
 急速に高みへと追い上げられて、ハボックはロイの楔に頬をこすりつける。ロイの腰にしがみつくようにしてなんとか快感をやり過ごそうとするハボックの抵抗を嘲笑うように、ロイは張りつめた楔を咥え込むと激しくすり上げた。
「あ……アア────ッッ!!」
 一瞬硬直したハボックが次の瞬間高い嬌声を上げて熱を迸らせる。熱を吐き出しながら震えるハボックの後孔を激しくかき回したロイは、乱暴に埋めていた指を引き抜く。口内に吐き出された蜜を味わうように飲み干したロイは、射精の余韻で震えるハボックを己の体と入れ替えてベッドに押さえ込むと、その長い脚を大きく広げて押し上げた。そうしてハボックに抗う隙を与えず押し広げた脚の間で戦慄く小さな唇に滾る自身を押し当てる。次の瞬間ズブズブと一気にハボックを貫いた。
「アアアアアッッ!!」
 指とは比べものにならない巨大な牡に貫かれて、ハボックの唇から悲鳴が上がる。逃げる躯を引き戻して、ロイはガツガツと乱暴にハボックを突き上げた。
「ヒィッ!!……ヒ、ヒィィッッ!!」
 激しい突き上げにハボックの唇から途切れ途切れの悲鳴が上がる。ロイはもがくハボックの躯を押さえ込むようにして、ハボックの中を探るように突き上げた。
「ヒッ!────ッッ?!ヒャウッ?!」
 ロイの巨根がある一点を掠めればハボックの躯が跳ね上がる。零れる悲鳴が甘く濡れた事に目を細めて、ロイは見つけたハボックの感じる箇所を狙って激しく腰を打ち付けた。
「ひゃあんッ!ヤッ、やああんッッ!!」
 何度も打ち付ければ快感に喘ぐハボックの楔が腹に突くほどそそり立つ。嬌声を上げるハボックを容赦なく攻めれば、一際高い悲鳴を上げてハボックの楔が弾けた。
「ヒャアアアッッ!!」
 二人の腹を吐き出した熱でもったりと濡らしてハボックがビクビクと躯を震わせる。キュウキュウと締め付けてくる蕾に僅かに顔をしかめながら、ロイは震える躯を激しく突き上げた。
「ヒィッ!や……ッ、ダメぇッ!」
 達して快感に震える躯を容赦なく攻め立てられてハボックが身悶える。ボロボロと涙を零して喘ぐハボックに、ロイはゴクリと喉を鳴らして一層激しく奥を犯した。
「ヒィィッッ、たいさァ……ッ!や、も……また、イクッッ!!」
 感じる箇所を何度も突き上げられて、ハボックは続けざまに熱を吐き出す。いやいやと首を振ってもがいても、なお一層攻め立てられて、ハボックは泣きながら喘いだ。
「やぁんッ、も……変になっちゃうッ」
「いいぞ、いくらでも変になれ」
「そんな……ッ、アア────ッッ!!」
 やめてと訴える声も聞き入れられず、ハボックは自分を攻める男に縋りついた。
「ひどいっス……ッ、オレが上になるって言ったのにッ」
 喘ぎながらも責める言葉を口にするハボックにロイがニヤリと笑う。
「お前が上に、か。そうだったな、お前があんまり可愛い顔で私のモノを咥えてくれるから興奮して、つい、な」
 と、まるで悪びれた様子もなくそう言えばハボックが涙に濡れた瞳で睨んでくるのを見て、フムとちょっと考えたロイが長い脚を押し上げていた手をおろして言った。
「判った、お前が上、だな」
「え……?────ヒャアアッッ?!」
 言うなり腰を掴まれ繋がった状態のまま躯を返されて、ハボックの唇から甘い悲鳴が零れる。ロイは俯せにしたハボックの躯を強引にグイと引き上げながらベッドに座り込み、己の腰の上にハボックの躯を引き下ろした。
「ひゃあああんッッ!!」
 自重でロイの楔をズブズブと更に奥へと咥え込まされて、ハボックが高い嬌声を上げる。ロイの肩に頭を預けるようにして仰け反るハボックを後ろから抱き込むようにして、ロイはハボックの胸を飾る二つの果実を指先でキュウッと摘まみ上げた。
「ッッ?!やッ、あッ!」
 ビクッと震えるハボックの様に目を細めて、ロイは摘まんだ乳首を指でグリグリとこねる。押し潰し引っ張れば、ハボックの躯が大きく震えた。
「ふふ……やっぱり胸を弄られるのが好きなんだな」
「ち、違……ッ」
「私にもヤってくれようとしたじゃないか。だからきっと好きなんだろうと思ってな」
 やっぱり、と耳元でクスクスと囁かれて、ハボックは顔を真っ赤に染める。女の子じゃないのにと、首を振りながらなんとか沸き上がる快感を否定しようとすれば、爪を立てるようにして乳首を引っ張られて、ハボックは喉を仰け反らせて喘いだ。
「やあ、んんッ」
「ふふ、今キュッと締まったな……イイのか、ハボック?」
「そ、そんなわけ……アッ、ああんッ!や、ダメぇ……ッ」
 下から突き上げると同時に立てた指の爪で胸をギリギリと扱かれる度、甘ったるい声が零れてしまう。ハボックは羞恥に涙を零しながらハアハアと喘いだ。
「も……やめて、た、いさ……ッ」
「こうして胸を苛められるのは好きか?」
「それは……、────アアッ!」
 恥ずかしい言葉をなんとか否定しようとする度胸を攻められて、そそり立った自身からとろとろと蜜が零れる。何度目かにきつく胸に爪を立てられて、ハボックは熱い吐息と共におずおずと肯定の言葉を吐き出した。
「好き……イイ……ッ」
「そうか、じゃあこれからもセックスの時はこうして弄ってやろうな」
「……はい」
 耳を甘く噛みながら囁かれる言葉に、ハボックは抵抗出来ずに頷く。その言葉に笑みを深めたロイが、次の瞬間ガツガツと激しくハボックを突き上げた。
「ヒィッ!ヒィィッッ」
 ガツガツとハボックの感じる箇所を突き上げ、乳首をひねり上げる。そうすればロイの腰の上で身悶えたハボックがびゅくびゅくと熱を吐き出した。
「アア────ッッ!!……や、いや、待ってッ、待……ッ!ヒャウウッッ!!」
 制止の言葉に構わずロイはハボックを攻め続ける。逃げるように跳ね上がる躯を引き戻して思い切りガツンと奥を突けば、ハボックが一際高い嬌声と共にびゅるると熱を吐き出した。
「やだァ……と、止まんない……ッッ」
 絶頂の高みに放り上げられたまま、快感に全身を支配されてハボックが泣きじゃくる。ロイは悶える躯を貫いたまま強引に返すと、ハボックをベッドに押し倒し脚を大きく開いて押し上げた。
「ふふ、可愛いよ、ハボック……これからもこうして愛してやるからな」
 いいだろう、と激しい突き上げの間に囁かれてハボックがガクガクと頷く。その様子にニヤリと笑って、ロイは更に激しく腰を打ち付けた。
「アアッ、ア────ッッ、た、たいさァ……ッッ」
「ハボック……ッ、……くぅぅッ!」
 熱くまとわり絡みついてくる肉襞に、顔を歪めたロイは思い切り最奥を貫く。それと同時にドクドクと熱を吐き出した。
「ああ……ッ、あ……」
 初めて男の熱で躯の奥底を濡らされて、ハボックが涙に濡れた空色の瞳を見開き喉を仰け反らせる。晒された白い喉にロイが噛みつけば、ハボックの蕾が応えるようにキュウキュウと咥えた楔を締め付けた。
「あふ……やァ……」
「可愛いな、ハボック……さあ、お前が上になって、私を満足させてくれ」
「あ……?ヒアアッッ?!」
 クスクスと笑うと同時にロイはハボックの躯を起こすようにして下になる。己の体を跨がせるようにしてハボックを横たわった己の上に座らせると、その躯を下からガツンと突き上げた。
「アアアッッ!」
「ふふ……まだ私は満足してないぞ。夜はまだまだ長い……たっぷりお前を味わわせてくれ」
「ヒィッ……上に、って……こ、こんなんじゃ……ヒャアアッッ!!」
 こうじゃないと首を振りながらもガツガツと容赦なく突き上げられれば、後はもうロイのなすがままに喘ぐしかないハボックだった。


遊びに来てくださっているみなさま、どうもありがとうございますv 拍手やコメントもとっても嬉しいです〜v
さて、本日は年に一度のサイトのお誕生でーす。いやはや今年も無事迎えることが出来ましたよ。これも覗きに来てくださる皆々様のおかげです。本当にほんとうにありがとうございます!これからものんびりまったりハボックラブライフを続けていきたいと思っていますので、お時間ある時遊びに来てくださったら嬉しいですv これからもどうぞよろしくお願いいたしますv
んで、今年のお誕生日ネタ、最初は違うのを考えてみたんですが、なーんか長くなりそうって(笑)じゃあ何にしよう、思い浮かばんと、結局初心に戻って初エッチの話になりました。初エッチにどっちが上かって話は以前にも日記で書いたことがありまして……。流石にちょっと内容までは覚えてないんですが、うーん、同じようなこと書いてるかも〜(汗)書く前に読み返したら引きずられそうだし、書いた後読むのもガーンとかなりそうなので、結局以前書いたのは読み返していません。せめて前書いたのよりエロが濃くなってるといいなぁ(笑)あ、前のは無配本に入ってますけど、読み返さないでくださいねっ、武士の情け(笑)ともあれ、お楽しみ頂けていたら嬉しいです。
そして、次回はたぶんロイハボの日……、またエロ?(笑)今回結構ガッツリ書いたからなぁ……もしかしたら次回エロはお休みで姫ハボに逃げるかも(おい)まぁ、何はともあれ次回も頑張りま〜すv
あ、そうそう、今年も一応無配本コーナー開けております。本代、送料とも無料となっておりますのでよろしければどうぞ → 


以下、拍手お返事です。

たねさま

お返事遅くなりました(汗)
うふふ、どこいったスイーツ、おいしくネタにさせていただきましたv ありがとうございますv しっとりお風呂エッチ楽しんで頂けて嬉しいですv こんな感じでまったり営業しておりますので、是非また楽しいネタを囁いてやってくださいね(笑)
2022年05月27日(金)   No.528 (カプ色あり)

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