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2012年12月の日記

2012年12月30日(日)
恋闇30
2012年12月25日(火)
新・暗獣38
2012年12月20日(木)
新・暗獣37
2012年12月17日(月)
恋闇29
2012年12月10日(月)
ダンス
2012年12月08日(土)
目的
2012年12月07日(金)
金緑石13
2012年12月06日(木)
新・暗獣36
2012年12月05日(水)
金緑石12
2012年12月04日(火)
髭騎士10
2012年12月03日(月)
妖6
2012年12月02日(日)
充電中

恋闇30
ロイハボ前提 CP:ヒュハボ(R18)

「……」
 ビクビクと躯を震わせたハボックが倒れるようにぐったりとシーツに沈み込む。ヒューズに貪られ続け、もう指一本動かす力も残っていないらしい躯から己を引き抜こうとしたヒューズは、引き留めるようにまとわりつく内壁を感じて低く笑った。
「もうしがみつく力もねぇのに、ここだけは相変わらずものすげぇ力で締め付けてきやがる。やっぱりお前、俺のもんが好きで堪らねぇってことだな、少尉」
 そう囁けばうっすらと目を開けたハボックがヒューズを見る。その瞳の奥に憎悪の焔が揺れるのを確かめて、ヒューズはゾクゾクとした喜びを感じた。
「ハボック……」
 ヒューズは抜こうとした己を半端に含ませたまま、ぐったりと横たわるハボックに身を寄せる。俯せの躯を背後から抱き込むように優しく抱き締めて、ヒューズはハボックの耳元にキスを落とした。
「中……さ」
 そのキスにピクンと震えてハボックの唇がヒューズを呼ぶ。その声に滲む憎悪と嫌悪を感じて、ヒューズはうっとりとした笑みを浮かべた。
「ああ、いいぜ……、もっともっと感じさせろよ」
 己だけに向けられる滴り落ちるような負の感情が堪らなくて、ヒューズはクスクスと笑う。だが、ヒューズが肉体的な快感をさして言っているのだと思ったらしいハボックは、ヒューズの腕の中で力なくもがいた。
「離、せ……っ」
「なあ、ロイが来たらどうする?」
 ヒューズは弱々しいハボックの抵抗など苦にもせず、ハボックを背後から抱き締めて囁く。愛しい相手の名を聞いてビクリと震えるハボックに楽しそうに唇の端を歪めて、ヒューズは続けた。
「こうやってお前が俺のもん咥えてヒィヒィ善がっているのを見せつけるか?それとも選手交代してロイに突っ込ませてやろうか。これだけぐちょぐちょになってりゃ、男が初めてのアイツだって楽しめるだろうからな」
「……」
 ヒューズの言葉にハボックの瞳を染めている憎悪が更に勢いを増して燃え上がる。
(もっとだ……もっと俺を憎め)
(俺を)
(俺だけを)
 己だけに向けられる感情がこれほどまでに心地よいものだとは。ヒューズは空色の瞳に込められる感情が己のものだと確かめるように、抱き締めたハボックの目元をべろりと舐めた。

 セントラルに向かう列車の中、ロイは躯を半分に折るようにして頭を抱え込む。己の膝に顔を押しつけて小さく身を縮こまらせて座席に座っているロイを、他の乗客は遠巻きに眺めて近寄ろうとはしなかった。
(今、ハボックはヒューズに)
 電話越しに聞いたハボックの声が耳の中で木霊する。切なくロイを呼びながらその声は甘く濡れていた。嫌だとヒューズを拒む言葉を吐きながら快楽に溺れていたその声を思い出せば、ロイは嫉妬と怒りで狂いそうだった。
 どうしてハボックがヒューズのところにいるのかそれは判らない。だが、理由はどうあれハボックはヒューズの元にいて、二人は濃密な時を過ごしているのだ。
(赦さない……ヒューズ、────ハボック)
 ハボックを抱いているヒューズに嫉妬を感じるのと同時に、己の想いを知りながら姿を消してしまった上にヒューズの元にいるハボックへの怒りの念がロイの心を支配する。
(ハボック、どうしてお前は……。────ハボック!)
 恋するが故に昏い闇にその心を囚われたロイを乗せて、列車はセントラルへとひた走った。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、本当に励みになってます。嬉しいです〜v

「恋闇」です。本当は「暗獣」で年末しめようと思ってたんですが、流石に書く時間がない!なので書いてあった「恋闇」で〜。今年の最後がコレってちょっと…なんですが(苦笑)
そんなわけで、今年の更新は昨日がラストになります。あ、でも、玄関が今暫定グラデーショントップになっているので31日中には年賀玄関にする予定です。年明けは6日に実家から帰ってくるので……8日に更新出来たらいいなーっ(おい)日記はかけるタイミングでなるべく。年末年始はこんな感じになると思います。
今年も一年、こんな趣味丸出しのサイトにお付き合い下さいまして本当にありがとうございました!おかげさまでこの一年も無事乗り切る事が出来ました。来年も楽しくハボックを愛でていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。年末寒波がやってくるらしいので、皆さまもくれぐれもお体お気をつけて、良い新年をお迎え下さいv

以下、拍手お返事です。

みつきさまが素敵なクリスマスを の方

ありがとうございます!頂いたメッセージがクリスマスプレゼントみたいでとっても嬉しかったですv貴方さまも素敵なクリスマスを過ごされたのでしたらいいなと思っております。新年ももうすぐですね。よいお年をお迎え下さいv

香深さま

うふふ、可愛いハボック堪能して頂けましたか?私も黒いパンツはベルベット希望ですv「セレスタ」あはは、確かに大総統、これしかシてないですよねぇ!執務室いても秘書官とシテばっかだし、これが仕事と言われても仕方ないかも(笑)ええ、ハボックはこの後かーなーり大変と思われます、ふふふv「菫2」ありがとうございます〜(涙)書きたい気持ちはいっぱいなので、少しずつでも頑張りますねvそうですよね、私が楽しく書かなきゃ意味ないですよね。休む時には休んで楽しく進めていこうと思います。いつも香深さまのコメントにはとっても励まされてます。来年もうちのハボックを愛でて下さったら嬉しいv香深さまもお体お気をつけて、よいお年をお過ごしくださいね。来年もどうぞよろしくお願いしますv

凌霄花の宿を読み終わりました の方

読んで下さってありがとうございます!確かにあの当て字は悩んだ割に自分でも笑えるなぁって(苦笑)お話、楽しんで頂けて嬉しいですv泣いて下さったなんて書き手冥利に尽きますv来年も頑張りますので、是非是非楽しんで頂けたら嬉しいですvよいお年をお迎え下さいねv

阿修羅さま

「セレスタ」楽しんで下さって嬉しいですvお正月は実家に行ってきますのでちょっぴり更新お休みしますが、年明けたらまたモリモリ書きますので今少しお待ち下さいねvおお、阿修羅さまはお正月がお誕生日ですか!何とめでたい!うわあ、お誕生日プレゼント絵なんて羨ましいです〜!私からも何か差し上げたいですが、素敵絵には敵わないしなぁ(苦笑)お体、なんだか不調のご様子、寒い時期ですのでくれぐれも大切になさってくださいね。私でよければどうぞコメしてくださいな。こちらこそ来年もどうぞよろしくお願いしますv

なおさま

ふふふ、ついに三人会っちゃいましたよ!大総統、気に入って下さって嬉しいなぁvもうガッツリ掻き回して貰おうと思ってます(笑)今年も一年、嬉しいコメント沢山ありがとうございました。来年も頑張りますので、どうぞ構ってやって下さい(コラ)お体お気をつけてよいお年をお迎え下さいねv
2012年12月30日(日)   No.285 (ロイハボ)

新・暗獣38
「ハボック」
 暖炉の前に座り込んだ尻の下に金色の尻尾を敷き込んでオルゴールの音色に耳を傾けていたハボックは、ロイの声に顔を上げる。黒の上質なスーツに身を包み、用意万端何処かへ出かけようという出で立ちのロイに、ハボックは目を見張って立ち上がった。
「ろーい」
 駆け寄ってきたハボックが、一人で何処かに出掛けるのか、自分は留守番かとムゥと唇の端を下げて見上げてくるのを見てロイは苦笑する。その金髪をくしゃりと掻き混ぜてロイは言った。
「心配するな、お前も一緒だよ」
 そう告げればハボックがホッと息を吐く。ロイは手にしていた紙袋をハボックに見せて言った。
「これに着替えたら出かけよう。今日はクリスマスイブだからな、お洒落して散歩に行けばきっと楽しいぞ」
「ろいっ」
 ロイの言葉にハボックが顔を輝かせて紙袋を覗き込む。小さな手を突っ込んで触れた布地をハボックは「んーっ」と引っ張り出した。袋から出てきた白いふわふわのセーターにハボックは目を見開く。物凄く柔らかいそれにハボックはすりすりと頬を擦り寄せた。
「ほら、着てごらん」
 ロイはハボックの前に跪くとハボックが着ているトレーナーを脱がせる。ハボックの手からセーターを受け取ると頭から被せてやった。腕を通し最後に襟元のリボンを結んでやる。リボンの先に真っ白の丸いボンボンがついているのを見て、ハボックが顔を輝かせた。
「ろーいっ」
「ふふ、気に入ったか?お前が好きそうだと思ったんだ」
 ロイは笑いながらそう言うと袋の中から黒のハーフパンツを取り出す。今着ている物と着せ替え、ルームシューズを脱がせるとブーツをはかせた。
「ろい」
ブーツの一番上の留め具の辺りについた共布のリボンを見下ろしてハボックが嬉しそうな声を上げる。クルンと一回りしたハボックが目を輝かせてロイを見上げた。
「ろーいッ」
 キュッとしがみついて喜びと感謝を示すハボックにロイが笑う。体を離して改めてハボックを見下ろしたロイは満足そうに頷いた。
「よかった、サイズもピッタリだな。喜んでくれて嬉しいよ、ハボック」
 可愛いものが大好きなハボックの為に、男の子が着られて尚且つ可愛いものを一生懸命選んできた。嬉しそうに真っ白なセーターを見下ろすハボックを見れば散々悩んで探した苦労が報われたようでホッと息を吐いたロイは、棚の時計を見て慌てて立ち上がった。
「いかん、これで満足してる場合じゃない。行くぞ、ハボック」
「ろーい」
 言ってハボックと一緒に玄関へと向かったロイがコートを着せてやろうとすると、ハボックが首を振って後ずさる。どうやらセーターがコートの下に隠れてしまうのが嫌なようで、両手を背後に回して嫌々と首を振るハボックにロイは眉を顰めた。
「ハボック、コートを着ないと寒いから」
「ろいっ」
 ロイの言葉にもハボックはツンと顔を背けてコートを着ようとしない。やれやれと肩を落としたロイは、ハボックをそのままに二階に上がるとTシャツを持って降りてきた。
「仕方ないな、せめて重ね着しておきなさい」
 ロイはため息混じりに言って一度ハボックのセーターを脱がせ、Tシャツを着せてから改めてセーターを着せる。空色のマフラーを首にしっかりと巻きつけ手袋を嵌めてやった。
「寒かったら我慢せずに言うんだぞ」
「ろい!」
 にっこりと満足そうに頷くハボックの頭を撫でて、ロイはコートを羽織りマフラーを巻き付ける。そうして、ハボックの手を取り玄関の扉を開けた。

 何日か前に出掛けた時と同じようにクリスマス一色の街はキラキラと輝いている。ただ前来たときと違うのは昨日降った雪で街が真っ白に雪化粧していることだった。
「ろーいっ」
 雪をブーツの足で踏みしめて、ハボックが顔を輝かせてロイの手を引っ張る。家々の前に飾られたサンタやトナカイの人形を覗き込み、雪を被ったツリーを見上げてハボックはピョンピョンと飛び跳ねた。
「気をつけないと滑るぞ」
 はしゃぎ回るハボックにロイが笑っていう。案の定何度も足を滑らせたハボックを繋いだ手で支えてやりながら、ロイはハボックの好きにさせていた。
「ろーいっ」
「判った、そんなに引っ張るな」
 急かすように引っ張るハボックに苦笑しながらロイはゆっくりと歩いていく。途中小さな教会から聞こえてきた歌声に、ハボックが驚いたように振り向いた。
「賛美歌だな。みんなで歌ってるんだよ」
 そう言うロイを見上げたハボックは小さな教会に視線を戻す。暫くの間賛美歌に耳を傾けていたが、歌が途切れたのを機会にまたゆっくりと歩き出した。

 先日歩いた商店が建ち並ぶ通りは今日は一層賑やかだ。クリスマスの雰囲気を味わいながら歩いていけば、前と同じにショーウィンドウを覗いて歩いていたハボックが途中、ガラスにベッタリと貼り付いて動かなくなってしまった。
「どうした、ハボック?」
 何があるのだろうとショーウィンドウを覗いたロイは、ハボックの視線が小さな手鏡に向いている事に気づく。硝子玉やビーズで飾り付けられたそれは、キラキラと輝いてとても綺麗だった。
(クリスマスプレゼントにするかな)
 目を輝かせているハボックの顔を見てロイは思う。その時シャンシャンと鳴る鐘の音に、漸くガラスから顔を離したハボックは大きなトナカイを連れたサンタクロースの姿を見て目をまん丸に見開いた。
「メリークリスマス!Ho!Ho!Ho!」
 陽気な笑い声を上げたサンタクロースが背負っていた袋を下ろすとお菓子が詰まったブーツを配り始める。
「貰っておいで」
 促すロイの言葉に頷いてサンタに駆け寄るハボックを見送って、ロイは素早く店に駆け込むと手鏡を買い求めた。そうしてハボックが帰ってくる前にさり気なく通りに戻る。
「ろーいっ」
「お、可愛いブーツだな」
「ろいっ」
 貰ったブーツを嬉しそうに掲げて見せるハボックに頷いて、ロイはハボックの手を引いて歩き出した。
「どうする?この間のスケートリンクに行くか?」
「ろい」
 尋ねれば頷くハボックに、ロイは大きなツリーがあるスケートリンクに足を向ける。滑って遊ぼうと思ったリンクは、だが丁度クリスマスのショーをやっているところだった。
「ろーいっ」
 白い衣装に身を包んだ雪の精や銀のドレスも美しい雪の女王、輝く甲冑をつけた冬将軍や赤い衣装のサンタクロース。リンクの上でクルクルと回ったり飛んだりする彼らの姿にハボックは顔を輝かせる。楽しい曲と共にショーを楽しんで、ハボックはうっとりとため息をついた。
「ろーい!」
「うん、楽しいショーだったな」
「ろいっ」
 ロイの言葉に頷いてハボックは雪の精を真似てクルクルと回る。パッとポーズを決めたハボックが次の瞬間クシャンとくしゃみをした。
「大分冷えてきたな」
 ロイは言ってハボックのマフラーを巻き直してやる。
「ケーキを買って帰ろう、ハボック」
「ろーいー」
 帰るという言葉に不服そうな顔をするハボックの頭をロイはポンポンと叩く。
「クリスマスケーキは凄く可愛いぞ、見てみたいだろう」
 片目を瞑ってそう言えばハボックが目を見開くのを見て、ロイはハボックの手を取った。
 路地を入った小さな洋菓子店にロイはハボックを連れて行く。お気に入りの洋菓子店のドアを開けながらロイが言った。
「好きなのを選んでいいぞ」
 そう言えばハボックが早速ショーケースを覗き込む。綺麗にデコレーションされたケーキの数々にハボックが目をまん丸にした。
「どれがいい?」
 そう聞かれても目移りしてしまうらしくハボックはなかなか決められない。それでも散々迷って二つまで絞り込んだハボックが、強請るようにロイを見上げた。
「ろーい?」
「勘弁してくれ」
 甘いものは好きだが、いくらなんでもホールケーキ二つを一人で食べるのはキツすぎる。眉を下げて言うロイにハボックは残念そうにため息をつくと、もう一度しげしげとケーキを見つめた。
「ろーい」
 悩みに悩んでハボックが指差したのはイチゴで囲んだ真ん中にチョコで出来た家や砂糖菓子のサンタが飾ってあるものだ。生クリームベースのそれは可愛らしいと同時に美味しそうで、ロイは頷くと店員に言った。
「これを頼む」
「ありがとうございます」
 にっこりと笑った店員がショーケースからケーキを取り出し箱に詰める。代金と引き換えにケーキを受け取って店を出ようとすれば、店員が呼び止める声がした。
「はい、これ。プレゼントよ」
 そう言って店員がハボックに差し出したのは飴細工のツリーだ。ハボックは嬉しそうに笑って受け取ると、飴細工を店の灯りに翳した。
「ありがとう、悪いね」
「いいえ。メリークリスマス」
 笑って言う店員に同じ言葉を返して、ロイは店を後にする。途中クリスマス用のチキンやサラダの詰め合わせを買うと、大分冷え込んできた通りを雪を踏みながら家に戻った。
「さあ、クリスマスパーティーするぞ」
 テーブルの上に買ってきたチキンやケーキを広げてロイが言う。とっておきのワインを開け、ハボックの為には綺麗なグラスに井戸の水を注いで二人はチンとグラスを合わせた。
「メリークリスマス!」
「ろーい!」
 言葉を交わしてグラスを飲み干すとにっこりと笑いあう。貰ったブーツや飴細工を嬉しそうに眺めるハボックを見ながらチキンやサラダを食べたロイは、最後に残ったケーキのロウソクに火をつけた。パチンと部屋の灯りを消せばロウソクの灯りが幻想的に浮かび上がる。ロウソクの焔を空色の瞳に映すハボックの頭をロイはそっと撫でた。
「ありがとう、ハボック。お前がいてくれてとても嬉しい」
 あの日古い屋敷に住みついていた黒い毛糸玉と出会わなかったら、今頃自分はどうしていたのだろう。
「ありがとう、ハボック」
 ハボックこそ自分に与えられた最高のプレゼントだとロイは思う。
「ろーい」
 撫でる手にハボックが嬉しそうに頬を擦り付けて笑うのを見れば、ロイの心にケーキの甘い香りと共に優しい焔が灯った。そうして。
 柔らかいクッションの寝床で白いセーターを抱き締めて眠るハボックの枕元にロイは手鏡の包みを置いてやる。翌朝、サンタが来たと大喜びするハボックの姿を思い描きながら、ロイは幸せな眠りについた。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、励みになってます、ありがとうございますvv

「暗獣」です。本当は昨日書きたかったんですが、もう三連休なんて書き物するなって言うようなもんですよ(苦)結局今日にずれこんでしまいました…。でもって同じ理由で更新もヤバいです。日記がやたら長くて時間かかってしまった事もあって間に合わないかもorz 来週は絶対お休みになるので今日は更新したかったんだなー(苦)せめて29日は更新したい。12月は更新少なくてすみません(汗)

以下、拍手お返事です。

なおさま

「暗獣」癒されて頂いてますか?嬉しいです〜v残念ながら赤鼻ヒューズは出てきませんでしたがこっそりサンタのロイはいたようです(笑)多分よいクリスマスだったはず〜。「セレスタ」うふふ、なかなか冷静になりきれないロイです。本当中尉は胃がキリキリしてそうだなぁ(笑)クリスマスプレゼントに胃薬、は哀しすぎる(笑)

はたかぜさま

返信不要という事でしたが、オランウータンにご賛同頂けて嬉しかったので(笑)ブレダの雄叫び、ありそうで笑えます!今日は更新間に合わない可能性大で申し訳ないのですが、これからも頑張りますので楽しんで頂けたら嬉しいですv
2012年12月25日(火)   No.284 (カプなし)

新・暗獣37
 二人で手を繋いで歩いていけばやがて商店が建ち並ぶ通りへと出る。クリスマスを間近に控えた街は、色とりどりの飾りに彩られ華やいでいた。
「…………」
 ロイの手を握ったままハボックは辺りを見回す。店先から流れるクリスマスソングや煌びやかな飾り付けに、ハボックが空色の瞳を見開き口を半開きにして魅入っているのを見て、ロイはクスリと笑った。
「綺麗だろう?ハボック。」
 そう言うロイの声も聞こえていないようで、ハボックはキラキラと輝く街を見つめる。ハボックはロイの手を離すと近くの店のショーウィンドウを覗き込んだ。そこには雪を被った街が作られ、行き交う人や車が再現されている。その街並みの一角、トナカイが曳くソリに乗ったサンタが空を翔ているのを、ハボックは目を丸くして見つめた。
「ろーい?」
「それはサンタクロースだよ、ハボック」
 不思議そうに見上げてくるハボックにロイが言う。尋ねるように小首を傾げるのを見て、ロイは続けた。
「クリスマスイブにイイコに過ごした子ども達のところへトナカイが曳くソリに乗ってプレゼントを届けにくるんだ」
 ロイはそう言ってガラス越しにソリに積まれた白い大きな袋を指す。
「ほら、大きな袋を持っているだろう?この中にプレゼントが詰まってるのさ」
 そう言われてハボックはサンタクロースのディスプレイを見つめた。
「何かお願いしてごらん、きっとサンタがプレゼントを持ってきてくれるよ」
 その言葉に顔を輝かせてロイを見上げたハボックは、もう一度ガラスに貼り付くようにしてディスプレイを眺める。楽しそうなその様子にハボックの金髪をくしゃりと掻き混ぜたロイは、ハボックを促して言った。
「ハボック、向こうに行こう。凄いものがあるんだ」
「ろーい」
 ロイの言葉に頷いてハボックはロイの手を握る。途中サンタに扮した男がおどけた調子で風船をくれるのを目をまん丸にして受け取って、ハボックはその空色の瞳に街の輝きを映して歩いていった。
「ハボック、ほら、着いたぞ」
 角を曲がりながら言うロイについて曲がったハボックは、視界に飛び込んできた大きなツリーに目をまん丸に見開いた。
 角を曲がった広場には特設のスケートリンクがあり、その真ん中にはそれは大きなツリーが据えられている。二階の屋根より高いツリーには電飾が無数に取り付けられ、夜の闇の中キラキラと輝いていた。
「ろーい……」
「綺麗だろう、お前に見せてやりたくてな」
 そう言うロイの言葉を聞きながら、ハボックはロイの手を離してツリーに近づいていく。リンクに足を下ろせば足元の氷にツリーの煌めきが映って、下からもハボックをキラキラとした煌めきが包んだ。
「ろーいっ!」
「はは、気に入ったか?」
 嬉しそうに振り向くハボックにロイはリンクを囲む柵に寄りかかって言う。ハボックは満面の笑みで頷くと氷の上でツリーを見上げながらクルクルと回った。
「ろーい〜」
 あんまり回って目も回って、ハボックはステンと尻餅をつく。尻餅をついたままで更にクルクルと回転して、ハボックは楽しそうに笑った。
「ろーいっ!」
 ハボックは氷の上に座ったままロイを呼ぶ。ロイは少し迷ってから風船を柵に括り付け、革靴のままリンクに降り立った。
「革靴だから滅茶苦茶滑るんだがな……」
 ロイはそう呟きながらおっかなびっくり歩いてハボックの所へやってくる。伸ばしてくる小さな手を掴んでハボックを引っ張り起こすと抱き上げた。
「ろーいっ」
 キュッとロイにしがみついたハボックは、周りを滑っていく人達を指差す。どうやら一緒に滑れと言っているらしいと察して、ロイは眉を下げた。
「生憎スケート靴は持っていないぞ」
「ろーいーっ」
 だが、それでも楽しそうに目を輝かせているハボックに強請られれば、ロイはゆっくりと歩き出した。
「ろーい!」
「無茶言うな、革靴なんだぞ、そう簡単にスピードを上げられるか」
 ロイはそう言いながらも氷の上で走る。その途端ツルンと滑って、ロイはハボックを抱いたまま尻餅をついた。
「うわっ!」
 悲鳴を上げるロイを面白がってハボックがきゃらきゃらと笑う。そんなハボックにゴツンと額をぶつけて顔をしかめて見せたロイは、氷に座り込んだまま頭上のツリーを見上げた。
「ハボック、真下から見ると凄いぞ」
 その言葉にツリーを振り仰いでハボックが目を見開く。緑の枝に無数に取り付けられた灯りがキラキラと輝いて、まるで空から星が降ってくるかのようだった。
「ろーい」
 暫くの間それを見ていたハボックが、ロイの頬にチュッとキスする。嬉しそうに笑う空色に、ロイもまた嬉しそうに笑った。
「お前と一緒に見られて嬉しいよ、ハボック」
「ろーいっ」
 答えてキュッとしがみついてくる小さな体をロイは抱き返す。
「よし、もう少し滑るか」
「ろいっ」
 ロイは笑ってそう言うとハボックを抱いて立ち上がった。そうして輝くツリーの下を二人でいつまでも滑って遊んだのだった。


いつも遊びに来てくださってありがとうございます。拍手、とっても励みです!

「暗獣」です。早く書かないとクリスマスになってしまうと言うわけで、大慌てで書いてみました。スケートリンクの真ん中にツリーが設置されてるのって、どっかアメリカにあったと思ったんですが。ショッピングモールかどこか……違ったかな(汗)まあ、いいや、二人がキラキラで楽しければそれで(笑)

以下、拍手お返事です。

なおさま

「恋闇」長らくお待たせしました(汗)ふふふ、恋闇ですからね、病んでますよ(笑)ハボ、すっかり開発されちゃって、この先どうするんだな感じです(笑)色々対決が待ってますね、ここでまた放置しないようにしなきゃって思ってます(コラ)「久遠」あはは、やはりどうしてもワンコのイメージですか(笑)同じワンコでもウルフはハスキー、ハボはレトリバーなイメージですよね。両手にワンコ…この話はひたすらロイがいい思いをする話になるんじゃないかと心配してます(苦笑)

おぎわらはぎりさま

「爆乳戦隊パイレンジャー」ですか!(笑)ロイはやってくれそうもないからなぁ。ファルマンあたり意外とやってくれるかもって気がします。ブレダとかフュリーは中佐命令で嫌々(苦笑)楽しそうです(笑)

はたかぜさま

こちらこそテンションの上がる楽しいコメントをありがとうございます!そうやって楽しんで頂けていると判ると「書くぜッ」って気持ちになります、人間って単純です(苦笑)「恋闇」一話が短いからっ、一応!多分次回も突っ込まれたまま…(げふんげふん)折角書き始めたので今度こそ間開けずに書きたいです(多分/コラ)フュリーがメガネザル!思いつかなかった、いいな、それ(笑)ブレダはなんでしょうね、オランウータンあたりもいいかなと思うのですがどうでしょう?
2012年12月20日(木)   No.283 (カプなし)

恋闇29
ロイハボ前提 CP:ヒュハボ(R18)

「あ……くぅ、んんッッ!!」
 ビュクリとそそり立った楔から白濁を迸らせて、ハボックは握り締めたシーツに顔を埋める。力の入らない体を背後から抱え込まれて、ハボックは尻だけを高く掲げた状態でヒューズを受け入れていた。
「どうした、少尉……オレを殺すんじゃなかったのか?」
 ベッドに膝立ちになって、ヒューズは両手で抱え上げた双丘をゆるゆると突き上げる。そうすればハボックの唇から零れた熱い吐息がシーツの中に吸い込まれていった。
「……殺すどころか、またイっちまったみたいだな、ん?」
 ヒューズは言って熱に濡れたハボックの楔をキュッと握り締める。直接的な刺激にハボックは悲鳴を上げて背を弓なりに反らせた。
「んあッ!」
 その拍子にハボックの瞳から零れた涙の滴が宙に舞う。ヒューズはその滴を目を細めて見つめながら言った。
「こうやって尻を犯されてイっちまうお前を知ったら、ロイはなんて言うか、なッ」
「ヒゥッ!!」
 言いざまガツンと突き上げればハボックの体が大きく震える。キュンと締まる蕾にヒューズはクスクスと笑った。
「淫乱だな、少尉……ロイが好きだなんて、聞いて呆れる」
「ッ……殺して、やるから……」
 譫言のように零れる言葉にヒューズはうっとりと笑う。埋めた己で緩く掻き混ぜながら、ヒューズは背後から抱え込むように前へと手を回してハボックの楔と袋を両手で弄んだ。
「あ、ああ……やめ……ッ」
 仰け反らせた背をピクピクと震わせてハボックが喘ぐ。ヒューズは片手を胸へ這わせるとプクリと立ち上がった乳首をギュッと摘んだ。
「くぅ…ッ!」
「ほら、どうした?……早く殺してみろよ、少尉……」
 ヒューズは言いながらハボックの最奥を抉り、ヒクつく亀頭の先端を指で押し潰し、乳首に爪を食い込ませる。途端にハボックの唇から零れる嬌声にヒューズは楽しそうに笑った。
「イイ声だ、ゾクゾクするぜ……早くロイにも聞かせてやりてぇ」
 ビクッと震えるハボックの唇から己を罵る言葉が零れるのを聞けば、ヒューズの瞳に昏い悦びの焔が揺らめいた。
 今頃ロイもその胸の内にヒューズへの憎しみを滾らせてこちらへと向かっていることだろう。ハボックとロイと、二人から向けられる憎悪がヒューズには嬉しくて堪らなかった。
 二人が互いに惹かれ合っていると知った時、ヒューズは自分と同じ側に立っていたロイがあの焼け付く大地で失くしたものを一人取り戻そうとしていることに気づいて愕然とした。決して取り戻すことは出来ないと思っていたものを手に入れようとするロイに嫉妬し、ロイを奪っていこうとするハボックを憎悪した。ただ一人取り残される事を怖れて、ロイとハボックが互いに手を取り合いその胸の内に抱き締めていた想いを響かせ合わせることが出来ないよう、横合いからハボックを奪いその身をとことん汚してやった。だが、そうしてさえハボックの想いはロイへと向かい、ロイの気持ちは真っ直ぐにハボックへと繋がっていた。どんなに割って入ろうとしても互いを見つめるロイとハボックの間には、ヒューズが立ち入る隙間など髪の毛一筋ほども開いていないと思えた。だが。
 今、ロイはヒューズを憎み、ハボックはヒューズを怨んでいる。たとえそれが負の感情であっても二人の視線の先にいるのが他ならぬ自分であることがヒューズは嬉しくて堪らない。
 ロイの憎しみの焔で焼かれるのが先か、ハボックの怨みの刃で切り裂かれるのが先か。
 ヒューズはその至福の瞬間を、今か今かと待ち侘びていたのだった。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、励みになります、嬉しいですvv

お久しぶりの「恋闇」です。前回は2011年の7月でした(苦笑)久しぶりに書きたくなって最初から読み返し……どうも止まっていた話を書く時は全部読み返さないと書けないので、連載が長くなればなるほど放置の後のリカバーが辛くなり、結局放置が続くと言う悪循環(苦)日記連載は一話が短いのでまだいいのですが、普通の連載物になると一話の量が増えるので更に辛い。今それが顕著なのが「菫2」……。続き書きたいんだけど、なかなか読み返せないー(苦)まあ、そんなことになる前に放置せずに書けっていう話なんですけどね(苦笑)そういや次のハボロイ連載は「ハイムダール物語」の続編なので、これも一度読み返さねば。年明けから新連載開始になる予定ですー。って、言ってしまったからには真面目に読み返さないと(苦笑)

以下、拍手お返事です。

おぎわらはぎりさま

ダンス、楽しんで頂けてなによりですv髭とハボには今ニコ動でお気に入りの「パンダヒーロー」を踊って欲しいと思っておりますが、二人なら「爆乳音頭」でも楽しそうと思ったり(笑)後はハボに袴姿で扇子持って「無情」とか、中尉がハボとロイ二人従えて「BREEZE」とか……。自分で作れるならそれこそ動画サイトに投稿したいほど妄想膨らんでます(笑)

なおさま

「ダンス」おお、確かにハボ、ワルツは踊れなさそう。逆にロイはワルツだけは得意そうですよね〜(笑)ヒュ、どっちもすごく上手そう(笑)そうやって考えると楽しいですねv「久遠」ウルフは狼のはずなのにすっかり犬化してますが(苦笑)そのうち両手に花ならぬ両手にワンコにしたいと思ってます。それがハボにとってハッピーかどうかは別ですけどね(苦笑)「セレスタ」ふふふ、まだまだハボには痛々しくなって貰いますよッ(爆)ブラッドレイとロイの対決?もお楽しみ頂けたらと思ってますv
2012年12月17日(月)   No.282 (ロイハボ)

ダンス
「違ぁう!」
 パンパンとリズムを取って叩いていた手を止めてハボックが言う。その声に動きを止めたロイにハボックは言った。
「そこ違うっス。先に右手をこう上げてから追うように左手をこう」
 ハボックはそう言いながら右手、左手の順に上げてみせる。眉間に皺を寄せてその様子を見ているロイに言った。
「判りました?」
「……たぶん」
「じゃあ、やってみて」
 ハボックはそう言うとロイから少し離れて立つ。
「今言ったところの2フレーズ前から。行きますよ?」
 ハボックがそう言って手を叩いてリズムを刻み始めるのに合わせて、ロイは左右にステップを踏んで踊り出した。
 今ロイは来たる忘年会の出し物のダンスを特訓中だ。元々出し物などするつもりはなかったのだが、例によって娘自慢の電話を掛けてきたヒューズが、ちょっと早いクリスマス会で子供達を前に踊ったダンスが好評だったのだと得意げに話すのを聞いたロイが張り合ったのが原因で、やらなくてもいいダンスをやる羽目になったのだった。
「ストップ、ストップ!」
 指摘された所をぎこちない動きながらも何とか乗り切ったものの、また別の所でハボックのストップが入る。こうだとやってみせるハボックにロイが言った。
「お前、ちょっと細かすぎないか?多少適当でもいいじゃないか」
「なに言ってるんスか。完璧にやりたいから厳しく指導してくれって言ったのは大佐っしょ?」
 そう言われてロイは「うーッ」と唸る。やれやれとため息をついて、ハボックは言った。
「大佐ってリズム感ないっスよね。なんでもそつなくこなす大佐にこんな弱点があるとは意外っス」
「煩い。音楽は鑑賞専門なんだ」
 悔しそうにハボックを睨んでロイが言う。肉体的より精神的に疲れた様子で椅子に腰を下ろすロイに苦笑して、ハボックは曲が入ったプレイヤーのボタンを押した。流れ出した曲に合わせてハボックは一人踊り出す。長い手足を曲に合わせて振り上げ振り下ろし、クルリと回って背を仰け反らすハボックの動きは、一瞬一瞬のポーズが決まっていてお世辞抜きに見惚れるほど上手かった。
「どうやったらそんな風に踊れるんだ。ムカつくな」
「まあ、一つくらい大佐に勝てるもんがないと」
 ロイの言葉に苦笑してハボックが言う。プレイヤーを止めてハボックはロイを見た。
「じゃあもう一回やってみましょうか」
「なんか面倒臭くなってきた。やめるか」
「オレは別に構わないっスけど、中佐、くるんでしょ?」
「……そうだった」
 電話口で自慢するヒューズに、ロイはお前なんかより自分の方が余程上手いと豪語し、互いに自分の方が上手いと譲らなかった為忘年会でそれぞれダンスを披露してどっちが上手いか皆に決めて貰う事になっていた。
「年末は忙しいんじゃないのか?わざわざ踊る為にイーストシティまで来るんじゃない」
「そんだけ自信があるって事じゃないっスか?もういっそやらないで負けを認めたらどうっス?そしたら練習しなくて済むっスよ」
「そんな事をしたら一生言われる。それにダンスとは言え負けるのだけは絶対嫌だ」
「どんだけ負けず嫌いっスか」
 やれやれとハボックは肩を落とす。それでも負けたくないなら練習するしかないとロイの腕を引っ張って立たせればロイが言った。
「そうだ、お前、私の代わりに踊れ」
「はあっ?それじゃあアンタと中佐の勝負にならないじゃないっスか」
「弟子が代わりに勝負する事にすればいい」
「弟子はどっちだよ」
 眉間に皺を寄せてハボックが言ったが、ロイはすっかり自分の考えが気に入ってしまったようだった。
「じゃあそういうことで後は頼む」
 そう言ってさっさと行ってしまうロイの背をハボックは呆れて見送る。
「別にいいっスけどね、踊るの嫌いじゃねぇし」
 ハボックがそう呟いた時、傍らの電話が鳴った。
「もしもし?――あ、中佐」
『よう、ロイの調子はどうよ』
「どうもなにも」
 ハボックはため息混じりにロイが言ったことを告げる。そうすれば『そんな事だろうと思った』と苦笑したヒューズが言った。
『イイコト思いついた。ひとつ乗らないか?少尉』
「なんスか?オレに実害がないことなら乗りますよ?」
『ないって。面白い事だから』
 そう言ってヒューズが楽しげに話し出す。そして、忘年会当日。
 急遽ダンスユニットを結成したヒューズとハボックが見事な迄のダンスをみんなの前で披露するのを、顎が外れるほど大口を開けてロイは見守る事になったのだった。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、やる気の素です、嬉しいです〜v

最近ニコ動でキャラが歌に合わせて踊る動画にハマってたりします。夏目の曲をフルで聞きたくてニコ動見てたらたまたま見つけた夏目と田沼で「パンダヒーロー」が切欠だったんですが、見始めたら止まらん(苦笑)夏目と田沼と名取さんで「BREEZE」もだけど、田沼がカッコよくて死ねる(笑)銀魂の銀さんとトシで「千本桜」とか「パンダヒーロー」もオツですvそんなわけでヒューズとハボには「パンダヒーロー」を踊って欲しかったのですが、「いろは唄」で歌詞も合わせてロイに歯ぎしりして貰うのもいいかもと思ったり(笑)

以下、拍手お返事です。

なおさま

うふふ、こういうロイが一番イキイキしてる気がします(笑)なんでも飲み込むハボのアレも流石にスプーンの掬う方は挿れるの大変かなと(笑)うわ、脳内に変態佐!それは危険です!(爆)

カレーライスを食べる前に の方

いやあ、コメント読みながら思わずニヤニヤしまくってしまいました(笑)こういうコメント、メチャクチャ嬉しいです、ありがとうございますvハボ味のカレー、食べてみたいもんです。何杯でもイケそう(笑)
2012年12月10日(月)   No.281 (カプなし)

目的
CP:ロイハボ(R18)

「……あれ?」
 喧しく鳴り響く目覚ましを止めてもそもそと起き上がったハボックは、ベッドの上にスプーンが落ちているのを見て目を丸くする。銀色のそれを拾い上げ、ベッドに正座したハボックは首を傾げた。
「なんでこんな所にスプーンが?」
 自分で持ってきたのだろうか。夕べは士官学校の同期が集まり盛り上がって、珍しく強かに酔ってしまった。家に帰り着きあまりの自分の酒臭さと煙草臭さにフラフラしながらシャワーを浴びたところまでは覚えている。だが、スプーンに関しては全く記憶がなく首を捻っていれば、カチャリと音がして寝室の扉が開いた。
「ああ、目が覚めたか、ハボック」
「大佐」
 覗くようにしてハボックの様子を確かめたロイは、ハボックが起きているのを見て中に入ってくる。ハボックがスプーンを持っているのを見て不思議そうに言った。
「なんでスプーンなんて持ってるんだ?」
「ベッドの上に落ちてたんスよ。大佐、持ってきました?」
「なんで私がベッドにスプーンを持ってこなければならんのだ」
 ロイは眉を顰めて言うと手を伸ばしてハボックの手からスプーンを取り上げた。
「ふーん」
「なんスか?何か解りました?」
 スプーンをしげしげと眺める男にハボックが聞く。スプーンを見つめていたロイの黒曜石がハボックを見たと思うと、スッと細められた。
「あ、やっぱいいっス。オレ、そろそろ起きますから大佐は休んで下さい」
 背筋を走った悪寒にそう言ってベッドからハボックが降りるより早く、伸びてきたロイの手がハボックの肩を掴む。降りようとするハボックをグイと押し留めて、ロイがにっこりと笑った。
「今日は午後からだろう?焦らなくてもいいじゃないか」
 夜勤明けでシャワーを浴びたのだろう、シャンプーの匂いがハボックの鼻孔を擽ったと思うとロイが言った。
「独り寝が淋しくてコレを使ったんだろう?」
「はあっ?なに言ってるんスか、アンタ。夕べは酔ってたからあっという間に寝ちまったっスよ」
 シャンプーの爽やかな匂いからは思いもつかないような事を言い出す男に、ハボックは呆れた声を上げた。
「大体コレを使ったってスプーンをどう使うって言うんです?」
 思わずそう言ってしまってハボックはハッとする。慌てて自分の言葉を撤回するより早く、ニンマリと笑ってロイが言った。
「なら実践してみよう」
「えっ?や、してくんなくていい――――わわッ」
 言っている間にもロイにベッドに押し倒されハボックは悲鳴を上げる。ロイは手早くハボックのスウェットを捲り上げると、スプーンの丸みを帯びたところで乳首をグリグリと押し潰した。
「やっ?何して……ッ」
「自分の指でするよりしっかり潰せて気持ちいいんじゃないか?」
「ばっ、馬鹿ッ!やめ……っ、ああんッ!」
 スプーンの腹でグリグリと押し潰されて、指とは違う感触にハボックは身を捩る。プクリと立ち上がった果実をスプーンでカリカリと擦られて、ハボックはビクビクと震えた。
「それ、嫌ッ」
「そうか?でも勃ってきてるぞ」
「ッ」
 そう言ったロイに膝で股間を押し上げられてハボックは顔を赤らめる。そんなハボックにロイはニヤリと笑うとボトムに手をかけ下着ごと引きずり下ろした。
「やっ!」
 プルンと勃ちあがる楔にハボックは更に顔を紅くする。ロイはもがくハボックを押さえ込むと、スプーンの柄の先端を尿道口に押し当てた。
「入ると思うか?」
「そんな訳ねぇっしょ!!」
 とんでもない事を言い出す男にハボックはギョッとして声を上げる。ロイならやりかねないかもと見開いた瞳で圧し掛かる男を見上げれば、ロイは零れてくる蜜をスプーンになすりつけながら言った。
「でもこっちには挿れたんだろう?」
「え?――――アッ!」
 一瞬言われた意味が判らずポカンとしたハボックは、次の瞬間蕾に潜り込んできた柄にビクンと躯を震わせる。拒む間もなくグーッと押し込まれ、ハボックは硬い感触に身を強ばらせた。
「簡単に入ったぞ。やはり私がいない間、これで遊んでいたんだな?」
「ち、違っ……、あ、あ……嫌ァ、抜いてッ!」
 ハボックは小刻みに躯を震わせて訴える。だが、ロイはスプーンを抜くどころかそれを使って蕾をグチョグチョと掻き回した。
「アアッ!やめてッ!」
「なに言ってる、こんなにグチョグチョにしておいて。私よりこんなスプーンがいいんだな?」
「違……違うッ!」
「だが、こんなになってるぞ?」
 そう言うと同時にロイに指で蜜を垂れ流す楔を弾かれて、ハボックは嬌声を上げる。ビクビクと震えながらハボックは涙に滲む瞳でロイを見上げたが、辛そうに顔を歪めた。
「――――こんなのヤダ、大佐のがいいッ」
 そう訴えて手を伸ばしてくるハボックをロイは楽しそうに見つめる。伸ばしてくる手を取ると蕾に埋め込んだスプーンを握らせた。
「私が欲しいならこれで準備をしてごらん。私のモノはよく解さないと入らないだろう?」
 そう囁かれてハボックは辛そうに眉を寄せる。それでも言われるまま、スプーンの柄で蕾を掻き混ぜ始めた。
「んっ、ああ……ッ、んふぅ……」
 グチョグチョとイヤラシい水音を立てながらハボックはスプーンを抜き差しする。しどけなく脚を開き己の蕾をスプーンで掻き混ぜるハボックの姿を、ロイは楽しそうに見つめた。
「気持ちよさそうだな、ハボック。やはり私のはいらんか?」
「ヤダ、や……ッ、欲しいっス……ッ」
 ハボックは言ってスプーンを埋め込んだ尻を突き出す。スプーンを左右に動かせば、蕾がその小さな口を開いてクチュクチュとイヤラシい音を響かせた。
「大佐の挿れてッ!」
「仕方のない子だ」
 ロイはそう言ってハボックの手を掴むと手ごとスプーンを激しくかき回す。ハボックの唇から高い嬌声を上げさせて楽しむと、乱暴にスプーンを引き抜いた。
「挿れるぞ」
 ロイは素早く自身を取り出すとハボックの脚を押し上げる。スプーンをなくして物欲しげにヒクつく蕾に切っ先を押し当てると一気に貫いた。
「ヒャアアアッ!」
 ズブズブと入り込んでくる楔にハボックが高い悲鳴を上げる。一気に埋め込まれた楔でガツガツと突き上げられて、ハボックは背を仰け反らせて喘いだ。
「ひゃうッ!アッ、アアッ!!」
「スプーンと私のと、どっちがいい?ハボック」
「大佐のッ、大佐のがイイッ!もっと……もっとシてッ!!」
 あられもない声を上げて強請るハボックにロイがニンマリと笑う。
「そうか、それじゃあこのスプーンは食事の時に使おう。でも、少し汚れてしまったから綺麗にしてくれるか?」
 ロイはそう言ってハボックの口元にスプーンを押し付ける。そうすればハボックが舌を伸ばしてスプーンを舐めた。
「ほら、いっぱいグチョグチョしてやるから、お前はその間にスプーンを綺麗にしていなさい」
 ロイはハボックの手を取りスプーンを握らせる。快楽に蕩けた瞳でロイを見上げたハボックがスプーンをペロペロと舐めるのを見て、ロイはニンマリと笑った。
「イイコだ。ご褒美にいっぱい突いてやろうな」
 そう言うなりロイはガツンと突き上げる。
「ひゃあんッ!あ……ああッ、大佐ァ」
 容赦ない突き上げに喘ぎながらもハボックは、言われるまま体液と蜜に塗れたスプーンを舐め続けた。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、やる気貰ってます、嬉しいです〜v

昨日書きかけのロイハボはまだ書き終らないまま、別のしょうもないロイハボを書いてしまいました。というのも、朝布団を畳もうと思ったら布団の上にスプーン落ちてたから。なんで?(笑)確かめたらどうも夕べ酔っぱらって帰ってきたダンナがヨーグルトを食べようと出したスプーンをパジャマのポケットに入れて、そのまま寝たらしい。酔っぱらいめ。まあ、ネタをくれたからいいけど(苦笑)

以下、拍手お返事です。

なおさま

「暗獣」うふふ、ロイは結構ダメなパパって感じですよね(笑)「金緑石」ムラッと来ていただけましたか!嬉しいなぁ(笑)ハボ、多分必死になって押し込んだと思います(爆)
2012年12月08日(土)   No.280 (ロイハボ)

金緑石13
CP:ヒュハボ(R15)

 警備兵が運転する車で駅に着くとヒューズはハボックを連れて足早に改札を通り抜ける。まもなく発車する列車に乗り込み、中程の車両の一番前のボックスにヒューズは腰を下ろした。後から付いてきたハボックが手にしたボストンを網棚に上げヒューズの向かいに座る。ヒューズの視線を避けるように窓に身を寄せ顔を外へと向ける様が、ヒューズの癇に障った。
 やがて発車を告げるベルが鳴ると列車はゆっくりと動き出す。列車がホームを離れる時、身を乗り出すようにゆっくりと遠ざかっていく駅を見つめるハボックの瞳が不安に揺れるのを見て、ヒューズは唇を歪めた。
「もう帰りたくなったか?」
 窓枠にしがみつくようにして外を見つめる横顔にそう囁けば、ハボックがハッとしてヒューズを見る。否定も肯定もせずに見つめてくる空色に苛立たしさを感じて、ヒューズは立ち上がるとハボックの横に並んで腰掛けた。
「中佐っ?」
「なんだよ、隣に来られるのは嫌ってか?」
「そういう訳じゃ……」
 そう答えながらも窓に擦り寄り少しでも間を開けようとするハボックに、ヒューズは唇を歪めると長い脚の間に手を伸ばした。
「なっ?やだっ」
「うるせぇよ。騒ぐと注目浴びるぜ」
 ヒューズは低く囁いてハボックのボトムのを緩める。下着の間から目当ての物を引き出すとゆっくりと扱きだした。
「や、やめて……っ」
 逃げ出す事も出来ずにハボックが消え入りそうな声で訴える。それに構わず扱き続ければ、ヒューズの手の中でそれは熱く息づき、形を変えていった。
「ちゅう、さ……っ」
 熱い吐息と共にハボックが縋るように呼ぶのを聞けば、ヒューズの中に昏い悦びが湧き上がる。今ではすっかりと立ち上がった楔は先走りの蜜でヒューズの手を濡らすまでになっていた。
「イヤラシい奴だな、こんな所で弄られてグチョグチョにしやがって」
「……ッ、ん……ふぅ……」
 そう言われてハボックは何か言いたげに視線を寄越したが、口を開けばイヤラシい声が漏れてしまうと思ったのか何も言おうとはしなかった。
「ん……ッ、んんッ!」
 グチュグチュとイヤラシい水音を立てて楔を扱きながら、ヒューズはハボックの顔を食い入るように見つめる。ハボックは両手で口元を押さえて小刻みに震えていたが、涙の滲む瞳でヒューズを見た。
「出ちゃう……っ」
 小さく首を振ってハボックが訴える。縋る瞳にゾクゾクしながらヒューズは昏く笑った。
「いいぜ?イけよ」
「ッ!」
 ヒューズの言葉を聞いてハボックが信じられないと言うように目を見開く。ふるふると首を振って囁いた。
「お願いっス……」
「もっとキツく扱いて欲しいってか?」
「違……っ」
 お願いの意味が判っていながらヒューズが言えば、ハボックの顔が泣きそうに歪む。ガクガクと震えながら浅い呼吸を繰り返して必死に堪えようとするハボックの顔をヒューズは食い入るように見つめる。
「中、さ……ッ」
 ブルブルと震えたハボックが今正に熱を吐き出そうとした、その寸前、ヒューズはハボックの楔から手を離した。
「――――ッッ?!」
 絶頂の寸前で放り出され、ハボックが切なく鼻を鳴らす。ハアハアと息を弾ませたハボックが信じられないといった視線を寄越すのを見て、ヒューズはククッと笑った。
「そのままイったら向かいの座席がグチョグチョだ。汚す訳にいかないだろ?」
「……ちゅうさっ」
「ほら、しまっとけ。そんな顔すんなよ、向こうについたらたっぷりシてやる。それまで我慢してろ」
 ヒューズはそう言うと蜜で濡れた手をハボックの軍服になすりつける。クスクスと笑うと呆然とするハボックをそのままに席を離れた。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、とっても嬉しいですv

今日はロイハボを書きかけていたのですが、往復の電車で書き終らなかったもので「金緑石」で(苦笑)しかし、今週は日記を頑張ろうと決めたものの、やはり毎日はキツイなー(汗)とりあえず明日までは何とか頑張ろうと思います。

以下、拍手お返事です。

おぎわらはぎりさま

ジンクスも色々あるのですね。自分とこに嬉しいジンクスだけ信じるのがいいのかなぁ(笑)髭とロイだと同じ苛めっ子でも感じが違いますよね。何故だろう(笑)ふふふ、きゅんきゅんして貰えるように髭には頑張って苛めて貰おうと思います(笑)
2012年12月07日(金)   No.279 (カプ色あり)

新・暗獣36
「ハボック、ここにいたか」
 リビングに設えたクリスマスツリーの下に腹這いに寝そべって、ツリーに飾った釣り用のオレンジ色のウキや貝殻を満足げに眺めていたハボックはロイの声に肩越しに振り向く。ロイはツリーの側まで来ると、ハボックを見下ろして言った。
「後でちょっと出かけないか?見せたい物があるんだ」
「ろーい?」
 そう言われてハボックは体を起こすとロイの方を向いて正座する。尋ねるように首を傾げて見上げてくる空色に、ロイは笑って言った。
「何を見に行くのかって?それは行ってからのお楽しみだ」
 悪戯っぽく片目を瞑って見せるロイに、ハボックが手を伸ばしてシャツの裾を掴む。
「ろーい〜」
「ははは、強請っても駄目。行く前から判ってたらつまらないだろう?」
 内緒だ、内緒、と言うロイにハボックはムゥと頬を膨らませる。そんなハボックの頭をポンポンと叩いて、ロイは棚の上の時計を見た。
「飯にするにはまだ早いな……少し本でも読んでからにするか」
 ロイはそう呟くとソファーに腰掛け本を広げた。忽ち本に没頭するロイを、ハボックは心配そうに見つめる。ハボックは暫くの間ロイの事を見ていたが、何を思いついたのかリビングを出て行ってしまった。
 コチコチと時計の音だけが響く中、時折ロイがページを繰る微かな音がする。例によって本に夢中になっていたロイは、不意に響いた大きな音に驚いて本から顔を上げた。
「なんだ?――ハボックっ?」
 部屋の中を見回せばハボックの姿がない。ロイは本を放り出すとリビングから飛び出した。
「ハボック!」
 音は確かキッチンの方から聞こえた。まさか誰かが入り込んできたのかと、ロイはバンッと扉を叩き開けてダイニングからキッチンへと飛び込んだ。
「ハボッ……っ、――――え?」
 キッチンの床の上、ハボックが飛び散った粉に塗れて座り込んでいる。側には大きなボウルが転がっていて、どうやらさっきの大きな音はこれが落ちた音のようだった。
「ろーいー……」
 飛び込んできたロイにハボックがすまなそうな声を上げる。ロイは床にばらまかれた粉を指先につけて舐めてみた。
「ホットケーキ?」
 ダイニングを見ればテーブルの上に皿やフォークが並べてある。どうやら早く出かけたくて、ロイの代わりに食事を作ろうとしたらしかった。
「私の為にホットケーキを焼いてくれようとしたのか?」
 この間の日曜日、ハボックにクマの顔の形のホットケーキを焼いてやった。食べる事は出来なくてもその甘い香りと可愛い形にハボックは大喜びしたのだが、見よう見まねで作る気だったようだ。しょんぼりと床に座り込むハボックの頭を撫でてロイは言った。
「私が本なんて読み出したから代わりに作ってくれようとしたんだな。ありがとう、ハボック」
「ろーい……」
 にっこりと笑って見せればハボックがロイにしがみついてくる。ロイはハボックの背をポンポンと叩くと、髪や服についた粉をはたき落してやり片手にハボックを抱いて散らかった粉を片付けた。
「よし、じゃあ急いで食べて出かけるか。ハボック、冷蔵庫からチーズと牛乳を出してくれ。今からホットケーキを作るんじゃ時間がかかるからパンでいいだろう」
「ろいっ」
 ロイの言葉に頷いてハボックはロイの腕から飛び降りると冷蔵庫からチーズと牛乳のパックを取り出す。チーズをロイに渡すと牛乳はダイニングに運び、椅子に登って慎重にグラスに注いだ。その間にロイはチーズを薄く切ってパンに載せて焼く。あり合わせの野菜で作ったサラダとさっと炙ったハムで簡単に腹を満たすと、ロイは汚れた皿をシンクに突っ込んだ。
「ろーい?」
「ん、片付けは帰ってからするさ。さあ、待たせたな、ハボック。行こうか」
 そう言えばハボックが期待にパッと顔を輝かせる。寒くないようコートとマフラー、手袋て身を固めて、二人は夜の街へと出かけていった。


いつも遊びにきてくださってありがとうございます。拍手も嬉しいですv

「暗獣」です。どうも書きたいところに行くまでに余計な枝葉が多くていけません(苦)結局出かけるところで終わってしまいましたよ(がっくり)

以下、拍手お返事です。

なおさま

テンション上がって頂けましたか?よかったです(笑)ヒューズ→→→←ハボックくらいかもしれませんね(笑)確かにこのヒューズにはハボの事では冗談通じなさそうです(苦笑)どうもうちのヒュは柄シャツチンピラがデフォなのかもしれません(爆)
2012年12月06日(木)   No.278 (カプなし)

金緑石12
ヒュハボ風味

「じゃあ、セントラルに戻るわ」
「なるべく早く返せよ」
 小さなボストンに替えの軍服と当座必要なものを詰めたハボックが用意が出来たと告げに戻れば、ロイの執務室で待っていたヒューズがニヤリと笑って言う。それに笑みの欠片も見せずに答えるロイに、ヒューズは目を細めて言った。
「気が向いたらな」
「おい」
 ヒューズの言葉にロイは乱暴な仕草で立ち上がる。だが、常盤色の瞳で見つめられて、それ以上は言わずにロイはため息をついてハボックを見た。
「お前が不在の間はブレダ少尉にお前の小隊も兼務して貰う。実質は軍曹が見ることになるだろう。それと、私の護衛は中尉に頼んだ」
「大佐……」
「さっさと済ませて帰ってこい」
「はい、大佐」
 明らかにどれもハボックがいない間の暫定的な措置と判る。そう聞いてホッとしたように笑うハボックの横顔をヒューズは昏い瞳で見つめた。
「中尉を困らせないで下さいね」
「どういう意味だ、それは」
 ハボックの言葉にロイは顔をしかめる。ハボックの側に歩み寄ると金色の頭に手を伸ばした。
「心配ならさっさと済ませてこい。ある程度見通しがついたら戻ってきていいから」
 ロイはそう言ってハボックの金髪をくしゃりと掻き混ぜる。そうされたハボックが嬉しそうに目を細めるのを見て、ヒューズはギリと歯を食いしばった。
「そいつは聞き捨てならないな、ロイ。来るからにはしっかり働いて貰わんと」
「こっちの仕事を中断して手伝いに行かせるんだ、目途がついたら返すのが筋だろう?事件が起きたら即刻戻らせるからな」
「焔の錬金術師さまだろ?部下の手なんていらないんじゃないか?燃やすと脅せばテロリスト共だってすぐに降参するさ」
「ヒューズ」
 肩を竦めて言うヒューズをロイが睨む。ほんの一瞬互いに相手を射殺しかねない目つきで睨みあったが、すぐにヒューズがいつもの笑みを浮かべて言った。
「冗談だよ、ロイ。そんな怖い顔しなさんなって」
 ヒューズはそう言ってハボックを見る。
「行くぞ、少尉」
「……はい」
 小さな声で答えたハボックが一瞬縋るような視線をロイに向けるのを見れば、ヒューズはハボックの二の腕を乱暴に掴んだ。
「急げ、列車に遅れる」
「ちょ……っ、中佐!」
「ハボック」
 半ば引きずられるようにして執務室から連れ出されるハボックにロイの声が飛ぶ。肩越しに振り向いたハボックの視線を遮るように、ヒューズはロイとの間の扉を閉めた。
「大――――」
「さっさとしろ、列車に遅れると言ってんだろうが」
 グイグイとハボックの腕を引いてヒューズは言う。いつまでも執務室の扉から視線を戻そうとしないハボックを見れば、ヒューズの胸に嫉妬の焔が燃え上がった。
(そんなにロイと離れるのが嫌か?)
(そんなに)
 昏い焔に煽られるようにハボックの腕を掴む手に力が入る。力任せに腕を掴まれたまま引きずられるように歩かされて、ハボックが顔を歪めた。
「痛いっス!急ぎますから、手、離してっ」
「やっぱり行かないとか言われたら困るんでな」
「そんな事言わないっス!」
 低い声で言えば即座に返る答えにヒューズはハボックを見る。見開いた空色の瞳で見つめられて、ヒューズは漸く手を離した。
「急げ」
「……イェッサー」
 答えてついてくるハボックの気配を感じながら、ヒューズは一刻も早くイーストシティを離れようと逃げるように司令部を後にした。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、励みになります、嬉しいです〜v

「金緑石」です。ヒュハボ続きですみません(汗)実は「金緑石」の存在をすっかり忘れておりました(爆)日記連載何にしようかなとつらつらと見ていたら「金緑石」の文字が。「あ……、ああ!」って感じでしたよー(苦笑)放置どころじゃないですね(汗)「おお、書かねば!」と書いていたら日記にしては長くなりすぎたので二つに分けて今日は前半部分をアップです。「髭騎士」もあるし、ヒュハボばかり溜まってるなぁ(苦笑)

以下、拍手お返事です。

なおさま

あはは、本当チンピラですよねぇ(笑)うん、きっと傷ついていると思いますよ。まあ、たまにはいい薬……その代わり報復が怖いですが(苦笑)鬼畜俺様髭眼鏡!(爆)今後もお楽しみ頂けるよう頑張りますv

おぎわらはぎりさま

お待たせしました、髭、お届けしますvええもう、すっかり発酵食品ですよ(苦笑)うわ、パスタ、ふやけて出てくるんだ……どんな味がするんだろう(爆)そのほこたて、すっごい楽しいんですが(笑)でも、本当にシーズン開始直後は当たりたくないですよね〜。ハボの代理で髭が小隊の演習に出たりしたら、日頃ハボにちょっかい出そうとしている部下たちに演習に託けてお仕置きしそうですよ(笑)
2012年12月05日(水)   No.277 (カプ色あり)

髭騎士10
ヒュハボ風味

「なにやってんだろう、オレ……」
 夜の道を当てもなく歩きながらハボックは思う。立ち止まって何とはなしに見上げれば白く輝く月がぽつねんと空にかかっているのが淋しくて、ハボックはため息をついた。
 アパートの隣人を殴り、恋人に八つ当たりし、仕事を放り出してしまった。その上仕事を放棄した謝罪をしにいけば上司に気を遣わせてしまってさえいる。
「ホント、なにやってんだろ……」
 このままいつまでもうろついていては明日もまともに仕事にならないのは目に見えている。ハボックは肩を落として足元を見つめた。
「アパート、帰んなきゃ」
 帰ればまたあの男に何か言われるかもしれないが、その時は無視するしかないだろう。
 ハボックはため息をつくと重い足をアパートに向ける。俯いたまま通りを歩き辿り着いたアパートの階段をのろのろと一段ずつ上がったハボックは、自分の部屋の前にうずくまる影にギクリとして足を止めた。
「……中、さ?」
 呟くように言った言葉に答えるようにうずくまっていた影がゆらりと立ち上がる。そうすれば弱い廊下の灯りに照らし出された顔を見て、ハボックは目を見開いた。
「どこに行ってた?」
「なんでここにいんの……?」
 低い声で囁かれた問いかけに答えず呆然とハボックは呟く。その瞬間ヒューズの手が伸びてハボックの胸倉を掴んだ。
「こんな時間まで誰とどこにいた?」
 グイと胸倉を掴み上げて尋ねてくる物騒な常盤色にハボックは息を飲む。グイグイと締め付けるように迫られて、ハボックはヒューズの手を乱暴に振り払った。
「アンタに関係ないっしょ」
 短くそう言い捨ててハボックはポケットから鍵を取り出す。鍵を鍵穴に差し込もうとするハボックの肩をヒューズがグッと掴んだ。
「関係ない?そんな訳ないだろうッ」
 ヒューズは掴んだ肩を引き寄せるようにしてハボックを振り向かせる。
「様子がおかしいと聞かされて、いきなり電話で大嫌いと言われて!関係ない訳ねぇだろう?俺達付き合ってんだぞッ!」
「ッ、そんな事デカい声で言うなよッ!誰かに聞かれたら……ッ」
 ギョッとして辺りを見回すハボックの様子に、ヒューズはムッと眉を顰める。ハボックの顔を覗き込むようにして間近から囁いた。
「俺と付き合ってんのを知られるのはそんなに嫌か?俺と付き合うのは隠さなきゃならないほどみっともない事かよッ!」
 ダンッとハボックの肩越しにヒューズが部屋の扉を思い切り殴りつけた時。
「なんだよ、痴話喧嘩?」
 突然聞こえた声にハボックの体がギクリと凍りつく。キュッと唇を噛み締め俯くハボックの様子に、僅かに目を見開いたヒューズは声のした方を見た。
「どうも」
 そうすれば右の頬を赤黒く腫らした男が下卑た笑みを浮かべて立っている。胡散臭そうに男を見てヒューズは言った。
「誰だ、お前?」
「アンタのカノジョの隣のもんだけど」
 男はそう言ってハボックを見る。
「いやぁ、カノジョのあん時の声、ホントイヤラシイよなぁ。一体アンタ、カノジョに何してんの?男ってそんなにイイもんな訳?」
 男はニヤニヤとして言いながら二人のすぐ側まで来た。ヒューズとハボックの顔を順繰りに覗き込むようにして続ける。
「さっきカノジョにも言ったけどさ、イヤラシイ声聞かされてすんげぇ迷惑してる訳よ。んでさ、迷惑料で一度カノジョとヤらせてくんない?男同士なんてどうせ貞操観念なんてありゃしないだろうし、男とスんのがすげぇイイって判れば俺もあんな声だしても仕方ないって思えるじゃん?」
 ベラベラと男が勝手な事を言っているのを聞きながらヒューズはハボックの顔を見る。羞恥にうっすらと涙を浮かべて唇を噛み締める様を見た瞬間、ヒューズの手にダガーが握られていた。
「それ以上くだらねぇ事言ってるとその口削ぎ落とすぞ」
「ヒ……ッ」
 目にも留まらぬ速さで喉元に突きつけられたダガーに、男は目を剥く。ヒューズはダガーの刃を男の首筋に押し付けて低く囁いた。
「言っとくがな、コイツに余計なちょっかい出してみろ。ただじゃおかねぇ」
 常盤色の瞳に浮かぶ本気を見て取って男がガクガクと頷く。逃げるように自室に戻ろうとした男をヒューズが引き止めた。
「待て。どうも既にちょっかい出したみたいだよな」
「な、何もしてねぇって!ホントだっ!」
 慌てて否定する男にヒューズはニッコリと笑う。
「そうか?」
「そうだよッ、手なんて出してねぇっ」
「ふぅん、だが生憎だったな。コイツを泣かせただけで十分罪に値すんだよッ!」
 そう怒鳴ると同時にヒューズの拳が炸裂する。左頬を思い切り殴られた男はアパートの廊下をゴロゴロとぶっ飛んでいった。


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今日は「暗獣」あたりにしようと思っていたのですが、ちょいと時間がないので携帯に保存しっぱなしだったのを引っ張り出してきましたー。ええと、四ヶ月ほど発酵してたっていう(苦笑)これ、てっきりアップしてると思ってたらまだだったみたいです(殴)しかも探したら続きもあるでよ(爆)なんか他にも書くだけ書いて携帯メールに保存したままのが幾つか……とっととアップしろって話ですね(汗)

以下、拍手お返事です。

なおさま

「妖」うふふ、色々イメージして下さると嬉しいですーvハボわんに懐かれたら嬉しいですよね〜。自分がハボにして欲しい事とかしたい事とか、そういう欲望を文章にしてるのがうちのサイトな気がします(笑)まあ、確かにロイハボのロイは最初の内は特に変態極まってたしなぁ(笑)ヒュハボも鬼畜デフォとか言われたし……。そういや「髭騎士」の元のタイトルは「デフォでない」でしたっけね、でもこの先ちょっと鬼畜入るかも……って、やっぱりカッコいいを上回る鬼畜っぷりですね(爆)
2012年12月04日(火)   No.276 (カプ色あり)

妖6
 秋が来て漸く過ごしやすい季節になったと思ったのも束の間、すっかりと木々の葉が枯れ落ちて寒い冬がやってきている。寒さが苦手な私は早々と暖炉に火をくべて、その前に敷き詰めたクッションの中を春までの定位置に定めていた。
 本を読む合間にふと(こうべ)を巡らせば窓の向こうに金色の影が動いているのが見える。彼が来たのだと思いながらも本を読み進めていた私は、いつまでたっても彼が中に入ってこない事に気付いて、もう一度窓の外を見やった。
 灰色に垂れ込めたいかにも寒そうな空の下、彼の金髪が佇んでいる。よく目を凝らして見れば灰色の空から剥がれ落ちるように雪が舞っていて、私は本を傍らに置くと慌ててリビングを飛び出した。中庭に続く扉を開けば雪と一緒に冷たい風が吹き付けてくる。その冷たさに一瞬怯んだものの、私は部屋着のまま外へと踏み出した。
「おい、そんなところで何をしてる?!」
 すっかりと葉が落ちた木々の間、彼がぽつねんと立っている。次々と舞い落ちる雪が彼の淡い金色の光を埋め尽くしてしまいそうな気がして、私は彼に近づくとグイとその腕を引いた。
「あれ?こんなところでなにしてるんスか?」
 私の声が聞こえていなかったのだろう、彼は私と同じ質問を口にする。金色の頭にも肩にもうっすらと雪が積もっているのを見て、私は乱暴に雪を払うと彼を睨んだ。
「雪に埋もれるつもりか?さっさと中に入れ」
 私はそう言うと彼の返事を待たずに腕を掴んだまま歩き出す。そうすれば彼は逆らう事なく私について家の中に入ってきた。
「あったかい……」
 暖炉の前に連れてくると彼がポツリと呟く。その空色が気遣うような光を帯びて外へと向けられるのを見て、今彼の心の半分を占めているのが誰なのか、私は気付いてしまった。
「探しに行くか?」
 そう尋ねれば彼が驚いたように私を見る。それから笑って答えた。
「いいえ、アイツはオレよりよっぽどしっかりしてるし。それに……ここはあったかいから」
 いてもいい?と尋ねる彼に私は肩を竦めてみせる。
「好きにしたらいい」
 言ってわざと彼に背を向けるようにしてクッションの中に腰を下ろす。行かないと言ったものの、もしかしてやっぱり探しに行きたいのならと行けばいいのだと、本当は行って欲しくないくせに格好つけて形だけ本をめくっていれば柔らかな気配がした。
「アンタって優しい」
 そう呟く声が聞こえたと思うと、不意に彼が私の傍らに腰を下ろす。そのまま倒れるようにぽすんと横になって私の膝に頭を載せた。
「おい」
「好きにしろって言ったっしょ」
 そう言って金色の頭を懐かせる様が犬である彼の本質を覗かせている。やれやれとため息をついて好きにさせたまま本に意識を戻せば、彼はすりすりと私に身を寄せた。
「アンタの側は居心地がいい。アイツも……早く見つけられたらいいのに」
 そう呟いて彼は目を閉じる。スウスウと寝息を立てる彼の金髪を私はそっと梳いた。
 私は優しくなんかない。いつだって彼を縛ってこの暖かい居場所を守ろうとしているに過ぎないのに。それでも彼がここに居てくれる事を選んでくれるように――――。
 パチパチと暖かく爆ぜる暖炉の前で、私は優しく彼の髪を撫で続けた。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、元気貰ってます、とっても嬉しいですvv

ボチボチ更新を再開しようと思ったのですが、今週はなんだか外出が多いので本格的な再開は来週にして今週は日記を頑張ろうかなぁ。日記なら携帯で書けるので。……と言いつつ、挫けたらごめんなさいなんだが(汗)
という訳で、「妖」です。今日は東京、どんより曇って寒かったもので、その中出掛けていたらこんな話しか浮かびませんでしたよ。どうも季節に左右されてしまう(苦笑)明日の日記はなんにしよう。続きと言われているのは髭なのだけど、久しぶりに「暗獣」も書きたいしなぁ…。

以下、拍手お返事です。

なおさま

そうですね、本当に休憩は必要だと実感しました(苦笑)うう、そう言って頂けると嬉しいです。太い腰回りですが、がっちり纏わりついて貰えたら嬉しいですー(笑)男前だけど変態佐ロイに鬼畜眼鏡ヒューズ(ぷぷッ)うちの攻めはそういう印象なんですね、カッコいい攻めとは程遠い(爆)はい、頑張り過ぎないように頑張りますっv

おぎわらはぎりさま

乾燥パスタ……。途中で折れたらどうするんだろうって、凄く心配になります(笑)射○いしたら出てくるのかな…(爆)6年連続なんですか!物凄いジンクスですね。でも、彼がいたらそのチームは絶対J2降格ないんじゃ?と思ってからオウンゴールがあるじゃん!って思いました。それで降格したら哀しいですよねぇ(苦笑)髭、ワクワク感擽ったまま放置ですみません(笑)教えて下さってありがとうございますv近いうちにお届けしますので、もうちょっと待っててくださいねv
2012年12月03日(月)   No.275 (カプなし)

充電中
 浅い眠りの中、心の奥底に潜む悪夢がロイの脚に絡みつく。グイと引かれてぽっかりと口を開けた深淵に落ちるかと思った、その時。力強い腕がロイの体を悪夢の触手から引き離した。

「ッ!」
 ハッと目覚めたロイは己の体を抱き締める腕の重みに傍らを見遣る。そうすればベッドの中、ハボックがその腕にロイを抱き締めて眠っていた。スウスウと寝息を立てるハボックをじっと見つめたロイは、額にかかる金髪を引っ張る。何度も繰り返せばハボックがむずかるように眉を寄せた。
「たいさぁ……?」
 長い睫が揺れて空色の瞳が覗く。ぽやんと寝惚けた視線が向けられて、ロイは笑みを浮かべた。
「なに……?どうかしたっスか……?」
「いや、なんでもないよ」
「……そ……っスか」
 ロイの言葉にほわりと笑みを浮かべたハボックが、ロイの肩口に甘えるように頭を擦りつける。そのままクウクウと眠ってしまったハボックの金色の頭をロイはそっと抱き締めた。
「ありがとう」
 いつもいつも自分を救い満たしてくれる愛しい相手。ハボックをその腕に閉じ込めて、幸せな笑みを浮かべたロイはゆっくりと眠りに落ちていった。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。ちょっとばかりご無沙汰しておりました、ヘタレ管理人のみつきです。しょうもない呟きにコメントや拍手下さいまして本当にありがとうございます!
とりあえず大分充電溜まってきました。普段三日坊主のサボり魔なので、更新だけは続けないとと定期的に更新するようにしてましたが、今回ちょっぴりお休みして、物理的に無理ということでなくたまには休むのもいいかもと思いました。出さずに溜めとくと「書きたーい!」とか「ハボック好きだーッ!」って気持ちが蓄積されていく気がする……。いや勿論、普段もハボックが好きで書きたいと思って書いている訳ですが、ずっと垂れ流すよりたまには蓋をしておくとそんな気持ちの密度が濃くなるもんなんだなぁと(苦笑)
そんなわけで大分ガス溜まってきました(笑)好きだっ、ハボック、好きだーッ!!(←煩い)なんて、ガス抜けてた方が鬱陶しくなくていいと言われそうですが(苦笑)あんまり籠ってると年末年始で物理的に書けなくなってしまうので、またぼちぼちと吐き出していきたいと思いますー。ヘタレな管理人ではありますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします(ふかぶか)

以下、拍手お返事です。

おぎわらはぎりさま

J1残留争いは熾烈だったようですね。某チームのМ選手がシーズン初ゴールを決めた相手のチームは必ずJ2に降格するというジンクスがあるそうですよ。今年もG大阪落ちたっていう、恐ろしいジンクスです(笑)「薔薇」ははは、確かにやっちゃった感がアリアリですね(笑)えっ?アヤメの茎ってそんなことに使えるんですか??中に入れるのは……無理、ですよねぇ?うわー、気になる!調べてみようかな(爆)髭、どこまで書いたか、ちょっと自分でもあやふやになってます(苦笑)日記遡って、なるべく早めに続き書きますねv

なおさま

ううう、いつもありがたいコメントをありがとうございます。お言葉に甘えて休憩してみましたら、ガス溜まってきたみたいです(笑)ふわりんか、探してみますーッ。見つけたらなおさまの呟きを思い出してニヤニヤしてしまいそうですが(笑)

風汰さま

ご心配おかけしてごめんなさい。そんな風に言って頂けて本当に嬉しいですvえっ?何か描いて頂けるんですかッ?描いて欲しーッ、是非萌えの素を恵んでやって下さいましvv「薔薇」ベッドでいいように攻めたてられて「ロイ」呼びを強要されるってのもいいですよね(笑)

はたかぜさま

わーん、優しいお言葉をありがとうございます。私のハボ達が幸せを渡せているのかは自信がありませんが、私こそはたかぜさま達から幸せを頂いてますから!こんな風に声をかけて貰えるのは幸せ以外の何物でもないと思いますもん。キリリクは勿論書かせて頂きますよ!だって私も続きが気になるから(笑)今回更新再開より先に日記を書こうと思ったのは、はたかぜさまが日記だけはと仰ってくださったから。毎度しょうもない日記ですが、とりあえず元気してますのご報告になればいいなと。きらきらなシーズン、やっぱりハボ達にも楽しんで貰いたい……、そう思えるのははたかぜさまのでっかい海の心のおかげですvこれからも多分ヘタレな私ですが、どうぞよろしくお願いします。

菜ノ花さま

ありがとうございます!そう言って頂けて、焦らず充電することが出来てますvこれからも充電しつつゆっくり続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしますv
2012年12月02日(日)   No.274 (カプなし)

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