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2013年11月の日記

2013年11月26日(火)
林檎
2013年11月16日(土)
メンテナンス
2013年11月08日(金)
獣9

林檎
「……いい香りがする」
 ベッドの上でゆっくりと目を開けてロイは呟く。傍らを見れば働き者の男はもうとっくに起き出しているようで、シーツにも温もりは残っていなかった。
「んー……」
 思い切り伸びをしてロイはベッドに身を起こす。やれやれと首を数度コキコキと鳴らすとベッドから降りた。欠伸をしながら洗面所に向かい冷たい水で顔を洗う。水の冷たさに漸く目が覚めて、ロイは服に着替えると階下に降りた。下に降りれば微かだった匂いがずっと強く感じられる。バターに甘酸っぱい香りが混じるそれに誘われるように、ロイはキッチンに入っていった。
「おはよう、ハボック」
「おはようございます。そろそろお越しにいこうかと思ってたところっスよ」
 キッチンにいるハボックに声をかけたロイはコンロの前に立つ長身に近づく。フライパンでなにやら焼いているその手元を背後から覗き込んで言った。
「いい匂いだな、なにを焼いてるんだ?」
「リンゴっスよ」
 そう答えてハボックはフライパンを揺する。フライパンの中には銀杏に切ったリンゴがバターで焼かれていい色になっていた。
「紅玉貰ったんスけど、アンタ、酸っぱいリンゴ苦手っしょ?だから」
 と言いながらハボックは火を止めて軽くグラニュー糖を振りかける。皿に注ぎ分けそれを手にダイニングに行くハボックの後ろからついていきながら、ロイは言った。
「別に酸っぱいリンゴが苦手な訳じゃないぞ。甘味系のリンゴが好きなだけだ」
「はいはい」
 なんだか子供扱いされたように感じてそう言えば、なんとも気のない返事が返ってくる。なんだ、その態度はと後ろから耳を引っ張ると、痛い痛いと顔を顰めながらハボックがテーブルに皿を置いた。
「火が通ると甘くなるっスよ。きっと大佐も食べられます」
「だから別に苦手じゃないと言うのに」
 あくまでそう言い張って、ロイはハボックの向かいに腰を下ろす。温めたパンを千切って口に放り込み、サラダをワシャワシャと食べ、とろとろのオムレツに舌鼓を打って、ロイはリンゴの皿を引き寄せた。フォークでつつけば甘い香りが広がる。フウフウと息をかけてから口に入れれば広がる爽やかな甘みにロイは目を瞠った。
「旨い」
「そっスか?ならよかった」
 率直な賛辞にハボックは嬉しそうに笑う。ロイは突き刺したリンゴを見つめて言った。
「子供の頃、母が作ってくれた焼きリンゴを思い出したよ」
 あの頃、酸っぱいリンゴが苦手なロイの為、芯をくり貫いたリンゴにバターやレーズンを詰めて作ってくれたのだ。
「懐かしいな」
「今朝は時間がなかったからフライパンで簡単に焼いちまいましたけど、おやつに作りましょうか?焼きリンゴ」
「いいのか?」
 そう言えば途端にパッと顔を輝かせるロイにハボックはクスリと笑う。
「いいっスよ、沢山貰ったし。そうだ、折角だから一緒に作りましょうよ」
「ふむ」
 誘われてロイは頷くと勢いよく立ち上がった。
「よし、それなら早速作ろう。善は急げだ」
「えーっ、先に洗濯したいんスけど」
「なんだ、出鼻を挫くようなことを言うな」
「じゃあ、オレが洗濯物干してる間にリンゴくり貫いておいてくださいよ」
「仕方ないな、いいだろう。私が完璧にくり貫いておいてやる」
 リンゴの芯をくり貫くのに完璧もなにもないだろうと思いつつ、ハボックはよろしくお願いしますと頭を下げる。
 その後、洗濯を終えて戻ってきたハボックは穴を開けすぎて割れそうになったリンゴや芯が抜け切れていないリンゴに笑いながら、バターやレーズンを詰めて焼きあげてロイと一緒に甘酸っぱいティータイムを楽しんだのだった。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、コメント、本当に励みになります!ありがとうございますvv

いやね、朝からバターで紅玉焼いて食べたら美味しかったってだけの話なんですけど(笑)リンゴはやっぱり甘味系のが好きです〜。シナノスイートとかシナノゴールドとか好き。王林も好きかな〜。酸味系のはやっぱり煮るとかしたくなります。アップルパイとか美味しいですよね。焼きリンゴも久しぶりに作りたいな〜。

以下、拍手お返事です。

なおさま

セレスタ、ふふふ、焦らした後の続きは如何でしたでしょうか。やっと眠り姫が目覚めましたがまだまだハッピーエンドには時間がかかりそうです(苦笑)うわぁ、ダースベイダーブラッドレイ!(笑)うう、益々長くなっちゃうよ(爆)メンテナンス、そんなハボックなら是非出張してきて欲しいです(爆)ムスコをメンテナンス、ドツボにハマって貰えて嬉しい〜(笑)久遠、あはは、悪代官ですもんねぇ。もう確実に後ろ暗い過去がてんこ盛りですよ、きっと(苦笑)

阿修羅さま

メンテナンス、楽しんで頂けて嬉しいですーvなんて言ってついてきて貰ったか……。やっぱり「ブレダ〜。一緒にマスタングさんのムスコのメンテナンスに行ってくんない?」じゃないでしょうか(笑)

相変わらずティワズがかっこいいv の方

うお、ありがとうございますーッvvえへへ、そう言って頂けるとやる気がモリモリ湧いてきますv「若」と呼ばせたくてティワズを出したので、これからも「若」「ティ」と呼び合って貰いますよ!是非そんな二人を見守ってやってくださいねv
2013年11月26日(火)   No.353 (カプなし)

メンテナンス
ロイハボ風味

「こんにちは、マスタングさん」
 ドアベルの音に答えて扉を開ければ、にっこりと笑う空色にロイは目を細める。脇によけてハボックを中に通してロイは言った。
「すまないな、私の都合でこんな時間に頼んで」
「構わないっスよ。それよりマスタングさんこそ仕事の後で疲れてるんじゃないですか?」
 急いで終わらせますから、とハボックは言ってロイと一緒に奥へと入っていく。ロイが開けてくれた扉から失礼しますとキッチンに入ると、手にしていた荷物を置いた。

 ハボックは某不動産会社のメンテナンス部に所属する社員だ。リビングの灯りの具合がおかしくなって修理を頼んだ時やってきたハボックにロイは一目惚れし、それ以来家に関することは全部ハボックを指名して頼んでいる。不動産会社の方でも何かと注文が多く気難しいロイが、唯一機嫌よく会社の言い分を聞いてくれる相手がハボックとあって、ハボックは完全にロイ専属の担当社員となっているのだった。

「でも、マスタングさん、綺麗に住んでますよね。男の一人暮らしなんて結構目も当てられないもんなのに」
「私だって日頃は散らかし放題だよ。今日はハウスキーパーが来てくれた後だからね」
「とか言って、いつ来ても片づいてるじゃないっスか」
 流石っスね、と笑うハボックをロイはうっとりと見つめる。あらかじめ空にしておいた床下収納の蓋を開け、ハボックは他の家具を傷つけてしまわないよう注意して蓋を脇に置いた。
「そこから家の下に入れるんだったな」
「そうっス。────と、ちょっと失礼」
 ハボックはすぐ側に立つロイをどかせると大きなロール状のビニールを長く引き出し、手で裂いて床に敷く。その上に床から引き抜いた床下収納の収納ボックスを置けば、ぽっかり開いた穴から家の基礎部分が見えた。
「すんません、ちょっと養生しますんで」
 ハボックはそう言って、新たに引き出したビニールを裂いては床を汚してしまわないよう穴の周りにテープで張り付けていく。それから縁にぐるりと帯状になったビニールを張り付けた物を上に引っ張りあげて広げ、家具の上部にビニールの端を留めた。
「これはなんだ?何か薬剤でも蒔くのか?」
 穴を囲うようにして丸くカーテンのようにビニールが張られている。不思議そうにロイが言えば、ビニールで仕切られた小部屋の中に入ったハボックが、ビニールの間から手を出して荷物を中に引き込んだ。
「薬は蒔かないっスけど……」
 ロイの問いかけにハボックがビニールのカーテンの向こうから答える。何をやっているのだろうと、ロイが半透明のビニールの向こうに立つハボックを見つめていれば、ハボックが着ていたシャツを脱ぎ捨てた。
(えッ?!)
 ギョッとするロイの視線の先、半透明のビニールに囲まれた中でハボックの影が揺れ動く。シャツを脱いだハボックがベルトのバックルをカチャカチャと音を立てて外しているのを見て、ロイは鼻の穴を膨らませて尋ねた。
「なっ、何をやってるのかなッ?」
「下、潜ると埃やらなにやらで汚れるんで、着替えてるんです。家ん中汚しちゃ拙いっしょ」
 そう答えるハボックの影がズボンを脱ぎ捨てる。半透明のビニールのカーテン越し、パンツ一丁になったハボックの姿が透けて見えて、ロイは鼻息を荒くした。
「あれ?作業用のズボン、どこ入れたっけな……」
 困ったような声が聞こえてハボックがゴソゴソと荷物を探っているのが判る。穴をよけてしゃがみ込んだハボックの黒いボクサーパンツに包まれた引き締まった尻がビニールに押しつけられれば、半透明のビニールは限りなく透明に近づきキュッと締まった双丘の盛り上がりがロイの目の前に晒された。
「ハ、ハ、ハボックくんッ!私が探してあげようじゃないかッ!」
「えっ?いや別にいいっス────って、うわッ?!」
 いきなりビニールのカーテンを捲って中に入ってきたロイを、ハボックがギョッとして見上げる。片膝をたてたままロイを振り向くために脚を開いた為、黒のボクサーパンツ越し股間のもっこりが目に飛び込んで、ロイは膨らませた鼻の下を伸ばした。
「そんな格好じゃ寒いだろうッ!!私が暖めてあげようッ!!」
「えッ?い、いきなり何言い出す……、ッ?!ひゃッ?!変なとこ触んねぇでッ!ちょっと、マスタングさ……ッ、うひゃあッ!!」
 突然盛ってしまったロイにボクサーパンツを引き下ろされハボックが悲鳴を上げる。
「私のムスコのメンテナンスを頼むよッ、ハボック!」
「わーッ!オレは家のメンテナンス専門っスからッッ!!」
 ビニールのカーテンの中でドタバタと争う音に引き続きドサッと重たいものが穴に落ちる音がする。次の瞬間バッとカーテンが跳ね上がって服を掴んだハボックがパンツをずり上げながら飛び出してきた。
「今日は失礼しますッッ!!」
「イテテ……、あっ、おい、メンテナンスッ!」
 床に開いた穴から這いだしたロイをそのままにハボックは逃げ帰る。その後。
「メンテナンスに伺いました、ブレダです」
「……ハボックっス」
 ロイの家のメンテナンス作業には必ずボディガードが同行するようになったとか。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、テンションあがります!嬉しいですーvv

自宅が築十年で点検があったんですよ。キッチンの床下収納の収納部分を取り外すとそこが点検口になっていて床下に潜れるようになってましてね。点検に来たお兄さんが床にビニールを敷き始めたので汚れ防止かなと思ってたんですが、そのうち点検口の周りにカーテンみたいに半透明のビニールを貼りめぐらせたんで「なんか撒くの??」と思いながら見てたら、カーテンの向こうでおもむろに着替えを……(笑)要は床下に潜ると服が汚れるのでその場で着替えてた訳なんですが、いやあビックリしました。いや、勿論その場でずっと見てたりしませんでしたよ?もう一人点検のお兄さんが二階で作業してたからそっちに行ってましたし!見ていたかったとかなんて思いませんでしたとも!(爆)んで、ロイの家でハボックがそんな事し始めたら貞操の危機だろうなって、色々と妄想を(苦笑)相変わらず脳みそ腐ってます(笑)

以下、拍手お返事です。

なおさま

獣、あー、絶対そのオチですね!さり気なく自分だけラグから降りて知らん顔してたロイ、ヒューズが「あ〜あ、こりゃもう一回クリーニングに出さなきゃだなぁ」ってぼやくのを聞いて飛び上がりそうです(笑)ヒューズ、かえってガンガン防虫剤臭いのを「効き目ありそう」って買ってきそうです(笑)セレスタ、どうもお待たせしてます〜(汗)いやあ、なにせここまで引っぱってきたのであんまり簡単にハボックが戻ってきてもなぁという気持ちもあったもんで……。でもそろそろですよ、奥さん!(こら)まあ、帰ってきたら帰ってきたで一悶着も二悶着もありそうですけどね(苦笑)わーい、ブルーのビー玉!もう、ちょっとした事にハボックを見つけてニヤニヤしちゃいますよね〜v久遠、そりゃもうお代官様と越後屋ですから〜(笑)ドンレミ村、おお、ジャン繋がり!でも実は、某ゲームの主人公がいた村の名前だったり(爆)好きだったんですよー、そのゲーム。結構歴史上の人物が出てきたりもしてたので、ドンレミ村もそこからとったかもですね。
2013年11月16日(土)   No.352 (ロイハボ)

獣9
「判ったから急かすなって」
 納戸の奥でゴソゴソと目当てのものを探しながら、入口から顔を突っ込んでその様子を睨んでいる私にヒューズが言う。グルルと不機嫌に喉を鳴らす私を、ヒューズは振り返って見た。
「仕方ないだろう、ここんとこ忙しかったんだからさ」
 確かに最近ヒューズの帰りが遅いのは判っていたが、だからといってもう暦の上では冬に入り、すっかり秋も深まったこの時分になってもまだラグが夏物という事態は許しがたい。久しぶりに休暇のヒューズの部屋の前で、私は夏物のラグを咥えて出てくるのを待ち構え、朝になって起きてきたヒューズに今日一番の仕事としてラグの交換を命じたのだった。
「ああ、あったあった」
 ヒューズはそう言って納戸の奥から冬用の毛足の長いラグを引っ張り出す。クリーニングして埃が被らぬよう包んであったラグを広げれば、微かな防虫錠の臭いがして私はヒューズを睨んだ。
「臭うか?」
『こんな防虫錠臭いラグに寝られるかっ』
 ラグに鼻を寄せてクンクンと匂いを嗅ぐヒューズに私は低く唸る。やっぱ犬は鼻がいいねぇなどとほざくヒューズに牙を剥けば、ヒューズはラグを持って歩きだした。
「少し風に当てれば臭いも抜けるから、もうちょい待って」
 ヒューズはそう言ってラグを手に中庭に出ていってしまう。私は仕方なしにリビングに戻るとソファーの上に飛び乗った。
『あれ?大佐、ラグは?』
 ソファーの上で何とか寝心地の良いように体を横たえようとしていると、ハボックののんびりとした声が聞こえる。私は前足の上に顎を乗せて答えた。
『ヒューズが外に干してる。防虫錠臭くて寝られん』
『あー、オレも防虫錠の臭いは嫌いっス』
 私の言葉にハボックも顔をしかめる。臭いを嗅いだように前足で鼻をこすったハボックは、ソファーに近づいて言った。
『じゃあ大佐、外行きましょう、外』
『はあっ?なんでそうなる』
『だって暇でしょ?ラグないし』
 そう言うハボックを私はソファーの上からジロリと見る。
『お前、今私がどこでどうしているのか見えているのか?』
『ソファーに寝そべってるっスよ』
『そう言うことだ』
 ラグはないがとりあえず代用品があるのが判ったろうと言葉にせず態度で示す私にハボックが言った。
『ソファーの上はダメってヒューズさんに言われてるっしょ』
『こんなに寒くなるまでラグを出しておかないヒューズが悪い』
 早めに出して風に当てておけばこんな事にはならなかったのだ。文句を言われる筋合いはない筈と私が言った時、足音がしてヒューズの手が私の体をソファーから無理矢理に下ろした。
「ローイ、ソファーは駄目だって言ってるだろ。お前デカいんだからさ」
『元はと言えばお前がさっさと冬物のラグを出しておかないのがいけないんだろうっ』
「あー、はいはい。文句言わないの」
 ガウと凄む私の言葉が判っているのかいないのか、ヒューズは言って私を追い落とした後のソファーにドカリと座り込む。ムッとして睨む私の眼光をものともせず新聞を広げるヒューズの足に噛みついてやろうかと私が思っていると、ハボックが言った。
『ねぇ、外に行きましょうって。葉っぱが紅くなって綺麗っスよ』
 その言葉に私は窓の外に目をやる。そうすれば紅く染まった葉をつけた枝の向こうに綺麗な青空が広がっているのが見えた。
『フン』
『行くのっ?やった!』
 ゆっくりとリビングの扉に向かって歩き出すとハボックがフサフサの尻尾をブンブンと振ってついてくる。中庭への扉を潜ればヒヤリとした風が首筋を撫でたが、その寒さを補って余りある陽射しに後押しされて私は外へと出た。
 木の枝に私のラグが干してあるのが見えて、私はその下に近づく。きちんと干されていることを確認しようと見上げた先、真っ赤に色づいた葉と見事なまでの青空が広がっていた。
『ね?凄い綺麗っしょ?』
『まあな、ラグが邪魔だが』
『じゃあ、どければいいじゃないっスか』
 折角の空をラグ越しに見るのも無粋だと私が場所を変えようとするより早く、そう言ったハボックがラグの端をくわえて引っ張る。あっと思う間もなくラグは地面に落ちてしまった。
『なにするんだッ!折角クリーニングしてあるラグをッ!』
『えー、だって大佐が邪魔だって言うから』
『場所を変えればいい話だろうッ!この』
 馬鹿、阿呆、脳足りんと罵ればハボックがシュンとして項垂れる。
『だって大佐と紅い葉っぱ見たかったんだもん……』
 しょんぼりと項垂れて地面を前足で蹴りながら呟くハボックにため息をついた私は、地面に落ちたラグを見た。ラグは上手い具合に表を上に広がっている。梢の間から陽射しが降り注いでいるのを見て、私はラグの上に寝そべった。
『……大佐?』
『落ちたものは仕方ない。有効活用しよう』
 そう言って私はラグの半分を空けてやる。それを見たハボックがそろそろと片足をラグに乗せて私をチラリと見た。
『その気がないなら私が全部使うぞ』
『その気ある!あるっス!』
 ハボックは言って嬉しそうに私と並んでラグに横たわる。首を反らして空を見上げた。
『綺麗っスね』
『そうだな』
 これからもっと寒くなれば空は益々澄み切るだろう。寒いのは嫌いだが、コイツの瞳と同じ色の空を見られるのは悪くないかもしれない。
『寒くないっスか?もう少しくっついてもいい?』
『好きにしろ』
 素っ気なく答えればいそいそと寄り添ってくる温もりに、私は目を細めて晴れ渡る空を見上げた。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、とっても励みになります、嬉しいですvv

「獣」です。段々朝晩寒くなってきて北海道では雪も降ったし、そろそろロイが嫌いな季節だなぁと(笑)きっとこの後ラグをもう一度クリーニングに出す羽目になり、ロイは馬鹿な事をしたと後悔しまくったと思います(苦笑)

んで。忙しいですー。何とか「セレスタ」は書いたけど明日も出掛ける予定だし、「FLARE BLUE」は多分無理(苦)今日の日記も電車の中でチマチマ携帯で打ってましたし(苦笑)来週はちゃんと更新出来るといいなー(こら)

「セレスタ」と言えば、この先書き進めるにあたりちょっと最初から読みなおしてるんですが……ロイとハボがチューしたのって第四章だった!(爆)えええ、そんな最初の頃だったっけ??今日書いたのが第八十三章……。いつになったらもう一回ちゃんとチュー出来るんだか(苦)が、頑張ります(汗)

以下、拍手お返事です。

なおさま

そうそう、頭隠して尻隠さず(笑)尻尾はハボの弱点ですからねぇ(苦笑)おお、ロイネタ使用許可、ありがとうございます!「カモン」の続きも頑張ります〜v「セレスタ」そうですね、ロイは相当昔からああだと思います(笑)ハボ、そろそろ帰ってくるはずー!
2013年11月08日(金)   No.351 (カプなし)

No. PASS
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  Photo by 空色地図

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