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2014年07月の日記

2014年07月20日(日)
新・暗獣52
2014年07月07日(月)
新・暗獣 2014七夕編
2014年07月01日(火)
黒スグリ姫8

新・暗獣52
「さあ、どうぞ」
 遂に順番がやってきてロイはハボックの手を引いて中に入る。意外と広い建物の中には何匹ものウサギやモルモットが放し飼いにされていた。
「ほら、ハボック」
 ロイは繋いでいた手を離してハボックの背を軽く押す。二、三歩歩いて振り向くハボックにロイが頷けば、ハボックは一番近くにいた白いウサギに恐る恐る近づいた。
「ろーい……」
 待ちに待ったウサギとの対面にドキドキしているのだろう、ハボックはなかなかウサギに手を伸ばそうとしない。それでも漸くハボックが手を伸ばしかけた時、後ろからやってきた男の子がサッとウサギを抱き上げてしまった。
「見て見て、ママ!かわいいよ!」
 男の子は嬉しそうに叫んで母親の方へと走っていってしまう。その背を呆然と見送るハボックの頭をロイはポンポンと叩いた。
「……ろい」
「大丈夫、ほらまだいっぱいいるぞ。あっちにも、そっちにも」
 ロイは言ってウサギを指差す。コクンと頷いたハボックは今度はタタタとウサギに駆け寄った。
「ろーい……」
 ウサギの側にしゃがみ込み、ハボックはそろそろと手を伸ばす。ハボックの小さな手が触れる寸前、今度はウサギがピョンと跳ねて逃げてしまった。
「ろいっ」
 慌ててハボックが追いかければウサギはピョンピョンと逃げる。ムッと眉を寄せたハボックは数歩駆けるとエイとばかりに飛びついた。
「ろいッ」
 ムギュッと床に押さえつけるようにしてハボックはウサギを捕まえる。前脚の下に手を入れてウサギを抱き上げたハボックは自慢げにロイを振り返った。
「ろーいっ」
「はは、よかったな」
「ろいっ」
 無事ウサギを捕まえたハボックにロイは歩み寄って麦藁帽子の頭を撫でる。そうすればハボックは嬉しそうに笑ってウサギの柔らかい毛に頬を擦り寄せた。
「ろーい……」
 すりすりと頬を寄せたハボックはウサギの顔を真正面から見つめる。ヒクヒクと鼻を動かすウサギを真似てヒクヒクと鼻をヒクつかせてハボックはギュッとウサギを抱き締めた。
「ろーいっ」
「ふふ、可愛いな」
「ろいっ」
 言えば顔を輝かせて頷くハボックも可愛らしい。ハボックは近くにいた黒いウサギに近寄ると片手で最初のウサギを抱きもう片方の手で黒ウサギを抱き上げた。
「ろいっ」
「落とすなよ」
 両手にウサギを抱えるハボックの様子に心配して声をかけるロイの事など全く気にせず、ハボックは抱き上げたウサギに両頬をこすりつける。もふもふの毛に嬉しそうに頬をすり付けていたハボックは毛がフサフサと長いウサギを見つけて目を見開いた。
「ろいッ?」
 ウサギを両手に抱えてハボックは毛の長いウサギに駆け寄る。側にしゃがんでまじまじとウサギを覗き込むハボックにロイが言った。
「ソイツはアンゴラウサギだ。毛の長いウサギなんだよ」
「ろーいー」
 ロイの説明にほうほうとばかりに頷いたハボックは両手に抱いたウサギを交互に見る。悩んだ末に黒ウサギを下ろすとアンゴラウサギに手を伸ばした。
「ろい……」
 もふもふと毛の長いウサギをそっと抱き上げようとした時、ハボックは後ろからドンッと体当たりされてぴゃっとウサギに顔から突っ込んでしまった。
「ろいッ」
 何をするんだとばかりに振り向いたハボックはのっそりと立つ四つ足を見上げて目をみはる。逆光で黒く見えていた顔が近づいてきたと思うと、山羊のスノウが頭をゴンゴンとハボックにぶつけてきた。
「ろーい〜っ」
「ハボック!」
 いきなり山羊に攻撃されて、尻餅をついたハボックが悲鳴を上げる。慌ててロイがハボックを引っ張り上げたが山羊のスノウはしつこくハボックに追いすがってきた。
「なんなんだっ、一体?」
 流石に驚いてロイはウサギごとハボックを抱き上げて逃げる。追ってくる山羊から逃げ回っていると、係の女性が慌ててやってきた。
「やめなさい、スノウ!」
 女性の飼育員は山羊を抱きかかえるようにして押さえ込む。ビックリして空色の瞳をまん丸に見開くハボックを見上げて言った。
「ごめんなさい、この子、好きな相手に体当たりするのよ」
「好きな相手に体当たり?それはまた随分と情熱的だな」
 理由を聞いてロイが苦笑する。腕の中でウサギをひしと抱き締めて固まっているハボックにロイは言った。
「スノウに好かれてるらしいぞ、ハボック」
「ろーい……」
 言われて迷惑そうに口をへの字にするハボックにロイは思わずクスリと笑う。ハボックを下ろしてやりながら言った。
「ギュッとしてあげなさい。きっと喜ぶよ」
「ろい……」
 そう言うロイをハボックが見上げる。ロイがハボックの手からウサギを預かって頷くと、ハボックが恐る恐る山羊に近づいた。
「……ろーい」
 そっと手を伸ばし山羊の体をギュッと抱き締める。そうすれば山羊が嬉しそうに鳴いてハボックにグリグリと頭を押し付けた。
「大好きって言ってるわ」
「ろいっ」
 係の女性が笑って言うのを聞いてハボックの顔にも笑みが浮かぶ。山羊の頭や体を暫く撫でた後、ハボックはロイからウサギを受け取った。ウサギを抱いたままアンゴラウサギの側にしゃがんでその長い毛を優しく撫でる。そんなハボックの側に山羊のスノウが寄り添ってすりすりと体を擦り付けた。
「ろーいっ」
 ウサギと山羊と一緒に遊んでハボックが嬉しそうに笑う。気がつけば他のウサギやモルモットも寄ってきて、ハボックは沢山のもふもふに囲まれてはしゃぎ声を上げた。

「ろーい〜」
 動物園の閉園を知らせる曲が流れる中、アンゴラウサギを抱き締めたハボックがイヤイヤと首を振る。唇を尖らせて見上げてくる空色にロイはやれやれとため息をついた。
「もうさよならの時間だよ、ハボック」
「ろいっ」
「じゃあウサギと一緒に動物園に泊まるか?私は帰るからな」
 ロイは言ってハボックを置いて歩き出す。そうすれば半泣きで呼ぶハボックの声と軽い足音に続いて、ぱふんと小さな体が足にしがみついてきた。
「ろいッ」
「ちゃんとウサギにバイバイしてきたか?」
 抱き上げながら尋ねれば首にしがみついたハボックが頷く。ロイはウサギを抱いて手を振る係の女性に笑みを返してふれあい広場の建物を後にした。
「ウサギに会えて楽しかったな」
「ろい……ろーい〜……」
「流石に家で飼うのは無理だからな。また会いに行けばいいさ」
「ろいっ」
 絶対と見上げてくるハボックの麦藁帽子をポンポンと叩けば、ハボックがタタタと駆け出す。
「ろーいっ」
 ロイが追いついてくるのを待って、ハボックはレースのリボンをヒラヒラと靡かせてロイに抱きついた。
「ろーい」
 ありがとうと言うように呼ぶハボックを抱き上げてロイは笑う。夕日に辺りがオレンジ色に染まる中、二人はバスに乗って家へと帰っていった。

「ハボック、そんなところで寝たら風邪をひくぞ」
 家について風呂に入って、軽く食事をすませて寝室にくれば宝物を入れる箱を前に床に伸びているハボックを見つけてロイは言う。もうすっかりと寝入ってしまっているハボックを抱き上げて寝床のクッションの上に寝かせるとブランケットをかけてやった。それから出しっぱなしの宝箱をしまおうとしてロイは蓋に手を伸ばす。宝箱の中に山羊にかじられた入場券の半券と係の女性から貰ったシールが大切にしまってあるのを見てロイは優しく目を細めた。
「また一緒にウサギやスノウに会いに行こうな」
 そう言って眠るハボックの金髪を撫でれば。
「ろーい……」
 夢の中からハボックが笑って答えた。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、励みになります、嬉しいですv

日記ではご無沙汰してしまいました。なんかもうすっかりサボり癖がついちゃって、ハボロイちっとも更新してなくてすみません(苦)次回からと思ったけど連休あけじゃん、書けなかったらごめんなさい(汗)
といったところで「暗獣」です。やっとウサギともふもふv相変わらず無駄に長いですが(苦笑)またそのうちもふもふしに出掛けると思います。
そうそう、ヒュハボでお盆ネタを貰っていたので書いていたのですが、ま、間に合わなかった……orz と、とりあえず8月のお盆目指して頑張ります〜(汗)

以下、拍手お返事です。

なおさま

暗獣、ハボックの扱いが上手になったというか、すっかりお父さん化してる気が(笑)なおさま、ゲームクリア早いですね!ウォッチドッグス、ハリウッド映画みたいですね!目元が確かにトム・クルーズっぽいvやってみたいけど、私がやったらハックされまくりそう(苦笑)風、ハボックの気持ちが伝わって嬉しいですーvロイはね、そうです、きっとそう(苦笑)エアコン掃除って高い場所にあるから面倒くさいですよねぇ(笑)お疲れ様ですvセレスタ、ブラッドレイに右側の世界!!いーやーーーッッ(爆)それだけは書きたくないです(笑)そしてハボック〜。どうなるやらお楽しみにして頂ければv

柳さま

こんにちはvいつも遊びに来て下さって&コメントありがとうございますvハボロイ、最近すっかりサボり気味ですみません(汗)のんびりですが更新していきますので、これからもよろしくお付き合いお願いしますvいよいよ夏本番に入りますが、柳さまもお体お気をつけてお過ごしくださいねv
2014年07月20日(日)   No.405 (カプなし)

新・暗獣 2014七夕編
「ろぉい〜〜ッ!」
 バンッと寝室の扉が叫び声と共に乱暴に開く。パタパタと軽い足音がしたと思うとぱふんとブランケット越ししがみつかれて、もぞもぞと動いたロイは目を透かしてハボックを見た。
「おはよう……どうした、今朝は早いな」
 朝が苦手なハボックは夜更かしで起きるのが遅いロイとどっちが早いかというくらい朝寝坊だ。そんなハボックが起こしにくるなんて珍しいと思いつつもすぐには起きられずにいれば、ハボックがバンバンとブランケットの上からロイを叩いた。
「ろいッ!」
「ああはいはい、判ったわかった……今起きるから……」
 例によって本を読んでいたせいで寝不足な頭を振ってロイはベッドの上に身を起こした。
「一体なんだ、ハボック……」
「ろーいーっ」
 ふわぁと大欠伸をしながら答えるロイの手をハボックが引っ張る。のろのろとベッドから下りれば窓際まで連れて行かれて、ロイは鎧戸に手をかけた。
「一体なんだって言う――――あ」
 欠伸混じりに言いながら鎧戸を開けたロイは目の前に広がる景色に目を見開いた。
「雨」
「ろーい〜ッ!」
 灰色の空から雨がシトシトと降り注いでいる。涙の混じった声に傍らのハボックを見下ろせば、昨日二人で書いた短冊を握り締めて空色の瞳に涙をいっぱいに溜めていた。
「ろーい……ッ」
「ハボック」
 わんわんと泣くハボックにロイはため息をついてハボックを抱き上げる。キュッとしがみついてくるハボックの背をロイは優しく撫でた。
「あのな、ハボック。今空には雨雲がいっぱいあって地上には雨が降っているだろう?だがな、あの雲の上にも空はあって、そこは晴れてるんだよ」
「……ろい?」
「地上は雨でも空の上は晴れてるんだ。だからちゃんと彦星と織り姫は会うことが出来るんだよ。私達からは見えないだけでな」
「ろーい……」
 ロイの説明を空色の瞳を大きく瞠って聞いていたハボックがパチクリと一つ瞬きする。そうすれば睫毛に溜まっていた涙が頬を零れて落ちて、ロイは指先で涙を拭ってやった。
「きっと今年は二人きりで誰にも邪魔されたくなかったのかもな。雲の上で彦星と織り姫はデートしてるから心配しなくて大丈夫だ。願い事もちゃんと叶えてくれるさ」
 そう言ってロイがにっこりと笑えばハボックが小さな手でゴシゴシと目をこする。
「ろい」
「うん、心配しなくて大丈夫だ」
 頷くロイにハボックが漸くホッとしたように笑みを浮かべた。
「ろーいっ」
「今頃は今夜のデートに備えて雲の上で大わらわだぞ、きっと」
 そう言って空を指差せばハボックも空を見上げる。にっこりと笑ったハボックは手にした短冊を見てハッと目を見開いた。
「ろいっ」
「大丈夫、今からつけ直そう」
「ろい!」
 ロイがそう言うや否やハボックはロイの腕からピョンと飛び降りる。
「ろーい!」
 早くと言うように言って寝室を飛び出していくハボックの後を追って、ロイはクスクスと笑いながら部屋を出た。大事な願い事を書いた短冊を結び直して、その日二人は雲の上の彦星と織り姫を思いながら七夕飾りを見上げて過ごした。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、とっても励みになりますv嬉しいですvv

「暗獣」です。ウサギでもふもふを書いていたのですが、書きあがらなかったので「七夕編」を先に。去年もこのパターンだったなぁ……(苦笑)今日東京は雨なのでこんな話になりました。夜には上がるみたいだけど星は無理じゃないかなぁ。昨日と明日は晴れなのにね。

以下、拍手お返事です。

なおさま

黒スグリ、ふふふ、確かに後ろからじっくり鑑賞したいかもvそのうちチューとかするかもしれません(爆)シーフ、ネットで見てみました〜。面白そうだけどどんくさい私には無理そう〜(苦笑)でも、いいですよね「お前のものは俺のもの」!デモ動画を見ていて昔にやった「クーロンズゲート」というゲームを思い出しました。怪盗ヒューズにハボック刑事!!うわ、メチャクチャ妄想を刺激されますよ!歯医者、お疲れ様です〜。歯茎に打つ麻酔ってなんであんなに痛いんですかね?!あれなら麻酔しない方が痛くないんじゃ?って思います(苦笑)風、ふふふ、どういうタイミングでプラスになるか、楽しみにしていて下さいねvセレスタ、そりゃあねぇ、簡単に諦めたらつまんないしッ!(コラ)ここが本当の正念場かも〜。気になりまくり、嬉しいですーvご期待に添えるよう頑張りますッv

香深さま

妖、到着確認ありがとうございますvえへへ、ハヅカシいくらいですか?(笑)感想、お聞かせ頂けたらとっても嬉しいですvお時間あります時に是非v

蒼さま

いえいえ、こちらこそ失礼いたしました。イベント、私も最近はなかなか行きませんよ〜。買うものがないとどうしても足が遠ざかっちゃいます(苦笑)でも、雰囲気は好きなのでぶらぶらしには行きたいんですがね。
2014年07月07日(月)   No.404 (カプなし)

黒スグリ姫8
ロイハボ風味

 開演を告げるブザーが鳴って劇場の灯りが落とされる。真っ暗になるこの一瞬がハボックは嫌いで、無意識に息を詰めた。予告編の上映が始まり場内が画面の光で薄明るくなってハボックが詰めた息をため息にして吐き出せば、隣に座っていたロイがハボックを見て言った。
「どうした?」
「えっ?あ……いえ、なんでもないっス」
 聞かれてハボックは小声で答えて首を振る。薄暗い中でも不満が見て取れる黒曜石にハボックは恥ずかしそうに俯いた。
「オレ、あの真っ暗になる瞬間が苦手で……子供みたいっしょ?」
 ロイから見ればまだ十分に子供の部類であるハボックがそんな事を言うのに、ロイは笑いを零しそうになって慌てて顔を引き締める。
「そんな事ないさ。誰にだって苦手なものはある」
 言えば安心したように笑みを浮かべるハボックの手をロイは伸ばした己のそれでそっと握った。
「マスタング先輩っ?」
 「こうしてたら怖くないだろう?」
 顔を覗き込むようにして言えば、ハボックが「ええと」と口ごもる。
「でもこれだとポップコーンが食べられないっつうかっ」
 恥ずかしいというのかと思えば思いもしない答えが返ってきて、ロイはプッと吹き出した。
「お前……っ」
「ごっ、ごめんなさいっ」
 クスクスと笑うロイに、ハボックが慌てて言う。そんなハボックと繋いだ手を離してポンポンとハボックの腕を叩いてロイは言った。
「怖くなったらいつでもしがみついてきていいからな」
「もうっ、先輩ってば!」
悪戯っぽく囁かれてハボックは紅い顔でロイを睨む。恥ずかしいのを誤魔化すようにメロンソーダをズズッと啜った時、丁度予告編が終わって本編の上映が始まった。
 上映が始まればハボックは銀幕に映し出される幻想的な光景に目を奪われ引き込まれる。ワクワクしながら画面を見つめたまま隣の席との間に置いたポップコーンに手を伸ばせば反対から伸びてきた手とぶつかって、ハボックは慌てて手を引っ込めた。
「ごっ、ごめんなさいっ」
「いや、気にするな。どんどん食べていいぞ」
「は、はい」
 言われてハボックはポップコーンを摘まんで口に運ぶ。首を竦めてモグモグと口を動かした。
(先輩と一緒なんだから気をつけなきゃっ)
 そう思いながらチラリとロイを見れば目があう。何だか急に恥ずかしくなって俯けばロイが言った。
「食べさせてやろうか?ずっと画面みていられるぞ」
「先輩っ、映画見てッ!」
 からかう言葉にハボックは顔を真っ赤にして言う。ポップコーンの容器に手を突っ込み握れるだけ握って手元にポップコーンを引き寄せると、ボリボリと物凄い勢いで頬張りながら画面を睨んだ。
(もうっ、先輩ってば!気になっちゃって映画に集中出来ないよっ)
 低く笑う声と頬に感じる視線にハボックは心の中で叫ぶ。だがものの五分もしないうちに、再びハボックは映画の世界に引き込まれてロイの事など忘れてしまっていた。
(まだまだ子供だな)
 そんなハボックの横顔を横目で見つめてロイは思う。広がる美しい世界に心奪われて、空色の瞳を見開き口を薄く開いて身を乗り出すように空想の世界にのめり込んでいるハボックに、ロイは笑みを深めた。
(可愛い)
 映画館でのデートは数え切れない程こなしてきたが、大抵隣に座った女の子は映画よりもロイの事ばかり気にしていて、こんな風にロイの方が隣の席を気にするなんて事は皆無だった。それは新鮮でもあり、ほんの少し淋しいような悔しいような、そんな不思議な感覚をロイの中に呼び覚ます。
(今度この監督のブルーレイを借りて部屋で一緒に部屋で見よう)
 そんな事を考えながらハボックを夢中にする映画の世界に視線を戻すロイだった。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、とっても励みになります、嬉しいですvv

「姫ハボ」です。先輩、チューしなかったよ!(爆)きっと次回はその分チューするかと思います(笑)

それから今日の更新ですが、多分ロイハボだけになるかと…。ハボロイまだ手つかずなんだもん。どうも周りがロイハボもしくはハボ受け派な方が多いので、ハボロイは毎回頑張らなくてもいいかなーとか思ってしまう今日この頃(苦笑)ゲームやりたいってのもあるんですが。やっとエスロジ、2周目だよ〜。ずっと放置してたからなー。そろそろシャリーが出てしまう(苦)そういやアニメのエスロジはサイアクでしたね。目鼻のずれたアニメなんて今時見たことないよ(怒)こんなのでBD出すのかと思っていたら、特典がシャリーで使えるコードとベルちゃんの小説だって!うわぁ、信じらんない!いやもう、流石に買わないけどね…。もしまたシャリーをアニメ化することがあったら今度はもうちょっとまともに作って欲しいなぁと思いつつ、夏アニメの予約を始めたり。とりあえず「東京喰種」と「野崎くん」と「ドラマティカルマーダー」と「Re:ハマトラ」と「新編集版サイコパス」辺りを見てみようかな―と思っています。「野崎くん」声がいいといいなぁ……。

以下、拍手お返事です。

なおさま

金緑石「うちのヒュハボは鬼畜がデフォ」をまんまいってる気がしますが…好きなもんで、すみません(苦笑)ヒュハボサイトさま、おお、見られてよかったですvセレスタ、えへへ、ドキドキして頂けましたか、嬉しいですーvちょっぴり成長しましたかね、ハボック(笑)今年は冷夏なのかと思っていたら結局普通通りなのねと夏の予報を見ていてがっくりきました。既にエアコン使いまくりですよ。夏になったらどうするんだ(苦)なおさまもお体気をつけてお過ごしくださいねv

おぎわらはぎりさま

金緑石、うふふ、萌えて頂けて嬉しいですーvこれからも愛あるイジメで頑張りますよvお盆ネタ!それ、いいですね!書きたいなぁ、書けるかなぁ……考えてみよう。それから、例のネタですが、すみません、まだ全然書き進んでませんorz ギャグ、苦手なもんで(苦)気長〜に待って頂けると助かります(汗)風邪、大丈夫ですかッ?!呼吸困難って相当ですよっ、本当にお体大切になさってくださいね!

お気に入りのデータが  の方

わあ、それは大変でしたね!拙宅を覚えていて下さり遊びに来て下さって嬉しいですv相変わらずチマチマと書き綴っております。これからも頑張りますので、どうぞまたお越し下さいねvv
2014年07月01日(火)   No.403 (ロイハボ)

No. PASS
 OR AND
スペースで区切って複数指定可能
  Photo by 空色地図

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