カプ色あり

=ハボロイ  =ロイハボ
=カプ色あり  =カプなし

2012年06月20日(水)
デフォでない3
2012年06月18日(月)
デフォでない2
2012年06月17日(日)
デフォでない
2012年06月11日(月)
金緑石9
2012年04月29日(日)
金緑石8
2012年04月23日(月)
金緑石7
2012年04月20日(金)
金緑石6
2012年04月12日(木)
金緑石5
2012年04月09日(月)
金緑石4
2012年04月05日(木)
金緑石3

カテゴリー一覧
カプなし(303)
ハボロイ(32)
ロイハボ(101)
カプ色あり(61)
その他(16)

デフォでない3
ヒュハボ風味

「────ック、ハボック!」
「はっ、はいッ!」
 ペンを手にしたまま机の上の書類をぼーっと眺めていたハボックは、自分を呼んでいる声に気づいて慌てて答える。背筋をピンッと伸ばし目をまん丸に見開いて声のした方を見れば、ロイが眉間に皺を寄せて見下ろしていた。
「目を開けたまま寝てたのか?何度も呼んだんだぞ」
「すっ、すんません」
 呆れたように言われてハボックは首を竦める。ロイはそんなハボックを見てため息を一つついて言った。
「コーヒーをくれないか?怒鳴りすぎて喉が乾いた」
 長ったらしい会議を終えたばかりのロイがうんざりした顔でそう言う。執務室に入っていく背に返事を返して立ち上がろうとしたハボックは、あらぬところから走った痛みに腰を上げかけた体勢で硬直してしまった。
「い……ッ」
(った〜〜〜〜ッッ!!)
 声を出して痛いとも言えず、ハボックは上げかけた悲鳴の続きを心の中で上げる。そろそろと腰を上げてなんとか立ち上がると、ホッと息をついた。給湯室に行きコーヒーをセットする。コポコポとコーヒーが落ちるのを待ちながらやれやれと壁に背を預けた。
「まったくもう、いくら久しぶりだからって」
 セントラルとイーストシティに離れて暮らすヒューズとハボックは、なかなかゆっくり一緒に過ごす時間がとれない。普段会いたい気持ちを押さえていることもあって、会えばついつい濃厚な時間を過ごしてしまうのが常だった。自分も求めているのだから文句ばかりも言えないが、それでも受け入れる身としては翌日の負担が大きいのは否めない。
「今日演習なくてよかった……」
 ハアとため息をつきながら、ハボックは出来上がったコーヒーをカップに注ぐ。ついでに自分の分も用意するとトレイに載せ、ロイが待つ執務室に向かった。
「大佐ぁ、コーヒー持ってきた────あ」
「よっ」
 おざなりなノックをして執務室の扉を開けたハボックは、ヒューズと目が会って言いかけた言葉を飲み込む。いつの間に執務室に来ていたのか、ヒューズの分のコーヒーを淹れてこなかったと思いながらハボックがロイの前にカップを置けば、ヒューズがさっさとトレイに残ったカップを取り上げた。
「それ、オレの」
「いいじゃねぇか、ケチケチすんなよ、少尉」
 思わず眉を寄せて文句を言うハボックに、ヒューズがニヤリと笑ってカップに口をつける。そんなヒューズに、やはりコーヒーのカップに口をつけながらロイが言った。
「まったく、来るなら来ると連絡くらい入れろ、ヒューズ。私にだって都合があるんだ」
「別にいいじゃねぇか。俺が来たら来たでいい言い訳になるだろ?」
「それじゃあまるで私がサボる口実を探しているみたいじゃないか」
 ヒューズの言葉にロイが眉間に皺を寄せる。それでもあながち違うとも言えず、ロイはズズッとコーヒーを啜ってため息を吐いた。
「そうだ、ハボック。アンナとはその後どうだ?」
「えっ?」
 ふと思い出したというようにロイがハボックに言う。コーヒーのカップを両手で包み込んで、ロイは言葉を続けた。
「あの後二人で飲みに出かけたんだってな、アンナから聞いたぞ」
「えっ?や、その話は……ッ」
 楽しげに言うロイにハボックが慌てて答える。ロイの言葉をなんとか遮ろうと、ハボックがトレイを抱き締めてわたわたすれば、背後から低い声が聞こえた。
「アンナって?」
 地を這うような声にハボックが硬直する。振り向くことも出来ずそのまま固まっているハボックに代わって、ロイが答えた。
「この間女友達との食事の席までハボックに送り届けて貰ったんだが、その時ハボックを見たアンナに紹介してくれと言われてね。ハボック好みのボインだったので紹介してやったんだ」
「へぇ?」
 ニコニコと楽しそうに説明するロイにヒューズが相槌を打つ。
「彼女は気立てもいいし美人だし、なによりボインでお前の好みにピッタリだろう?紹介した手前、どうなったかと気になってたんだが、夕べアンナから電話があってね。二人で飲みに出掛けてとても楽しかったと言っていたよ」
 よかったなと笑って、私に感謝したまえなどとロイが言ったが、ハボックは正直それに答えるどころではなかった。背後からヒューズの突き刺さるような視線を感じれば、どっと嫌な汗が噴き出してくる。とりあえずこれ以上なにかロイが言い出す前にここから逃げようと、ハボックが「ちょっと仕事が」などともごもご言い訳をしながら執務室の扉に手を伸ばせば、背後から声が聞こえた。
「なかなか彼女が出来ないと嘆いていた少尉に彼女か、そりゃあ目出度いな」
「ッッ」
 妙に陽気な声にノブに手をかけたまま凍り付いたハボックの側に、ヒューズがゆっくりと近づいてくる。背後からハボックの顔を覗き込むようにして、ヒューズが言った。
「お祝いに奢ってやるからさ、是非話を聞かせてくれよ」
 なあ、少尉、とにっこり笑って囁かれて、ハボックは今すぐどこかに出張したいと本気で思うのだった。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、やる気貰ってますv嬉しいですーvv

ええと。「大佐に関係がまだバレてなかったら面白いな」ってコメント貰ったのでー。コメントに弱い女でスミマセン(汗)二人の関係知らずに掻き回す大佐ってことで(笑)楽しいっスv(ってお前だけだと言われそう(苦笑)

以下、拍手お返事です。

続きはないだろうと思っていたヒュハボの続きが の方

えへへ、喜んで頂けて嬉しいですーv「マース」はやっぱり恥ずかしいと思うの(笑)何度も読み返して頂けたなんてありがとうございます!またまた続き書いてしまいましたが、お楽しみ頂けたら嬉しいですv

阿修羅さま

うわ、大変でしたね、大丈夫でしたか?やはり体調がいまひとつだと他の病気も呼んでしまうのかもしれませんね。どうぞ無理なさらずお体大切になさって下さい。「デフォでない」ウハウハ喜んで頂けて嬉しいですvええと、大佐にバレてない話、書いてみましたー。ちょっとでもお楽しみ頂けたら幸せです。

菜ノ花さま

うふふ、ありがとうございます!やっぱりあんな格好みたら誰だってお尻撫でたくなりますよねッ!是非なでなでしてやって下さい(笑)
2012年06月20日(水)   No.198 (カプ色あり)

デフォでない2
CP:ヒュハボ(R18)

「ちょ……っ、中佐っ、まだ拭いてな────うわッ!」
 浴室から引っ張り出されるように連れ出され、まだろくに拭いてもいない体からシャワーの滴をまき散らして、ハボックは腕を引く男に待てと訴える。だが、そんな訴えも虚しく寝室に連れていかれたハボックは、乱暴にベッドに突き飛ばされて悲鳴を上げた。
「中佐っ」
 ベッドに肘をついて上半身を起こしたハボックは、すぐ側に立つ男を見上げる。同じように濡れた髪からポタポタと滴を垂らしたヒューズは、濡れた前髪を掻き上げて言った。
「もう限界だっての。風呂じゃ嫌だって言うならさっさとこっちにくるしかねぇだろ?」
「だからってこんなビチョビチョじゃベッドまで濡れちまうっしょ!」
 身体を拭く時間くらいあるだろうとハボックが言えばヒューズがニヤリと笑う。
「どうせすぐ身体もベッドもビチョビチョになるんだ、構わねぇだろ?」
「な……ッ」
 酷く男臭い顔でそんな事を言うヒューズにハボックは顔を赤らめる。圧し掛かってくるヒューズから身を捩って逃れようとすれば、ヒューズがハボックの肩を掴んで押し留めた。
「中佐っ」
「これ以上焦らすなよ──ジャン」
 そう言って見つめてくる熱をたたえた常盤色にハボックが目を見開く。ヒューズは動きの止まったハボックを簡単にベッドに押し倒してその上に乗り上げた。
「これから演習だだの会議室じゃイヤだだの、十分我儘聞いてやったろ?これからは俺のいうこと聞けよ」
「中佐……っ」
「中佐じゃねぇよ」
 二人きりにも関わらず相変わらず階級で呼ぶハボックにヒューズが顔を顰める。首筋に残ったシャワーの滴をペロリと舐めた舌を耳元にまで這わせて耳朶を舐り、耳の穴に舌を差し入れて「ジャン」と囁けばハボックの躯が大きく跳ねた。
「ちゃんと呼べよ。二人きりだろ?」
「そ、そこで喋んないでっ」
 ヒューズの低い声に背筋がゾクゾクする。這い回る舌から首を振って逃れようとすると、ヒューズの腕に力が入った。
「だったら呼べって」
「アッ」
 ぬるぬると這い回る舌にハボックがビクビクと躯を震わせる。もう一度熱く「ジャン」と囁かれて、ハボックは目元を染めた瞳でヒューズを斜めに見上げた。
「…………ま……す」
「ちゃんと呼べよ」
「だって!…………恥ずかしいんだもん、その……恋人みたいで」
「はあっ?!」
 ハボックの言葉にヒューズはガバッと身を起こす。目を吊り上げてハボックの顔に己の顔をズイと近づけた。
「お前なぁ、この状況で恋人みたいでヤダってなんだよ。恋人どうしだろうが、俺たちはッ!」
「そうだけどっ」
 男同士とはいえお互い独身で誰に憚る必要もない。これまで何度も肌を重ねてきた関係で、ハボックの発言は赦しがたいものがあった。
「だっ、だって、恥ずかしいんだもんッ!初めて会ったときから中佐って呼んでたのに、マ、マ、マ────」
「マース」
 なかなか言おうとしない名前をハボックに代わって口にしてヒューズはため息をつく。真っ赤な顔で見上げてくるハボックの額にかかる髪を掻き上げて言った。
「いい加減慣れろよ。俺に言わせりゃ名前呼ぶよりこういう事の方が恥ずかしいんじゃねぇ?」
「ひゃっ!」
 言いながらハボックの股間に滑らせた手でキュッと楔を握ればハボックが飛び上がる。やわやわと扱くとハボックが切なげに眉を寄せた。
「そんなヤラシイ顔しやがって、こっちの方がよっぽど恥ずかしいだろうが」
 そう言うヒューズをハボックが恨めしげに睨む。そんな表情にすら煽られる自分を感じながら、ヒューズはハボックに身を寄せた。
「好きだぜ、ジャン。なあ」
 甘えるように言いながらゆるゆるとハボックの楔を扱く。刺激に息を弾ませてヒューズを見上げていたハボックは、腕を伸ばしてヒューズの首に絡めた。そのまま腕を引き寄せヒューズの首元に顔を埋める。
「……マース」
 消え入るように囁く声に、ヒューズはグイとハボックの躯を引き剥がし噛みつくように口づけた。
「ンンッ!」
 一瞬目を見開いたものの、ハボックもヒューズの背に腕を回して夢中でキスに答える。暫くの間激しくキスを交わしていたが、やがてゆっくりと唇を離すと互いの顔を見つめあった。
「会いたかったぜ、ジャン」
「オレも……」
 目元を染めて囁くハボックを見れば、ヒューズの中に凶暴な気持ちが沸き上がってくる。ヒューズはハボックの腿に手をかけると、長い脚をグイと大きく開いて押し上げた。
「アッ?やっ」
 もうすっかりと勃ち上がって蜜を垂れ流す楔を晒されてハボックが身を捩ろうとする。それを易々と押さえ込んで、ヒューズは竿を伝う蜜をベロリと舐めた。その舌を更に下へと滑らせる。そうして物欲しげにヒクつく蕾に、尖らせた舌の先端を差し入れた。
「やあっ!」
 ビクッと躯を震わせてハボックがヒューズの髪を掴む。ふるふると首を振って、ハボックは言った。
「それっ、やめてっ、中佐!」
「だから中佐じゃねぇって」
 ヒューズは髪を引っ張られる痛みに顔を顰めながらもハボックの股間に顔を埋める。慎ましやかな蕾を舌でこじ開けるようにしてたっぷりと唾液を塗せば、ハボックがビクビクと震えながらくぐもった声を上げた。
「ジャン?」
 不明瞭な呻き声を訝しんでヒューズが顔を上げる。そうすれば涙を滲ませたハボックが両手で口元を押さえていた。
「なにしてんだ、お前」
 ヒューズは眉を顰めてそう言うと躯をずり上げてハボックを真上から見下ろす。手を外せと手首を掴むとハボックがいやいやと顔を振った。
「声、聞かせろよ、ジャン」
 そう言ってもハボックはしっかりと手のひらで口元を覆ったまま首を振るばかりだ。ムッとしたヒューズはハボックの両手首をそれぞれ掴むと、強引に引き剥がした。
「やだッ」
「なんでだよ、別に感じて声が出るのは恥ずかしい事じゃねぇだろ?」
 むしろそんな声が聞きたいのにとヒューズが文句を言えばハボックが答える。
「だって……隣に聞こえる……っ」
「はあ?」
「この部屋の壁の向こう、隣の部屋なんですってば」
 以前、ヒューズがこのアパートに来た時、乱されるまま声を上げてしまったハボックは、翌日偶然隣の男と顔を合わせてもの凄く気まずい思いをしたのだ。だから絶対に声を聞かれたくないと言うハボックに、ヒューズはニヤリと笑った。
「いいじゃねぇか。思わずマス掻いちまうくらいイヤラシイ声聞かせてやれよ」
「な……ッ?嫌っスよ!」
「お前が俺に愛されて感じまくってるって教えてやれ」
 ヒューズはそう言いながらハボックの腕を片手で頭上に押さえつける。空いた片手でハボックの片脚を思い切り胸に押し上げ、たっぷりと濡らした蕾に楔を押し当てた。
「待っ……、挿れんなら手、離してッ!」
「そしたらまた口塞いじまうだろうが」
「だって声がっ」
「聞かせろよ、俺に」
 そう囁かれてハボックが目を瞠る。ヒューズが押し当てた楔の先端をぬぷりと埋め込めば、ハボックが怯えたような顔でヒューズを見た。
「やだ……マース」
「ッッ!!おま……ッ、そこで呼ぶかッ?!逆効果だっての!」
 泣き出しそうな幼い顔でそんな風に言われたらかえって煽られてしまう。ヒューズはハボックの脚を胸に押しつけるようにして一気に己を突き入れた。それと同時に多い被さるようにしてハボックの唇を己のそれで塞ぐ。深く唇を合わせたままガツガツと突き上げれば、ハボックの悲鳴がヒューズの唇の中になだれ込んだ。
「ンンッ!ぅんっ、んんんッッ!!」
 押さえつけていた腕を離せばハボックがしがみついてくる。ヒューズは長い脚を抱え直しゴリゴリと抉るように突き入れた。
「ん────ッッ!!んくぅぅッッ!!」
 突き入れた楔で前立腺を押し潰すとハボックの悲鳴がヒューズの口内で響く。突き上げた躯が大きく震えたと思うと胸や腹に熱い飛沫が飛び散って、ハボックが果てたのだと判った。
「ジャン」
 ヒューズはハボックの背に手を回すとその長身を引き起こす。そのままベッドに座り込み、ハボックの躯を下から貫いた。
「ヒアアッッ!!や……ッ!」
 離れた唇から悲鳴が零れ、ハボックが慌ててしがみついてくる。そのまま唇を押しつけてくる様が愛しくて、ヒューズは容赦なくガツガツと突き上げた。
「んんッ!!ふぅ…ッ!……ース!」
 一瞬離れた唇の隙間からハボックが呼ぶ声が聞こえる。そうすれば腹の奥にズンと熱が込み上げて、ヒューズはガツンと思い切り楔を打ちつけた。
「ひゃあああんッ!!」
「……くぅぅッ!!」
 衝撃に耐えかねて背を仰け反らせたハボックの中に、ヒューズは熱を叩きつける。そうすれば一瞬遅れてハボックの楔も弾けた。
「あ……ああ……ッ、マース……」
「ジャンっ」
 ヒューズは最奥に楔をねじ込むようにしながらハボックの背を掻き抱く。そのまま噛みつくように口づけて舌をきつく絡めた。
「ん……んふ……」
 甘ったるく鼻を鳴らしてハボックがヒューズにしなだれかかる。くったりと力の抜けた躯を抱き締めて、ヒューズはうっとりと笑った。

「ジャン」
「知らないっス」
 結局その後。散々に攻め立てられたハボックは、抑えることが出来ず嬌声を上げまくってしまった。きっと薄い壁の向こうに筒抜けだったに違いない。すっかり拗ねてしまって背を向けるハボックを背後から抱き締めてヒューズは言った。
「別にいいじゃねぇか。聞かれたって」
「よくないっス!!中佐の馬鹿ッ!!」
 ハボックはそう怒鳴ると振り向きざま掴んだ枕でヒューズの頭をボスッと殴る。大して威力のない攻撃にヒューズはわざとらしく頭をさすると、涙目で睨んでくるハボックを見つめた。
「中佐じゃねぇだろ?」
「知りません!」
 プイと顔を背けて言うハボックをヒューズはベッドに押さえつける。ギクリとして見上げてくる空色を見つめて、ヒューズは囁いた。
「呼べよ、ちゃんと」
 そうすればハボックが困ったように眉を寄せる。うろうろと視線をさまよわせ、再び見上げてきた熱を帯びた瞳にヒューズは期待してハボックの言葉を待った。
「……中佐」
「な……っ、お前なぁッ」
 呼んでツンと顔を背けるハボックにヒューズが素っ頓狂な声を上げる。フンと鼻を鳴らすのを聞けば、ヒューズが目を眇めた。
「いいぜ、それなら呼ぶまでヤってやる」
「えっ?……ちょっ……待っ……アアアッッ!!」
 ズブズブと入り込んでくる楔にハボックの唇から悲鳴が上がる。そのままガツガツと攻められて、ハボックはヒューズの腕の中で悶えた。
「待ってっ、ちゅう……マース!やああんッ!!」
「いいぜ、もっと呼べって」
「アアッ!マースの馬鹿ァッ!」
「……好きだぜ、ジャン」
 甘く啼いて己の名を呼ぶ恋人を抱き締めて、ヒューズは幸せそうに笑った。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、励みになります、嬉しいですーvv

いい加減ここのサイトはハボとロイのサイトじゃないのかと言われそうですが、でも、昨日アレを書いたらやっぱり続きが書きたくなるのが人情というものかと(苦笑)そんなわけで続きです。一応ラブいけどちょっぴりデフォも入ってるかなぁ(笑)

あ、そうそう。先日携帯から拙宅に遊びに来て下さってる方から「一部切れてしまって読めないのがある」とご連絡頂きましてね。私に技術がないのでうちのサイトはパソ推奨なんですが、一応携帯でも「読める」ようにはしたいと思っておりますので、もし読めないところとかありましたら遠慮なくお知らせ下さい。読みやすいようには出来ませんし、そもそもお知らせ頂いても直せるとは限りませんが出来る限り努力したいと思います。ちなみに今回訂正したのは「曼珠沙華」「八雷神」「幼愛」です。

以下、拍手お返事です。

金緑石とは違う、鬼畜じゃないヒュハボに の方

うふふ、ニヤニヤが止まりませんでしたか?嬉しいですvついうっかり続きも書いてしまいました。またニヤニヤして頂けたら大喜びです(笑)

風汰さま

早速ハボック飾らせて頂きました、うふふふふ、嬉しい〜〜vv紅い目のハボック、やっぱり可愛いですvvありがとうございます!!「商品目録」……すみませんッ!いっぱいお道具も調べてあるんですが(爆)なるべく早く続きお届けしますね!

おぎわらはぎりさま

はじめまして、ようこそいらっしゃいました!おおう、「ハボックLOVEで『ハボなら受でも攻でもどんと来い!』な脇役スキー」って、思いっきり同志じゃないですかッ!!わーい、嬉しい〜〜〜vvその上拙宅のハボを気に入って下さって、惚れたなんて、ギャーッ、恥ずかしい!でも嬉しいvvこれからも頑張りますので、よろしくお付き合い下さいねvv
2012年06月18日(月)   No.197 (カプ色あり)

デフォでない
ヒュハボ風味

「うわッ?!」
 廊下を歩いていたハボックは、丁度通り過ぎようとした扉から伸びてきた手にグイと腕を引かれて声を上げる。そのまま小さな会議室に引きずり込まれて、ハボックは背後から抱き締めてくる影に思い切り肘鉄を食らわせた。
「少────グホッ!」
「えっ?中佐?!」
 物の見事に鳩尾に一発食らってゲホゲホと咳込む男が誰なのかに気づいて、ハボックは慌ててヒューズの背をさする。
「大丈夫っスかっ?」
 イテテと前屈みに胸元を押さえるヒューズの顔を覗き込んで言えば、ヒューズが目を眇めて言った。
「ひでぇな、おい」
「ごめんなさいっ、まさか中佐だと思わなくて……」
 思わず反射的にやってしまったと首を竦めるハボックに、ヒューズはクスリと笑う。ちょっとばかり大袈裟に押さえて見せていた胸から手を離し体を起こすと、ハボックの金髪をわしわしと掻き混ぜた。
「まあ、これなら誰かに襲われる心配はなさそうだな」
「中佐」
 そんなことを言うヒューズをハボックは軽く睨む。それでも、すぐに笑みを浮かべて言った。
「いつ来たんスか?中佐」
「ん?たった今着いたとこ」
「でも、そういう予定じゃなかったっしょ?」
 セントラルにいるヒューズがイーストシティに来る時は大抵事前に連絡が入る。そういう予定は聞いていないはずとハボックが言えば、ヒューズは引き寄せたハボックの髪に鼻を埋めて言った。
「急にお前の顔が見たくなってさ」
「中佐」
 そんな風に言われてハボックは顔を赤らめる。グイとヒューズの胸を押しやり赤くなった顔を背けて言った。
「そんなこと言ってないで大佐んとこ行かなくていいんスか?」
「お前、今俺が言ったこと聞いてなかったのかよ」
 ハボックの言葉にヒューズは不満そうに顔を顰める。ハボックの顎を掴み赤らんだ顔を自分の方へ向かせて言った。
「お前の顔が見たくなったって言ったろ?──ジャン」
「中佐っ」
 二人きりの時だけに使う呼び方で呼ばれて、ハボックは益々顔を赤らめる。何とかヒューズの手を振り払おうとすれば逆にグッと腰を引き寄せられて、ハボックは必死でヒューズの胸を押しやった。
「ちょ……っ、ここどこだと思ってるんスかッ!」
「んー?別にどこだっていい」
「よくないっス!ここはっ、司令部の中────ヒャッ?!」
 ゾロリと尻を撫で上げられてハボックはビクンと震える。ヒューズは撫でた尻の狭間に手を差し入れ、ボトムの上からグイと指を押し込んだ。
「中佐っ!」
「どこだっていいんだよ、お前がいるなら」
 グイグイと指を押し込みながらヒューズが囁く。間近から空色の瞳を覗き込んで続けた。
「会いたかった────お前は違うのか?ジャン」
 そう言って見つめてくる常盤色にハボックは目を見開く。見開いた目を細めてハボックが答えた。
「会いたかったに決まってるっしょ……っ」
「ジャン」
「会いたかった……会いに来てくれて嬉しいっス」
 ハボックはそう囁いてヒューズの背に腕を回す。そっと目を閉じればすぐさまヒューズの唇がハボックのそれを塞いだ。
「ん……んふ……中佐…っ」
 ピチャピチャと舌を絡めあいながらハボックが甘く鼻を鳴らす。そうすればヒューズがきつく舌を吸って囁いた。
「中佐じゃねぇだろ?」
 そう言えばハボックがグイとヒューズの胸を押しやる。恥ずかしそうに俯くハボックのピンクに染まった耳朶をヒューズが軽く噛んだ。
「中佐じゃねぇよ」
 噛むと同時に耳に吹き込まれる言葉にハボックの体が震える。困ったようにキュッと唇を噛んで俯くハボックのボトムを緩めようとすれば、ハボックの手がそれを阻んだ。
「なんだよ」
 手首を掴まれてヒューズが不服そうに言う。そうすればハボックが紅い顔で言った。
「オレっ、これから演習なんスよ」
「だから?」
「だから、って……」
 一体それがなんだというんだと言う口調で返されてハボックが言葉に詰まる。それをいいことにヒューズが先に進めようとすれば、再びハボックの手がそれを阻んだ。
「おい」
「駄目っス」
「ジャン」
「そう呼んでもダメっ」
 流されるかと思いきや意外にも強い拒絶にヒューズが唇を尖らせる。子供じみたその表情にハボックが苦笑して言った。
「演習前にこんなとこで手早く済ませちゃうんスか?久しぶりに会ったのに、それでいいの?」
「ジャン」
 そんな風に言われてヒューズは嬉しそうに笑う。ハボックの頬を撫でて見つめてくる空色を見つめ返して言った。
「そうだったな、こんなところでちょっと抱いてやったくらいじゃ満足出来ねぇもんな、お前は」
「はあっ?なに言ってるんスか」
 まったくもう、とため息をつくハボックの目元にヒューズはキスを落とす。
「判った、後でたっぷり可愛がってやる。────残業になるなよ」
「中佐こそ大佐に捕まんないでくださいね」
 擽ったそうに目を細めて言うハボックに「捕まるかよ」と返してヒューズはハボックの顔を覗き込んだ。
「なあ、今は我慢するからさ────ジャン」
 甘えた声で強請るヒューズにハボックが目を瞠る。瞠った目元を赤らめてハボックは言った。
「────……ース」
「おしっ、後で、なっ」
 殆ど聞き取れるかどうかという程小さな声で囁かれた名にヒューズがニカッと笑う。チュッと派手にハボックの頬にキスをしてヒューズは部屋を出ていった。
「後でね……マース」
 見えなくなった背に向かって、ハボックは嬉しそうに笑って呟いたのだった。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、更新の励みです。

いや、この間M瀬さんと遊んでる時に、「みつきさんのヒュハボは鬼畜がデフォ」って言われたので、じゃあデフォでないのを書いてみようかなぁって書いてみたのですが……。い、い、い……違和感がッッ!!(爆)なんかこう、尻がムズムズすると言うか落ち着かないというか…やっぱデフォでいいや〜(苦笑)そんなわけでうちのヒュハボは鬼畜標準装備ってことで(笑)
2012年06月17日(日)   No.196 (カプ色あり)

金緑石9
ヒュハボ風味

「慌ただしい奴だな」
 バタンと乱暴に閉まった扉を見ながらロイが大袈裟にため息をつく。やれやれと椅子に戻るロイをヒューズは昏い瞳で食い入るように見つめた。
『ハボック、お前、もう少し落ち着いて書類を書け。字が踊ってるぞ』
『そんな事ないっスよ、普通の字っしょ?』
『踊ってるから言ってるんだ』
 先程の二人の楽しげなやり取り。軽口を叩き合う何でもないやり取りにも深い情愛が滲む気がする。ヒューズは書類に伸ばすロイの手をじっと見つめた。
『顔色が悪いぞ。一度ちゃんと見て貰った方がいいんじゃないか?』
 ハボックの髪を掻き分け額に触れたロイの手。何の躊躇いもなく触れる様が普段からそれが当然なのだと伝えているかのように思えて、ヒューズは爪が刺さるほど手を握り締めた。
(あの手でいつもハボックを)
(ハボックはあの手にいつも乱されているのか)
 焔を生み出す指先でハボックの躯にも焔を灯していっているのかと思えば、大声で叫び出しそうになるのをヒューズは必死の思いで押さえ込んだ。
「それで?ヒューズ。今度は何の用事でこっちに来てるんだ?つい先日来たばかりだろう」
 そんなにセントラルを空けていていいのかと尋ねるロイにヒューズは唇を歪めた。
(そんなに俺が)
「邪魔かよ」
「えっ?」
 飲み込みきれずに零れた低い声にロイがキョトンとする。
「なんだって?」
 それでもよく聞こえなかったようで聞き返す言葉にヒューズはいつもの笑みを浮かべた。
「何でもねぇよ、それより」
 と、ヒューズは言いながらロイの机に手をつく。見上げてくる黒曜石を覗き込んで囁いた。
「なぁ、ロイ。ハボックを俺にくれよ」
 そう告げれば目の前の黒曜石が大きく見開かれる。ロイは見開いた瞳でヒューズを見返したが、すぐに笑みを浮かべて答えた。
「何を突然言い出すかと思えば、この間の調査の話か?それならお前のところに幾らでもうってつけなのがいるだろう?」
 ロイはゆっくりと姿勢を正し、机の上に組んだ両手を載せてヒューズを見つめる。その黒曜石に浮かぶのが何か、見極めようとするように真正面から見つめ返してヒューズは言った。
「人手が足りないんだよ、人数はいてもお前んとこみたいに何でもこなせる優秀なのはなかなかいなくてな」
「人手が足りないならこんなところに来てないで早く戻ったらどうだ。そもそもうちよりセントラルの方が人材は豊富なはずだろう?」
「ロイ」
 言葉を重ねていくうち明らかに不快そうな色を強めるロイの瞳を見つめてヒューズは親友である筈の男を低く呼ぶ。
「頼むよ、ロイ。俺みたいなクセのあるやつと上手くやっていける人間ってのは少ないんだよ」
「ウソつけ。お前の方が私なんかより学生時代から余程人当たりも人付き合いも良かったろうが」
 今では笑みを消して明らかに不愉快だという表情を浮かべてロイが言った。
「用件がそれなら悪いが協力出来んな」
 はっきりと断りの言葉を口にするロイをヒューズはじっと見る。
「ロイ、お前忘れてねぇか?あの件はお前んとこにも関係のない話じゃないだろう?それにお前には幾つか貸しがあった筈だぜ?」
 痛いところを突かれてロイが眉を顰めて黙り込んだ。それでもロイは何とか気を取り直して口を開く。
「それならブレダ少尉かファルマン准尉を」
「ハボックがいいんだ」
 他の部下の名前を口にするロイを遮ってヒューズが言った。
「それともハボックだけは出せない理由があるのか?」
 そう言いながらじっと見つめれば黒曜石の瞳が大きく見開かれる。困惑と焦りとそして怒りとを滲ませたそれをフイと逸らして、ロイは吐き捨てるように言った。
「勝手にしろ」
「ああ。――――サンキューな、ロイ」
 とってつけたように礼を言うヒューズをロイが睨みつける。何か言おうとして一度唇を噛むと、恐らくは違う事を口にした。
「用が済んだらさっさと返せよ」
「どうするかな」
「おい」
「意外とハボックの方が帰りたがらないかもしれないぜ?」
 薄く笑みを浮かべて言えば目を見開いたロイがゆっくりと立ち上がる。
「ヒューズ」
 と、ロイが口を開きかけた時、コンコンと扉を叩く音がした。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、とっても励みになります、嬉しいですv

「金緑石」です。5月に書いてたと思ったら前回は4月だったよー。そうか、5月は「暗獣」ばかり書いてたんだった(苦笑)そんなわけで「金緑石」ですー。すみません、ハボ受け続きで(汗)
「暗獣」といえば、お申込み下さった方には本当にありがとうございます!発送はまだの方もいらっしゃいますが、受付メールは全部返信しておりますので、万一返事がないと言う方がいらっしゃいましたらお知らせください。一応受付は昨日までの予定だったのですが、リンク外す時間がないので火曜の更新までは申込みフォームリンク貼ってあります。もし、今からでもと言う方がいらっしゃいましたらどうぞー。

そうそうそう!!52万打回りましたー!コメント頂いて気づいたって言う(汗)6周年で浮かれてたもんでつい(苦笑)しかし、つい最近50万打でしみじみしてたと思ったのに早いなぁ。本当にいつも遊びに来て下さってありがとうございます!!一歩一歩進んでいくたび喜びも溜まっていきますvこれからもどうぞ引き続きご愛顧よろしくお願い致しますvv

以下、拍手お返事+αです。

「暗獣」お申込みの坂元さま

お返事しましたら戻ってきてしまいましたのでこちらから……って返信しちゃダメだったって送ってから気づきました(苦笑)今年も貰って下さってありがとうございますv近日中に発送致しますので今少しお待ち下さい。

ロイハボの日の金剛石、とっっても楽しかったです! の方

わーい、楽しんで頂けて嬉しいです!うふふ、情欲センサー!(笑)まさしく目は口ほどにですね。ハボは嫌だろうけど(笑)こちらこそ読んで下さってありがとうございましたv

520000打おめでとうございます♪ の方

わあ!すっかり見落としておりました(汗)ありがとうございますvvいつもそうやってお祝を言って頂くのが励みになってますvこれからもどうぞよろしくお願い致しますvv

蒼さん

こっちから来ましたか!(笑)今日送りましたのでよろしくお受け取りお願いしますvおお、もう3年も経つんですね。じっくり隅々まで調べてやって下さいね(爆)携帯は新しいのにしたら益々打ちにくくなりましたよ。反応が遅すぎて無駄に打ち過ぎてしまう(苦)私はやはりキーボードが楽ですーv
2012年06月11日(月)   No.194 (カプ色あり)

金緑石8
ヒュハボ風味

「なんだってそんなところで立ち話してるんだ、ここは私の執務室だぞ」
 二人の間に割って入るようにしてロイが執務室に入ってくる。部屋の主である自分を入れない気かと文句を言いながら椅子に腰を下ろして、ロイはハボックを見た。
「サインか?ハボック」
「あ、はい。これに」
 ロイに言われてハボックは手にした書類を差し出す。そうすれば背後から突き刺さるような視線を感じて、ハボックはギュッと唇を噛んだ。
「ハボック、お前、もう少し落ち着いて書類を書け。字が踊ってるぞ」
「そんな事ないっスよ、普通の字っしょ?」
「踊ってるから言ってるんだ」
 不満げに唇を突き出すハボックに、苦笑したロイがそう言いながらもサインを認め書類を返してくれる。礼を言って受け取り執務室を出て行こうとして、ハボックはジッとこちらを見ているヒューズと目があってギクリとした。それでも何でもない風を装いながら扉に手をかけた時、背後からロイの声が聞こえた。
「そういえばハボック、お前、体調は大丈夫なのか?」
「え?」
 突然そんな事を言われてハボックは狼狽える。咄嗟に答えられずにいればヒューズが口を開いた。
「珍しいな、体力自慢の少尉が体調不良か?」
「この間、演習の途中でぶっ倒れたんだよ。コイツには有り得ないって部下共が大騒ぎでな」
 低い不穏なヒューズの声に気づいているのかいないのか、ロイが心配そうに眉を寄せて答える。凍りついたように動かないハボックにロイが言った。
「休んでいれば大丈夫と言って、お前、軍医の診察も受けなかったろう?本当に大丈夫だったのか?」
 ロイが心配そうに言う間にも突き刺さるようなヒューズの視線を感じて、ハボックはヒューズの方を見ることが出来ない。ハボックは引きつった笑顔を浮かべてロイに答えた。
「大丈夫っスよ。あん時は疲れがたまってるとこに風邪ひいたりしたから……、心配かけてすんません」
 早口にそう言ってハボックは出て行こうとする。だが再びロイに引き止められて、ハボックはノブを握り締めたまま今すぐ逃げ出したい衝動を必死に堪えた。
「なん――――大佐っ?」
 気配に振り向けば立ち上がったロイがすぐ側まできている事に気づいてハボックは声を上げる。ロイの手が髪を掻き分けるようにして額に触れて、ハボックは目を見開いた。
「顔色が悪いぞ。一度ちゃんと見て貰った方がいいんじゃないか?」
「――――本当に平気っス。オレ、頑丈なのが取り柄だって大佐も知ってるっしょ?」
 急いで書類を出さなきゃだともごもごと言い訳して、ハボックは今度こそ執務室を飛び出す。バタンッと乱暴に扉を閉めヒューズの視線を遮ると、そのまま司令室の大部屋も駆け抜けた。闇雲に廊下を走り抜け角を幾つも曲がる。目に付いた小さな会議室に飛び込み中から鍵を掛けた。
「なんで中佐が……っ」
 あの日、結局なんの話もしないままヒューズはセントラルに帰ってしまった。その事がどれほどヒューズが自分に対して怒りを抱いているかを表しているように感じて、ハボックはどうしていいのか判らなかった。傷ついた躯もそのままに演習に参加したものの、散々に痛めつけられた躯はきつい訓練に耐えきれずハボックは演習の途中で倒れるという醜態を晒してしまった。寝ていれば治ると軍医の診察を頑として拒んだハボックをロイが自ら車を運転してアパートに送ってくれた。心配して留まろうとしたロイを何とか追い返し、這うようにして潜り込んだベッド中で、考えるのはヒューズの事ばかりだった。どういう経緯であれヒューズに抱かれその熱を身の内に感じて、ハボックは自分の気持ちが退っ引きならない所まで来てしまっている事に気づいてしまった。ヒューズが好きですきで堪らない。もう二度と以前のように楽しく語らう事も静かに想いを抱き締める事も出来ないなら、憎まれても蔑まれてもいいからヒューズを感じたいと思う。
「あはは……中佐の言うとおり、オレって淫乱なんだ」
 ハボックはそう呟いて薄暗い会議室の中、閉めた扉に背を預けてズルズルと座り込む。さっきもヒューズに極間近に立たれ、顎を掴まれて躯が粟立つように興奮してしまった。逃げていないと怒鳴り返しながら本当は逃げ出したくて堪らなかった。あのままヒューズの近くにいたら、縋りついて好きだと、抱いて欲しいと告げてしまいそうで、ロイが来てくれた時には心底ホッとしたのだ。
「中佐……」
 そう呼んだだけで躯の奥が熱くなる。ハボックはボトムの前を緩めて己を取り出すとゆっくりと扱き始めた。
「中佐……好き……好きっ」
 目を閉じ瞼に浮かぶ常盤色を見つめれば自然手の動きは早くなった。
「は、ン……ッ、中佐……ちゅうさァ……っ」
 溢れてくる先走りのぬめりを借りて激しく扱く。クチュクチュとイヤラシい音を響かせて己を追い上げたハボックは、やがて喉を仰け反らしビクビクと全身を震わせた。その直後に荒い息と共に青臭い匂いが部屋に広がる。
「……サイテー」
 薄暗い部屋の中、ハボックがすすり泣く声が静かに流れていった。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、やる気貰ってます、嬉しいですーv

「金緑石」です。ハボ受けばっかりでスミマセン(汗)どうにも書き溜めてるものがハボ受けばっかりで……。「金緑石」はまだあるし「恋闇」と「菫2」と、あと全くの単発でロイハボエロが一本。実はpearlにcoming soonになってるのも一つは多分どっかに書き終えて入ってる筈だし、「愛玩動物」の方も5くらいまで書いてあるんだよなぁ。ハボロイは完全自転車操業状態なもので(苦)「蒼牙」読み返して続き書きたいと思いつつ。ハボロイ派の方、ごめんなさい(汗)

それにしても急に暑くなりましたね。今日はエルミタージュ展を見に出かけてたのですが、途中暑くて死にそうでした(苦)スパコミは3日に行こうと思っているのですが、天気悪そうだなぁ。暑いのもしんどいけど、雨は開場前が辛すぎる……。まあ、まったり一人旅なので早くから行かなくてもいいのかもなのだけど、スケブお願いしたいしなー。というわけで、雨降らないで欲しいですー(切実)
2012年04月29日(日)   No.181 (カプ色あり)

金緑石7
ヒュハボ風味

「よお、みんな元気かいっ?」
 バンッと勢いよく扉を開けて陽気な声を張り上げれば司令室の面々が苦笑する。
「ロイは?」
「もうすぐ会議から戻られます」
 中に入りながら尋ねるとホークアイが答えた。
「そ、じゃあ待たせて貰うわ」
 ヒューズは言って執務室に足を向ける。さりげなく視線を向けた席に見慣れた金髪は見当たらず、ヒューズは僅かに眉を寄せて執務室に入った。後ろ手に扉を閉め中に入るとソファーに腰を下ろす。背を預け天井を見上げて深いため息をついた。
 押さえきれない激情に流されるまま無理矢理抱いたあの日、ハボックはヒューズを責めはしなかった。
『なに泣いてんだよ』
 そう尋ねてもハボックはヒューズをじっと見つめただけで答えなかった。答えぬままヒューズの胸に泣き濡れた顔を埋めたハボックをヒューズは抱き締めるしかなく――――。
 結局その後は互いに口を開かぬまま二人は別れ、ヒューズはその足でセントラルに戻った。距離と時間をおけばこの胸の内の嵐も収まるかと期待がなかったわけではない。だがハボックの姿が見えなければ、もしかしてロイの腕の中に抱き締められているのではないかと、あの快楽に溺れた表情を見せているのではと、そんな事ばかりが頭に浮かんで矢も立てもたまらずヒューズは再びイーストシティに舞い戻っていた。
「ハボック……」
 眼鏡を外し天井を仰いだ顔を片腕で隠してヒューズは焦がれて止まない相手の名を呼ぶ。そうすればまるで答えるように執務室の扉が開いた。
「大佐、この書類にサイン――――あ」
 ろくにノックもせずに扉を開けたハボックは中にいるのがヒューズと気づいて入りかけた足を止める。「すんません」と呟きながら扉を閉めて出て行こうとするハボックを、外していた眼鏡をかけてその表情を隠したヒューズが引き止めた。
「待てよ、ハボック」
 呼び止められてハボックは半分閉めた扉の陰に立ち竦む。俯き加減に顔を背けたハボックにヒューズは言った。
「ロイならもうすぐ帰ってくるぜ。中で待ってろよ」
「や、他にもやることあるっスから」
「中に入れ、少尉」
 低く囁くように言えばハボックの体がビクリと震える。キュッと唇を噛んだハボックはひとつ瞬くとゆっくりと中に入ってきた。パタンと後ろ手に閉じた扉に背を預けて立ったハボックはヒューズの方を見ようとしない。入口から動こうとしない様子と相まって、ヒューズはハボックに拒まれていると感じた。
「元気だったか?」
(違う、聞きたいのはこんな事じゃねぇ)
 ハボックをじっと見つめたままヒューズは口を開く。そうすればピクリと震えたハボックは視線を逸らしたまま答えた。
「ええ、まあ」
 行為の後ハボックは酷くしんどそうだった。そんなハボックを置き去りにヒューズはホテルを出てしまったが、あれからハボックはどうしたのだろう。その日は平日だったから通常の業務があった筈で、ハボックは体調の悪さをどう説明したのだろうか。
(ロイには言わなかったのか?)
 あの後様子を知りたくてロイにさり気なく電話を入れてみたが変わった様子はなかった。無理矢理犯された事は黙ったまま受けた心の傷を癒やす為にロイに抱かれていたのだろうか。
(ロイに)
(またロイにあの顔を)
 あの夜のハボックの顔を思い出してヒューズは手を握り締める。ロイに抱き締められるハボックの姿が不意に目の奥に浮かんで、ヒューズは弾かれたようにソファーから立ち上がった。
「ッ?!」
 ギクリとするハボックに、ヒューズは立ち上がったままの勢いで歩み寄る。扉に背を預けたまま目を見開いて見つめてくるハボックに手を伸ばし、顎を掴もうとした。
「……ゃ」
「ッ」
 顔を背けて伸ばされた手を拒もうとするハボックに、ヒューズはムッと眉を寄せる。半ば強引に顎を掴みハボックの顔を覗き込んだ。
「なんで逃げんだよ」
 低く呻くように尋ねればハボックが緩く首を振る。
「逃げてなんかねぇっス」
「俺に嘘つくんじゃねぇ」
 顎を掴む指に力を込めてヒューズが言えばハボックがキッとヒューズを見た。
「嘘じゃない、逃げてなんかないっス!」
 睨んでくる空色をヒューズは息を飲んで見つめる。その瞳が己を責めているように思えてヒューズはギリと歯を鳴らした。
「お前……」
 息がかかるほどの距離で二人は見つめ合う。張り詰めた空気がその緊張感に耐えきれず弾けそうになった時、執務室の扉が開いた。
「……っと、なにやってるんだ、そんなところにいたら開かないじゃないか」
「大佐」
 内開きの扉のすぐ側に二人がいたせいで扉を開けられずにロイが文句を言う。入れるように脇にどきながら、ヒューズはホッとしたようにロイを見るハボックを昏い瞳で見つめていた。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手も嬉しいですvv

「金緑石」です。また〜?とか言われそうですね、いい加減(苦笑)更新後に頂く拍手はいつも嬉しいものですが、最近作品指定でコメント頂くのがヒュハボなもので、マイブームと相まって書きたくなってしまいます。すみません、人間って正直です(苦笑)でも、いい加減「暗獣」も話進めなきゃだし、忘れないうちに「蒼焔」も書かないとなー。あと「恋闇」だ。いや、その前に明日の更新分が先か(苦)気持ちばかり先走ってなかなか行動が追いついてきません、ふー。

以下、拍手お返事です。

金緑石のヒュハボ。やっぱりいいですねぇ〜 の方

うふふふ、ありがとうございますーーvもうグルグルする二人を書くのが楽しくって堪りません(苦笑)ロイより包容力ありそうな胸vvいいですね(笑)ハボック可愛いと言って頂けて嬉しいですーvこれからも可愛いハボ目指して頑張りますvv
2012年04月23日(月)   No.179 (カプ色あり)

金緑石6
CP:ヒュハボ(R15)

「こ、の……淫乱……ッ」
 怒りと侮蔑のこもった低く囁かれる言葉がハボックの胸を抉る。乱暴に髪を引っ張られて顔を仰向かされ、ハボックは間近に迫る常盤色を見つめた。
(中佐)
「……佐」
 ゆるゆると首を振りながら目の前の男を呼べば、噛みつくように口づけられる。ゴリゴリと前立腺を押し潰され、脳天を突き抜ける快感にハボックは堪らず熱を吐き出した。
(好きっス)
 ぐったりとヒューズの胸にもたれ掛かってハボックは思う。
(ずっとこのまま)
 例え嫌われ軽蔑されていようとも、こうしてヒューズの腕の中でヒューズの体温を感じていられたならどれだけ幸せだろう。
 そんな事を願ってしまう己を嘲笑いながら愛しい男の胸に顔を埋めて、ハボックは意識がゆっくりと闇に飲まれていくのに任せた。

 サーサーと水が流れる音が聞こえる。柔らかい感触が汚れを落としていくのを感じていれば、不意に躯の奥を掻き回されてハボックは僅かに眉を寄せた。それでも散々に無理をさせられた躯は鉛のように重たくて身動く事が出来ない。やがて身の内を蠢く気配がなくなりフワリと躯が浮き上がる感覚がして柔らかい気配がハボックを包む。
(ちゅうさ)
 そっと吐息を吐き出したハボックは再び意識を手放した。

「……」
 ゆっくりと意識が浮上してハボックは目を開ける。そうすれば目の前に男の胸が見えて、ハボックは視線を上へと動かした。
(中佐……?)
 己を抱いて眠っているのがヒューズだと気づいてハボックは内心首を傾げる。まだ意識が夢と現の狭間にあるようで、自分が置かれた状況がすぐには理解できなかった。
(……そうか、そうだった、夕べオレ……)
 下肢に残る鈍痛に気づけば不意に昨夜の事が脳裏に浮かび上がる。力ずくで引き裂かれ最奥を犯された記憶が躯と心に蘇り、ハボックはギュッと唇を噛んだ。
(もう、前みたいにはなれないのかなぁ)
 ヒューズと話すのが楽しかった。酒を飲み交わし笑いあうのが嬉しかった。一緒にいられる一瞬一瞬が愛しくて、傍にいるそれだけで幸せだったのに。
(どこで失敗しちゃったんだろう)
 ヒューズへの気持ちはひたすらに押し隠してきたつもりだった。あくまでもロイの部下として接してきた。多少、上下関係に緩いところがあったかもしれないが、最低限のラインは守っていたし、必要以上に馴れ馴れしくしたつもりもなかったのだが。
『淫乱』
 何度も投げつけられた言葉が不意に浮かんでハボックは顔を歪める。自分では気づかないところでヒューズへの気持ちがバレて、何より妻子を大切にするヒューズに嫌悪と侮蔑の気持ちを引き起こさせたのかもしれないとハボックは思った。
(ただ傍にいたかっただけなんだ)
 こうなってしまってはもう今まで通りヒューズと接する事など出来ないだろう。そう思った途端涙が溢れて白い頬を濡らす。嗚咽を零しそうになった唇を手のひらで押さえた時、グイと後ろ髪を引かれてハボックは目を見開いてヒューズを見た。
「なに泣いてんだよ」
 低く囁く声にハボックは目を見開く。答えられずに涙に濡れた瞳でじっと見つめれば、先に目を逸らしたのはヒューズだった。
(中佐)
(ごめんなさい、でも)
(やっぱり好き)
 ハボックは心の中で呟いてヒューズの胸に頬を寄せる。そうすればビクリと震えたヒューズの腕がハボックの躯を抱き締め――――。
 二人はなにも語らぬままただそうして抱き締めあっていた。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手、励みになります、ありがとうございます。

「金緑石」です。お楽しみ頂ければ。
2012年04月20日(金)   No.178 (カプ色あり)

金緑石5
CP:ヒュハボ(R20)

「ごめんなさい……」
 荒い息の合間にハボックの唇から零れた言葉にヒューズは目を瞠る。それがロイへの謝罪ととれば、もしかしてというヒューズの疑心が確信へと変わった。
(ロイが)
(ロイがハボックと)
 まだロイ自身ハボックへの気持ちに自覚はなく二人の間には何もない、そう思っていたのは間違いだった。二人は疾うに想いを通じ合わせていたのだ。そう確信した瞬間ヒューズの中に怒りの嵐が吹き荒れる。ヒューズは噛みつくように熱い吐息を零す唇を塞ぐと、その吐息すら奪い尽くそうとするようにキツく舌を絡めた。
「ん……ん……」
 そうすれば甘く鼻を鳴らしたハボックの腕が背中に回されるのを感じる。快楽に溺れるうち、自分を他の誰かと混同しているのではとヒューズは思った。
(俺はロイじゃねぇ)
(お前を抱いているのは)
(俺だ)
(誰にも、ロイにも)
(渡さない、絶対に)
(お前は俺のものだ)
「お前は」
 呻くように告げてヒューズは激しくハボックを揺さぶる。狭い肉筒をこじ開け最奥を抉りキツく締め付けてくる内壁に熱を叩きつけた。
「ヒャアアアンッ!!」
 熱い飛沫に内壁を灼かれたハボックが空色の目を見開き甘く啼く。涙に濡れた空色が快楽に煙るのを見て、ヒューズは嫉妬のあまり気が狂いそうだった。
(こんな顔をロイに)
(ロイに見せているのか)
(赦さない)
(お前のそんな顔を見ていいのは)
(俺だけだ)
 気が狂いそうなほどの独占欲。これほどの昏い欲望が己の中にあることをヒューズは初めて知った。
「アアッ、やあ、ん……ッ」
 息も絶え絶えになってハボックがヒューズにしなだれかかる。半ば意識を飛ばして虚ろに開かれた瞳を、ヒューズは掴んだ金色の髪を後ろに引っ張るようにして覗き込んだ。
「こ、の……淫乱……ッ」
(そんな顔、ロイにも他の誰にも見せたら赦さねぇ)
「……佐っ」
 低く囁けば緩く首を振ってハボックがロイを呼ぶのを聞いてヒューズは唇を歪める。
(ロイを呼ぶのか)
(お前はそんなにもロイの事が)
 親友であるはずの男に対して湧き上がる嫉妬と憎悪。ヒューズは掴んだ髪を引っ張ってハボックの顔を仰向けると、ロイの名を呼ぶ唇を己のそれで塞いだ。
「んんッ、んふゥ」
(呼ぶな、ロイを呼んだりするな)
(俺を見ろ、ハボック)
 ハボックの躯を抱き締め深く口づけながらヒューズはそう思う。そのまま唇を離さずにヒューズは埋めた楔でゴリゴリと前立腺を押し潰した。
「んんんッ、ン――――ッッ!」
 ビクビクと震えたハボックが吐き出した熱が腹を濡らすのを感じれば、ヒューズは昏い喜びを感じた。唇をゆっくりと離すと力の抜けたハボックの躯がしなだれかかってくる。
「……」
 力なくヒューズの胸に顔を寄せたままハボックが呟くように何か言ったが、ヒューズにはよく聞こえなかった。ゆっくりと金色の睫が瞬いて白い頬を涙の滴が流れる。再び何か言おうとして、だが結局唇を震わせただけでハボックの瞳が閉じ、ヒューズの胸にかかる重みが増した。
「ハボック……」
 ヒューズは暫くの間気を失ったハボックの躯を抱き締めていたが、やがてゆっくりと己を引き抜く。サアサアと湯を出したまま放り出されていたシャワーを拾い上げハボックにかけた。抱き締めるようにして背後から回した指を散々に陵辱した蕾に沈める。クチュクチュと掻き回し何度も注ぎ込んだ白濁を掻き出したが、ハボックは微かに震えただけで意識を取り戻しはしなかった。
 自分にも湯をかけて汚れを流したヒューズはハボックを抱いて立ち上がる。バスローブを羽織りハボックの躯をタオルで包み込んで部屋に戻った。綺麗に整えられたベッドにハボックをそっと下ろすと濡れて貼り付く金髪をかき上げる。攻められ続けて泣きじゃくったハボックの目元は薄赤く腫れて酷く幼く見えた。
「ハボック……」
 ヒューズは横たえた躯に圧し掛かるようにして長身を抱き締める。しっとりとした頬に己の頬を擦り寄せた。
「ハボック、俺は……ッ」
 愛しくていとしくて息ができない。誰にも渡したくなくて自分に縛り付けておきたくて、独占欲の昏い奔流にハボックを巻き込まずにはいられない。
「……いしてるッ」
 その想いの激しさ故に言葉にする事もままならない。ヒューズは低く呻くと意識のない躯をキツく抱き締めた。


いつも遊びに来て下さってありがとうございますv久々更新に拍手もありがとうございますv

あー、先日はなんか久しぶりにポメラ使って更新したって感じですー。火曜日の更新はサボりまくってたので結局「カノン」は全部読みなおし「初回衝撃」は三話ほど前から読みなおしました。あははは、そうだった、こんな展開だったよ(苦笑)さあ、また更新頑張らなくっちゃ!と言いつつ、日記はまた「金緑石」です(笑)多分まだ当分ヒュハボ熱継続と思われ……。だって某方とヒュハボナリチャで遊んで貰ってるもので(苦笑)もー、髭がカッコよすぎてねッ!アンアン言わされてます(爆)世に出る予定はないですが、貰った萌えを「金緑石」に注ぎ込むさッ!!(笑)

以下、10日拍手のお返事です。

ヒュハボ万歳♪\(>∀<)/♪ の方

えへへ、楽しんで頂けて嬉しいです〜vヒュハボ万歳!(笑)一応ハッピーエンドが信条とはいえこの先二人がどうなって行くのか、正直まだ判りませんが(おい)楽しんで書いていきたいと思っていますので、おつきあい下さいねvLED、そう言えば長持ちって言いますもんね!確かにお風呂場とかいいかも〜vいやいや回し者なんてことないですよ!色んな事教えて頂けるのはとっても助かりますvありがとうございますv

いつも、楽しく拝読させてもらってます の方

やったーッ、同志だ!(笑)「セレスタ」楽しみにして頂けて嬉しいですーvうふふ、キングにガリガリ食って貰う予定ですのでご期待ください(笑)「恋闇」わぁ、すっかり放置ですみません(汗)こちらも早めに頑張りますので!ふふふ、板挟み・三つ巴、私も大好物ですv
2012年04月12日(木)   No.175 (カプ色あり)

金緑石4
CP:ヒュハボ(R20)

「も……赦して……っ」
 ガクガクと躯を震わせてハボックは喘ぐ。躯を支配していた苦痛がある一カ所を突かれた瞬間快感に取って代わり、ハボックは初めて知った快楽を受け止めきれずに泣きじゃくった。
「も、やだァ……ッ!ヒィ…ヒィィッ!」
 ガツンと前立腺を抉られてハボックは嬌声を上げて背を仰け反らせる。二人の腹の間で揺れていた色の薄い楔がふるりと震えたと思うとびゅくと白濁を吐き出した。
「イきっぱなしだな、イヤラシイ奴」
 懇願にも全く耳を貸さず攻め続けるヒューズにそう囁かれてハボックは力なく首を振る。快楽に翻弄される躯を自分でもどうすることも出来ず、ハボックは力なくヒューズに縋りついた。
「中……佐」
(オレ……なにをしたんだろう?)
 ヒューズは元々その内心を伺わせないところがあったしハボックの事をからかってばかりいたが、それでもいつも誠実で信頼出来る相手だった。何よりあのロイが親友と認めているのだ。多少クセがあろうと、軍人としても一人の人間としてもハボックは自分自身よりもよほど信じられる男であると思っていた。だから今そのヒューズが自分に牙を剥きこんな事になっている原因は他の誰でもない自分にあると、ハボックには思えてならなかった。
(こんなにアンタを怒らせるような事、なにを)
 快楽に霞む頭でハボックは必死に考える。グリッと前立腺を抉られて高い嬌声を上げればヒューズが低く囁く声が聞こえた。
「淫乱」
 その声にハボックはビクリと震えて目を見開く。不意に頭の中に浮かんだ一つの考えにハボックはヒューズの怒りの原因を見つけたと思った。
(オレが中佐を好きになったから、だから怒ってるんだ)
(気持ち悪いって、きっと)
(中佐はグレイシアさんを愛してるんだから)
(それなのに、オレが)
 浮かんだ考えに空色の瞳からポロポロと涙が零れ出る。ガクガクと力なく揺さぶられながらハボックはヒューズを見上げた。
(ごめんなさい、中佐)
(ごめんなさい)
(でも、オレ)
(アンタが)
(アンタが好き)
 力ずくで引き裂かれ酷い目に会わされながらも、ハボックのヒューズへの気持ちは変わらなかった。心も躯も傷つけられてなお、ハボックは自分の気持ちが変わらないどころか、例え怒りに駆られてでもヒューズが自分に触れこうして熱を注ぎ込んでくれる事を、こんなのは嫌だと思う心のどこかで喜んでいる事に気付く。
(サイテーだ、オレ)
(中佐を怒らせて当然だ)
(でも)
(でも、中佐)
(オレは)
「ひゃうッ、アアッ!」
 ヒューズの楔が奥を抉り熟れた内壁を掻き回すたびハボックは嬌声を上げる。腫れ上がった蕾で激しく出入りする楔を締め付ければ痛みと快楽に一際高くハボックは啼いた。
(好き)
(好き、中佐)
(大好き)
(ごめんなさい)
「あんッ、アアッ!!アッ、アヒィッ!」
「……イヤラシいな、ハボック。キュウキュウ締め付けやがって」
 締め付けに低く呻いたヒューズがそう言うのが聞こえて、ハボックはビクリと震える。涙に濡れた瞳を伏せてハボックは喘いだ。
「お前……実は経験があるんじゃないのか?」
「ッ?!」
 突然そんな事を言われてハボックは弾かれたように目を上げてヒューズを見る。その常盤色に怒りの焔を見つけて、ハボックは首を振った。
「まさか、ロイ、と……?」
 低く囁かれてハボックは首を振る。違うと言おうとした瞬間、いきなりガンッと突き上げられてハボックは悲鳴を上げた。
「ヒャアアッ!!」
 背筋を快感が突き抜けて眩暈がする。否定しなければと思いながら言葉はイヤラシイ喘ぎ声にしかならなかった。
「んあッ、あふ……っ」
「ハボック、お前……ッ!」
 低い怒りの籠もった声が聞こえる。涙の膜の向こうに見えるギラギラと光る常盤色をハボックはぼんやりと見つめた。
(ずっと怒らせておいたら)
(そうしたらこうして)
(いられるのかなぁ)
 そう考えた瞬間、ハボックは激しく後悔する。そうして苦痛と快楽と後悔の螺旋に堕ちていくのだ。
(ごめんなさい)
(好きになって)
「ごめんなさい……」
 そう呟いた瞬間、噛みつくように口づけられる。ハボックはキツく絡んでくる舌に呼吸すら奪われながら、自分を酷い目にあわせる男の背をそっと抱き締めた。


いつも遊びに来て下さってありがとうございますv拍手も沢山嬉しいです〜vv

「金緑石」です。楽しいなぁ、ヒュハボーv「蒼焔」も書きたいし「暗獣」も「合成獣」も「恋猫」も書きたいし、勿論更新もやりたいですがヒュハボ楽しいんだよなー。ロイハボともエドハボとも違う楽しさが(苦笑)でもって最近日記を使わなくなった前の携帯で打つようにしたら、結構これが便利でしてね。バッテリー気にしなくてもいいし、おかげで外出先でポチポチ日記が打てて楽チン。そんなわけで「金緑石」が進むのでした(笑)

ところで全然関係のない話なのですが、リビングの灯りが壊れてしまいましてね。結局器具を丸ごと変えないといけない事が判って、ああ、余計な出費が……じゃなくてー。リビングのシーリングライトってエコにこだわるならLEDより蛍光灯の方がエコだって言われてビックリしました。つか、殆ど消費電力は変わらんのだそうな。知らなかったよー。器具も高いしね、もう迷わず蛍光灯のにしましたよ。ついでにダイニングの灯りの事も聞きまして、うちのは吊り下げ式の器具に電球がついてるタイプなのですが、現在ついてる60Wの電球をLEDに変えると消費電力は6W、でも蛍光灯タイプの電球でも9W程度なんだそうです。LEDは真下しか明るくならないのでLED電球にした場合テーブルの上しか明るくならない。でもそれだとダイニングでテレビ見たりするのに暗いよねぇ。それなら9Wの蛍光灯かなぁって。結局LEDは真下しか明るくならないので、今現在の部屋の明るさを保つためには数を増やさなきゃダメですよっていう話でした。買い置きの電球がなくなったらLED買うかなぁと思っていたのですが、どうやらまだ暫くは蛍光灯タイプの方が暮らしにあってそうな感じです(苦笑)しかし、新しい器具が来るまで代わりにつけてある蛍光灯が昼白色タイプで夜になると部屋の中が真っ白な感じで目が辛い……。借り物なので文句は言えんのだけど、早く新しいの来て欲しいですー(苦)
2012年04月09日(月)   No.174 (カプ色あり)

金緑石3
CP:ヒュハボ(R20)

 気を失ったハボックの躯からヒューズはずるりと楔を引き抜く。まだ十分に硬さの残るそれに己の欲の深さを感じて、ヒューズは苦く笑った。白い頬を濡らす涙をヒューズは指先でそっと拭う。僅かに眉間を寄せた顔は苦しげでヒューズは胸が痛むのを感じた。
 ずっと抑え込んでいた気持ちをハボックにぶつけてしまった。嫌がる躯を押さえつけ強引に己をねじ込めばその熱さに眩暈がした。愛しくていとしくて全てを己の物にしたくて貪り尽くさずにはいられなかった。
『なんで?』
 何度も理由を尋ねてきたハボック。彼にしてみれば今夜の事は青天の霹靂とも言え、全く予想だにしていなかったに違いない。
『そんなにオレの事、キライ?』
 想う気持ちのあまりの激しさに答えられずにいればハボックがそう言った事を思い出して、ヒューズは顔を歪めた。
「嫌いだったらこんな事するかよ……ッ」
 ヒューズは低く呻いてハボックの躯を抱き締める。吐き気がするほど愛しくてハボックの全てを喰らい尽くさずにはいられなくて、ヒューズはグレイシアにもエリシアにも、今まで好きになったどんな相手にも抱いた事のない昏く激しい想いをどうしたらいいのか判らなかった。
 そのまま暫くハボックを抱き締めていたヒューズはやがてゆっくりと体を起こす。改めてハボックの躯を見下ろせば強引に抱いた躯はかなり酷い有り様だった。
「はは、ひでぇな……」
 ベルトで拘束していたせいで手首が擦れて薄く血が滲んでいる。抵抗され力任せに叩いた頬は赤く指の痕が残り、強引に絶頂に導いた下肢は白濁に汚れていた。なにより無理矢理犯した蕾は裂けこそしなかったものの、赤く腫れ上がり注ぎ込んだ白濁が溢れ出て酷く痛々しかった。それでもそんな姿を目の前に晒すハボックを見れば再びヒューズの身の内に激しい嵐が吹き荒れてくる。
「クソッ」
 ヒューズはギュッと目を瞑って首を振るとベッドから降り浴室に向かった。湯船のカランを捻り湯を出す。ドボドボと湯が溜まっていくのを確認してヒューズは部屋に戻った。受話器を取りフロントの番号を回す。夜中にもかかわらず仕事に忠実なホテルマンが出るとヒューズはベッドメイクをしてくれるよう頼んだ。ベッドサイドのテーブルにチップを置き部屋の扉にストッパーを挟みすかしておいてからハボックの躯を抱き上げる。湯の音が響き湯気の立ち込める浴室にハボックを抱いて入り、その躯をそっと下ろした。服を脱ぎ捨てシャワーを捻り湯温を調節する。椅子に腰掛けハボックの体を抱きかかえて緩く出したシャワーをかけた。
「ん……」
 肌に当たる湯の感触にハボックの睫が震える。閉じられていた瞼がゆっくりと開いてヒューズが何より惹かれた空色が覗いた。
「中佐……」
 ヒューズの姿を認めてハボックがふわりと笑む。昨日と変わらぬヒューズを信じ切った笑顔は、だが次の瞬間苦痛と怯えに歪んだ。
「やだッ」
 自分を抱くヒューズの胸を押しやってその腕から逃れようとハボックがもがく。その途端ハボックの躯が大きく震えて唇から呻き声が零れた。
「い……ッ」
 振り解こうとしたヒューズの腕にしがみついたハボックの指が痛みに震える。辛そうなその表情に胸が痛むのを感じながら、それを押し隠してヒューズは言った。
「暴れんじゃねぇよ。大人しくしてろ」
「中佐」
 チラリとヒューズを見上げたもののハボックは怯えきったように顔を伏せる。微かに震える躯に湯をかけて汗と汚れを流していたヒューズが、汚れの酷い下肢に手を伸ばせば大人しく腕に抱かれていたハボックがビクリと震えた。
「嫌ッ!触んなッ!」
 双丘の狭間に潜り込もうとする指を嫌がってハボックが暴れる。ヒューズは片腕でハボックの長身を押さえ込み、脚を絡めて抵抗を封じ込めるとハアハアと荒い息を零すハボックを見下ろした。
「大人しくしてろって言ったろうが」
「やだ、もう触んないでッ!」
 ヒューズに押さえ込まれてなお、ハボックは首を激しく振って暴れようとする。そんな風に全身で拒絶されれば抑え込んでいた嵐が再びヒューズの中で暴れ出した。
「この……ッ」
 ヒューズは横抱きに抱えていたハボックの躯をグイと引き起こし己の脚を跨がせるように向かい合わせに座らせる。双丘を引き寄せ猛る楔の上に引き下ろした。
「ヒィィッ!」
 腫れ上がった蕾にズブズブと押し入られてハボックが悲鳴を上げる。仰け反るように背後に倒れそうになった躯を引き寄せ、ヒューズはガツガツと乱暴に突き上げた。
「痛いッ、アアッ!」
 激しい抽挿にハボックが涙を流してもがく。その躯を抱え込み容赦なくガツンと突き上げた時、ハボックの躯が大きく震えた。
「ヒャアッ?!」
 明らかに今までと違う甘さの滲む悲鳴にヒューズの目が僅かに見開く。たった今反応を見せた箇所を狙って突き上げればハボックの躯がビクビクと震えた。
「や……ッ、そこ嫌ッ、アアアッ!!」
 戸惑ったように目を見開き首を振るハボックの唇から零れるのは明らかに嬌声だ。ヒューズは薄く笑って小刻みに前立腺を突き上げた。
「イイのか?ハボック……ここを突かれると堪んないだな?」
「違……ひぅんッ!」
「違わねぇだろ?イヤラシイ声出しやがって」
 ヒューズは低く笑いながら執拗に突き上げる。そのたびにハボックの躯が跳ね、唇から甘い悲鳴が零れた。
「やあっ、やめてッ!」
「もっとの間違いだろう?この淫乱め」
 低く囁けばハボックが目を見開く。空色の瞳に涙が盛り上がり、ハボックの瞬きに合わせて頬を一筋零れて落ちた。
「嫌だッ、やめてよ、もう――――アアンッッ!!」
 逃れようともがく躯をヒューズは激しく攻め立てる。
「ヒャア、ンッ!アアッ!!」
 ハボックが一際高い嬌声を上げた時、遠慮がちに浴室の扉を叩く音が聞こえた。
「ヒ……ッ?!」
 揺さぶられるままに声を上げていたハボックの躯がギクリと強張る。ニヤリと笑ったヒューズがハボックを引き寄せその耳元に囁いた。
「ベッドメイクを頼んだんだ。あんなグチャグチャじゃ休めないからな。どうやら終わったらしい」
「ず、ずっと人がっ?!」
「お前のイヤラシイ声、筒抜けだったろうさ」
 そう囁かれてハボックの体が今までとは違う震えを見せる。ヒューズはハボックの顎を掴んでその瞳を正面から覗き込んだ。
「今更だろう?あんなグチャグチャのベッドのシーツを取り替えさせたんだ。多少声を聞かれたところでなにも変わらねぇよ」
 そう囁くヒューズを空色の瞳が見つめる。震える唇が何か言おうとする寸前、ヒューズはハボックの躯を思い切り突き上げた。
「ヒャアアッ!」
 ガツガツと突き上げる度ハボックの躯が跳ね唇から嬌声が上がる。なす術もなくヒューズに躯を揺さぶられながら身悶えるハボックをヒューズはうっとりと見つめていた。


いつも遊びに来て下さってありがとうございます。拍手も沢山、嬉しいです〜vv

ええと、ヒュハボ続きでスミマセン(滝汗)しかもずっとエロだし。どうにも続きが書きたくて、時間があるとポチポチ携帯で書いてました。布団の中でもポチポチポチポチ……5まで書いたよ(爆)しかし、このままではエイプリールフールが冗談でなくなってしまうー。いい加減ロイハボ、ハボロイに気持ちを切り替えないとッ!冗談抜きでヤバいっス(汗)
でもって、今日実家から戻ってきました。駅前の桜が五分咲きくらいになってましたよ、行く前はまだ蕾だったのに。週末はお花見日和ですね。更新の方はやっぱりポメラ出来ませんでしたー。携帯打ってる間にやれよと言われそうですが(苦)せめて週末「暗獣」くらいは上げたい。学校に行かなきゃなんだが最悪往復の電車で何とか!って思ってます。来週火曜日から平常運転の予定ですー、すみません(汗)

以下、拍手お返事です。

まさかのヒュハボの続きに の方

わーい、テンション上がって頂けて嬉しいですv久しぶりにヒュハボ書いて私もちょっとテンション上がってます(笑)こんな話ですが、引き続きよろしくお付き合い下さいませv
2012年04月05日(木)   No.171 (カプ色あり)

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  Photo by 空色地図

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