| 菫青石の恋 〜 second season 〜 第四十四章 |
| 「ジャン」 男は呼んでハボックを軽く揺さぶる。だが、半ば意識を飛ばしたままぼんやりと宙を見つめたままのハボックに、ロバートは苛々として涙に濡れる頬を張った。 「……ぁ…」 二度三度と頬が鳴って、空色の瞳が男を見上げる。ギラギラと欲情に瞳を輝かせて見下ろしてくるロバートに、ハボックは小さく首を振った。 「や、だ……も、やめて……っ、どうして…こんなことすんの…?」 強烈な快感は、ハボックには怖いばかりだ。なによりどうしてロバートが自分にこんな事をしたいのか、ハボックにはどうしても理解出来なかった。 「……お前を見ているとメチャクチャにしてやりたくなる。散々に苛めて啼かせてやりたくなるんだよ」 「……ッ、なん、で…ッ?」 男はそれ以上ハボックの質問には答えず噛みつくように口づける。乱暴に唇を塞がれ、息苦しさに口を開けばすぐさま男の舌が押し入ってきた。 「んっ……んんっ」 男はハボックの口内を舐め回しきつく舌を絡めながら細い体に手を這わせる。柔々と薄い皮膚を刺激する指の動きは、セックスの経験のない幼い体に徐々に火を灯していった。 「ぅん……ッ、んく…んふぅ……」 ピクピクと体を震わせるハボックの唇から零れる吐息の湿度が上がり、甘く鼻を鳴らすのを聞けば、執拗なキスを続ける男の口角が上がる。ロバートは桜色に染まり始めた肌を撫で回していた手を下に滑らせると、緩く勃ち上がり始めた幼い楔を握り締めた。 「ッッ、んんッッ!!」 ビクンと震えるのに構わずロバートは手の中の楔を扱き続ける。少年の手が逃れようとして腕や肩を叩くのを感じれば、ロバートは口づける喉奥で楽しそうに笑った。 「んくっ……んーっ、んふーーッッ」 ぴちゃぴちゃと舌を絡ませる音と、くちゅくちゅと楔を扱く音が混じりあってイヤらしい響きが部屋の中に広がっていく。ハボックの細い脚がビクビクと震え、限界が近いことを知らせた時、不意にロバートは手の動きを止め唇を離した。 「ハアッ……ハッ、ぅ、ん……」 ハッハッと息を弾ませてハボックが男を見上げる。ロバートはにんまりと笑って言った。 「気持ちいいだろう?ジャン」 そう言って男は手の中の楔をキュッと握る。そうすれば、ハボックが背を仰け反らせて喘いだ。 「やっ、やあんッ」 重く、ドロドロとした快感が下肢に渦巻いているような気がする。ハボックはふるふると首を振って言った。 「も、やだ……こんなの、したくない…ッ」 これ以上続けたら自分がどうなってしまうのか、怖くて仕方ない。怖い、と泣きじゃくる少年に、男はクスクスと笑うとその細い体を引き起こした。 「あっ」 自分では体を支えられなくて、ハボックはロバートの胸に体を預ける。開いた脚の間に男の体を挟み込むような体勢をとらされ、ハボックは股間に当たる熱い塊にギクリと体を震わせた。 「…ッ、ヒ…ッッ!!」 自分の幼い楔のすぐ側に赤黒く光る怒張がそそり立っている。短い悲鳴を上げてもがくハボックの手を掴むと、ロバートは己の楔を握らせた。 「嫌ッ!!」 子供の手には余るほど巨大なそれが、ハボックの手の中でピクピクと震える。ヒィッと掠れた声を上げるハボックの楔に、ロバートは己のそれを擦りつけるとハボックの手ごと二本の楔を両手で包み込んだ。 「ロバートっ?!」 男は楔同士をすり合わせるようにしながら包んだ両手で扱く。手の中で更に硬度と質量を増す楔に、ハボックは怯えて泣きじゃくった。 「イヤっ!離してっ、ロバート!!」 だが、ぐちゅぐちゅと扱かれればこみ上げてくる快感にどうすることも出来ない。泣きながら喘ぐ幼い顔を食い入るように見つめていたロバートは、一際きつく楔を扱いた。 「あっ?やああああんッ!!」 強い刺激にハボックがたまらず熱を迸らせる。それに殆ど遅れず、ロバートもまた熱を吐き出した。 「ヒ…イッ!」 二つの楔から迸った白濁が、互いの腹を汚し、少年の顔を濡らす。呆然と見開いた空色の瞳に、ロバートは楽しそうに笑った。 「今度はお前の中にたっぷり注いでやろう、ジャン」 「中……?」 男の言う意味が判らず、ハボックは怯えた声で繰り返す。ロバートは開いた脚の間に手を滑らせると奥まった蕾を指の腹で撫でた。 「ここに、私のモノをぶち込んで、直接注いでやると言ってるんだ」 男の言葉にハボックは息を飲み、恐る恐る視線を下へと向ける。するとそこには熱を吐き出したばかりにも関わらず、巨大な男根が猛々しくそそり立っていた。 「い、や……そんなの挿れたら…死んじゃう……」 「大丈夫だ、しっかり解してやる。痛いのは最初だけだ」 楽しげに言いながら蕾を撫でさする男にハボックは必死に首を振る。 「お願い、やめて、ロバート…ッ、ほんとに死んじゃうッ!!」 手にすら余るシロモノをどうやって挿れるというのだろう。怯えてふるふると首を振る少年を男は楽しそうに見つめる。蕾を撫でていた指をグッと押し込めば、ハボックが体を強張らせた。 「いっ…ッッ」 潤いのない場所にいきなり指先だけとはいえねじ込まれて、ハボックの顔から血の気が引く。もがくことも出来ずに凍り付く細い体を撫で回して、ロバートが言った。 「力を抜け、ジャン。解せないだろう?」 「痛い…ッ、いたぁ…ッッ」 強引に指をねじ込まれ、ハボックが痛みに涙を零す。ハッハッと息を弾ませて、抜いてくれと懇願するハボックをじっと見ていたロバートはおもむろに指を引き抜く。圧迫感が消えてハボックがホッと息を吐いた瞬間、ロバートはハボックの体をベッドに押し倒すと、脚を押し開き双丘を割り開くようにしてその狭間に舌を這わせ始めた。 「いっ、いやああっ!!」 自分ですらそうそうは触らぬ場所にヌメヌメと舌を這わせられてハボックは悲鳴を上げる。舌先が蕾の中に潜り込み、秘肉を舐め回すのを感じて、羞恥に顔を真っ赤に染めた。 「嫌だっ!やだああっっ!!」 ヌメヌメと這い回る舌先にハボックは泣きながら首を振る。男は唾液を送り込んでしっとりと蕾を濡らすと乱暴に指をねじ込んだ。 「…ッッ!!」 強張る体に構わず、ロバートは指を一本ググーッと押し込んでしまう。そのまま押し込んだ指をぐちぐちと掻き回せばハボックが悲鳴を上げた。 「ヒィッ!!やめ…ッ!!」 力の入らない脚を震わせて、ハボックは抜いてくれと懇願する。だが、男は抜くどころか沈める指を増やしてぐちょぐちょ指を動かした。 「い……あ…苦し……っ」 圧迫感にハボックが背をしならせて喘ぐ。ロバートはぬちゃぬちゃと蕾を掻き回しながらハボックの耳に囁いた。 「判るか?もう私の指が三本も入ったぞ。これなら楽に入ると思わないか、ジャン」 「ッ、や…ッ、無理ッ!!死んじゃうッッ!!」 あの凶悪なモノを挿れられるなんて考えただけでも死んでしまいそうだ。挿れないでと必死に懇願するハボックをじっと見つめていたロバートは、ぞろりと唇を舐めて言った。 「下の口が無理だというなら上の口で私を満足させてみろ。それが出来たら考えてやる」 「口、で……?」 意味が判らずハボックは濡れた瞳でロバートを見上げる。ロバートは蕾から指を引き抜きベッドに座り直すと、ハボックの体をグイと引き寄せた。そうして金色の頭に手を添えると己の股間に少年の顔を押しつける。 「しゃぶるんだ。下の口に挿れられたくないというなら、しゃぶって満足させろ」 「……ッッ」 赤黒く光る楔を唇に押しつけられてハボックは必死に顔を背ける。だが。 「出来ないのか?それなら」 と男が下肢に手を伸ばそうとすれば、慌てて男の脚にしがみついた。 「待ってッ!するっ、するから…ッ!」 どちらも死ぬほど嫌なことに変わりないが、それでも尻に突っ込まれることを考えればしゃぶる方がまだマシだ。ハボックはぬらぬらと光る楔にゴクリと唾を飲み込むと、おずおずと舌を這わせ始めた。 「ん……ん…」 ムッと臭気が鼻をついて思わず顔を背けたくなる。それでも必死に我慢してハボックは男の楔に懸命に舌を這わせた。 「咥えるんだ、ジャン。口を開いて咥えろ」 頭上からそう声が降ってきて、ハボックは大きく体を震わせる。それでも口を開くと、ハボックは醜い怒張を咥え込んだ。 「んふ……ッ、ぐぅ…ッ!!」 咥え込んだはいいが、口内を埋め尽くす巨大なそれにどうしていいか判らない。息苦しくてフーフーと荒い息を吐き出すハボックに、ロバートはクスクスと笑った。 「辛そうだな、仕方ない、少し手伝ってやろう」 男はそう言うとハボックの金髪を鷲掴む。ガツガツと突き挿れて少年の唇を犯せば、ハボックがくぐもった悲鳴を上げた。 「グフッ……グゥウッッ!!んぐぐッッ!!」 容赦なく突き込まれて、ハボックが目を剥く。まともに息が出来ずに、ハボックは空気を求めて弱々しくもがいた。 「ぐぅ…ッ、んぐぅッ!!」 止めどなく涙を零し、巨大な楔を咥え込んだ唇の端から唾液を垂れ流すハボックをロバートは楽しそうに見つめる。 「出すぞ。零さず全部飲み干せ…ッ」 ロバートはそう囁くとガツンとハボックの喉奥に楔を突き挿れる。それと同時にググッと膨れ上がった楔が、大量の白濁を迸らせた。 「ッッ!!───ッッ!!ッ!!」 喉に叩きつけられる青臭い液体にハボックが目を剥く。必死に飲み込めば男がハボックの口からずるりと楔を引き抜いた。 「ッッ、ゲホッ!!ゲホゲホゲホッッ!!」 あまりの量の多さとその臭いに、ハボックはシーツを握り締めてゲホゲホと咳込む。ゲェゲェと喉に絡まる液体を吐き出してしまう少年を見て、ロバートは肩を竦めた。 「やはりこっちを使うしかないようだな」 男は言ってゼェゼェと息を弾ませるハボックの体を引き寄せ、ベッドに仰向けに押さえつける。力の入らない細い脚を抱え上げると双丘の狭間に己を押し当てた。 「…ッ?!ロバートっ?!なんでッ?!」 言われたとおりにしたのにと、ハボックは必死に首を振る。男は嘲るように笑って言った。 「満足させられたら、と言っただろう?あんなで私を満足させられると思っていたのか?ジャン」 「ッッ、そんな…ッ!!」 ニヤリと笑って言う言葉で、はなから赦してくれる気などなかったのだとハボックは悟る。グッと押しつけられた楔に、幼い蕾が震えて僅かに抵抗した次の瞬間、男は押しつけた凶器を一気に細い体に突き入れた。 |
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