| caution!! この作品には性的・暴力的表現が多分に含まれます。そういったものが苦手な方はお避け下さい。また、24歳未満の方の閲覧はご遠慮願います。閲覧後の苦情は一切受け付けませんので、ご了承の上お進み下さい。 |
| 偏愛2 第一章 |
| 薄暗い部屋の中に荒い息遣いが聞こえている。ベッドに腰かけてズボンの前をくつろげた黒髪の男のその脚の間に、金色の頭が僅かに動いているのが見て取れた。ハボックは今、ロイ自身に指と舌を這わせて必死に奉仕させられていた。その蕾には深々とローターが埋め込まれ、低い振動音を響かせている。ハボックは眉間に皺を寄せ、懸命にロイ自身を頬張っていた。ともすれば自身を犯すローターの動きに意識がいってしまい、ロイを慰める舌の動きが疎かになってしまう。そのたびグイと髪を引っ張られ、喉奥まで熱を突き入れられて、嘔吐きそうになりながらもロイへの奉仕を続けるのだ。ロイは必死にロイのものをしゃぶるハボックを見つめていたが、不意に手にしたリモコンのスライドを強へと滑らせた。途端、ハボックの体がびくんと大きく震えて、咥えていたロイ自身に歯があたってしまう。 「…っつぅ」 「っ!…ごめんなさいっ」 慌てて赦しを乞うハボックの頬を平手で張ると、床に突っ伏すハボックの髪を鷲掴み、ロイはハボックの顔を覗き込んだ。 「まともに奉仕も出来ないのか、お前は」 「すみません…っ、だって…」 「だって、なんだ?」 埋め込まれた淫具に責められたことが原因であることはロイにもハボックにもよく判っている。だが、それを口にすることはハボックには出来なかった。 「仕置きが必要だな」 そう言われてハボックの顔がサッと青ざめる。だが怯えるその顔の中で、空色の瞳が僅かに期待の色を滲ませるのを見て取って、ロイはうっすらと笑った。 ベッドに四つに這わされたハボックは後ろ手に腕を縛られている為、実際にはその肩と膝とで体を支えていた。その両の乳首にはクリップが嵌められ、二つのクリップは細い鎖で繋がれている。それぞれのクリップから垂れ下がった鎖の先には錘がつけられており、その重みでクリップで挟んだ乳首を苛んでいた。 「んっ…あっはあっ」 ハボックは高く掲げた腰をロイの目の前に突き出しており、その奥まった蕾をロイの視線に曝している。くちくちと入り口をかき回され、ハボックの中心は既に腹につくほどに反り上がっていたが、その根元にはぎちぎちと紐が巻かれて決して熱を吐くことを赦さないように施されていた。 「あっ…たいさぁ」 「なんだ、まさかもう泣き言を言うつもりじゃないだろうな」 体の中を渦巻く熱に耐えかねてロイを呼べば、そう冷たく返されてハボックは唇を噛み締める。ロイはそんなハボックを昏い瞳で見つめるとベッドの上においてあったものを取り上げた。それはいくつものボールがひも状のもので繋がったもので、ボールの数は10個ほどもあった。ロイはそれをハボックの蕾に寄せると入り口に宛がう。 「いくつ入るか調べてやる…」 そう囁かれてハボックの体がびくりと震えた。ロイが宛がったボールをぐっと中へ押し込むと、柔らかく解された蕾はぐにゅとその入り口を広げてボールを飲み込んだ。 「んっ…くぅ…」 冷たいその感触に身を震わせるハボックにロイは囁く。 「まず一つ」 蕾から垂れた紐に繋がったボールを宛がうと同じように中へと押し込んだ。くちゅりと音を立てて蕾は難なく二つ目 のボールを飲み込んだ。 「ふたつめ」 「あ…はっ」 更に連なるボールをロイの指が押し込んでいく。 「みっつめ…よっつめ…」 「は…んふぅ…」 「いつつ…むっつ…」 その頃になると、蕾はきちきちと押し開かれ、ハボックは酷い圧迫感にまともに息が出来なかった。 「ひ…やめ…も、ムリっ」 「そんなことはないだろう、旨そうに飲み込んでいくぞ。」 ロイは低く笑ってそう言うと、ハボックの胸から垂れ下がる錘を指で弾いた。 「いっ…ひあっ」 硬く立ち上がった乳首を挟んだクリップに引っ張られ、痛みにハボックは悲鳴を上げた。そのハボックの蕾に、ロイは容赦なくボールを埋め込んでいく。 「ななつ…やっつ…」 「ひ…っは…裂けるっ…やめ、て…っ」 涙ながらに訴えるハボックに、だが、ロイは聞き入れようとはしなかった。 「ここでやめたら仕置きにならないだろう」 「ひ…気、をつけ、ますっ…も、二度と…しない、からっ…」 それ以上入れられたら本当に裂けてしまうかも知れない。ハボックは恐怖に駆られて必死にロイに訴える。しかしロイは薄っすらと笑うとハボックの蕾にボールを押し当てた。 「やっ…いやっっ!」 ハボックが悲鳴を上げたと同時にぐいとボールが押し込まれる。 「ここのつ…」 「ひ…」 「とお…」 「いひぃっ!」 グイと押し込まれたそれに激痛が走る。目を見開いてビクビクと体を震わせるハボックをロイは見つめていたが、その唇の端をニヤリと持ち上げると、蕾から下がる輪になった部分に指をかけ一気に引き抜いた。 「ヒアアアア―――ッッ!!」 ハボックの唇から絶叫が迸る。押し込まれたボールは入れられたのとは逆の順番でずるずると引きずり出された。ボールが通る度伸縮を繰り返すソコから沸き起こる強烈な快感にハボックは射精していた。だが、ぎちぎちと縛められた中心は熱を吐き出すことが出来ず、僅かに白濁を零すだけで、熱の大半はハボックの体の中で渦巻きハボックは荒れ狂う熱に目をむいてビクビクと体を震わせた。 「あひ…ひぅ…」 空色の瞳から止めどなく涙を零して喘ぐハボックに体を寄せるとロイはハボックの耳元に囁く。 「今度同じことをしてみろ…裂けるまで続けるぞ…」 「ご、めん、なさい…も、ゆるし…」 苦しいと啼くハボックの頬を伝う涙をロイはうっとりと舐め上げる。震える唇を己のそれで塞いで口中を蹂躙しながらロイはハボック自身を縛める紐をほどいた。 「…っっ!!」 途端にびゅるりと大量の熱を吐き出すハボックの蕾を、己の熱で一気に貫くとぐったりと力の抜けたハボックの体をロイは思うままに犯し続けた。 ぽかりと水面に浮上するように目が覚めて、ハボックは闇に溶ける天井を見上げた。それから腕をついて身を起こそうとして、思うままにならない体にため息をつく。何とか体を起こしたハボックは隣に眠る男を見下ろした。 艶やかな黒髪、白皙の肌、整った顔立ち。一体誰がこの中にあれほどの昏い欲望が巣食っていると思うだろうか。 ハボックは自分の肌に刻まれた印に目をやり、またロイの顔を見つめた。自分を縛る男。心も体も何もかもを支配され、苦痛や快楽ですら自分の思うままにはならない。この男から逃れるためにはどうしたらよいのだろう。 逃れるためには、そうだ、そのためにはこの男を殺すしかないだろう。ハボックは眠るロイの顔を見つめる。自分の前に無防備に曝け出された白い喉。それを捻り潰すくらいの力は自分にはあるはずだ。捻りつぶして息の根を止めて、冷たくなった体は燃やしてしまえばいい。自分を捕らえたその美しい黒い瞳だけを取り出して、後は全て灰にしてしまえば。 美しい瞳は薬液に浸してそれを愛でて過ごしたら、自分は幸せになれるだろうか。 ハボックはそう考えて昏く笑った。 取り出した瞳は薬液の中でその美しい光を失いドロドロに溶けていくだろう。命の輝きを失ったそれはただの蛋白質の塊りに過ぎない。そんなものを手にして何になるというのか。 そんなことを考えながら見つめるハボックの視線の先でロイの目蓋が静かに開いた。闇の中ですら美しい輝きを持つそれがハボックを見上げる。 「どうした、ハボック?」 そう聞いてくるロイにハボックは薄っすらと笑った。 「何も。なにも、たいさ…」 それからハボックはロイに身を寄せて囁く。 「抱いて…下さい…」 そうして寄せられる唇に、ロイはうっとりと笑った。 |
→ 第二章 |