「ッッ?!…ッ、ンッ、んんッッ!!」
奪った唇は想像していたよりずっと柔らかく甘かった。そうして一度奪ってしまえばもう止める事など出来なくなる。俺は雀の身体をきつく抱き締めると、歯列を割って強引に舌をねじ込んだ。
「んっ、ん───ッッ!!」
突然の口づけに雀が驚いて俺の腕の中でもがく。だが、俺はそれに構わずねじ込んだ舌で雀の口内を嬲り、きつく舌を絡めた。
「んっ、……ぅんっ、ふ、っあ…ッ」
抱き締める腕を弛めぬまま雀の口内を思うまま蹂躙すれば、雀の身体がビクビクと震える。俺を突き放そうとしていた腕が力なく縋りついてくる頃になって、俺は漸く唇を離した。
「な……なに……?」
雀が目を見開いて俺を見上げる。驚きと混乱で呆然としている雀に俺は言った。
「お前が好きだ、雀」
「……え?」
俺の言葉に雀がポカンとして俺を見る。まるで無防備な子供のような表情を浮かべる雀を食い入るように見つめて、俺は繰り返した。
「好きだ、雀……」
そう囁いて唇を寄せれば雀がハッとして俺を押し返す。腕を突っ張って俺との距離を少しでもあけようとしながら雀は言った。
「なに馬鹿なこと言ってるんスかっ?アンタが好きなのは雀鈴っしょ?!」
「雀鈴の事はもうどうでもいい。俺が好きなのはお前だ、雀」
そう口にすれば雀に対する気持ちがより一層鮮明になる。俺は突っぱねる雀の腕を掴んで引き寄せると、雀の目を真っ直ぐに見つめて言った。
「好きだ、雀……俺が欲しいのはお前だ」
低く囁く声に雀の目がこれ以上ないほど見開かれる。次の瞬間、逃げようともがく身体を俺は引き寄せベッドに押し倒した。
「真栖!」
悲鳴のような声で呼ばれればゾクゾクする。俺は雀の薄物の襟に手をかけるとグイと引いた。
「あっ」
帯だけで留めてある一重の着物は簡単に乱れて雀の白い肌が覗く。薄色の胸の飾りを見た俺は、考える間もなく桜色のそれにむしゃぶりついていた。
「やっ!」
チュウときつく吸い上げれば瞬く間にプチリと堅く立ち上がる。俺は片方を唇で、もう片方を親指と人差し指で挟んでこね回した。
「やだッ、やめてっ、真栖!」
雀が叫んで俺を必死に押し返そうとする。だが、思い切り歯を立てれば悲鳴を上げた雀の手から力が抜けた。
「ヒッ!い、たぁッ!」
ギリギリと歯を立て、爪を食い込ませるようにして乳首を嬲る。そうすれば雀は弱々しく首を振った。
「痛いッ、……やめ…ッ、ちぎれる……ッッ」
食い千切られる恐怖に雀の身体から力が抜ける。散々に苛めて漸く唇を離せば、桜色だった乳首は真っ赤に熟れきっていた。
「真栖…ッ」
涙の滲む瞳で雀が俺を見上げる。やめてくれと弱々しく首を振る姿に、俺は益々煽られて雀の唇を荒々しく塞いだ。
「んっ……んふ……ふあ…ッ」
左右に首を振って逃れようとするのを追いかけて唇を塞ぐ。雀がもがいた拍子に着物の裾が乱れて、白い脚が露わになった。俺は長い脚の間に身体をねじ込むと、下穿きに包まれた下肢をやんわりと握った。
「ヒッ!!」
ビクッと震える雀を見つめながら布越しに下肢を刺激する。雀は顔を赤らめて必死に首を振りながら言った。
「イヤだっ、やめてっ、真栖!やめてッッ!!」
必死にそう言うものの、雀の中心はゆっくりと形を変えつつある。俺は下穿きに手をかけると乱暴に引きずり降ろした。
「やだぁッ!!」
下肢を曝け出されて雀が悲鳴を上げる。俺は勃ち上がりかけている楔を直接握り込むとゆっくりと扱き出した。
「やっ、……や、あッ!」
直接的な刺激を受ければどうしようもなくなって、雀がビクビクと身体を震わせる。払いのけようと俺の手首に伸ばされた手は、快楽をこらえようと震えながら俺の手首を必死に掴んでいた。
「アッ、くぅ…ッ、嫌、だッ!!」
雀は呻くように言って必死に快感に抗おうとする。だが、そんな抵抗もほんの一時の役にしか立たず、雀は目を見開いて背を仰け反らせた。
「あ、あ、あ」
ぶるぶると雀の身体が震え、絶頂が近い事を知らせる。俺は雀の顔を食い入るように見つめたまま扱く手のスピードを上げた。
「だ、め……ッ、やだ……イく…ッ、やだっ、嫌だッ!!」
震えていた身体が、大きくガクガクと揺れる。雀は頭をシーツに押しつけるようにして弓なりに背を逸らすと、俺の手の中に勢いよく熱を迸らせた。
「アアア───ッッ!!」
ビュビュッと暖かくもったりとした液体が俺の手のひらを濡らす。俺は手の中に吐き出された雀の熱をうっとりと見つめると舌を這わせた。
「……は…ッ、あ……真栖…ッ」
一滴残らず丁寧に吐き出された熱を舐めとる俺を、雀が信じられなというように見つめる。俺は雀の耳元に唇を寄せて、熱っぽく囁いた。
「旨かった……もっと飲ませろ」
低い囁きにビクリと身体を震わせた雀の顔をうっとりと見つめる。驚愕に目を見開いたまま身動き出来ずにいる雀に笑いかけて、俺は雀の脚に手をかけた。白い腿を左右に押し開けば雀がハッとして逃げようとする。それに構わず俺は押し開いた脚の中心に唇を寄せた。
「ヤダッ!!」
雀が悲鳴を上げるのと同時に俺は色の薄い楔を咥え込む。濡れた口内で楔を締めつけ舌を這わせれば、雀が逃れようと身を捩った。
「アッ!アアッ!!や、だッ!!離せぇッ!!」
激しく首を振って、雀は俺を引き剥がそうと俺の髪を引っ張る。だが、そんな抵抗も執拗に楔に舌を絡め唇で扱けば、徐々に弱くなっていった。
「嫌だ……ッ、も、やめて…ッッ!!」
ハアハアと息を弾ませて雀が言う。さっき一度熱を放ったはずの楔は、俺の唾液でヌラヌラと光ってすっかりと勃ち上がっていた。
「お願い……ッ、もう出ちゃう…ッ」
ふるふると首を振って言うのを聞いて、俺は雀の楔を深く咥えた。そのまま強く吸い上げれば、雀の身体が大きく震える。髪を掴んでいた手に力が入ったと思うと、生暖かい液体がドッと口内に流れ込んできた。青臭いをそれをゴクリと飲み干し、唇に残った滴を舌で舐めとる。それから身体を起こして雀を見下ろせば、大きく目を見開きハッハッと息を弾ませていた。
「雀……」
俺は囁くように雀を呼ぶとその唇を塞ぐ。雀が放ったものが残る唇を深く合わせ唾液を混ぜ合わせた。
「ンッ、ンンッ!!」
小刻みに震えながら俺を押し返そうとする雀の身体をきつく抱き込む。散々に口内を舌で嬲って唇を離せば、雀が涙の滲む瞳で睨み上げてきた。
「酷い…ッ、なんでこんなことするんスかッ」
「言っただろう?お前が好きだからだ」
「嘘ッ!!」
俺の言葉を雀が思い切り否定する。雀は俺を睨みつけて言った。
「アンタが好きなのは雀鈴っしょ?そんなに俺が気に入らないのっ?」
「雀」
「酷いっス……酷いっ、真栖ッ!」
俺を罵って雀は逃れようともがく。こんなに好きだと言っているのに、全く信じようとしない雀に俺の中に怒りがこみ上げてきた。
「どうして俺の気持ちを信じようとしないんだ…?」
「真栖?」
「俺が好きなのはお前だ。俺の心を奪って起きながらどうして信じないんだ、雀ッ」
雀の腕をベッドに押さえ込み、真上からその顔を覗き込む。雀は信じられないと言うように俺を見上げて言った。
「だって、アンタ、結婚の申し込みにここに来たんでしょっ?それなのに俺を好きだなんて、おかしいっしょ?そんなのっ!」
雀は吐き捨てるように言って俺の手を振り解こうとしてもがく。俺の気持ちをあくまで否定する雀に、俺は怒りに震えて囁いた。
「そうまで言うなら俺がどれだけお前を好きか、思い知らせてやる……」
「真栖……?」
低い俺の声に雀がビクリと震えて俺を見上げる。怯えを滲ませる空色に、俺は笑うと噛みつくように口づけた。
「んんっっ!!」
もがく身体を押さえ込んで、俺は口づけたまま片方の手を下肢へと滑らせる。俺の身体があるせいで閉じることの出来ない脚の間に手を差し込むと、双丘の狭間で息づく蕾に指先をねじ込んだ。
「ッッ!!」
その途端、雀の身体がビクッと震えて強張る。潤いのない狭い入口は俺の指を容易に飲み込もうとはしなかった。
「いた…ッ!!痛いッッ!!」
それでも強引にねじ込もうとすれば、雀が悲鳴を上げて逃げを打つ。俺は逃げようとする身体を引き戻すと、雀の脚に手をかけ胸につくほどに押し上げた。
「ひゃっ?!」
そうして白い双丘を手のひらで割り開くとその奥で震えている小さな蕾に唇を寄せる。舌をねっとりと這わせれば、雀の身体が飛び上がった。
「ッッ!!嫌ッ!!」
逃れようともがく身体を体重をかけるようにして押さえ込み、ねちゃねちゃと舌を這わせる。親指で蕾を左右に押し開き、舌をねじ込んで唾液を送り込んだ。
「やだァッ!!やめてっ、真栖!」
雀の悲鳴に構わず俺はたっぷりと唾液を送り込んだ蕾にもう一度指をねじ込む。今度は僅かな抵抗の後に、俺の指は雀の蕾の中に潜り込んでいった。
「…イッ、……アアッ!!」
ねじ込んだ指をぐちゅぐちゅとかき回す。ビクビクと震える雀の白い腿にきつく唇を押し当てながら、俺はねじ込む指の数を増やしていった。
「ヒ……ア……苦し…ッ!」
雀が弱々しくシーツを握り締めて訴える。その声を心地よく聞きながら、俺は存分に蕾をかき回すと指を引き抜いた。
「……ッ、ハッ……ああ…っ」
その途端、雀の身体から力が抜け荒い息が零れる。俺は雀の脚を抱え直し大きく開かせると、ズボンを寛げ細い身体に圧し掛かった。
「……真栖?」
何をする気なのか問いかけるように雀が俺を不安そうに見上げる。俺は見開く空色にうっとりと笑いかけた。
「俺がどれだけ本気か、どれだけお前を好きか、判らせてやる」
そう囁いて滾る自身を蕾に押し当てる。そうすれば雀の顔が恐怖にひきつった。
「や……やめて、真栖……」
「好きだ、雀」
うっとりと囁いてグッと腰を突き出す。しっとりと濡れた蕾に切っ先が当たれば、喜びに胸が踊った。
「やめて…ッ、お願い、真栖…ッ!!」 ふるふると首を振って雀が消えそうな声で哀願する。だが、それすら俺には喜びを煽るものでしかなく、俺は笑みを浮かべたまま腰を突き入れた。
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