| 写真2 後編 |
| 食事をして、出された酒にほんのりと頬を染めて2人は夜の道を家へと歩いていく。いつの間にか絡めた指先から伝わる体温に心もほっこりと温かくなった。玄関の扉を入った途端、ロイの腕が伸びてハボックの体を引き寄せる。 「は…ぅんっ…」 貪るように口付けを交わしながら玄関先の壁に押し付けられて、ハボックは僅かに身を捩った。 「たい、さ…っ、ここじゃ…ベッドにっ」 「今すぐ欲しい…」 「たいさっ」 息を荒げて触れればたちまち蕩けてしまいそうなほど体温を上げているくせに、必死に自分を睨んでそんなことを言うハボックにロイは苦笑すると言った。 「うるさいヤツだな」 そうしてひょいとハボックの体を横抱きに抱き上げると階段を上がり始める。 「ちょっ…なっ、なにするんスかっっ!!下ろしてっっ!!」 真っ赤になって暴れるハボックの耳元に唇を近づけるとロイは囁いた。 「暴れたら落ちる…」 ささやきと共に舌先を耳の中に差し入れられて、ビクッと震えると大人しくなるハボックを愛おしそうに見つめてロイは寝室に入っていく。ハボックをベッドに腰かけさせるとロイは上着を脱ぎ捨てた。紅い顔をして、それでも自分から服を脱ごうとするハボックにロイは言った。 「脱ぐな」 「え?」 驚いて見上げてくるハボックの脇に片膝をつくとロイはうっとりと笑った。 「私の楽しみを取るな」 そう言うと、ハボックの服を一枚ずつ脱がせていく。恥ずかしそうに目を伏せて、それでもなすがままになっているハボックにロイは笑うと言った。 「自分が選んだ服を着せて、デートして、ベッドでその服を脱がせていくっていうのは、結構いいものだな」 ハボックは楽しそうに言うロイを軽く睨むと言う。 「アンタ、それ、オヤジくさいっスよ」 「なんとでも言え。腰をあげて、ハボック」 ハボックは言われるままに腰をあげ、ロイはハボックの脚から下着ごとズボンを引き抜いた。すでに高々と立ち上がった自身を曝されて、身を捩って隠そうとするハボックの脚の間に自分の脚を割り込ませてロイは笑った。 「もうこんなにして…」 「だってアンタが…っ」 「私が?」 「あ、あんなキスするから…っ」 真っ赤になって俯くハボックの顎を掴むと上を向かせ、ロイはその空色の瞳を覗きこむ。 「あんな?ほんのちょっと触れただけだろう?」 「なっ…ちょっとって…っ」 「そんなに言うならキスだけでイかせてやろうか…?」 「ちょっ…まっ…」 言葉と同時にベッドに押し倒されて深く口付けられる。忍び込んできた舌に己のそれをきつく絡め取られ、口中を弄られる。歯列をなぞられ舌を甘く噛まれ、唇を舌でなぞられ…。 「う…んっ…んふっ…ぅふ…。」 飲みきれない唾液がハボックの唇から溢れ出た。呼吸すら絡め取られて頭の芯がぼうっと霞んで、ハボックはロイの背に縋りついた。あわせる唇から、絡める舌からゾクゾクする痺れが下肢に伝わり、ハボックは焦れたように腰を揺らす。深く合わさる唇を必死の思いで振りほどいて、ハボックはロイの首筋に顔を埋めた。 「あっ…たいさぁ」 「どうした…」 「さわって欲し…っ」 ハボックはそう言うとロイに腰を擦りつける。ロイはそんなハボックにうっとりと笑うと言った。 「ホントにキスだけで達けそうだな…」 「ばかっ」 ハボックはそう言うとロイの首筋に噛み付く。ピリとした痛みにロイは笑いながらハボックの中心に手を這わせた。きゅっと握りしめられてハボックは首を仰け反らせる。 「んああっ」 そのままやわやわと扱かれて今度はロイの胸に顔を寄せた。 「んっ…あ、んっ」 決定的な刺激を与えてくれないロイの手の動きにハボックはふるふると首を振る。 「た、いさっ」 「ん…?」 「焦らさな…でっ」 「イきたいのか…?」 がくがくと頷くハボックの首筋に唇を寄せるとロイはきつく吸い上げた。そのまま唇を這わせて耳元へ滑らせるとハボックの耳に息を吹き込むように囁いた。 「脚を広げて、ハボック…」 ぴくんと震えて、それでもハボックはおずおずと脚を開く。ロイの手の平に包まれてとろとろと蜜を零す自身を露わにされて、ハボックは首筋まで真っ赤になっていた。ロイはそんなハボックの手を取ると零れてきた蜜で濡れそぼたれてひくつく蕾へと回させる。そうしてロイ自身の指とハボックの指を合わせてその中へと沈めていった。 「ひっ…あっ…あんんっ」 嫌がって抜こうともがくハボックの中心をもう一方の手できつく扱き出せばハボックの体から力がぬけ、その唇からは艶やかな喘ぎ声が上がった。 「うぅっ…ぅふぅ…んんんっ…んあっ」 自身をロイにもてあそばれ、蕾には自分とロイの指をくわえ込んでハボックが悶える。ロイの指がハボック自身の先端を乱暴に引っ掻けばハボックの唇がびくりと震えて、次の瞬間高い悲鳴が零れる。 「あああああっっ」 びゅるんと白濁を吐き出すと同時にくわえ込んだ2人の指を締め上げる。そのイヤらしい動きを自身の指でイヤと言うほど感じさせられて、ハボックは恥ずかしさのあまりぽろりと涙を零した。ロイはハボックの蕾から指を引き抜くと体を引き上げてハボックの涙を唇で拭った。そうしてハボックの体を俯せに反すと腰をぐいと引き上げる。 「あっ…たいさっ」 ひくつく蕾をロイの目の前に曝す格好に、ハボックは堪らず逃れようともがく。だがロイは両手で尻を押し開くようにすると、ひくつく蕾に舌を這わせた。 「ひっ…やあっ…いやっ」 蠢く舌先に蕾を弄られてハボックはシーツに顔を埋める。熱を放った筈の中心は蠢く舌の動きに合わせてその鎌首をもたげ始めていた。 「ああっ…あひ…ひぅ…」 ぴちゃぴちゃと水音が響き、ハボックの羞恥を煽る。もうすっかり立ち上がった中心からは、ぽたぽたと淫汁が零れていた。 「たいさ…ねぇっ」 シーツに半ば顔を埋めたまま、ハボックが欲に濡れそぼった蒼い瞳をロイに向ける。ロイはハボックのそこから顔を離すとハボックを背後から抱え込んだ。ハボックの脇から手を差し入れ、ぷっくりと立ち上がった乳首を両手で摘む。 「ひあっ」 くりくりとこね回せばハボックの唇から荒い呼吸が零れた。 「あぅっ…あっあ…はあん…っ」 焦れたように腰を揺らすハボックにくすりとロイが笑えばハボックは悔しそうに唇を噛み締める。 「た、いさの…ばかっ」 可愛くないことを言うハボックにロイは片眉を跳ね上げるとハボックから体を離した。 「あ…?」 肩越しにロイを振り向けば済ました顔をしてハボックを見下ろすロイと目が合う。 「ばかなのでね、私は。お前がどうして欲しいのか判らないな」 意地悪くそう言うロイを睨みつけて、ハボックは体を起こすとロイをベッドに押し倒した。 「うわっ」 ぼすんとベッドに沈み込むロイの上に跨ると、ハボックはそそり立つロイ自身に戦慄く蕾を宛がった。 「んっ…ぅんっ」 必死に飲み込もうとするハボックにロイはうっとりと笑うとその腰に手を添える。 「まったく、お前は」 愛しそうにそう呟くと、ロイはハボックを一気に引き下ろした。 「アッアア――――ッッ」 滾る熱に貫かれてハボックの唇から悲鳴が零れる。ロイは貫かれたショックで熱を吐き出したハボックの体を容赦なく突き上げた。 「ひぃっ…ひあっ…あっあ…まって…っまっ…あああっっ」 吐精の快感に支配された体を乱暴に揺すられてハボックが啼く。細胞の一つ一つが快楽に染められて、ハボックは強すぎる快感に身悶えた。 「あっ…やあっ…ひ…イくっ…イくぅ…っ」 びゅくびゅくと熱を撒き散らしながらハボックは奥深く咥えこんだロイをぎゅっと締め上げる。与えられる快感に逆らわずにロイは熱い飛沫をハボックの中に叩きつけていった。 「…あ」 気がつけば綺麗に清められた体をロイに抱きしめられていた。ハボックは眠るロイの胸元に顔を擦り寄せるとうっすらと微笑む。 「ありがとうございます…」 ハボックは嬉しかった。もう、とっくに忘れているだろうと思っていたのに、実際、自分ですら日々の忙しさに紛れて忘れてしまっていたのに、ロイが覚えていてくれたことがハボックは堪らなく嬉しかった。 「たいさ…だいすき…」 そう囁くとロイの鼓動を聞きながらハボックは眠りに落ちていった。 少ししてロイの黒い瞳がぱちりと闇の中で開く。自分に擦り寄って眠る金色の頭を愛しげに撫でてロイは呟いた。 「お前との約束を忘れるわけがないだろう」 そうして鼻先をくすぐる金色の輝きの中に顔を埋める。 「お前が望むことならなんだって叶えてやるよ…」 ロイはそう囁くと瞳を閉じた。 2007/3/1 |
拍手リクで「pearlの写真の続きをリクエストしても宜しいでしょうか?二人で記念撮影するロイハボをぜひっ!」でございました。実はリクを頂く前に自力で2を書こうと思ったことがありまして、その時はプリクラやらせようと思ってたんですよね。でも全然話が出てこなくて頓挫していたのですが、今回改めてリクを頂き無事2をお届けすることが出来ました。で、思ったのはやはり増田くんにはプリクラでなく写真館なのだなぁと(笑)リク、有難うございました。お楽しみ頂けたら嬉しいですv |