pretty boy 2
「うわあっっ!!」
突然聞こえた叫び声にぎょっとしたハボックは、手にしていた野菜を放り投げると2階へと駆け上がる。声が聞こえたと
思しき書斎の扉を乱暴に開けると、そこにいるはずの人の名を呼んだ。
「大佐っ?!」
部屋の中は薄い煙に覆われて何がどうなっているのかよく判らない。ハボックは舌打ちすると用心しながら部屋の中
へと足を進めた。
「大佐、どこですっ?!」
ふと足元を見るとなにやらチョークのようなもので描いた跡がある。ハボックはそれをしげしげと眺めて眉を顰めた。
「…錬成陣…?」
ゆっくりと視線を動かすとその中心に蹲る人影を見つけ、ハボックは慌てて駆け寄った。
「大佐!」
その人物の肩に手を乗せて強引に振り向かせる。その顔を目にした途端、ハボックはポカンとしてしまった。
「ハボック…」
自分の名を呼んで見上げてくるのはは見慣れた黒い瞳だ。だが。
「たいさ…?」
ハボックはまじまじと相手の顔を見つめる。
「なんで小さくなってるんスか…?」
ハボックの目の前にいるのはどう見ても10歳ぐらいにしか見えない子供の姿をしたロイだった。
「で、どういうことっスか?」
お互いに最初のパニックが収まって、二人はリビングのソファーに腰を下ろした。ハボックは迷った末、いつもより更に
ミルクをたっぷり淹れてカフェオレにしたカップをロイの前に置く。
「古い錬金術の本を見つけたんだ。」
「ああ、なんかこの間から齧りついて読んでた古臭い本。」
「その中に細胞を若返らせるっていうのがあってな。」
「試してみたんスか、自分で?」
「若返るのはコイツの予定だったんだ。」
ロイはそういってテーブルの上に置いてある籠を指差した。その中には小さな白いネズミが入っている。
「錬成反応が始まった時、コイツが籠から逃げ出して、慌てて元に戻そうと…」
「…で、ネズミでなく、自分にかかっちまった、と。」
ばっかじゃねぇの、と呟くハボックをロイは睨みつける。だが
「否定できますか?」
と冷たく返されて言葉に詰まった。
「戻る方法は判ってるんでしょうね。」
ハボックに聞かれてロイは決まり悪そうに目を逸らした。
「まさか判ってないんスかっ?!」
「判るさっ!」
ハボックの言葉に噛み付くように返したロイはその後に小さく続けた。
「…たぶん…」
そんなロイをハボックは呆れて見つめる。
「アンタねぇ…」
「まだ、全部読んでないんだ。取りあえず読んだ所までで実践してみようと…」
「信じらんねぇ、戻り方が書いてなかったらどうするつもりなんです?」
「ネズミが子ネズミになったままでもそんなに困らんだろうと思ったんだ。」
「実際、小さくなったのはアンタですけどね。」
うっと詰まって俯くロイにハボックはため息を零した。
「とにかく、中尉に連絡とってみます。オレだけじゃどうにもなんないし。」
「中尉に言うのかっ?!」
「他に方法あります?たっぷり叱られてください。」
そう言って電話をかけにいくハボックをロイは情けない顔で見送った。
ロイの向かい合わせでソファーに座ったホークアイは深いため息をついた。こめかみを軽く揉んで頭痛を紛らわそうと
する。それから鳶色の視線をひたとロイに注ぐと口を開いた。
「少尉から大体の話は聞きました。恐らくは元に戻れるであろうと言うことも。」
『恐らくは』と『あろう』を僅かに強調していうホークアイをロイは不服そうに見つめる。だが、冷たい視線で睨まれて
慌てて目をそらした。
「それで、大佐。元に戻るのにどれくらい時間がかかりそうなのですか?」
「そうだな、本を読んでそれを実践に移すとなると…10日くらいか。」
「1週間でなさってください。」
「え?」
「イーストシティ・メモリアル・ホールの落成式が1週間後です。」
きっぱりと言いきられておたおたするロイを見つめてハボックはくすりと笑う。
(なんか、母親に叱られてる子供みてぇ。)
実際、ソファーに沈み込んだロイの姿はどうみても子供であり、話の内容はともかく、ホークアイにきつく言われて
慌てる様子はイタズラを咎められている子供のそれだ。ハボックは深刻な事態にも係わらずこみ上げてくる笑いを
押さえきれずにくつくつと笑った。そんなハボックをロイが睨みつけてくるが、その可愛らしい顔で睨まれても全く
迫力にかけるというものだ。
「少尉。」
突然ホークアイに呼ばれて、ハボックは慌てて笑いを引っ込める。なにか、と視線で問えばホークアイが言葉を続けた。
「ちょっと面倒でしょうけど、貴方はここにいて日に3回、司令部に顔を出して頂戴。その時、大佐のサインを欲しい書類
を受け渡したりをお願いするわ。」
そういうホークアイにハボックは軽く敬礼を返した。
「大佐。小さくなってもサインは出来ますね。少尉に持ってきてもらう書類の決済をここでやって下さい。それと同時に
元に戻る方法を読み解いてください。期限は1週間です。いいですね。」
「書類仕事がなければもっと早く出来ると思うんだが。」
「仕事は待ってくれません。」
「だが、中尉―――。」
「大佐。」
なんとか言いくるめようとするロイを冷たく遮ってホークアイは言った。
「1週間です。わかってますね。」
「書類を片付けながらで1週間というのは…」
「大佐。」
「……善処しよう。」
結局言い返せずにそう言うロイにため息を1つついてホークアイは立ち上がった。
「いろいろ面倒でしょうけど、お願いね、少尉。司令部の方は何とかするから。」
「Yes, mum」
敬礼を返すハボックに小さく微笑むと、ホークアイはロイをジロリと睨む。
「大佐、今度お会いする時はいつものお姿でお願いします。」
そう言うとホークアイは帰っていった。
「たいさぁ、この書類、急ぎですって。」
バタンと扉をあけて入ってきたハボックをロイは睨み上げた。
「なんでこう、書類が多いんだ。こんなんで本を読む暇があるもんか。」
「普段からちゃんと仕事をやってればこんなことにはなりませんよ。」
そう言ってハボックは手にした書類をロイに渡す。ロイはそれを机の上に放り投げると背もたれに寄りかかった。
「も、やだ。」
「アンタね。」
「児童虐待だ。」
「なにバカなことを…。」
確かに不貞腐れて見上げてくるロイの姿は子供のそれで、拗ねて膨らませた頬が可愛らしいといえばその通りだ。
だが、中身は紛れもなくアメストリス軍大佐ロイ・マスタングである以上、それに伴う責任は果たしてもらわなくては
困る。
「ほら、我が儘言ってないでサインくださいよ。」
「やだ」
ロイはそう言うと椅子から降りてすたすたと部屋を出て行ってしまう。慌てて追いかけるハボックを尻目に寝室に
入るとバタンと扉を閉めてしまった。
「まったくもう…」
寝室の扉を開けて中に入ると、ロイはブランケットを頭から引っかぶってベッドで丸まっていた。ハボックはため息を
つくとベッドに腰掛けて、そっとブランケットの上からロイを撫でる。
「後でアンタの好きなパイ、焼いてあげますから。」
だから機嫌直して仕事してください、というハボックにロイはがばりと起き上がった。
「どうしてそう子供扱いなんだっ」
「え?だって、スキでしょ?アップルパイ。」
「私がこの姿になってから、キスのひとつもしてこない…っ」
「へ?」
泣きそうな顔で、それでも頬を微かに染めてそう言うと、ロイは再びブランケットに潜り込んでしまう。ハボックは困った
ように頭をかくと口を開いた。
「いや、やっぱ子供にそういうことするの拙いだろうし、それに、そんなことしてる間に少しでも本を読んだほうがいいと
思うし。」
ハボックはブランケットをまくるとロイの額にキスした。
「大佐。」
優しく呼んでくるハボックを横目で見上げてロイはため息をついた。
「愛想もつきたか?」
「何言ってるんスか。」
ハボックは苦笑するとロイの唇にちゅっとキスをする。
「好きっスよ、大佐。」
泣きそうに顔を歪めるロイの体を抱きしめてハボックは囁いた。
「さ、早いとこ元に戻る方法見つけましょう。」
そうしてハボックはロイの体を引き起こすとぽんぽんと背中を叩いた。
書斎に戻るとハボックは机の上の本を手に取った。
「しかし、この本、ほんっとに古い本っスね。」
今にもバラけそうですよ、と言うハボックから本を受け取ってロイはぱらぱらと捲る。
「そうだな、でも、書いてあることは意外と近代的なんだ。」
大きな本はロイの子供の手には余る大きさだ。なんだか危ういその手つきにハボックはふと不安を覚えてロイに注意
するよう、言おうとした矢先。
するりとロイの手から本が滑り落ちた。
「「あっっ」」
慌てて手を伸ばす二人の指の間をすり抜けて、本はとん、と床にその背表紙をぶつけた。そして。
ふぁさり。
まるで紐解けるようにページがばらけたかと思うと、そのうちの数十枚が開け放たれた窓から飛んでいってしまった。
「ああ――っっ」
慌ててロイが窓から身を乗り出すのに、ハボックは大声で叫んだ。
「窓、閉めて!部屋の中の集めといてください!」
そうして、自分は書斎を飛び出すと階下へと駆け下りていく。ロイは急いで窓を閉めると、部屋の中に散乱したページを
かき集め始めた。1階へと下りたハボックは庭へ回る。芝生の上に散らばったページを風に飛ばされぬうちにと
手早く拾っていく。何度も庭の隅々まで見てまわりそれ以上落ちていないことを確認すると家の中へ戻った。
「足りない…」
ロイが呆然と呟くのにハボックはもう一度本に目を通す。何度数えてもページが1枚足りなかった。がっくりと床に座り
込むロイの顔を覗き込んでハボックは言った。
「もう少し探せば出てくるかもしれないし、それに、ほら、1枚くらいなくても何とか…」
「…一番肝心な所が抜けてる。」
「でも、大佐ならそれくらい自分で…」
「何年かかるかわからない。」
「…大佐。」
なんとか言葉を紡ごうとしたハボックを見上げてロイが叫んだ。
「もう、戻れないっ!」
「たいさっ!」
「戻れないんだっ…!」
ガタンと立ち上がって部屋を走り出ていくロイをハボックは慌てて追いかける。階段の手前で腕を捉まえると暴れる
体を抱きしめた。
「放せっ!!」
「たいさっ!」
「バカみたいだろうっ、くだらない好奇心を起こした所為でこの始末だっ!笑えばいい、そしてどこへでも行ってくれ!」
「たいさ、何言って…っ」
「こんな私の側にいた所で何の得にもなりはしないだろう?だったらどこへでも行くといいっ!」
ぽろぽろと涙を零しながら叫ぶ子供の体をハボックはぎゅっと抱きしめた。そうしてその髪に頬をよせて囁く。
「どこにも行きません。オレはずっと大佐の側にいます。」
涙に濡れた顔を自分の方へ向かせるとそっと口付けた。
「どこへも行きません。」
「ハボ…っ」
「好きです。」
そう言って深く口付ける。必死に縋り付いてくる幼い体を抱き返して、ハボックはどうしてよいか判らず途方に暮れていた。
流石にページをなくしたと中尉に告げることも出来ず、ハボックとロイは司令部から書類を運んでは決済する日々を
送っていた。ロイは最初の頃こそ不安定だったが、今ではページの足りない本を開いて何とか道を探そうと苦心して
いる。ハボックは根をつめるロイを心配そうに見つめていたが、自分に出来ることをと、食事を整え少なくなりがちな
睡眠時間を管理して、ロイの体調を気遣った。
そんなある日、玄関先へ出たロイはハボックが門の外で見知らぬ女性と話しているのを目にした。何を話しているのか
楽しげな様子のハボックにロイの胸がチクリと痛む。それ以上見ていられなくて庭へと回ったロイは、窓ガラスに映る
自分の姿を見つめてため息をついた。細い手足、幼さの残る顔。どうみても子供の自分の姿にロイは耐え切れず
足元にあった石を拾うと窓ガラスに投げつけた。
近くへ越してきたのだと挨拶にきた女性との話を終えて、門をくぐったハボックは突然聞こえたガラスの割れる音に
驚いて、急いで音のした方へと走る。庭へ回ると大きく割れた窓の前にロイがぼんやりと立っていた。
「大佐っ!」
慌てて駆け寄るとロイの肩に手を置いて振り向かせる。
「どうしたんですっ?どこか怪我しました?!」
振り向いたロイの瞳に涙が浮んでいるのを目にして、ハボックは押し黙る。そんなハボックにロイは泣き笑いのような
顔で呟いた。
「どうせ、いつかは離れて行ってしまうんだろう?」
「たいさ…?」
「お前にならいくらでも似合いの相手がいるだろうからな。」
「何言ってるんスか。」
「どんなにお前が好きでも抱き合うことも出来ない。」
「たい…」
「もう、いいから…」
そう言ってロイはハボックの胸をトンと押した。数歩後ずさるハボックを残して、ロイは庭の奥へと歩いていく。ハボックは
唇を噛み締めると小走りにロイを追いかけると、その腕を掴んだ。
「勝手に決めないで下さい。」
ロイの体を抱きしめて囁く。
「なんと言われようともオレはアンタの側を離れませんから。」
「ハボック…」
「抱き合うことも出来ないなんて、誰が決めたんです?」
そう言うとロイに口付ける。深く舌を絡めながら、ロイの体をそっと横たえた。ズボンのボタンを外すと中へ手を滑り
込ませる。幼いロイの中心をきゅっと握り締めるとロイの体がぴくんと跳ねた。
「気持ちよくなることだってできるでしょう。」
そう言ってロイのズボンを引き摺り下ろすと、ロイの中心を口に含んだ。
「あっ」
まだ幼い綺麗な色をしたソレは、ハボックの愛撫に瞬く間に張り詰めていく。
「あ、あ、あ」
強く吸い上げられて、ロイは背を仰け反らせてハボックの口内へと幼い熱を迸らせていった。
荒い呼吸を繰り返すロイの体を抱きしめて、ハボックは何度もその髪を撫でた。こみ上げてくる愛しさに涙が零れそうに
なる。暫く何も言わずにハボックの体に身を寄せていたロイが僅かに身じろいだの感じて、ハボックはロイに囁いた。
「中へ戻りましょうか。」
微かに頷くロイの下肢を整えてやっていると、仰向けに横たわっていたロイが突然声を上げた。
「たいさ?」
「ハボック、あれ!」
ロイが指差す先を見上げれば、広がった枝の上になにやら白いものが乗っている。ハボックは急いで立ち上がると
一番低い枝にジャンプしてぶらさがり、必死によじ登っていった。枝を折らないよう、太いものを選んで上へ上へと
上ると漸く目当てのものが見えてくる。なんとか腕を伸ばしてそれを引っつかむとハボックはその紙面へと目をむけた。
そして、枝を伝って下りるのも面倒だと、えいと一息に飛び降りてしまう。
「ハボックっ!」
驚いて駆け寄ってくるロイにハボックはにっこり笑って手にした紙を差し出した。
「たいさっ」
ハボックが差し出したその紙は。
「よかったっスね。」
残った最後の1ページだった。
「ほんっとにこれで戻れるんでしょうね。」
疑わしげにそういうハボックを睨んで、ロイは最後の一線を描くと立ち上がった。
「当たり前だ。みてろ。」
そう言ってロイは描いた錬成陣の中央へと進んでいく。不安そうに見つめるハボックに頷くと、ロイはしゃがんで錬成陣
の上に手をついた。
ぱあっとロイが手をついた場所から線を伝って錬成陣が輝いていく。全体が光に包まれたかと思うと目を向けていられ
ないほど光度が増し、ハボックは腕で顔を覆って目を背けた。まばゆい光が消え去って、ハボックが部屋の中央に
目をやると、陣の真ん中で蹲っていた人物がゆっくりと立ち上がった。こちらを振り向いたその顔は。
紛れもないアメストリス軍大佐ロイ・マスタングのものだった。
「…たいさっ!」
ハボックは駆け寄るとロイの体をぎゅっと抱きしめる。ロイもその背に腕を回すと抱きしめる腕に力を込めた。
「よかった…!」
「ハボック…」
ハボックは、はああっと息を吐き出すと呟いた。
「あー、これで中尉に怒られずに済む…」
そんなことを言うハボックにロイは眉を顰める。
「それにオレ、10年、禁欲生活かと思っちゃいましたもん。」
「…なんだ、ソレは?」
「えー、だって、子供のアンタ相手にサカるわけにいかないし、かと言ってその手の店に行ったら、アンタ怒るでしょ?」
へらりとそんなことを言ってのけるハボックを、ロイは事の発端となった分厚い本で殴りつける。
「…ってぇっっ!!」
「今度はお前を子供にしてやるっ!」
物騒なことを口走るロイの手からハボックは慌てて本を取り上げた。
「返せっ!」
「冗談!」
「何をなさっているんです?」
本を取り合う二人の上に冷ややかな声が降り注ぎ、二人はぴたりと凍りついた。そっと振り向くと部屋の入り口に
ホークアイが呆れた顔をして立っていた。
「中尉、パス!」
ハボックが咄嗟に投げた本をホークアイは難なく受け止めそのタイトルを確認する。
「ハボック、貴様っ」
「この本は私がお預かりします。」
不満顔でホークアイを見たロイはジロリと睨まれてがっくりと肩を落とした。
「…元に戻れたようですね。」
安心したような優しい色の滲む声にロイがハッとして顔を上げればホークアイが微かに笑っていた。
「中尉…」
ホッとしてロイが何か言おうとした時。ホークアイが額に掛かった髪をかき上げて冷ややかに告げた。
「では大佐、これから落成式の会場へ行って頂きます。急がないと遅刻ですからさっさと着替えてきてください。」
「え?いや、しかし、中尉…」
「1週間後に落成式というのは一番最初に言ったはずです。」
「しかし、私も疲れて…」
「大佐。」
ホークアイに勝てるはずもないロイがすごすごと着替えに行くのをくすくすと笑って見ていたハボックへ、ホークアイの
言葉が飛ぶ。
「少尉も!大佐の護衛!それに、貴方も仕事、溜まってるわよ。」
「Yes, mum!」
言われてハボックも慌てて部屋を飛び出した。そんな二人に呆れたため息をついて、ホークアイは小さく笑うのだった。
2006/9/6
拍手リク…ってほどでもなかったのかもしれませんが、「おはなし」の方でちっちゃいハボの話を書きましたら、ハボのは良く見かけるのでロイのがみたいと
いうコメントがありましたので、ちょっと書いてみました。でも、「どこがちっちゃいの?」って言われてしまいそう…(滝汗)ただのロイぐるぐる話って気がするんですけど、まあその〜、是非ちっちゃいロイの姿を想像して読んでくださいませ(脱兎)