mess around with him


「ねぇ、大佐、今日はちょっと遊んでみませんか?」
フットライトだけを灯したベッドの上で、既に衣服を全て落とした状態で抱き合いながらハボックが突然そう言った。
「遊ぶ?」
きょとんとして見上げてくる黒い瞳に悪戯っぽく微笑んでハボックは頷いた。
「そ、こういう事して。」
そう言ってどこに隠し持っていたのかバスローブの腰紐を取り出すとロイの両腕をベッドヘッドへと括りつけてしまった。
「なっ…ハボックっ?」
突然のことに訳がわからず大声を上げるロイをそのままにハボックはベッドを降りると部屋の明かりをつけた。煌々とした
明かりの下、両腕を高く掲げる体勢でベッドに括りつけられたロイの裸体が晒される。
「ハボックっっ」
ロイは身を捩って逃れようとするがしっかりと結ばれたそれはびくともしない。
「ふざけるなっ、とっととこれをほどけっ!」
ロイが真っ赤になって暴れるのを楽しげに見下ろしていたハボックはベッドの淵に腰掛けるとロイの胸の中心から腹を
通ってすぅっと指を滑らせた。ぴくりと震える体にくくっと笑って囁く。
「明かりの下だと恥ずかしいっスか?」
黒い瞳がうっすらと水の膜を張って見上げてくるのを優しく見返す。
「じゃあ、こうしましょうか。」
そう言ってロイのクローゼットから薄いスカーフを取り出すと、その黒曜石の瞳を覆ってしまった。
「ハボックっっ!」
腕を縛られた上目隠しまでされて、ロイの声に怯えが混じる。ハボックはそんなロイを見下ろしてくすくすと笑った。
「すげぇいい格好っスよ、たいさ…」
そう言ってロイの両脚に手をかけると大きく押し開いた。ロイがびくんと大きく体を震わせるのに、おや、という顔をする。
「そんなに怖がらなくても大丈夫っスよ。」
たっぷり可愛がってあげます、と囁かれてロイはいやいやと首を振った。ハボックは開かせた脚の間でゆるりと立ち
上がるロイ自身を目にして薄っすらと笑う。
「もう、立ってきてるじゃないですか。」
ヤラシイ、と笑いながらハボックはロイの中心をきゅっと握り締めた。
「ひあっっ」
びくんと体を震わせてロイが声を上げる。ハボックは楽しそうに握った手の中のものを扱き出した。あっという間に腹に
つくほどそそり立ちとろとろと蜜を零すソレに、ハボックはねっとりと舌を這わせた。
「あっ…ああっ…」
びくびくと体を震わせるロイに、中心に加える刺激を強くする。ねっとりと嘗め回したかと思うとじゅぶじゅぶと唇で扱き
強く吸い上げる。すると、さして刺激を加えないうちにロイの中心から白濁した液が迸った。
「やあああっっ」
こくりと吐き出されたものを飲み込んで、ハボックはロイの体に乗り上げるとそのほんのりと上気した頬を撫でた。
「今日は随分簡単にイっちゃいまいしたね。見えないと感じるのかな。」
呆れたように言われてロイは酷く動揺した。見えない分ハボックが触れるたびその指や舌の動きがいつもより鮮明に
感じられる。そうやって話す間にもハボックの指が悪戯にロイ自身を触るのに、瞬く間にソコが熱を取り戻していった。
「あれ、もう立っちまってる。」
くすくす笑うハボックにロイは辛くて閉ざされた瞳から涙を零した。
「ハボっ…も、ヤダ…っ」
「何言ってるんです、まだまだこれからでしょう。」
そう言ってハボックはロイの中心から手を離すとゆっくりとロイの胸に手を這わせ出した。その手を追う様に濡れた舌が
肌の上を這い回っていく。ロイはその動きを全神経で追う意識をそらそうとするが、そうしようとすればするほど、肌の上
を滑る濡れた感触がよりリアルに感じられ、びくびくと体を震わせた。
「あっあっ…ひあっ…」
ロイが体を震わせるたび、そそり立った中心からとろりと蜜が零れる。その淫猥な様子にハボックはうっとりと笑った。
「やっぱり見えないほうが感じるんだ。」
そう言ってぷくりと立ち上がったロイの乳首を唇で挟んだ。
「ひゃあっ」
大きく揺れるロイの体に気をよくして、ハボックは唇と舌と指を使って二つの乳首を攻め立てる。
「やっ…いやっ…あああっっ」
ロイは身を仰け反らせると再びその中心から熱を吐き出した。
「へぇ、胸を弄っただけでイっちゃうなんてすごいっスね。」
感心したようなハボックの声音にロイは溜まらず泣き出した。
「やだぁ、も、やだ…っ」
泣きじゃくるロイにハボックは優しく口づけて囁く。
「すげぇ、かわいいっスよ、たいさ…」
いやいやと首をふるロイにもう一度口づけてハボックはロイの脚を押し開いた。
「今度はこっちを可愛がってあげます…」
そう言って、ロイの吐き出したもので濡れる中心を口中へと導いた。
「いやっっ」
もがくロイの脚を押さえつけてハボックはロイ自身を弄り続ける。じゅぶじゅぶと唇で擦り上げ、甘く歯をたてる。先端から
零れる蜜を吸い上げて舌を這わせた。棹を舌でつつっと舐め上げるとその奥で息づく蕾へと差し入れる。舌の動きに
合せてびくびくと震えるロイの体にハボックは興奮して乱暴にその蕾へ指を突き入れた。
「あああっ」
いきなりずぶりと差し込まれた指の刺激で、ロイの中心から熱が迸る。蕾へと流れ込んでくる白濁した液を使って、
ハボックはぐちゅぐちゅとロイの後ろを解した。
「ひぃっ…あ、ああっ…んああっ」
あられもない声を上げてロイが悶える。いつもからは考えられないほど乱れるロイにハボックはもう、それ以上我慢
できずにロイの脚を抱え上げると熱く滾った自身をロイの蕾に押し当てた。
「いやあっ」
自分の意思とは別に蠢くソコに押し当てられた熱い塊をいつにも増して大きく感じて、ロイは怯えて身を捩った。そんな
もので貫かれたら死んでしまうのではないかと恐怖が胸を占める。だが、ハボックはそんなロイの気持ちに気づかず、
ロイの脚を大きく開くと一気に貫いた。
「あああああ―――っっ!!」
貫かれた刺激に何度目になるか判らぬ熱を吐き出しながらロイは高い悲鳴を上げた。ハボックはロイの腰を抱え込むと
乱暴に抜き差しする。ずるりと入り口ギリギリまで引き抜くと一気に最奥まで突き上げるその動きを、ロイは体中の神経
を使って追い続ける。あまりの刺激と快感にロイの唇はだらしなく開かれ、その端から唾液が零れ続けた。
「たいさっ…あっ…すげぇ、イイ…っ」
「ああっ…んあっ…あああっっ」
乱暴に揺すり上げられて、高く掲げられたロイの脚が力なく揺れる。ハボックはがんがんと突き上げるとぶるりと体を
震わせて、ロイの中へ熱を叩きつけた。」
「く…っ」
「あああああっっ」
身の内側を焼かれる感触にロイの中心もはじけた。荒い息を吐きながらぐったりとベッドに沈み込んだロイをハボックは
愛おしそうに撫で回す。そうして目を覆ったスカーフを外し、腕を戒めた紐を解いてやった。
「たいさ…」
囁くハボックの声にロイがゆっくりと視線を向ける。泣きはらしたその目に堪らず、ハボックは噛み付くように口付けた。
唇を離すとロイの喉から嗚咽が零れる。
「ひど…っ、おまえ…っ」
「すきです、たいさ…」
囁く声にロイの目が見開かれる。
「もっと欲しい…」
そう言ってハボックは乱暴にロイの体を反すと腰を抱え上げ、ひくひくと蠢くロイの蕾を一息に貫いた。
「ひああああっっ!!」
ロイの唇から零れる悲鳴をうっとりと聞きながら、ハボックはロイの体を揺さぶる。手を前に回して体液にまみれたロイの
中心を包み込むと上下に強く扱いた。
「ああっ…ハボっ…ハボ…っ」
前と後ろに同時に与えられる強烈な快感にロイは体がドロドロに溶けてしまいそうに感じて悲鳴を上げた。自分を突き
上げるハボックの熱に心も体も支配されて何も考えられなくなっていく。ロイはハボックの思うままに乱れながら嬌声を
上げ続けた。

散々玩ばれた体はまるで力が入らず、声を上げ続けた喉はひりひりと痛んで、ロイはぐったりと身を横たえていた。
ハボックが清めていくままに身を任せて、指一本動かす気になれない。
「たいさ…?」
恐る恐るという感じで名前を呼ぶハボックをうっすらと目を開いて睨みつければハボックは困ったように苦笑した。
「たいさ、可愛すぎ…。」
「ばかっ」
痛む喉をこらえてそう言えばハボックはなんだか嬉しそうに笑った。
「またシてもいい?」
愛おしそうに見つめてくる青い瞳に拒みきれない自分に半ばロイは呆れて。
「…ばか…」
降りてくる唇をうっとりと迎え入れた。


2006/8/12


「ハボロイの激しいのが読みたいです〜っ」というコメントをばいただきました。は、激しいの…?やっぱハボロイ、温いですか??どの程度だと「激しい」と言ってもらえるのかしら。という訳で私にしてはずいぶん一生懸命ヤッてみました。なんかこういうの、ロイハボのロイにさせるのはなんとも思わないのですが(なんて言うとロイに燃やされ、ハボックに後ろからどつかれそうだけど)ハボロイでやるとすご〜〜くイケナイことさせてる気になってしまうのは何故でしょう…。ともあれ、私にはこれでいっぱいいっぱいなんで勘弁してください〜〜っ(逃)…あ、ちなみに、mess around with himでいちゃつくとか手荒く扱うとかそんな意味でございます…。