「ハボック…お前が汚したのだからな、舐めて綺麗にするんだ。」
こちらの命令に蕩けた表情で頷き、足元に跪いて躊躇なく私のモノを口に含んで舌を這わせるハボックを見下ろし、
私は笑みを浮かべた。
「ん…っふ、…っ、んぅ…」
生暖かい口内に私のモノを導き、事後処理と言う名の後始末を始めたハボックが、
鼻から甘い吐息を漏らすのを聞いて、笑みは更に深まっていく。
「舐めるだけで興奮してどうするんだ? …言っておくが、今日はもう挿れてやらんよ?」
意地悪に笑いながらそう囁いてやれば、奉仕は止めないままに潤む空色の瞳が上目遣いに私を見上げて来た。
それが懇願の意味を含んでいる事は重々承知の上で、私はそれに気付かないフリをして、ハボックの頭を撫でてやる。
そうすれば、ハボックは少し困った表情を見せてから、再び丁寧な奉仕に意識を集中させた。

ハボックは私に逆らう事が絶対に出来ない。
私が彼の上官であるから、と言うよりも…私がこうなるように仕向けて、徹底的に躾たからだ。
「巧くなったな、ハボック。…イイコにはご褒美をあげようかと思うのだが、……欲しいか?」
ご褒美と言うや否や、ハボックは私のモノをくわえたままコクコクと首を縦に振ってきた。
喉奥で先端を擦り、きゅっと締め付けてくる感覚に、一度出した方が良さそうだと思いながら、
ハボックに「ご褒美」を与える為、片足を動かして、跪く彼の足の間にある触れられていないにも関わらず勃ち上がる性器を、
爪先で撫で上げてから先端を足裏でこねるように押し潰す。
「んん…っ、ん、ん…!!! ふ……は、…っ…」
遠慮のない行為だったにも関わらず、ハボックは口に異物を含んだまま淫らに身体を震わせ達してしまう。
私のモノを含むハボックの口端から、その快楽を示すようにとろりと唾液が伝い溢れた。
「…ハボック、ご褒美を貰ったのだから、お礼もちゃんと言えんといかんと思うのだが?」
達したばかりの余韻で、放心している相手にからかうように声を掛ければ、
漸くぴくりと反応を見せて、此方へ視線を向けてきた。
情欲に濡れる青の瞳はこれだけでは足りないと伝えていたが、私が求める答えは、それとは違う一言で。
「…っ、たいさ…ぁ、…イかせて…くれて、…あり、がとう…、ご…ざいます…」
ハボックは小声ながらはっきりとそう言って、話すために一度奉仕を中断した私の性器にそっと口付けた。
まるで、誓いのようなそれに、再び私は笑みを溢したのだった…。


by 待宵楓


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「性涼淫料水」の楓さんに拍手で色々騒ぎ立てましたところ、レスでこーんな萌え〜な主従調教モノを書いて頂いちゃいましたッ!!もー、大興奮でしたよッ!!思わずお持ち帰りと掲載の許可をオネダリしてこちらへ飾らせて頂きましたv楓さんっ、これからは本気でエロの師匠と呼ばせていただきますッ!どこまでもついていきますともッ!!早くパソ復帰されて20禁部屋を作っていただけるのを心待ちにしております!!
楓さん、とってもステキなロイハボをありがとうございましたーーーーッッ!!