刹那の夢」さまの10周年記念フリー絵を頂いてきました〜v
いや〜ん、ハボックーvv
私が今もハボック激ラブでいられるのはこんな素敵なサイトさまがいらっしゃるからだと
いつも物凄く感謝してますv
水瀬さん、大好きだーッ!!(って、こんなところで叫んでもね(苦笑)




こちらは少し彩度を落としたバージョン。
個人的にはこっちの方が好きかもーv
ふふふ、ハボックてばなにを見ているのかしらと妄想止まりませんッ!
受けハボ?受けハボだよねっ、水瀬さんッ!
そう思っただけでもう、あんな事やらこんな事やらモヤモヤと(笑)
そんな妄想掻き立ててくれる水瀬さんのハボ、最高っス!


そしてさらに、フリーssも強奪してまいりました。
ロイハボですよv
オッケーな方はどうぞv


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


【Sweet 10th Anniversary】
 
 

「10周年という事はあれだ、スイートテンダイヤモンドだな!」
「は? あんた何寝ぼけてんです?」
 握り拳で力説する上官を嫌そうに横目で眺めて、ハボックはそっとロイと距離を取った。
「大体俺達、まだ出逢って10年経ってねえでしょうが」
(幼馴染萌はあまり無いため、子ハボネタでもなければうちで10年も付き合っている二人を書く機会なんてまず無いのだが……どうやらそれはロイにはどうでもいい問題らしい)
「細かい事は気にするな。それよりハボック、どのリングのデザインが好みだ? どれでも好きな物を用意するぞ」
 ロイは喜々としてカタログをテーブルに広げている。どのページにも眩いばかりの宝石を使った様々なデザインの指輪が載っていたが、正直10個もダイヤが付いた華美なリングはとても男のごつい指に似合うとは思えなかった。
「それ、男物じゃないっしょ」
「……む。ではネックレスならばどうだ? これなどプラチナに10粒のダイヤが映えて、大層美しいぞ? デザインもあまり甘くなくてシャープな雰囲気だし」
「嫌ッス」
 ハボックの返事はにべもない。
「ダイヤの数が多いのが問題なのか? だがせっかくのスイートテンだ、ダイヤではなくても宝石が10個入っていなくては記念にならんしな……」
 諦めきれないのかぶつぶつと呟き続ける上官に、ハボックは小さく溜息を吐いて肩を竦めた。
「……あのねえ。あんた、本当に俺がそれ身に着けると思ってるんですか? 軍の戦闘服に合うのはドックタグのチェーンくらいだし、指輪の類は邪魔になるんで端(はな)っから嵌める気ありませんよ」
「 ─── 」
 ロイは今までにも何度かハボックに指輪を贈ろうとした事があった。だが彼は、それを固辞するのが常だった。
『貰っても、嵌められないっしょ』
 将来を嘱望される独身の国軍大佐と揃いの指輪を嵌める事の意味を、ハボックは誰より良く知っていた。己が決して公式にはロイの伴侶として認められない立場であるという事も。
「どうしても駄目か? 指輪の内側にダイヤを全部埋め込んで、ただのシンプルなシルバーのリングに見えるように加工したプラチナでも?」
「駄目ッス。あんたから指輪は受け取れません」
 ロイはむうっとした表情でカタログを閉じた。自分の我儘だという自覚はあったが、自覚したからと言ってそれで気が済むわけでもない。
「………わかった。では指輪ではなく、別口のリングをオーダーする事にしよう。そうだな、あまり華美にならないように、リングの内側にダイヤを全て埋め込むのはどうだ?……その方がお前も使い易いだろう?」
「………大佐?」
 急に瞳を輝かせ始めた上官に胸騒ぎを覚え、ハボックは嫌そうに眉を顰めた。こういう時のロイはろくな事を考えていないのだ。
「地金はやはりプラチナがいいか? だがお前の肌には金の方が似合いそうだな……石は粒ぞろいの物を用意しよう ─── ダイヤ以外にも希望があったら聞き入れるぞ? 記念の品だ、多少金が掛かっても構わん。遠慮せずに好みを言ってみろ」
「………あんた、一体何作るつもりです?」
 にやりと口の端を引き上げて笑う上官に、背中をざわざわと悪寒が走り抜ける。やばいと思った時にはもう遅かった。
「決まっているだろう、お前と私しか目にする事のないリングだよ ─── ここに嵌める、な」
「ひゃっ…! な、何するんスかッ!」
 ぐいと引き寄せられ、そのまま股間をぎゅっと握られてハボックは悲鳴を上げた。
「お前は最中に射精阻害されるのが大好きだろう? イく寸前で塞き止められると、啼いて善がって中の私を食い千切りそうなほど締め付けて尻を振り立てるじゃないか」
「………ッ!」
 あまりにも露骨な言葉にハボックは二の句も継げなかった。呆然としている間にボトムのジッパーを下ろされ、下着に手を入れられる。
「……ぁ、やぁ…ッ」
 無遠慮な手が性器に絡み付き、性感を煽り始める。たちまち熱を帯びる自身に、ハボックは身を捩った。
「止めてください、大佐ッ! いきなり何するんスかっ!」
「何って…サイズを測る下準備だろう。きちんと測っておかないと、いざという時きつすぎて痛い思いをするのはお前だぞ?」
「……ッ…ッ。ふざけんなッ! そんなもん、絶対嵌めねえからッ!」
 だがそんなハボックの抗議など、ロイは全く斟酌しなかった。
「ちく、しょ……っ……ぅ、あ……ッ!」
 容赦なく熱を掻き立てられて、すぐに息が上がる。噛み締めた唇から甘ったるい喘ぎが零れ落ちるまで、大して時間は掛からなかった。
「外側にダイヤ10粒のプラチナの指輪か、内側にダイヤ10粒のゴールドのコックリングか ─── 好きな方を選べ、ハボック」
「 ─── っ…」
 泣きそうに顔を歪めたハボックがどちらを選択したかは、ご想像にお任せしよう。

−FIN−   


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


腐、腐腐腐腐腐
水瀬さんのお話、ラブいのも切ないのも大好きだけど、
こういうロイハボは物凄く安心して読めるので大好きっス!!
上の絵のハボックで妄想すると更にハイテンションになれます(爆)
やっぱりロイハボ最高ですよねッvv
ハボを物凄く愛しちゃってるロイと辟易しながらも結局ロイに甘いハボが好きだッ!
でもって、コックリングを選んだガッツリエロありの続き、めちゃくちゃ期待していたり(笑)
(と書いていたら、後日続きがアップされてました!是非先方へどうぞv)
本当にいつも素敵なお話を読ませて下さってありがとうございます!
これからもずっとずっと読ませて下さいねーーーッッ!!
10周年おめでとうございますvv