| 無我夢中 |
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「ふ…んんっ…」 ハボックはベッドヘッドに背を預けてベッドに脚を伸ばして座ったロイの上で、ロイに尻を向ける形で四つに這わされていた。ハボックの蕾をロイの指がくちゅりとかき回すたび、ハボックの唇から熱い吐息が零れる。 「は…あ…たい、さ…」 「なんだ?」 ハボックが呼ぶのに、ロイはくちゅくちゅと指を動かしながら答える。そそり立ったハボック自身からとろりと蜜が零れてロイの腹の上に滴った。 「あ…もう…っ」 「ん…?」 ロイの手がハボックの袋をやわやわと揉みしだくと目の前に双丘が揺らめくのに、ロイはうっすらと笑った。 「もうっ…指は…」 「指がなんだ?」 ワザとらしく聞き返し、沈めた指で柔らかい内壁をぐるりと擦るとハボックの腰が大きく揺らめき、とろとろと蜜が零れる。 「あっああっ」 ハボックは背を反らして喘いだ。もう、さっきからずっと、この姿勢のまま、ハボックはロイに蕾を弄られ続けていた。体が溶けそうなほどの快感を感じているものの、もっと激しい刺激を欲している体には物足りなく、ハボックはロイの与える中途半端な快楽にいい加減焦れていた。指なんかではなくてもっと熱くて太いモノで満たして欲しいのにロイは一向に動こうとしない。ハボックは視線を落としてそそり立つロイの中心を見つめた。 (大佐だって、あんなになってるのに…) 無意識に腰を揺らめかせながら、ハボックは思う。欲しくて仕方がなくて、ハボックは我慢しきれずにロイ自身に手を伸ばすと背を必死に伸ばしてロイのモノを口に含んだ。ロイの指を後ろに含んだまま、猫が伸びをするような姿勢でロイをしゃぶるハボックにロイは一瞬目を瞠ったが、にやりと笑った。 「美味いか?」 必死に頷くハボックの蕾をぐちゅぐちゅとかき回して、ロイは囁いた。 「上手に出来たら、ここに入れてやろうか」 ロイの言葉にハボックの体がぴくんと震える。ロイが見守る中、ハボックは荒い息を吐きながら懸命にロイ自身をしゃぶり続けた。ちゅばちゅばとハボックがロイをしゃぶる水音に混じって、時折ロイがハボックの蕾をかき回すくちゅくちゅという濡れた音が響く。ロイに後ろを弄られて途切れそうになる口淫を、ハボックは懸命に続けた。口の中のロイ自身が一際大きく膨れ上がったと思うと、ハボックの口の中に白濁した液が流れ込んできた。ハボックはうっすらと涙を浮かべながら懸命にそれを飲み込むと、漸く唇を離した。 「はあっ…はあっ…」 肩で息をするハボックを引き起こして、ロイは肩越しに振り向かせると、強引に唇を合わせる。苦しげに歪められる目元に軽く口付けると、ロイはハボックの体の下から抜け出した。そうして、背後からハボックを抱え込むとひくつく蕾へ熱を取り戻した自身を宛がう。 「あ…」 ハボックの唇から期待に満ちたため息が零れた。次の瞬間ぐぐっと押し入ってくる熱い塊にハボックは悲鳴を上げた。 「あああああっっ」 狭い内壁をごりごりと押し開かれてハボックの中心から熱が迸った。みっちりと熱い塊に満たされて、ハボックの唇から満足そうな吐息が零れる。ロイにぐいと突き上げられてハボックの背がしなった。 「あっあっ…んあっ」 ロイの指がハボックの乳首を押しつぶし、くりくりと捏ねた。熱い吐息を零すハボックの唇を割って、ロイが指を差し入れた。口中を動き回る指を追って、ハボックの舌が跳ねて、懸命に指をしゃぶる。そんなハボックの様子にロイが言った。 「いつの間にこんなにイヤらしい体になったんだ、少尉…?」 階級で呼ばれてハボックの顔が僅かに歪む。ひくつくハボックの蕾がロイ自身を甘く噛んだ。ロイはハボックの体を引き起こすと、ベッドの上に座り込む。自重で深くロイを迎え入れてハボックの唇から苦しそうな息が漏れた。 「うん…うふ…」 ハボックの脚を大きく開かせてロイは下からきつく揺すり上げる。ハボックはあまりのきつさにぽろぽろと涙を零しながら喘いだ。 「ああ…あっああ…はあっ」 ロイは身をくねらせるハボックの耳元に唇を寄せて囁く。 「ハボック、目を開けてごらん」 ずっと目を閉じたままだったハボックはロイの言葉にうっすらと目を開く。そこに飛び込んできたのは、カーテンを引くのを忘れた窓に映ったあられもない自分の姿だった。 「…っっ」 途端に身を捩って逃れようとするハボックをロイは激しく突き上げる。 「いっ…やっ…ああっ…やあっ…」 淫らな自分の姿から目を逸らすことが出来ずにハボックは喘ぐ。指を差し入れられた唇からもそそり立った自身からもとろとろと零し続け、ハボックはぽろぽろと泣いた。ロイはハボックの唇から指を引き抜くと、ハボックの手をハボック自身に添えさせる。 「自分でするんだ」 いやいやと首を振るハボックの手ごとハボック自身を握りこみ、上下に扱く。いつしか添えていたロイの手が離れた事にも気づかずに、ハボックは自身を慰めていた。 暗い夜に沈んだ窓ガラスに、ロイを受け入れて一杯に開いた蕾と、とろとろと蜜を垂れ流しながらそそり立つ自身とその自身を慰めながら身悶える自分の表情を映し出されて、ハボックはもう正常な思考など投げ捨ててロイの与える快楽に溺れていく。 「あっあっ…たいさぁ…もっと…あんっ…」 自分の後ろで薄く笑うロイの表情を窓ガラスの中に見つけ、ハボックはその艶やかさに息を飲む。深く咥えこんだロイ自身を感じてぎゅっと締め上げると、背後の綺麗な顔が微かに歪むのにハボックは満足そうに笑った。 「たいさ…」 うっとりと囁くハボックをロイはきつく突き上げる。途端、ハボックの表情が乱れて荒い息を零した。ロイに揺すり上げられて、自らも腰を揺らしてハボックは喘ぎ続ける。もっともっと欲しくて、際限なくて、どうしてよいか判らずに乱れるハボックをロイは深く犯した。 「あああっ」 ハボックの中心から迸った熱が窓ガラスを濡らし、ゆっくりと白濁が流れていく。窓ガラスの中のロイを見つめる内、ハボックは不意にロイにキスしたくなって、肩越しに振り向くとロイの頭を引き寄せた。懸命に口づけて来るハボックに、深く穿ったロイ自身が嵩を増し、ハボックを押し開く。 「んん…うん…」 きつくて、それでも身も心も熱く満たされてハボックは涙を零す。そんなハボックをロイはぎゅっと抱きしめるとその最奥へ熱を放った。 ぱちりと目を開いてハボックは視線を泳がせた。自分をしっかり抱いて眠るロイのおかげで身動きすら出来ずにはあ、とため息をつく。もっともロイに拘束されずとも、気だるい体を動かすことなど儘ならなかっただろうが。 ハボックはちらりとベッドの横の窓に目をやった。昨夜は開いていたカーテンが今は閉じられ、差し込む朝日を遮っている。 (またやっちゃったよ…) ロイに抱かれる内にぷつんと理性の鎖が切れた、その後の自分を思い起こしてハボックは消え入りたい思いに駆られた。今更純情ぶるつもりはないし、いい大人なのだからセックスを楽しむのもいいとは思うが。 (アレはあまりにも…) 恥ずかしくて死にそうだ。しかも、記憶力抜群のロイは快楽に溺れて記憶が曖昧なハボックの様子を事細かに覚えているようで、それがますますハボックの羞恥を煽った。熱の籠る頬にふと視線を感じて、ハボックが伏せた瞳を上げると、面白そうに見つめるロイの黒い瞳とばっちり目が合ってしまった。 「何みてるんスか、アンタ」 真っ赤になった顔を腕で隠してハボックが言う。そんなハボックを愛しげに見つめてロイは囁いた。 「昨夜は激しかったな、ハボック」 耳まで真っ赤になってハボックが喚いた。 「も、うっ、忘れてくださいっっ」 「忘れられるわけないだろう…?」 耳元で囁かれて、ハボックの体が揺れる。ロイはそっとハボックの腕を引き剥がすとその空色の瞳を見つめて囁いた。 「愛してるよ、ハボック」 囁く声に羞恥も何もかもが溶けていく。 ハボックはロイの首に腕を回すとゆっくりと口づけていった。 2006/8/27 |
ええっと、突然エロエロが書きたくなって書いたという、ただもうヤッてるだけの二人でございます。うちのロイハボのハボは気持ちイイコトにとっても弱いみたいです〜。すみません、お下劣で…(滝汗) |