金剛石 ロイハボ記念日編


「あれからもう一年経つんだ……」
 書類を手に主のいない執務室に入ったハボックは、卓上のカレンダーを見て呟く。たった一年前のことがとてつもなく遠い事のように感じられて、ハボックは小さくため息をついた。


 一年前までハボックの瞳は、今の空色とは違い蒼い色をしていた。彼の周りでは何故か事故や事件が相次ぐことから、彼の瞳をかつて持ち主に不幸をもたらした呪われた宝石になぞらえて、ハボックは「ホープダイヤ」と呼ばれて周りから疎まれてきた。ハボック自身、己の瞳が彼の周りに不幸をもたらすと信じ頑なに人との関わりを避けてきた。ロイの部下として配属され、その人となりを知るうちロイに惹かれていってもその気持ちをひた隠し、むしろロイを嫌うような素振りを見せていたハボックを、だが引き寄せ愛したのはロイその人だった。
『大佐だって死んじまう』
『焔の錬金術師、ロイ・マスタングを見くびるな』
 自分のせいで大切な人達を不幸にしてしまったと、己の気持ちから目を逸らしてロイを拒もうとしたハボックに、ロイは自分は決してそんな呪いなどに負けたりしないと告げた。そうしてロイは、不幸をもたらすホープダイヤとして忌み嫌われたハボックを、その昏い運命の淵から救い出してくれたのだった。


「一緒に過ごしたかったけど……」
 二人が初めて気持ちを通わせた一年前のあの夜を、出来れば一緒に過ごしたいと思う。だが、この一ヶ月、ロイの忙しさは尋常ではなく、とても一緒にいたいなどと言い出せる筈もなかった。
「……」
 ハボックはロイが戻った時にサインをして貰おうと手にした書類を机の上に置き執務室を出る。沈んだ気持ちを振り払う為、顔を洗いにそのまま司令室を出てトイレに行くと冷たい水でザバザバと顔を洗った。髪に跳ねた水を顔を振って払いポケットから取り出したハンカチで顔を拭く。フゥと息を吐いて目の前の鏡を見たハボックは、僅かに顔を顰めた。
「濃くなってる……」
 ロイに愛されるようになって、真っ青だったハボックの瞳はその呪いから解放されたことを示すように生来の空色に戻っていた。普段は空色のその瞳が、ロイに触れてもらえずにいると濃さを増すことに気づいたのはいつだったか。ロイの愛をその身に受ければ元の空色に戻る瞳が、まるでロイに抱いて欲しいと強請っているようで、ハボックは正直恥ずかしくて堪らなかった。
「もう……っ」
 このひと月、多忙を極めるロイとは肌を合わせていない。ロイに愛される以外欲を逃がす術など判らなくて、気がつけばハボックの瞳は空色よりもずっと濃い色合いになっていた。
「大佐、気づいてるだろうな……」
 昨日、休憩所で一服して出ようとしたところでロイとかち合った。そのまま行きすぎると思っていたロイが、ハボックを休憩所に押し戻し濃厚なキスをしてきたことを思い出し、ハボックはゾクリと震える。慌てて首を振って記憶を追い出すと、ハボックはそれ以上濃さを増した瞳を見ていられなくてトイレを飛び出した。


「結構です」
 手にしたファイルに目を通したホークアイがそう言うのを聞いて、ロイは笑みを浮かべる。ゆったりと椅子に背を預け、ロイはホークアイを見上げた。
「それじゃあ構わないね?」
「明日から三日間、二人分の休暇届けを出しておきます」
「ありがとう、中尉」
 にっこりと笑うロイをホークアイはファイルを閉じながらジロリと睨む。
「出来ればご褒美がなくてもこれくらいのペースでこなして頂きたいですわ」
 そう言いながらもホークアイは出来上がった書類と共に休暇届けを出すべく執務室を出ていった。
「さて、と」
 ロイは立ち上がるとホークアイが出ていったばかりの扉を開けて司令室の大部屋を見回す。金色の頭が机にへばりつくようにして書類を書き込んでいるのに目を細めると、その頭の持ち主を呼んだ。
「ハボック、ちょっと」
「あ……はい」
 呼んですぐに執務室に引っ込んでしまったロイに答えて、ハボックは書いていた書類を伏せると執務室に入る。後ろ手で閉めた扉の前から動かず、ハボックは尋ねた。
「なんスか?」
 ロイが執務室にいるなんて久しぶりだ。それでもまたすぐ出ていくのだろうとハボックが思っていると、ロイは机に寄りかかって言った。
「明日から三日休みを取った」
「えっ?そうなんスか?」
「お前も一緒にな」
 そう続けるロイにハボックが目を丸くする。ロイはハボックに近づくとその手を取った。
「もう、一年経つんだな。大切な日だ、一緒に過ごそう」
「大佐……」
 ロイが自分と同じように思っていてくれたのだと知って、ハボックは胸が熱くなる。キュッと唇を噛むハボックを引き寄せ、ロイはその耳元に囁いた。
「ほったらかしにして悪かったな、その分たっぷり可愛がってやる」
「な……ッ、ちょっと大佐ッ!」
 クスクスと笑うロイをハボックはギョッとして押し返す。ロイは濃さを増したハボックの瞳を覗き込んで言った。
「空色もいいが、偶にはその色もいいもんだな」
「……馬鹿ッ!」
 真っ赤になって喚くハボックをロイは抱き締めると深く口づけた。


「おいで、ハボック」
 定時で仕事を終え二人そろってロイの家へ帰ると、シャワーを浴びるのもそこそこにロイがハボックをベッドに誘う。濃さを増した瞳をさまよわせて、寝室の扉に張り付いたままのハボックをロイはグイと引き寄せた。
「大佐っ、まだ外明るいっス!」
 この季節、外は八時を回らなければ暗くならない。幾らカーテンを引いているとはいえまだ明るいのにと言うハボックに、ロイはクスリと笑った。
「でも、シたいんだろう?」
「ッッ!」
 そう言って目元に触れられれば返す言葉がない。身の内に溜まった性欲の強さを表す瞳を隠すようにギュッと閉じるハボックに、ロイはクスクスと笑ってその長身を引き寄せた。
「可愛いよ、ハボック」
「あっ」
 ロイはそう囁いてハボックの耳朶を甘く噛む。ビクンと震える躯を強く抱き締め、そのままベッドに押し倒した。
「うわっ」
 ボスンと大きなベッドに身を沈めて、ハボックは圧し掛かる男を見上げる。ドキドキとしながら見つめれば、ロイが身を寄せて口づけてきた。
「ん……っ」
 深く唇が重なったと思うとすぐさまロイの舌が入り込んでくる。クチュクチュと音を立てて口内を弄られ、ハボックは息を弾ませた。
「う……ふぅ……」
 ロイの背に回した手で、ハボックは白いシャツをクシャクシャに握り締める。キスだけでハボックの躯は熱を帯び、楔にその熱が瞬く間に溜まっていった。
「大、さ……っ」
 漸く唇が離れて、ハボックは荒い息の合間にロイを呼ぶ。それに答えず、ロイはハボックが纏うものを毟りとるようにしてあっと言う間に脱がしてしまった。
「やだ……ッ」
 瞬く間に裸に剥かれて、ハボックは羞恥に駆られて長い手足を縮めようとする。だが、ロイの強い腕に押さえ込まれては叶わなかった。
「やだじゃないだろう?こんなにして……」
 ロイはそう言いながらすっかり立ち上がったハボックの楔を膝で押し上げる。そうすれば立ち上がった楔がトロリと蜜を零して、ロイはニヤリと笑った。
「キスしかしてないのに、すっかりトロトロだな。そんなにシたかったか?」
「ッ!そんなわけねぇっしょ!」
 揶揄するような言葉にハボックは顔を赤らめてロイを押し返す。プイと顔を背けるハボックの瞳を見下ろしてロイは笑みを浮かべた。
 呪いから解放されて生来の空色に戻ったハボックの瞳。その瞳が情欲をため込むと濃さを増すことはとっくに気づいていたし、ハボック自身気づいているようだった。だが。
(これはまだ気づいてないんだろうな)
 そう思いながらロイが見つめるハボックの瞳がうっすらと紅く色づいている。かつて「呪いの印」だとハボックが自嘲したその紅が、ハボックの性的興奮が高まるとその瞳に宿る事にロイが気づいたのはハボックを抱くようになってすぐだった。最初は判らないほどの薄い紅が行為が激しくなるにつれ濃くなっていく。ハボックが上り詰める寸前には真っ赤に染まって、ハボックの快楽の度合いをはっきりとロイに告げて、ロイはその色が見たいばかりにハボックを激しく攻め立てるのが常だった。
「ハボック」
 ロイは顔を背けるハボックの首筋にきつく口づける。痕がつくほど強く吸えばハボックの躯が大きく震え、瞳の紅が少しだけ濃くなった。ロイは押さえつけたハボックの躯を手のひらで撫で回す。鍛えられた躯は程良い弾力を持ってロイの手のひらを押し返し、ロイはその弾力を楽しむようにハボックの躯に手を這わせた。
「ん……っ、ふ……」
 撫でられているだけなのに、ハボックは躯の内側に熱が溜まってくるのを感じる。恥ずかしい声を出してしまわないよう、必死に声を飲み込んでいるとロイが楽しそうに言った。
「気持ちイイんだろう?素直に声を出せ」
「……ッ、別にそんな……ッ」
 まだロイにはキス以外手で軽く触れられているだけだ。それだけで感じているなどと知られたくなくて、ハボックはロイの言葉を否定して漏れそうになる声を押さえ込んだ。
「素直じゃないな」
 ロイは楽しげに言いながらハボックの躯に手を這わせる。ゾロリと脇腹を撫で上げた手を胸へと滑らせ、プクリと立ち上がった突起をキュッと摘んだ。
「アッ!」
 一年かけて快感を得る術を教え込まれた躯は、胸への刺激でビクビクと震える。それと同時に瞳の赤みが増して、ロイは笑みを浮かべて摘んだ乳首をグリグリと捏ね回した。
「やっ、イヤッ!」
 ゾクゾクとした快感が背筋を這い上がる。こんな風に胸で感じていると知られるのが恥ずかしくて、ハボックはロイを押し返した。
「気持ちイイ?」
「違……ッ」
 そうハボックが否定したところで、紅く色を増す瞳がハボックの快感の度合いを知らせてくる。爪を立てるようにして思い切り抓ると、ハボックの唇から嬌声が上がった。
「ひゃあんッ!」
「ふふ……可愛いな、ハボック」
 ハアハアと息を弾ませるハボックにロイは囁く。恨めしげに睨んでくる紅い瞳にキスを落として、ロイはハボックの脚の間に手を差し入れた。
「ッ!」
 ビクッと震えるハボックに構わず、ロイはハボックの双丘の狭間に指を這わせる。しっとりと汗ばむ蕾を指の腹でこすれば、ロイを食い入るように見つめたハボックがゴクリと喉を鳴らした。
「挿れて欲しい?」
 そう聞かれて、ハボックは慌てて目を逸らす。素直に強請るには羞恥が先に立つらしいハボックに、ロイは笑みを浮かべた。
「そうか、挿れて欲しいか」
「ッ、そんなこと言ってないっしょ!」
 羞恥に顔を真っ赤に染めるハボックの瞳が更に紅くなっている。そそり立った楔からトロトロと蜜を垂らし、紅い瞳で見上げてくるハボックに、ロイはゾクゾクして唇を舐めた。
「せっかくの記念日なんだ、素直に強請っていいんだぞ?」
「そんな……っ」
 ロイが好きだし本音を言えば抱いて欲しい。こうして一緒に記念の夜を過ごしたいと思っていたが、だからといって口に出して強請るには羞恥が勝った。
「言えませんっ、そんなこと……ッ」
 そんな風に言うハボックにロイは笑みを浮かべる。蕾をさわさわと触りながらハボックに身を寄せて言った。
「言えなくても私には判るよ、お前が今もの凄く興奮していて私に挿れて欲しくて堪らないのが」
「な……ッ」
「一年たっぷり楽しんだし、いいことを教えてやろうか?」
 ハボックには告げずにこっそり楽しんできた事実を、一年目の節目に教えてやるのもいいだろう。不思議そうに見上げてくるハボックに、チュッと口づけるとロイはハボックから身を離してベッドから降りた。
「大佐?」
 肘をついて上半身を起こすハボックに、待てというように手を振ってロイはクローゼットを開ける。中に入れてあったキャスター付きの大きな姿見をベッドサイドに引っ張ってくれば、ハボックがギョッとしたように飛び起きた。
「なに持ってきてんスかッ!!」
 大きな鏡に全裸の躯を映し出されてハボックが悲鳴のような声を上げる。それに構わずロイはまだ着たままだった服を脱ぎ捨て、ベッドに戻った。
「大佐っ、鏡っ!」
「いいから見てみろ」
「嫌っス!」
 そんな恥ずかしいこと出来るわけがないと首を振るハボックを、ロイは後ろから抱え込むようにして鏡の方を向かせてしまう。もがく躯を押さえ込んで、ロイはハボックの耳元に囁いた。
「ほら、よく見てみろ。お前の瞳、何色だ?」
「……え?」
 そう囁かれてハボックはもがくのをやめて鏡に目を向ける。ロイに抱き込まれた己の瞳が生来の空色でも欲をため込んだ蒼色でもない紅い色をたたえている事に気づいて、ハボックは目を見開いた。
「感じてると紅くなるんだ。その快楽が深くなればなるほど真っ赤になる。綺麗だろう?ルビーみたいだ」
 そう言ってうっとりと笑うロイの顔と並んで映る己の顔をハボックは食い入るように見つめる。
「もしかして、アンタに抱かれてる時、ずっと……?」
「ああ、もっともっと濃い色になる」
 楽しそうに囁かれたハボックの顔が、瞳の色に負けないくらい紅く染まる。感じていると悟られたくなくて、必死に声を押し殺すのが常だったハボックとしては、こんな形でロイに知られていたのかと思うと、恥ずかしくて消えてしまいたいほどだった。
「酷いっス、大佐っ」
 ハボックはそう言ってギュッと目を瞑る。そうすればロイはのほほんとした調子で答えた。
「どうして?私に感じてくれている事が判るんだ、嬉しいじゃないか」
「判って貰わなくていいっス!」
 恥ずかしくて恥ずかしくて堪らない。ギュッと目を瞑ったまま俯くハボックに、ロイはクスリと笑うと背後から抱き込んだ手を這わせ始めた。左手で腹から胸へと何度も撫でさすり、その途中膨らんだ胸の突起を強くこする。右手ではハボックの脚をグイと開かせ、白い内股をさわさわと撫でた。そのたびハボックの躯がピクピクと震える。天を突くようにそそり立った楔がトロトロと蜜を流すのを見て、ロイはハボックの耳元に囁いた。
「ハボック、目を開けて」
「嫌っス」
「折角の記念の夜なのに、お前は私を見てもくれないのか?」
「ッ!」
 ほんの少し淋しげに囁かれて、ハボックがビクリと震える。ロイがそのまま待っていれば、ハボックがおずおずと目を開けた。
「ありがとう」
 ロイは嬉しそうに言って背後から抱え込んだハボックの耳元に口づける。胸を撫でていた手でハボックの顎を押さえると正面を向けて固定してしまった。
「大佐っ」
「後ろから抱いてるんだ。鏡がなければ私の顔が見えんだろう?」
「だったら向き合って────アアッ!」
 キュッと楔を握られてハボックが甘い悲鳴を上げる。クチュクチュと蜜を垂れ流す楔を扱かれて、ハボックはこみ上がる快感に顔を歪めた。
「ふふ……また濃くなった」
「やっ……言うなっ」
 ロイに言われるまでもなく、鏡に映る己の瞳が鮮やかな紅になっているのがハボックにもはっきりと判る。その瞳を見れば何故か興奮が増して、ハボックはロイの肩に頭を預けるようにして喘いだ。
「たいさ……っ」
「ふふ、可愛いよ、ハボック」
 ロイはそう言って楔から手を離し蜜に濡れた指を蕾に這わせる。つぷりと先端を沈めると僅かに強張る躯を宥めるように耳元に舌を這わせて言った。
「愛してるよ……愛してる、ハボック」
「んっ……あっ、大佐っ」
 沈めた指先をクリクリと掻き回されてハボックが喘げば、瞳の色がまた少し濃くなる。とろんと立ち上がった楔から蜜が垂れて、蕾を弄るロイの手を濡らした。
「挿れて欲しい?」
 少しずつ指を奥まで押し込み、慣らすように掻き回しながらロイが囁く。ハッハッと短い呼吸を繰り返していたハボックが、微かに頷くとロイは笑みを浮かべた。
「言って……強請ってごらん」
「そんな……」
「恥ずかしがっても全部映ってるだろう?あんなに真っ赤になって……」
「ッッ!!」
 そう言ってロイが示す鏡の中で、ハボックの瞳は真っ赤に染まっている。ハボックはキュッと唇を噛むと消え入りそうな声で言った。
「……挿れて」
「イイコだ」
 クスリと笑って言うロイにハボックの瞳から羞恥の涙が零れる。紅いルビーが割れて転がるようにハボックの頬を流れる涙を、ロイはハボックを抱え込むようにして舐めた。
「挿れるぞ」
 低く囁けばハボックの躯がピクリと震える。ロイはハボックの脚を大きく開かせ己の腰を跨がせると、そそり立つ楔の上にハボックの躯を引き下ろした。
「あ……アアアアアッッ!!」
 ズブズブと押し入ってくる楔にハボックは喉を仰け反らせて嬌声を上げる。ハボック自身の体重にも助けられて一気に最奥まで貫いた楔を、ロイは軽く腰を引くようにしてガツンと突き上げた。
「ひゃああんッ!!アアッ!!」
 ガツガツと突き上げられてハボックは続けざまに悲鳴を上げる。ロイが突き挿れる度滴るように真っ赤に染まる瞳が、最高の紅をたたえた瞬間。
「ヒアアアアアッッ!!」
 ハボックが一際高い嬌声を上げてビュクビュクと熱を迸らせる。それと同時にキュウウと咥えた楔を締め付ければ、ロイが低い呻き声を上げて一瞬遅れて熱を吐き出した。
「ッッ!!……ヒ……あ……ッ」
 躯の奥底を焼かれてハボックが真っ赤な瞳を見開いてガクガクと震える。大きく仰け反った躯からカクンと力が抜けて、その身を預けてくるハボックをロイはしっかりと抱き締めた。
「ハボック……愛してる」
「オレも……オレも、たいさ……」
「その瞳のセレスタイトもホープダイヤもルビーも、全部私だけのものだ。絶対に、離さない」
 耳元に囁かれる言葉にハボックは目を見開く。
「たいさ……っ」
 くしゃりと顔を歪めたハボックは、躯を捻るようにしてロイの首に手を伸ばすと自分から口づけていった。


2012/06/08


この話は無料配布本「続・金剛石(ロイハボ)」の続きになります。