| クッキーのお味はいかが? |
| 「よーし、できたッ」 ロイは並んだクッキーを前に満足げに言う。ハート型のそれを一つ取り上げ表を見、裏を見てうんうんと頷いた。 「一番美味しく出来る分量を一ミリグラムも違わずに絶妙な焼き加減でクッキーを作れるのは私だけだろうなっ」 誰も褒めてくれる人がいないので自画自賛と言われようが自分で褒める。ロイは用意してあったハート柄のボックスにできあがったクッキーを丁寧に詰めリボンを結んだ。 「ふふふ、待っていろ、ハボック。私の愛がたっぷり詰まったクッキーを食べさせてやるからなッ」 ロイはそう言うと、赤いリボンについた造花のバラにブチュッとキスをした。 「おはよう、諸君!」 「おはようございます、大佐────今日は絶好調ですね」 珍しく朝からテンションマックスの上官にフュリーが言う。そうすればニヤリと笑うロイを見て、今日はなるべくかかわり合いにならない方が良さそうだと思いながらフュリーはファイルを差し出した。 「これ、中尉からです。自分がいないからといってくれぐれもサボったりしないように、という伝言です」 「いらぬ心配だな、それは」 今日は所用で休暇を取っているホークアイから預かっていたスケジュール等々を書いたファイルを渡されて、ロイは片眉を跳ね上げて言う。いや、幾らしてもしたりない心配だろうと思いつつフュリーは賢明にも何も言わずにおいた。そんなフュリーの心情など全く理解せず、ロイはパラパラとファイルをめくるとパタンと閉じる。にっこりと笑ってファイルをフュリーに差し出した。 「委細承知した」 「えっ?いや、その、大佐ッ」 差し出されたファイルを思わず受け取ってしまってから、フュリーは慌てて手を伸ばす。ハッハッハッと笑いながらロイが執務室の扉の向こうに消えるのをどうすることも出来ないまま見送って、フュリーはガックリと肩を落とした。 「今日も明日も地獄だ……」 今日は会議欠席と書類遅延の謝罪に追われ、明日はホークアイのブリザードが吹き荒れることだろう。出来ることなら穴を掘って埋まってしまいたい、本気でスコップを探しに行こうかと思うフュリーだった。 「失礼しまーす!大佐、コーヒー持ってきたっスよ」 コンコンと扉を叩く音と同時に開いた扉から、ハボックがコーヒーのカップを乗せたトレイを手に入ってくる。いつもならノックの意味を一通り説いてやるロイだったが、今日はそんな無駄なことはせず、ニコニコと笑みを浮かべてハボックを見上げた。 「どうぞ」 「ありがとう」 コトリと机にカップを置いてくれるハボックにロイは礼を言う。ハボックは小首を傾げてロイを見て言った。 「大佐、今日は機嫌いい?なんで?」 大抵朝一番は眠気のあまり不機嫌な事が多いロイだ。普段ならホークアイがピシッと一言言ってロイの目を覚まさせるのだが、今日は頼りの副官は休暇でどうやってロイに仕事を始めさせるかが思案の種だったのだ。 「どうしてって、お前、今日が何日か忘れたのか?」 「今日?今日って何か────あ」 机の上の卓上カレンダーを取り上げて日付を確認したハボックは、「あっ」と目を丸くする。チラリとロイを見て、その視線をさまよわせるハボックにロイは言った。 「ホワイトデーのお返しはいらないか?」 「そんなわけないっしょ!」 意地悪い問いかけにハボックが弾かれたように答える。むぅと唇を突き出してハボックは言った。 「だって……バレンタインは絶対あげたいって思ってるから忘れないっスけど……。それに大佐、もうお返しくれたじゃん」 バレンタインデーに手作りのチョコレートを上げれば、返ってきたのは濃厚なキス。そのままロイの家にお持ち帰りされてあれよあれよという間に致されてしまったのは丁度一ヶ月前のことだ。今更ホワイトデーのお返しでもないだろうと言うハボックにロイは言った。 「あれはあれ、これはこれだ」 ロイとしては折角の恋人同士のイベントをスルーするつもりなどない。ロイは引き出しをあけると中にしまっておいた可愛らしい箱を取り出した。 「ハッピーホワイトデー、ハボック。私からの気持ちだ、受け取ってくれるか?」 「────勿論っス」 感激に頬を染めて、ハボックは頷くと差し出された箱を受け取る。開けていい?と尋ねれば頷くロイに、ハボックはいそいそとリボンを解いた。 「あ、クッキー!」 蓋を開けたハボックは嬉しそうに言う。早速一つ摘み上げ、ポンと口に放り込んだ。 「旨いっス!これ、どこのクッキーっスか?」 「私が作ったんだよ」 「大佐が?マジっスか?」 ロイの手作りだと聞いて、ハボックが空色の目を見開く。 「すげぇ、大佐!クッキーなんて焼けたんスね。とっても旨いっスよ」 ハボックは言って更に二つ口に放り込む。よく噛んで飲み込み、もう二つ食べてから「あっ」と気づいたように声を上げた。 「こんないっぺんに食ったら勿体ない!後はゆっくり食おう」 ハボックはそう言って蓋を閉じる。ロイを見てにっこりと笑って言った。 「ありがとうございます、大佐。すっげぇ嬉しいっス」 「そうか?喜んで貰えて渡しも嬉しいよ」 空色の目元を染めて言うハボックに、ロイは鼻の下が伸びそうになるのを必死に引き締めて言う。 「後は大事にゆっくり食べますね」 へへ、と嬉しそうに笑ったハボックは、だが、次の瞬間顔を歪めて執務机に手をついた。 「なんか体ん中が……?」 「どうしたっ?ハボック?」 様子のおかしいハボックに、ロイは慌てて立ち上がり手を伸ばす。だが、ロイの手が触れる前に、ハボックの体が金色に輝きだした。 「な……ッ?ハボックっ?!」 「あ………、アアアアアッッ!!」 己の体を抱え込むように身を二つに折ったハボックの体が目も眩むような光に包まれる。咄嗟に腕で目を庇ったロイは、徐々に薄れていく光に翳していた腕を下ろした。 「────ハボック?……ハボック!」 光が消えて、床に蹲るハボックに気づいてロイは慌てて駆け寄る。その体に手をかけ、気遣うように顔を覗き込んでロイは言った。 「大丈夫かっ?ハボック!」 「は、はい……なんとか」 ロイの問いかけにハボックは軽く首を振って答える。ハアと息を吐き出すハボックの顔を間近から見つめて、ロイは眉を顰めた。 「ハボック……、お前、何か変じゃないか?」 「え?」 唐突にそんなことを言われてハボックが目を丸くする。ロイの手に支えられるようにして立ち上がったハボックは、ロイと視線の高さが変わらない、いやむしろロイより僅かばかり低い事に気づいて目を見開いた。 「ハボック、お前……」 同時にロイも同じ事に気づく。互いに見つめあって、ハボックは慌てて己の体を見回した。 「えっ?なにっ?どう言うことッ?!」 よく見れば軍服のサイズがあっていない。しかもきつくなっているのではなく、明らかに軍服がハボックの体に比べて大きいのだ。ハボックは執務室の奥にある仮眠室に備えられたシャワールームに駆け込み、鏡に映る己を覗き込んだ。 「うそ……なんか若返ってねぇ……?」 バンと鏡に手を突いて、ハボックは己の顔をまじまじと見つめる。軍服の上から己の体をパンパンと触っていればやってきたロイにハボックは言った。 「これ、どういうことっスか?!」 半ばパニックに陥っているハボックにロイはハッとする。 「まさかクッキーのせい……?」 と、ロイが呟くのを聞き逃さずハボックはロイの胸倉を掴んだ。 「あのクッキー、大佐が焼いたって言ってたっスよね?何か変な薬とか入れて────」 「いや、焼いたんじゃない、錬成したんだ。クッキーの材料を用意して」 「れ、錬成……」 どうりで見事なまでに綺麗な焼き上がりだったはずだ。ハボックは恐る恐るロイに向かって尋ねた。 「まさかこのまま戻らないなんて事は……」 「いや、どういう過程でこんな効果が生まれたかは判らんが、一時的なものだろう。ちゃんと戻る筈だ」 「……そ、そう。よかった……」 戻らなかったらどうしようと思ったが、どうやら元には戻るらしい。ホッと息をついてやれやれと壁に寄りかかるハボックにロイは尋ねた。 「今より少し若い感じだな。幾つくらいの頃だ?」 「うーん、十八くらいっスかねぇ」 ハボックはそう言いながら鏡を覗く。両手で頬を挟み、顎を持ち上げたり顔を左右に向けたりして検分した。 「オレ、二十歳すぎる頃までは身長伸びてたんスよね。体重は筋肉つけたから軍入ってからも増えましたけど……。うん、やっぱそんくらいっスね。いやまさか十八の自分とお目見得するとは」 ハボックは半ば呆れ、半ば感心するように言う。ロイを振り向いてハボックは尋ねた。 「で、どれくらいで戻るんスか?」 「判らんな、二時間か二日か二週間か」 「二週間ッ?!流石にそれは困るんスけどッ!」 ウーッと呻いてハボックはサイズの大きい軍服を見下ろす。やれやれとため息をついたハボックは、軍服の上着を脱ぎ捨てた。 「仕方ない。ちょっと寒いっスけど脱いどくしかないっスね。訓練……出ても敵わないかな」 言ってハボックはTシャツ一枚になった己の体を見下ろす。参ったっスね、と困りきって呟いたハボックは、ロイが食い入るように自分を見つめている事に気づいて首を傾げた。 「大佐?」 不思議そうに呼ばれてロイはピクリと体を震わせる。きょとんとして見つめてくる顔はその年齢に見合うだけ幼く、普段見慣れたハボックより随分と可愛らしかった。 (か、かわいい……。普段から可愛いとは思っていたが、十八のハボックは冗談抜きで可愛いぞッッ!!) それに、とロイは思う。 (まるで子鹿のようじゃないかッ!ピチピチでプルプルッ!!) まだ今のように鍛え上げられていない体は若さが溢れてピチピチとしている。不思議そうに見つめてくるまだ少年の面影を残すハボックに、ロイはゴクリと唾を飲み込んだ。 (そ、それに……これはもしかして初物?) 今のハボックとは当然そう言う関係にあったが、十八のハボックに男の経験はないはずだ。体が若返ったからと言って経験が消える訳ではないはずだが、やはり十八の時と今は違うと思えば経験はないと言えるのではとロイは思った。 (手取り足取り教えてやりたいッ!というか、啼かせてやりたいぞッッ!!) ピチピチの十八歳ハボックを前にすっかりオヤジと化してロイはゴクリと唾を飲み込む。ズイとハボックに詰め寄ると、にっこりと笑みを浮かべた。 「おいで、ハボック」 「えっ?あ、あの……オレ、これから演習あるんスけど」 ちょっとばかり若返ってしまったが、サボる訳にはいかないと言うハボックを、ロイは有無を言わさず仮眠用のベッドに押し倒した。 「ちょ……ッ、大佐ッ?」 「可愛いな、十八のお前を抱けるなんて、嬉しい限りだよ、ハボック」 「ええッ?!ちょ……ッ、ここどこだと思って────ヒャッ?!」 いきなりTシャツの裾をまくり上げられてハボックはギョッとする。胸の頂に吸いつかれて、ハボックは悲鳴を上げて喉を仰け反らせた。 「やっ、やだっ、大佐ッ」 胸に顔を埋めるロイをハボックは必死に押しやろうとする。その途端、ガリッと乳首を噛まれて、ハボックはビクッと大きく体を震わせた。 「痛いッ!」 痛みに押しやる腕から力が抜ける。思い切り歯をたてられた乳首を舌でねぶられ、吸い上げられ、再び噛みつかれてハボックは嫌々と首を振った。 「やだぁ、大佐ァ……ッ」 その声にロイは胸から顔を上げる。そうすれば、涙を浮かべるハボックの、漸く少年の域を出ようと言う顔が見えて、ロイはゴクリと喉を鳴らした。 「可愛いな、ハボック……」 ロイは言いながら紅く色を増した乳首を指先でグリグリと捏ねる。そうすれば短い悲鳴を上げる唇をロイは噛みつくように塞いだ。 「んーッ、んんんッッ!!」 舌をねじ込まれ、口内を熱い舌に蹂躙されてハボックが目を見開く。逃れようと首を振っても執拗に口づけられれば、ハボックは震えながらロイの口づけを受け入れた。 「ん……んふ……」 嗚咽混じりの甘い声が合わせる唇の間から零れる。その声を気持ちよく聞きながら、ロイはハボックのボトムを弛め下着ごとずり下げた。 「んんッッ!!」 そうすれば僅かに抵抗を見せるハボックに構わず、ロイは楔に手を這わせる。今でも色の薄い楔は更に可愛らしいピンク色で、ロイはそっと手に包み込むとゆっくりと扱き出した。 「んあッ!嫌ッ、やだッ!」 激しく首を振った拍子に外れた唇からハボックが悲鳴を上げる。それに構わず扱く手の動きを早めれば、悲鳴は甘ったるい喘ぎに変わった。 「あ……ああっ、……やぁん、んふ……ぅ」 ふるふると首を振ってハボックは喘ぐ。見上げてくる濡れた空色に、ロイは手の中の楔の先端を指先でグリグリとこねる。そうすればハボックは呆気なく熱を放った。 「ヤアアアアッッ!!」 高い嬌声と共に熱を放って、ハボックはガックリとベッドに沈み込む。ハアハアと息を弾ませる唇をロイはねっとりと塞いだ。 「ん……ん、ん……」 空気を求めて開いた唇の中に舌を差し入れ、ロイはハボックの舌をきつく絡めとり、歯列を辿り頬の裏側を舐めた。 「たいさァ……」 「イイ子だな、ハボック……」 見上げてくる空色にチュッとキスを落として、ロイはずり下げていたハボックのボトムと下着を全部剥ぎ取ってしまう。剥き出しにした長い脚を押し開き、濃厚なキスに再び立ち上がり始めている楔の先端をペロリと舐めるとジュブと咥え込んだ。 「やッッ!!」 熱い口内に楔を咥え込まれて、ハボックは股間に顔を埋めるロイの頭を押しやる。だが、ジュブジュブと唇と舌で攻められれば、込み上がる快感にハボックは力の入らない手でロイの髪を掴んで喘いだ。 「あふ……あっあっ……やぁん……ッ!」 ロイは身悶えるハボックを容赦なく攻め立てながら奥まった蕾に指を這わせる。優しく解すように撫でさすりながら、ロイはハボックの楔を唇で扱き袋を指で揉みしだいた。 「ハア……ッ、だめ……出る、出ちゃう……」 容赦のない攻めにハボックは大きく目を見開きふるふると首を振る。今にも弾けそうな楔をロイの口から引き抜こうと、必死に身を捩った。 「ダメッ、もう……ッ!やっ、やだ……ッ、い、嫌ァ────んあああああッッ!!」 チュウときつく吸い上げられて、ハボックは堪らずロイの口内に射精してしまう。口の中に吐き出されたものを美味しそうに飲み込んで、ロイは顔を上げた。 「ふふ……十八歳のお前のも美味しいよ」 「馬鹿ァ……ッ」 恥ずかしい事をシレッとして言われて、ハボックは腕を交差させて顔を隠す。小さく嫌々と首を振るハボックを見下ろしたロイはハボックの脚をグイと押し上げた。 「あっ」 「ここも……まだ可愛いな」 ロイは言うなり小さな蕾に舌を這わせる。もがくハボックを難なく押さえ込んで、ロイは執拗に蕾を舐めて唾液を送り込んだ。 「ひぃ……も、やだァ……ッ!」 泣きじゃくるハボックの蕾に舌を潜り込ませ、ネチネチと舐める。たっぷりと唾液を流し込んでロイは漸く顔を上げた。 「よし……挿れるぞ」 興奮に掠れた声で囁いて、ロイはハボックの脚を抱え直す。前を弛めれば勢いよく飛び出した己を濡れそぼった蕾に押し当てた。 「あ」 そうすればハボックが怯えたように見開いた目で見上げてくる。その瞳の幼さにゾクゾクとして、ロイはゴクリと唾を飲み込んだ。そして。 ズッと押し当てた楔を一気に押し込む。ズブズブと突き入れればハボックの唇から悲鳴が上がった。 「イヤアアアアッッ!!」 一息に根元まで突き入れ、その勢いのまま今度はギリギリまで引き抜く。そうしてまた一息に奥まで貫けば、ハボックの躯がビクビクと震えた。 「ハボック……ハボックッ!」 「たいさ……っ、ああんッ!アヒィッ!」 激しい攻めにハボックが悲鳴を上げて泣きじゃくる。いつもと違う幼い表情に煽られて、ロイは一層激しく腰を打ちつけ抜き差しした。 「ヒィッ!壊れるッ、壊れちゃう……ッッ!!」 そんな風に訴えてしがみついてくるハボックに、ロイは鼻の穴を膨らませる。それと同時に埋めた楔も膨らませれば、ハボックが目を瞠って首を振った。 「やあん、おっきくしちゃヤダぁ……ッッ」 「ッッ!!ハボックッッ!!」 「ああッ!またおっきくしたァ……ッッ」 舌足らずに泣きじゃくられれば余計に興奮してしまう。ロイはハボックの脚を胸につくほど押し上げて、ガツガツと突き入れた。 「ひぃぃんッ!たいさ……ッッ!!」 ズコズコと激しく突き上げ前立腺を押し潰す。そうすれば高い嬌声をあげ身を仰け反らせて果てるハボックの最奥に、ロイはガツンと突き挿れると同時に熱を叩きつけた。 翌朝。 「中尉ぃ……」 ほぼ一日中攻め立てられてグッタリとした様子で泣きついてくる十八歳のハボックに、ホークアイは目を瞠る。会議も書類もほったらかしだったとフュリーに耳打ちされて、ホークアイは鳶色の目を吊り上げた。 「大佐、貴方って人は」 「いや、ほら、中尉、昨日はホワイトデーだったしッ!そんなかわいいハボックを見たら、ねぇ!」 「ねぇ、じゃありません。錬金術で作ったクッキーを食べさせた上、書類も会議もほったらかして少尉を苛めるなんて……ッ」 「別に苛めた訳じゃ……ッ、ハボック、お前も何とか言え!」 恋人同士の当然の行為だろうと喚くロイをハボックはホークアイに抱きついたままチラリと見る。 「もうやめてって言ったのに、全然やめてくれなかったっス……」 おかげであらぬところが腫れ上がって痛いような痒いような感触がして辛いと、ハボックが熱っぽい吐息を吐き出せば、ホークアイがキッとロイを睨んだ。 「可哀想に……十八と言えばまだ十分に子供です。それを貴方という人は……ッ」 ホークアイはしがみついてくるハボックを優しく抱き締める。 「判りました。これ以上何かさせるわけにはいきません。ハボック少尉が元に戻るまで、少尉の身柄は私が預からせて頂きます」 「えッ?!そ、それは」 「なにか文句でも?」 ギロリと鳶色の瞳で睨まれて、ロイは「いえ、なんでもありません」と言葉を飲み込む。 その後元に戻るまでの二週間、ハボックはホークアイのアパートに寝泊まりし、ロイはハボックの周り一メートル以内に近づくことを禁じられたのだった。 2014/03/08 |
| ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ なおさまからネタを頂戴いたしました。 「ロイがハボックにホワイトデーのお返しとして錬金術でクッキーを作るが変な作用でクッキーを食べたハボックの身体がピチピチの18歳に!ピチピチのハボックを前に我慢が出来なくなったロイが美味しく頂いてしまうお話。オチでハボックは元に戻るまでホークアイがお預かり」……というネタでございました。 いやあ、ピチピチの18歳!私の方が我慢できなくなりましたよ!美味しくガッツリ頂かせて頂きました〜(笑) なおさま、美味しいネタをありがとうございましたーvv |