はつひ


「たいさ…もう、いいかげんに…はなし…」
「ダメだ。」
ベッドの上をずり上がろうとする体を引き戻してロイは言った。
「アンタね…このままじゃオレ…新年早々ベッドから起きられなく…」
「それもいいだろう。」
サラリと言ってのけるロイにハボックは目をむくと本気で暴れだした。
「冗談、じゃないっスよっ…そんなの、ぜったいにごめん…ああっ」
さっきまで散々含ませてまだ柔らかく解けているソコに、ロイは何の前触れもなしに自身を突き入れる。いきなり奥を
突かれてハボックは涙を滲ませた目でロイを睨みあげた。
「ア、ンタ…ねっ」
「ぐちゃぐちゃうるさいことを言うからだ。」
ロイはそう言うとハボックの脚を抱え上げて抜きさしを始めた。ずるりと入り口まで引き抜くと一気に奥深く突き上げる。
まだ甘く疼いていた体を乱暴に開かれて、ハボックは瞬く間に快感に支配されていった。
「あっ…あんっ…ぅふ…た、いさっ」
目も眩むような快感にハボックはどうしてよいか判らずにロイにしがみ付く。ロイはそんなハボックの様子に笑みを
浮かべると、更にきつくハボックを突き上げた。
「い、やっ…あっ…あああっっ」
ハボックの中心が白く爆ぜ、2人の腹を熱く濡らすのにも構わず、ロイは勢いを緩めずにハボックを責め立てる。
「あっ…やっ…まって…そんなっ」
達したばかりで快感に震える敏感なソコを情け容赦なく擦り上げられてハボックは悲鳴を上げた。強すぎる快感で
体がぐずぐずに溶けてしまいそうな錯覚にハボックは怯えて涙を零す。
「ひ…あっ…たいさ…たいさっっ」
自分を責め立てる男に助けを求めるしかないハボックは、必死にロイの背をかき抱くときれぎれに言葉を口にした。
「たい、さ…も、かんべん…して…っ」
だが、ロイはそんなハボックを楽しげに見下ろすと一層深く突き入れる。
「ひあああっっ」
何度目かの白濁を撒き散らしながらハボックはロイの背に爪を立てた。ピリとした痛みにロイは獰猛な笑みを浮か
べるとハボックの脚を押し開き、ぐっと体を進める。
「あああっっ」
信じられないほど奥を犯されて、ハボックが悲鳴を上げた。
「や…もう…しんじゃう…」
ハボックがそう呟いた時、カーテンの隙間から一条の光が差し込んできた。
「夜明けか…」
一瞬窓の方に目を上げたロイが、もう一度ハボックの方へと視線を戻してハッと息を飲んだ。カーテンの隙間から
差し込んだ光がハボックの金色の髪を輝かせ、涙に濡れた顔を照らし出している。うっとりと解けたその表情にロイは
ごくりと喉を鳴らした。
「ハボック…」
ロイの呟く声にゆっくりと開いた空色の瞳に、ロイの体をぞくりと何かが走りぬけ、次の瞬間ロイはハボックを激しく
突き上げていた。
「ああっ、た、いさっ」
朝日の中で金色の光を撒き散らすハボックをロイは容赦なく責め立てる。一際奥を穿つと、ロイはハボックの中へ
熱い飛沫を迸らせていた。

綺麗に清められた体をロイにやんわりと抱きしめられてハボックはため息をついた。せっかくの新年、ロイと一緒に
やりたいことは沢山あったはずなのに、この調子ではとても叶いそうにない。
(一年の計は元旦にあり、とか言わなかったっけ?)
そんなことが頭に浮んでハボックはぶるりと体を震わせる。
「どうした、寒いのか?」
頭上から降ってきた優しい声にハボックは緩く頭を振ると、その胸に顔を寄せた。
(また今年もこの人に振り回されるんだろうな…)
ハボックはそっとため息をつくと、だが決して不快ではないその考えに薄っすらと微笑んで眠りに落ちていった。


2006/12/30


冬ですね企画テーマ「初日の出」で。え、一体どこが?って言わないで下さい…(滝汗)新年早々これかいっと思われたかもしれませんが、
きっと新しい年が来ようがうちのロイハボはこんなカンジで変わらないと思いますので、あえてこんなのでいってみました。
そんなわけで2007年もこの調子のロイハボです〜(汗)