chocolat
 
 
「マスタング大佐、結婚するんだってさ。」
休憩所で煙草をふかすオレの耳に飛び込んできたのは、どっかの誰かが面白そうに言った、そんな言葉だった。
案の定、周りにいた連中はワッと騒めきたってそのニュースをもたらした男を取り囲む。「どこの誰と?」とか「いつ
決まったんだ?」とか、そんなお決まりの質問が飛び交う中、オレは自分の事でもないのに注目を浴びて自慢げな
男とそれを取り囲む連中に背を向けて休憩所を後にした。

『マスタング大佐、結婚するんだってさ。』
そう噂されているのはオレの直属の上司である男だ。あの年にして二つ名を持つ国家錬金術師でアメストリス軍大佐
で、そうしてなにより10人いれば10人とも認めるその色男ぶりに彼に想いを寄せる女性は山ほどいる。女性だけじゃ
ない、男だって彼に想いを寄せているのは沢山いるのだ。かく言うオレも。
オレは生まれてこの方ずっと女の子が好きだった。初恋は勿論女の子だったし、これまで付き合ってきた子も全部
女の子だった。軍の中じゃ女性の比率が少ないから手っ取り早く男に走るヤツもいるけど、でもオレはずっと女の子
の方がよかった。それが3年前に大佐の護衛官に配属されてからというもの、オレが誰よりも好きなのはオレの上司
で見紛うことなき男のロイ・マスタング大佐になってしまった。
一体どこでどうしてそんな事になったのか、正直オレにも判らない。でも、唯一確かなのはこの胸を占める大佐への
想いが真実で、決して気の迷いとか、そんなものではないということだった。オレは確かに大佐が好きだったし、それ
は性的欲求をも伴うものだった。
もっとも筋金入りの女好きで男嫌いの大佐に、オレのこの気持ちなんて打ち明けられるはずもない。精々大佐と一緒
に酒を飲んだり、バカ話をして笑いあったり、それから時折大佐の家で食事を作ったりすることで満足するしかなかった。
大佐は女にモテる癖に自宅には入れたがらなかった。会うのはいつも外でだったし、家に呼ぶことなど絶対になかった。
その中でどうしてオレだけが大佐の家に入れてもらえるかといえば、それはきっとオレが男だからだろう。決して
間違いが起こったり、不用意なうわさが立つことのない相手だからだ。オレが大佐にこんな想いを抱いていると知った
ら、大佐がオレを家に入れるなんてことは金輪際しないだろう。

「ハボック。」
司令室に向かって廊下を歩いていると、、どこからかオレを呼ぶ声がしてオレはきょろきょろとあたりを見回す。窓の
外の植え込みの間から手招いている影が見えて、オレは窓へと寄った。
「何やってるんスか?」
明らかにサボっているであろう様子にオレが眉を顰めてそう聞けば、大佐はニヤリと笑ってみせる。
「私はこれからエネルギーパックを仕入れに出かけてくる。」
「えっ?って、アンタ、この後会議が…。」
「中尉には宜しく伝えてくれ。」
オレの言葉など聞きもせずに、大佐は言いたいことだけ言うとすたこらさっさとその場を後にする。オレは窓枠を握り
締めたまま大佐の後を追うか、それとも中尉に言いに行くべきか瞬間悩んだ後、握り締めた手を支点に窓枠を飛び
越えて、大佐の後を追った。逃げ足だけは素早い大佐の姿は目の届くところにはもう見当たらず、オレは舌打ちする
と司令部の門を出る。
「ったく、あの人、自分の立場ってもん、理解してんのかよ。」
フラフラと一人で出歩いていい立場などではないことをどうして理解できないのか、オレはそう呟くと大佐の姿を探して
走っていった。
冬の一番厳しいこの時期、上着も着ないで出てきてしまったことをすぐ後悔したが、戻るわけにも行かずオレは大佐
の姿を探す。ふと目をやった店先に綺麗にデコレーションされた文字が見えて、オレは思わず足を止めた。
『St.Valentine's day』
ハートやら天使やらを纏わりつかせて金色の文字で書かれたそれは一際輝いて、今年もまたそんな季節が来たのだ
とオレに伝えていた。バレンタインデー。女の子達がその想いをたった一つのチョコレートに込めて誰よりも好きな人に
伝えることを赦された日。オレは暫くその文字を見つめていたが、無理矢理そこから視線を引き剥がすと大佐を追って
再び走り出した。

「エネルギーパック」と言っていたからきっとここだろうと目星をつけてやってきた洋菓子店の中に、一際目立つ姿を
見つけてオレはため息をつく。
「そういや今日は新製品の発売日とか言ってたっけ。」
甘い物好きの上司のおかげで妙な情報だけはやたらと持っているオレはそう呟くと店へと向かった。ここにも書いて
あるバレンタインデーの文字には目を向けないようにして扉を開ければ中にいた女性客達が一斉にオレの方を見る。
至極場違いな空気を感じながら大佐に近づくと低い声で言った。
「こんなとこで何やってるんスか。」
「ハボック。見れば判るだろう、菓子を買ってるんだ。」
にっこりと笑ってそう答える大佐を一瞬殴ってやりたくなったとしてもそれはオレの所為じゃないと思う。
「オレが言ってるのは会議サボってまで何やってるんだってことっスよ。」
「会議よりこっちの方が大事だ。」
平然とそう言ってのけると大佐はカウンターに歩み寄って中の女性ににこやかに話しかける。頬を染めて大佐に答える
女性の姿にオレの胸がチリチリと鳴った。
「行くぞ、ハボック。」
大佐は会計を済ませて洋菓子店の袋を受け取るとそう言う。慌てて後を追えば大佐が振り返ってにっこりと笑った。
「お前も食べるか?」
早速袋の中に手を突っ込んで言う大佐にオレは眉を顰める。
「オレが甘いの苦手なの、知ってるでしょ。」
「そう言うな。これは甘いものが苦手な人間にもおススメと言うヤツなんだぞ。」
大佐はそう言うと袋の中から茶色いキューブを1つ取り出してオレの口に突っ込んだ。ほろりと口の中で崩れたそれは
香ばしい香りがして、確かに甘いものが苦手なオレでも美味しいと思えるものだった。
「どうだ、旨いだろう?」
そう言ってにやりと笑う大佐に「そうっスね。」と肩を竦めて答える。
「なんだ、感動のないヤツだな。」
そう言って口を尖らす大佐にオレは苦笑した。
大佐がオレの口に放り込んだのはチョコレート。それに特別な意味があればいいのにと思いながらオレは大佐を急か
して走り出した。

仕事を済ませてアパートに戻ると脱いだ上着をソファーの上に放り投げる。狭いリビングに置かれた棚の引出しを
開けてオレはその中にひっそりと置かれている包みを見つめた。可愛らしい包装に包まれた小さな箱が二つ。その中
に入っているのはチョコレートだ。渡せる筈もなく多分もう、脂肪分が浮んで真っ白になってしまったであろうそれを
オレは捨てることすら出来ずに未練たらしく取っているのだ。
バンッと勢いよく引出しを閉めてオレはキッチンへと行くと冷蔵庫の中からビールを取り出す。プシュウと音を立てて
開けると一気に半分ほどを飲み干した。もう1本取り出したのを手にリビングに戻るとドサリとソファーに腰を下ろした。
そうしてチョコレートの入った引出しを見つめる。今年もきっとまた、渡せもしないチョコレートがあの中に増えるんだ
ろう。そうして毎年毎年、もらってくれる人のない可哀想なチョコレートが増えていくんだと思っていたのに。
『マスタング大佐、結婚するだってさ。』
昼間聞いた声が頭の中に木霊する。これまでだって大佐が沢山の女の子達と付き合うのを見てきた。一様に綺麗で
柔らかくて、大佐の隣に立つのに相応しい女の子達。その姿を見るたび、自分が彼女達のような華やかさも柔らかさ
も持っていないことを呪ったものだった。鏡の中に立つオレの姿はそんな彼女達とは対極にある、あまりにも男くさい
それで。部下として傍にいること以外望むことなど出来ないオレと違って、ああやって大佐の傍で笑う女の子達が
堪らなく憎たらしくて。大佐が女の子とデートに出かけるのを見るたびに、嫉妬で狂いそうになって大佐の隣に立つ
その子を撃ち殺したい衝動に駆られるのを必死になって止めてきたのに。
『マスタング大佐、結婚するんだってさ。』
木霊する声にオレは震える吐息を吐き出す。大佐が誰か一人の物になってしまう。これまでだって十分苦しかった。
それでも、時折大佐がオレにくれる僅かな時間が支えだったのに、それすら他人のものになってしまう。
「嫌だ…イヤダ…っっ」
オレはソファーの上で頭を抱えて蹲った。体の中で吐き出すことの出来ない想いが渦巻いて出口を求めてメチャクチャ
に暴れまわる。ガンガンと痛む頭を抱えて、オレは「イヤダ」と呟き続けた。

「ハボック、ちょっと止めてくれ。」
大佐の声にオレは車を道の端へと寄せる。止まった途端自分でドアを開けて出て行ってしまう大佐に舌打ちして、オレ
は慌てて後を追った。
「大佐、どうし…。」
どうしたのかと聞こうとして、大佐が向かう先が花屋だと気がつく。きっと今日のデートの相手に渡す花を選ぶのだと
思ったら、胸がキリキリと痛んだ。楽しそうに花を選ぶ大佐に近づくことも出来ず、オレはぼんやりとあたりを見回す。
すぐ近くに色鮮やかな包みに包まれたチョコを売っている店を見つけてフラフラと近づいていった。可愛らしい女の子
たちが頬を染めてチョコを選ぶその傍らでボーッと包みを見つめるオレの姿は異様だったのだろう。店員が迷惑そうに
オレを睨んでいるのが目の端に入ったがオレは構わず包みを見ていた。ゆっくりと手を伸ばすと一番地味な包みを
手に取る。黙ったままそれを差し出せば店員は気味悪そうにオレを見ながら袋に入れてくれた。金を払って車のところ
に戻ればちょうど大佐が戻ってくるところで、オレは慌てて袋をポケットに捻じ込む。
「デートっスか?」
そう聞きながら車のドアを開ければ大佐は嬉しそうに笑って花を抱えたままシートに滑り込んだ。オレはドアを閉めると
運転席に回って座席に座る。大佐の抱えた花束から漂う香りに息が詰まりそうになりながらオレはアクセルを踏み
込んだ。

『マスタング大佐、結婚するんだってさ。』
そう言う噂がまことしやかに司令部の中を駆け巡っていたが、当の本人は否定も肯定もせず相変わらず書類を溜めて
は脱走し、中尉の怒りに触れる日々を送っていた。大佐が否定も肯定もしなかったことが、むしろ噂の信憑性を高めて
現在の皆の噂の中心はその相手が誰かと言うことだった。
「ハボック少尉はご存知ないんですか?」
フュリーが眼鏡の奥の瞳を輝かせてオレに聞く。オレは煙草の煙を吐き出すと答えた。
「さあ、聞いたことないな。」
「でも、少尉は大佐の家に行ったりもしてるでしょう?そこで会ったりしないんですか?」
「いや、会ったことない。」
オレの答えに「ふうん」と言うと、ちょうど司令室に入ってきたファルマンに呼ばれて行ってしまう。オレは一人残されて
煙草を吐き出すと、今は主のいない執務室の扉を見つめた。
大佐は相変わらずデートを続けていたし、オレはやっぱり時々大佐の家に行っていた。いつ、もう来なくていいと言わ
れるのかとビクビクしながら家の中に入り、言われなかった事に安堵しながら帰路に着くのだ。
(誰か一人のものになんてならないで下さいよ。)
扉を見つめながら絶対に言えるはずもないことを思ってみる。
(アンタの為ならなんでもするから。その辺の女の子なんかよりよっぽど尽くしてあげるから。)
もし本当にそんなことを言ったなら、気色が悪いと消し炭にされるだろう。いっそその方が楽なのに。そんなことを思い
ながら煙草を灰皿に押し付けた。

そうやって日がたって、その日は朝から何となく司令部全体がザワザワしていた。どうしてだろう、と思っていたオレの
視界の片隅に階段の影で恥ずかしそうにチョコレートを差し出す女の子の姿が映る。
(そうか、バレンタインデー…。)
この間から街のあちこちで主張していたイベントが今日だったと思い出してオレは唇を噛み締めた。俯き加減で足早
に司令室に行けば、やっぱりそこでもイベントの話で持ちきりだった。
「今年も大佐が司令部で一番貰うんでしょうか。」
「でも、結婚するって噂でしたよね。」
「最後のチャンスとばかりに渡す子が沢山いるんじゃねぇの?」
ブレダ達が大声で話すのを聞きながらオレは席につく。書類を取り出したオレにブレダが言った。
「なあ、ハボ。大佐、今年もチョコレート受け取ると思うか?」
「婚約者がいるんだったら今年は受け取りませんよね?」
「…さあ。あの人のことだから独身最後の記念に幾つ貰ったか自慢するんじゃねぇの。」
オレがそう言ったとき、カチャリと司令部の扉が開いて、噂の大佐が入ってくる。既に山とチョコレートが入っている
袋を抱えた姿に、ブレダが得意げに「ほらみろ」と言った。
「すごいっスね、まだ朝なのにそんなに貰ったんスか?」
オレがそう言えば
「ここまで来る途中でな。」
と大佐が澄まして答える。「羨ましい」だの「少し分けてくれ」だの騒ぎ立てるブレダたちに手を振って執務室に入って
行く大佐の背を見ながら、オレはそっと引き出しの取っ手を撫でた。

昼休み。飯を食いに行こうというブレダたちの誘いを断わってオレは一人司令室に残っていた。机の引出しを開けると
中に入っている包みを取り出す。それは数日前、大佐が花を選んでいる間に買ったチョコレートだった。それを持って
立ち上がると執務室の扉をあける。会食に出かけていて誰もいないそこには大佐が午前中に貰ったチョコレートが
袋に入れられて置いてあった。オレは袋に歩み寄ると袋の口までいっぱいに入っているチョコレートの山の上に手に
した包みを置く。大佐は貰って食べきれないチョコは近所の子供に配ってしまうそうだからきっとこれも誰か判らない
子供に食べられてしまうのだろうけどそれでもよかった。オレは置いた包みのリボンをそっと撫でると、ため息を1つ
ついて執務室を後にした。

「ハボ。みんなで飲みに行こうかって言ってんだけど、お前も行く?」
「んー、オレはまだ仕事が残ってるから遠慮するわ。」
「そっか。じゃ、お先に。」
ブレダはそう言うと先に出て行ったフュリーたちを追って司令室を出て行く。バレンタインデーに男だけで飲みになんて
淋しいんじゃないかと思ったけど、実は案外気にしてないブレダ達がある意味羨ましかった。
誰もいなくなった司令室でオレが走らせるペンの音だけが響く。きっと今日はあちこちで幸せなカップルが誕生してる
んだろうと、その中に大佐も含まれているのかと思うと、胸が苦しくて仕方なかった。目を閉じて、そっと息を吐き
出した時、静かに執務室の扉が開く音がしてオレは慌てて目を開ける。出てきたのが大佐だと知れて、オレは
驚きに目を瞠った。
「デートじゃなかったんスか?」
とっくに帰ったとばかり思っていた大佐がまだ残っていた事に驚いてそう聞けば、大佐が肩を竦める。
「どうしてそう思うんだ?」
そう聞いてくる黒い瞳にオレは口ごもるようにして答えた。
「だって、今日はバレンタインデーだし…。大佐、婚約者がいるんでしょう?」
聞き返したオレに大佐は答えずただまっすぐに見つめてくる。居心地が悪くて視線を逸らそうとした時、大佐がポケット
から包みを取り出して見せた。
「ずっと欲しかった相手からやっと貰えたんだ、どうしてデートなんかに行く必要がある?」
そう言って大佐が見せたのは昼休みにオレが置いたチョコレートの包み。見間違える筈もないそれをまじまじと見つ
めるオレに大佐が言った。
「これを置いたのはお前だろう?」
そう聞かれてオレはハッとして大佐を見る。慌てて首を振ると言った。
「違います、オレのはずがないでしょうっ」
「お前があの日、これを買っているのを見た。」
そう言われてオレは一瞬息を飲んだがもう一度首を振る。
「確かに買いましたけど、でもそれがその包みだとは限らないでしょう?幾つも同じもの売ってたんだし。」
「これをくれたのはお前だ。」
オレの言うことなどお構いなしに大佐はもう一度そう言った。それからゆっくりとその包みを開ける。
「お前の視線に私が気付かなかったとでも?」
そう言われてオレは言葉をなくして目を瞠った。大佐はオレを見つめながら続ける。
「いつだって私を見ていたろう?私がデートに出かければその瞳に嫉妬の焔を揺らして、私の家に来れば喜びに瞳を
 輝かせて。」
大佐はそう言って近づいてくるとオレの頬に手を触れた。
「いつだってこの瞳がお前の気持ちを伝えてきた。いつ、お前がお前の言葉で気持ちを伝えてくれるのかと、ずっと
 待ってたんだ。」
そう言ってまっすぐに見つめてくる瞳をオレは信じられない気持ちで見つめる。何度も唾を飲み込むとやっとのことで
言った。
「だって…だってアンタはいつだって女の子とデートしてたし。」
「お前がヤキモチを妬いて黙っていられないように仕向けるつもりだった。だが、お前と来たら撃ち殺しそうな目で彼女
 達のことを睨むくせに何も言おうとしなかったな。」
「今度だって結婚するって…」
「お前が全然アクションを起こさないからだろう。どれだけ私を焦らせば気が済むんだ。」
そう言って睨んでくる黒い瞳にオレは言葉を失う。何を言っていいのか判らないオレに大佐が言った。
「お前のその綺麗な瞳が想いの丈を込めて見つめてくるのにどれ程私が胸躍らせてたか気付いてなかったのか?」
「だって、アンタ、男なんて嫌いだって言ってたじゃないっスかっ!」
「嫌いだとも。お前以外の男なんてな。」
大佐はそう言うと箱の蓋を開ける。オレの顔を覗き込むようにして言った。
「これは私にくれたんだろう、ハボック?」
そう聞かれて、心の内側から溢れてきたものが押さえきれずに涙になって零れる。ポロポロと涙を零すオレに大佐が
言った。
「聞かせてくれ、ハボック。お前の気持ち。」
そう言って微笑む大佐をオレは涙に濡れた瞳で見つめる。涙で何度もしゃくりあげるとずっと胸にしまい込んでいた
想いをようやく口にした。
「大佐が好きっス…っ!」
そう言えば大佐はチョコを1つ口に放り込む。それからオレの頬に手を添えて言った。
「私もお前が好きだよ、ハボック。」
言うと同時に重なってきた唇は、甘いあまいチョコレートの味がした。


2008/1/21
 
 
バレンタインです。眠る間際にホワホワと浮んできた話だったのですが、なにぶんにもあまり明るい精神状態じゃない時に思いついたもので、
どうにも昏い…。せっかくバレンタインなのにもっと明るい話にすればよかったかしら(苦笑)いい年して3年も互いに打ち明けられなかったハボとロイの話。