| after the mission 2# |
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「あばらにヒビが入ったって?」 「はあ、ま、爆風に吹き飛ばされたりしましたからね、仕方ないっス」 「仕方ないって、お前な、無茶ばかりするからだろう?」 「無茶しなきゃこなせないようなミッション組んでんのはアンタでしょうが」 ハボックの言葉にロイはムッとして黙り込んだ。確かに作戦を立ててたのはロイだ。だが、ハボックならきっとやってくれると信じて任せたのだ。こんな怪我をして帰ってくるのは想定外だとロイは思った。ソファーに座るハボックを見ればそれ以外にもあちこち打ち身やら切り傷やらを作っている。ロイはそんなハボックにチクリと胸が痛んだ。 「そういえば作戦成功の暁には褒美をやると言ったな」 「あ、それなら新しい圧力鍋買ってください」 ロイの言葉にハボックから即座に返事が返る。 「圧力鍋って、お前……」 とてもデカイ図体した男のセリフとも思えない。 「だって、最近あの鍋調子悪いんスよね、蒸気が抜けちゃったりして」 「待て、大体褒美ってのはやる方が中身を考えるものだろう?」 「えっ?貰う方が欲しいもの言うもんでしょ?」 互い食い違う主張をして暫し、見詰め合う。 「圧力鍋は却下、私が決める」 「ええ〜っっ!この横暴上司っ!」 思い切り文句を言うハボックをロイは目の前に立つとじろりと見下ろした。 「うだうだ言うな、少尉。褒美は、そうだな……」 そういってソファーに座るハボックの脚の間に片膝を着いた。 「最高に悦い思いをさせてやろう」 そう囁くロイにハボックはおもいきり体を仰け反らせて叫んだ。 「た、たいさっ?オレ、怪我してるんスよ?!」 「心配するな」 「あばらにヒビ入ってんですけどっ?!」 「優しくしてやる」 「って、アンタね…っ」 「ハボック」 いつに無く真剣なロイの口調にハボックは口を噤んでロイを見上げた。 「お前が生きてここにいると感じさせてくれ」 「たいさ……」 ロイの指が伸びてきてハボックの顎を掴む。そのまま噛み付くようにキスをされてハボックは眩暈がした。 寝室に連れてこられて下半身に纏っていたものを全て剥ぎ取られてハボックはベッドの淵にに座らせられていた。ハボックの脚の間にロイは座り込んで、ハボック自身に指を滑らす。ぴくりと震えるハボックに薄く笑いかけて、ロイはゆっくりとソレを口中に迎え入れた。 「ふ…っ」 ちゅぷちゅぷと唇で軽く擦り上げ、先端を強く吸い上げる。繰れに舌を這わせて軽く歯を立てるとあっという間に硬度を増し、先端からとろとろと蜜を零した。 「あ、は…っ、た、いさ…っ」 ロイを呼んだハボックは口中に咥えたまま視線を上げたロイと目が合って、呼んだことを即座に後悔した。ロイの黒い瞳から目がそらせず、彼が舌や唇で自分を追い込んでいく様をまざまざと見せ付けられて、どくどくと血液が自分の中心に溜まっていくような気がする。うろたえるハボックの様子にロイの瞳が笑いを含んで細められた。それだけのことに。 「あっ、ああっ、たいさ…っ」 ハボックはロイの口中へ熱を吐き出していた。ごくりと音を立ててロイが吐き出されたものを飲み込み、口を離して唇に付いたものをぺろりと舌を出して舐めるのを、ハボックは身動きも出来ずに見つめる。ロイは立ち上がってハボックの唇に自分のソレを重ねた。 「ん、ぅん…っ、は…」 深く口中を弄られきつく舌を絡めとられて、微かに青臭い苦味が口の中に広がる。ハボックはロイの胸元にしがみ付くと必死にロイの口付けに答えた。やがて、ロイは唇を離すとハボックの後ろをそっと指でなぞる。 「ハボック、いいか?」 そう囁いてくるロイにハボックは小さく笑った。 「そんなこと聞いてくるなんてアンタらしくないっス。いつもはめちゃくちゃ強引なくせに」 「優しくしてやるって言ったろう」 苦笑するロイにハボックは軽くキスをして視線で促した。 「四つん這いになって」 ロイに言われてハボックはベッドに上がるとロイに背を向けて四つに這った。普段は人目に晒さぬ部分をロイの目の前に曝け出す格好に、ハボックの体が微かに震えた。ロイはそんなハボックの姿にうっとりと笑うと双丘を割り開く様に手で押し開きゆっくりと舌を這わせた。ぴちゃぴちゃとわざと音を立てて舐め、ハボックの羞恥を煽る。舌を尖らせて蕾の中へ差し入れると、ハボックの体が大きく揺れた。 「あっ、や…っ」 シーツを握り締めてぴくぴくと体を震わすハボックを見つめながら、ロイはハボックの蕾へ指を差し入れた。舌で唾液を送り込みながらぐちゅぐちゅと乱暴にかき回す。その刺激でハボックの中心はすっかり立ち上がりシーツの上にぽたぽたと蜜を垂れ流した。 「はっ、あ、ああっ、やぁ…っ」 もどかしげにゆらゆらと腰を揺らし、ハボックは含んだロイの指を締め上げる。ロイは差し入れた指を根元までぐいと押し込み奥まったしこりを爪で何度も引っ掻いた。と同時に目の前で揺れるハボックのきゅっと締まった尻に歯を立てた。 「いっ…あ、あああっっ」 びゅるっと音を立ててハボックは熱を吐き出した。ぐったりと力の抜けた体はロイの差し入れた指で辛うじて尻だけが高く支えられ、ハボックは自力では支えきれずに、シーツに肩や顔を沈ませた。不自然な体勢にハボックは胸の痛みを感じたが、寧ろその痛みがロイに与えられる快感を際立たせることに愕然とする。そんなハボックの気持ちを知ってか知らずか、ロイはわざとハボックの蕾を沈めたままの指で強くかき回した。 「い、やっ、もうっ、ゆび、は、やだ…っ」 ハボックが涙ながらに訴えるのをロイは嬉しく聞いて、ハボックに囁いた。 「指じゃなければ何が欲しいんだ?」 ロ イの言葉にハボックが肩越しに恨めしげな視線をよこす。 「わ、かってる、くせ、に…っ」 「傷は大丈夫なのか?」 「いまさら…っ」 ハボックは悔しそうに呟いて自ら体を引くとロイの指を引き出した。 「んあっ」 そうしてベッドの上でロイの方を向いて座ると、自らの指で蕾を開いてみせる。 「たいさ…っ」 ロイは一瞬目を瞠ったが、ズボンを寛げるとベッドの上に座り込んだ。 「ハボック」 そう言ってハボックのほうへ手を差し出せばハボックはロイの上に跨り、そそり立つモノの上にゆっくりと体を落として行った。 「ふ、う、あ、ああ…っ」 ロイのものでゆっくりと割り開かれていく感覚にハボックは背を仰け反らせて喘いだ。ずきりと胸の辺りが痛んだが、それが下腹からの快感と混ざり合ってハボックの神経を麻痺させていく。ロイの舌が乳首を舐め上げるのにまた、胸に痛みが走る。と、突然下から乱暴に突き上げられてハボックは悲鳴を上げた。下肢に広がる快感と傷の痛みにハボックは身悶えて喘いだ。 「いた…っ、あ、はあっ、あ、や、だ、こんなのっ、も、気が狂う―――ッ」 ぼろぼろと涙を零しながら自分の上で乱れるハボックをロイはうっとりと見つめながら乱暴に突き上げを続ける。 「うあっ、つぅ…っ、いたぁ…っ、はぁっ、ああっ」 突き上げられて下肢から湧き上がる快感と揺さぶられて胸部に響く痛みがない交ぜになってハボックは悲鳴を上げた。 「たい、さっ、あっ、つ…っ、も、ゆるし、て…っ」 これ以上続けられたら快感と痛みに引き裂かれて気が変になってしまいそうな、そんな恐怖がハボックを怯えさせる。ロイはそんなハボックを薄く笑みを刷いて見つめると容赦なく引き裂いていった。 「ひああああ―――っっ!!」 ついにハボックが耐え切れずに白濁した熱を二人の腹の上にぶちまける。 「たいさ…っ、た、いさぁ…っ」 ハボックの呼ぶ声に応える様にロイもハボックの中へと白い熱を迸らせていった。 「たいさ、なんかさっきよりすげぇ痛いんスけど…」 情けない声で呟くハボックにロイはしれっとして答えた。 「私の上でよがりまくってたからな」 「アンタねぇ…っ」 ベッドに体を起こそうとしてハボックは「イテテ」と再びベッドに沈み込む。そんなハボックの髪を優しく撫でながらロイはくすくすと笑って 「生きてるって実感できるだろう?」 などとしゃあしゃあと言う。 「サイテー…」 呟くハボックを優しく抱きしめて、ロイはそっと目を閉じた。 2006/7/14 |
| 基本的にジャクリーンはハボロイのハボのつもりで書いているので、後日談でロイハボが来るのはありえないのですが、ロイハボでも見てみたいというご要望がありましたので、ちょっと書いてみました。もっとロイを人でなしにしたかったのですが、考えていたより温くなったような気が…。どんなもんでしょうか。 |