| シッポ2 その後 |
| 「ハ、ハボック…っ」 「…なんスか?」 ジリジリと迫ってくるハボックにロイは段々と壁ぎわに追い込まれていく。ピタリと背中を壁に押しつけたロイの頬を、 ハボックは太い指でスルリと撫でた。 「そうだ、せっかくだから大佐もこれ飲みません?」 ハボックはそう言うとグラスに残ったピンク色の液体を口に含む。ロイが逃げるより早くその顎を掴むと強引に口付けた。 「んっ、んん――っっ」 ロイは必死にハボックを突き放そうとするが力比べでハボックに適う筈もない。合わさった唇から流れ込んだ液体を ロイは不本意ながら飲み込んでしまった。 「あ」 淡い光がロイを包み、再び現れた時にはその頭には白くて長い耳が、尻にはまあるいほわほわのシッポが生えていた。 「あれ?」 どう見てもウサギの耳とシッポにしか見えないそれにハボックは首を傾げる。 「これ、狼さんになる薬じゃないんスか?」 「犬になる薬だっ」 思わずそう答えてしまってロイは慌てて手で口を覆う。ハボックがスッと目を細めるのを見て決まり悪げに目を逸らした。 「ま、いいっスけどね。オレとしちゃ狼のアンタよりウサギちゃんの方が好みだし。」 ゆっくり楽しみましょうね、と囁いて覆いかぶさってくるハボックから逃れる事もできず、ロイはただその物騒な光を湛える 空色の瞳を呆然と見上げていたのだった。 服を全てはぎ取られてロイはベッドに押さえ込まれていた。見上げる視線の先にはやはり全裸のハボック。その頭には 髪と同じ色の尖った耳が生えていた。ハボックはロイの首筋にねっとりと舌を這わせていく。その濡れた感触にロイが 震える吐息を吐き出したとき、ハボックがいきなり歯を立てた。 「いたっ」 ずきんと走った痛みに涙の滲んだ瞳で睨み付ければハボックがうっそりと笑う。唇に付いた血をぺろりと舐めると言った。 「アンタの血って甘いっスね。」 ハボックはそう言うと血の滲むロイの首筋を舐める。 「姿に気持ちが影響されるんスかね、なんかやたらアンタが旨そうに見えるんスけど。」 言いながらハボックは唇を滑らせていった。 「ああでもアンタが旨そうなのはいつものことか。」 「何言って…ああっ」 再び肌に歯をたてられてロイは悲鳴を上げる。 「ハボック、やめ…っ」 そう言ってハボックを見上げたロイはその色を増した瞳の中に浮かぶ狂暴な光に息を呑むとゆるゆると首を振った。 「や、だ…っ」 怯えた声でそう呟くように言えばハボックが笑う。 「オレのこと騙してこんなもん飲ました罰っスよ。」 ハボックはそう言うと、ロイの肩口に歯を立てる。 「ヒッ…やぁっ!」 痛みに悲鳴を上げて身を捩ればハボックがロイの中心を握った。 「嫌じゃないでしょ、こんなにしてるくせに…。」 ハボックはそう言いながらロイの中心を嬲る。そこは既に硬く立ち上がりとろとろと蜜を零していた。 「あっ…イヤッ」 ビクッと震えるロイの動きに合わせて長い耳が揺れる。白い毛に包まれた薄いピンク色の皮膚をハボックはぺろりと 舐めた。 「ヒャッ?!」 ビクンと大きく跳ねる体にハボックが意外そうに目を瞠る。 「へぇ、ここも感じるんスね。」 ハボックはそう言うと何度もなぞる様に舐める。 「バカっ…やめ…っ」 涙を滲ませて必死に頭を振るロイを見ながらハボックが言った。 「じゃあこっちも感じる…?」 ハボックは囁くように言うとロイの尻に手を回し白い尻尾をキュッと握る。その途端。 「ヒャンッッ!!」 悲鳴と共に跳びはねるように体を震わせるロイにハボックは楽しそうに笑った。 「ふふ…感じるんだ…」 ハボックはそう言ってロイのシッポを弄ぶ。 「やだっ…やあっ…ハボ…っ」 握ったり捏ねたりするたびビクビクと体を震わせるロイにハボックが低く笑った。荒い息を零して体を震わせるロイを 見下ろしてハボックは言った。 「イヤラシイうさぎさんっスね…。」 「やん…んんっ…も、やめ…っ」 ハボックはやわやわとシッポを弄りながらロイに囁く。 「やめて欲しいんスか…。」 腹につくほど勃ちあがったそれから蜜を零しながらロイはコクコクと頷いた。ハボックは震えるロイの長い耳を撫でながら 言う。 「オレのしゃぶって…?」 その言葉に涙に濡れたロイの黒い瞳が見開かれる。だが、次の瞬間シッポを強く握られてロイは悲鳴を上げて頷いた。 ロイはベッドの上に起き上がるとベッドヘッドに背を預けて見つめてくるハボックを見つめ返す。シーツの上を這うように して近づくとハボックの脚の間で高々とそそり立つものに手を添えた。凶暴なほどに熱を漲らせているそれにごくりと 唾を飲み込むとチラリとハボックを見る。うっすらと笑いを浮かべて見下ろしているハボックが赦してはくれそうにない ことを察するとおずおずと舌を伸ばした。ぺろりと先端を舐めると必死に巨大なそれを咥え込む。 「ん…ぅふ…」 涙を滲ませながら必死に奉仕するロイの頭上で長い耳が力なく揺れ、尻に生えたシッポが時折震えた。 「すげぇヤラシー…。」 くすくすと笑いながら言うハボックの言葉にロイの瞳からポロリと涙が零れる。それでも懸命に奉仕を続けるロイに ハボックが言った。 「頑張ってるウサギさんにご褒美あげましょうかね。」 ハボックはそう言うと手を伸ばしてロイのシッポを握る。 「…ッッ!!」 大きく体を震わせて、だが何とか歯を立てる事なしにロイはハボックの股間から顔を上げた。 「ヤッ…いやって言って…っっ」 「だって気持ちいいんでしょ?」 「しゃぶったら…触…ない…って…っ」 「そんなこと言ってないっスよ。しゃぶったら触らないなんて一言も言ってないっス。」 サラリとそう言うハボックにロイは目を見開く。キュッとシッポを握られて悲鳴を上げた。 「ほら、気持ちよくしてあげるから…。」 ハボックはそう言うとシッポを弄びながらもう一方の手でロイの蕾を撫でる。ヒクヒクと震えるそこにつぷりと指を挿し入れ ればロイの体が大きく震えた。 「んっ…アッ…いやぁっ」 快感に震えてロイは無意識にハボックの股間に顔を押し付けてしまう。後ろを弄られながらハボックの繁みに顔を すり寄せ、そそり立つハボックの中心から零れる先走りに顔を汚しながら喘ぐロイは堪らなくいやらしかった。 「ぅんっ…ああん…ハボォ…っ」 尻を揺らしながら自分の股間から見上げてくるロイにハボックはごくりと唾を飲み込む。ハボックはロイの蕾をグチグチ とかき回しながら言った。 「たいさ…オレの弄ってくれません…?」 快感に翳む頭で、ロイはハボックに言われるまま熱い塊を手に包む。後ろを弄るハボックの手の動きに合わせるように それを扱けば、程なくしてびゅくびゅくと熱を吐き出した。 「く…っ」 「アアアッ!!」 ハボックの吐き出したもので顔を汚しながらロイも白濁を撒き散らす。蕩けきったその表情にハボックは指を引き抜くと ロイの体を乱暴に俯せた。白い尻尾に飾られた尻を抱えると一気に貫く。 「アッアアア―――ッッ!!」 悲鳴を上げて仰け反る背中にハボックは歯を立てた。乱暴に抜きさしを繰り返し、時折その白い背に歯を立てれば 綺麗な紅色が散っていく。ロイを突き上げるたびハボックの毛足の長いシッポがパタパタとロイの白い脚を叩いた。 「アンッ…アッアッ…やあん…っ」 脚に触れる金色のシッポの感触にロイのシッポもふるりと震える。まるでシッポに突き入れるように見える己の動きに ハボックはゾクゾクとして一層奥を抉った。 「やああんっっ!!」 脳天を突き抜ける快感にロイはまた熱を放ってしまう。もう、自分の体を支えていられずロイは半ばシーツに顔を埋める ように紅く染まった頬を擦り付けた。 「ヒャッ…アアンンッッ」 だらしなく開いた唇から喘ぎと唾液を零しながら悶えるロイの姿に貫くハボック自身が一際大きく膨れ上がる。 「ヒィッ…おっき…っ」 突き破られるのではと怯えて逃げる体を強引に引き戻すと同時に、ハボックは深々とロイを突き刺しその最奥に熱を 叩きつけた。 「ヤアアッッ!!」 体の奥を焼く熱に悲鳴を上げながら、ロイも熱を吐き出すとそのまま意識を手放した。 「いいっスねぇ、この薬。」 ハボックは楽しそうに言うとブランケットから覗くロイの長い耳を撫でる。そうすればますますブランケットの中に縮こまる ロイに向かって言った。 「ねぇ、もっと作ってくれません?これ。」 強請るように長い耳に囁けば。 「二度と作るかっ、バカッッ!!」 ブランケットの中からくぐもったロイの怒鳴り声が聞こえたのだった。 2008/3/12 |
| 狼ハボに喰われちゃうウサギロイですー。「月とサカナとココナッツ」の葉月さまが描いてくださった狼ハボに萌えあがって思わず書いてしまいました(笑) だって、ハボ、カッコいいんだもんっっvvこりゃもう、ロイ、喰われるしかないって!葉月さま、ステキな萌えをありがとうございました〜〜vv |