| 罰 その後 |
| ハボックはロイの体に圧し掛かると涙に濡れた頬を撫でる。見下ろしてくる空色の瞳をロイはひとつしゃくりあげて見上げ るとハボックに言った。 「も、赦して…。」 弱々しいその声はだが、より一層の嗜虐心を煽る役にしかたたずハボックはロイを見つめると言う。 「こんなにお漏らししちゃって…グチョグチョのコレ、どうするんスか、たいさ?」 そう聞かれてロイは僅かに身じろいだ。正直己の熱に濡れそぼたれた下着をいつまでも着けていることは耐え難く、 ロイはハボックを見上げると懇願した。 「脱がせて…おねがい、ハボ…」 ポロポロと涙を零して言ったロイにハボックは思い切り嫌そうな顔をする。 「オレにこんな精液まみれの下着、脱がせろっつうんですか?ひでぇこと言うんスね、アンタって。それともそれ、上官 命令っスか?」 そう言うハボックの言葉にロイは慌てて首を振った。だが、ハボックは薄っすらと笑って言う。 「いいっスよ、上官命令っていうならやりましょう。でも、それならちゃんと命令して下さいね。“私の精液まみれの下着 を脱がせろ”ってね。」 そんな命令を口に出来るわけもなく、ロイはただ首を振った。するとハボックは再び濡れた下着の下で息づく中心に 触れるとゆっくりと扱きだす。また下着の中に吐き出させられるのだと思った瞬間、ロイは必死に身を捩った。 「ヤッ…イヤッッ!」 だが、縛られたままの抵抗などさして意味を持つはずもなく、ロイは瞬く間に絶頂へと追い上げられる。ロイは懸命に こらえると唇を震わせて言った。 「ハボッ、わ、私の、せい、え、きまみれの…下着を…ぬがせ、ろ…っ」 そう搾り出すように言った途端、ぶるりと体を震わせて、耐え切れなくなったロイは下着の中へと熱を吐き出す。羞恥に 泣きじゃくるロイを見下ろしてハボックは言った。 「アイ、サー。ハボック少尉、ロイ・マスタング大佐の精液まみれの下着を脱がさせていただきます。」 ワザとらしく命令を復唱するとハボックはロイから身を離す。引出しからはさみを持ってくると下着の両脇を切った。それ からロイの腰を持ち上げるとさも汚いもののように下着を引き出して2本の指で摘む。顔を顰めてそれを見るとロイに むけてポイと放り投げた。 「ヒャッ!」 ビチャリと音を立てて濡れそぼたれた下着がロイの口元を覆う。ムッとする青臭い匂いにロイは懸命に首を振ったが ずっしりと水分を含んだそれは容易には顔から剥がれなかった。 「旨いんスか、それ。」 くすくすと笑いながらロイの様子を見ていたハボックは棚から箱を持ってくる。そうしてその中からなにやら革製の小さな バンドのような物を取り出した。 「すぅぐお漏らししちゃうようなワルイ子は少し我慢することを覚えなくっちゃっスよね。」 ハボックはそう言うとベッドに上がり大きく広げたロイの脚の間に座る。手にしたバンドの金具を外すと言った。 「これをつけりゃ簡単にお漏らししなくなるっスよ。」 「んぅっ…んあっ、ヤッ…イヤアッッ!!」 ロイは必死に首を振ってなんとか下着を口の上から外すと叫ぶ。だがハボックは楽しそうに鼻歌を口ずさみながらロイ の中心を手に取った。幅1センチほどのバンドが5つほども連なったそれを、まず、袋の裏側を通すようにして根元へと 嵌める。それから根元に近い方から順にベルトを1本1本締めていった。全てつけ終わればロイの中心は黒くて細い 皮ベルトで幾重にも締め付けられた格好になり、まださして勃ち上がっていない今ですらぴっちりと食い込むように 巻きついたそれは、熱を孕めばかなりの責め苦をロイに与えることは容易に察せられた。 「イヤッ!!ハボ…っ、取って、お願いっっ!!」 ベッドヘッドに繋がれた腕を揺らして叫ぶロイにハボックは呆れたように言う。 「何言ってるんスか、我慢が出来ないアンタに我慢するってことを教えてあげようとしてんでしょ。とっちまったら意味 ねぇじゃないっスか。」 ハボックはそう言うと、ロイの蕾へと指を這わせた。そこは散々に吐き出した熱でしっとりと濡れてヒクヒクと蠢いている。 ハボックはその柔らかい肉を楽しんだ後、ずぶりと指を中へと沈めた。 「ヒッ!」 いきなり太い指を根元まで飲み込まされてロイが悲鳴を上げる。ハボックはそれに構わずグリグリと中をかき回した。 「いっ…いたあっ…アッアッ…やめ…っ」 乱暴な行為にロイの瞳から涙が零れる。だが、ハボックの指がロイの好きな場所を掠めた途端、唇から零れる吐息が 熱を増した。 「ウウッ…ふあ…ア、アアッ」 大きく開かれた白い脚をピクピクと震わせてロイが身悶える。黒いベルトの中で縛められた中心が膨れ上がりふるりと 震えた。ゆっくりと食い込んでくる皮のベルトに、ロイは苦痛と快感の呻きを洩らす。 「ウアッ…ハッ、アアン…ッ」 ぎちぎちと食い込んでくるベルトに逆らって中心は熱を孕み膨れ上がった。今ではベルトが食い込んだそれは赤みを 増して白いロイの体の中心で卑猥に震えていた。ハボックは涙を零して悶えるロイの様子を楽しみながら指の数を増や していく。3本目の指を入れてグチグチとかき回していたハボックはロイの上に圧し掛かると囁いた。 「気持ちよさそうっスね、たいさ…。それじゃちっともお仕置にならないんスけど。」 そう言ってハボックはロイの蕾から指を引き抜くと、箱の中から細い皮ひもを取り出してロイの中心を縛めるバンドの 先端についている金具に取り付ける。ズボンを脱ぎ捨てると皮ひもの端を持ちロイの顔を跨いで言った。 「オレのしゃぶって下さいよ。アンタばっかり気持ちいいんじゃ不公平でしょ?」 ハボックはそう言うとロイの口をこじ開け怒張した己を捻じ込む。腰を落とすようにしてロイの喉奥に突き入れると言った。 「ほら、ちゃんと締めてくださいよ。言っときますけど、歯、立てたりしたら承知しないっスからね。」 そう言われてロイは涙を零しながらも必死に唇をすぼめる。嘔吐きそうになるのをなんとか我慢しながら突き入れられる 牡に舌を絡めた。 「ふ…んふぅっ…んんっ…ぐぅっ…。」 巨大な塊が喉を塞ぎ息苦しさにロイが身じろぎする。ハボックは楽しげにロイの口中を犯しながら手にした皮ひもをグイ と引いた。 「んん―――っっ!!」 その途端、ロイの中心を縛めるバンドがグイと引き絞られてロイの唇からくぐもった悲鳴が上がる。二度三度と引けば ロイは見開いた瞳から涙を零し背を仰け反らせて苦痛に喘いだ。 「ほら、しっかりしゃぶって下さいよ。ちゃんとやらないともっと引くっスよ?」 クイクイと紐を引きながら楽しそうにハボックが言う。ロイは懸命に首を揺らし唇をすぼめては舌を絡めて必死に奉仕を 続けた。 「やれば出来るじゃないっスか。なかなか上手っスよ。」 そう言いながらもハボックは皮ひもをグイと引く。ギュッと引き絞られる刺激に、ベルトに包まれたロイの中心からとろりと 熱が零れた。ヒクヒクと震える体にハボックが面白そうに言う。 「あ、もしかしてイっちゃいました?こんなに縛ってんのにイくなんて、アンタ、どこまで淫乱なんスか。」 半ば呆れたような口調にロイの瞳から新たな涙が零れた。その頼りない表情にハボックはゾクゾクとすると乱暴に自身 をロイの喉奥へと突き入れる。根元がロイの唇に触れるほどグイと押し入れるとひくつく器官に熱を叩きつけた。 「んっ…んんんっっ!!」 大量になだれ込んでくる青臭い液体にロイはむせそうになりながらも必死にそれを嚥下する。ずるりとハボックが自身 を引き抜けば、ロイの唇の端から白濁がとろりと零れた。 「よくこんなもの、飲むっスね…旨いんスか?そういやさっき、自分ので汚れた下着も旨そうに舐めてたもんな。」 よっぽど好きなんスねぇ、と感心したように言われてロイは力なく首を振る。ハボックは一度ベッドから下りるとロイの 脚を縛っているロープを解いて言った。 「そんなに好きなら下の口にもたっぷりご馳走してあげましょうか。ねぇ、たいさ…。」 ハボックはクスクスと笑いながらそう言うと再びベッドに上がる。ロイの両脚を高々と抱え上げると戦慄く蕾に滾る自身 を押し当てた。怯えと期待に揺れる黒い瞳を見つめるとニンマリと笑う。 「ふふ…もの欲しそうな顔しちゃって。これがあの焔の錬金術師の正体だって知ったら、みんなビックリするでしょうね。」 ハボックはそう言いながら焦らすように入口を先端で嬲る。ロイの唇が震えてハボックの名を形作った。それに答える ようにハボックは押し当てた自身を一気に突き入れる。 「アアア―――――ッッ」 ずぶずぶと刺し貫かれてロイの唇から悲鳴が上がった。 「ヒャアッ…アアッ…ヒイッッ!!」 ぐじゅぐじゅとかき回すようにグラインドさせたと思うと根元まで突き入れ、今度は一気に引き抜く。乱暴な抽送にロイの 唇から切れ切れな悲鳴が上がり、縛められた中心がその肉をベルトの隙間から盛り上がらせた。 「アヒィッ…ヒアアッ…アアッ…いたっ…イタイッ、ハボッ…破裂する…ッ」 ベルトがぎちぎちと食い込んでくる感触にロイが怯えて啼き叫ぶ。その声がハボックの嗜虐心を煽って更にきつく突き 入れた。 「ヒッ…ヒッ…」 ビクビクと体を震わせて背を仰け反らせたロイの先端からブチュと白濁が溢れる。だが、本来なら吐き出される筈の熱 はそれを赦されず、ロイの中で暴れまわった。 「イ…アア…」 苦痛に目を限界まで見開いたロイが意識を手放そうとした瞬間、ハボックがガツンと突き入れる。痛みと紙一重の快感 に気を失うことも赦されず、ロイは小刻みに体を震わせた。ハボックは大きくスライドさせたかと思うと小刻みにロイの 体を揺すりあげる。熱い襞をかき乱される快感にロイは熱い喘ぎを零した。縛められせき止められた熱を吐き出したい と思う気持ちと、ハボックの熱で体を焼き尽くされたいと願う気持ちと、もうそれだけがロイの思考を占めて他のことは 何も考えられなくなっていく。ロイは欲に濡れた瞳でハボックを見上げると言った。 「ハ、ボ…イきたい…ハボので…中、濡らして…っ」 涙を流し、口元からだらしなく唾液を零しながら強請るロイの姿にハボックがにんまりと笑う。 「アンタさっきイッたじゃないっスか。こんなしっかり縛られてんのに気持ちよさそうな顔しちゃって…。」 意地悪くハボックがそう囁けばロイが啼いた。 「おねが…ハボ…っ、おねが、いっ…くるし、よぉ…っ」 しゃくりあげながら快感と苦痛にうねる白い体をハボックは抱えなおす。双丘を割り開くようにするとロイに言った。 「この中にオレのが欲しいんスか?」 「ほ、しいっ」 「で、イきたいの?」 そう聞かれてロイはコクコクと頷く。ハボックはそんなロイを嘲笑うと言った。 「欲張りっスねぇ……じゃあいっぱい飲ませてあげますよっ」 ハボックはそう言うとガツガツと突き上げる。 「ヒッ…ヒアッ!」 ビクビクと震える体を味わいながらハボックはロイを縛めるベルトを手早く外していく。ぽとりと黒い塊がシーツの上に 落ちたのと、ハボックがロイの最奥を穿ったのが一緒だった。 「ヒャアアアアアッッ!!」 ドクドクとハボックの熱がロイの体の中を焼き、ロイは快感に身悶えながら熱を吐き出す。大量に白濁を撒き散らした ロイの耳元にハボックが囁いた。 「このバンド、これから毎日つけといてあげますからね。そんで時々執務室でこの皮ひも引いて散歩させてあげるっス…。 ふふ…嬉しいでしょ?」 昏く囁く声に、期待と快感に身を震わせてロイの意識は闇の中へと堕ちていったのだった。 2008/3/28 |
| 「罰」のその後です。うーむ。やはり「罰」というだけあってどうしてもSMちっくになりますね。まあ、私が書いているのでぬるいですけども。 たとえこんなでもお互い愛はありますので!(笑)苛められて可愛いロイと下克上なハボが書けていればよいなぁと…。 |